気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

気の眼

2021-05-16 06:15:44 | 「立つ」健康法
 私たちは普段「色メガネ」で物事を見ている。偏った自分の観念・思い込みで見ている。「心眼」は肉眼ではなく心の眼で物の深い処を捉えるものだが、物を比較分別していることには違いがない。私は「立つ」練習のときに気の眼(気眼・きがん)を使っている。気眼は物を分けずに一つに観る眼。もちろん私のような凡人がそんなことを完全にできるものではない。しかし、それを目指すことで、多少なりとも身心が変化することを感じられるのである。
 だからと言って日常の「色メガネ」が悪いわけではない。誰でも全てを客観視することは不可能で、少なかれ「色メガネ」で見ているものだ。ただそれが過ぎると生きづらくなることもまた事実である。「気眼」を使うことで少しでも「色メガネ」の色を中和し、透明に近づけることができればと考えている。
 

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