goo blog サービス終了のお知らせ 

気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

知人の「気」

2016-07-17 15:48:20 | 「立つ」健康法
 数日前、2年ぶりに会った知人は百万人に一人という難病にかかり、大手術をして、内臓のほとんどを摘出したという。
 詳細は省くが、背中を観察すると、全体として「スーッ」とした感じがした。余分な力が入っていない。わずかに指が止まる(少し違和感がある)処が2箇所あるが、それだけだ。私は教室などで人の背中を観察することがあるが、肩から肩甲骨にかけてこんなに力の抜けている人はいない。おそらく「意識(気の持ちよう)」と関係がある。この人は元々さっぱりとした性格だが、病気になってからも怯えることなく、運命に従う覚悟を決めて生きている。こういう迷いの無さが身体に現れている。
 2年前のある日、この人が自分の身体に気を通そうとしたら、気の通らない場処があったので医者に行った。医者は予兆が無いのに、どうして分かったのかと首を傾げたという。気に対して敏感な人である。病気の原因は述べないが、初めて聞く不思議なものであった。
 長年付き合っているが、今回初めて「気を通してほしい」と言われた。「愉気」と私のしている「立つ」のどちらが良いか尋ねると、お任せしますということだったので、イメージを使って「立つ」ことにした。
 私は私のできることをした。その人も自分のできることをした。「気」が動くかどうかは「気」が決めることである。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 整体の代わりに | トップ | 久しぶりの沢釣り »
最新の画像もっと見る