気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

存在の肯定と否定が現れるからだ

2021-05-01 12:04:10 | 「立つ」健康法
 相手の存在を認めるということは、自分の意識の中に相手が入ることを許すということである。相手と自分がつながって一つであると言ってもいい。反対に相手の存在を否定するということは、自分の意識の中に入ることを許さないということである。相手を否定する最たるものが戦争であり、殺人である。それを実行しようとする者は、意識上で相手と自分を完全に分けている。
 それは単に意識の中だけで行われることではなく、からだにも反映する。ものを分け、比較し、選択し、否定していくことが過ぎれば、からだのバランスが崩れる。人であろうと物であろうと、その存在を否定していく程度が強いほど、自分のからだに与える影響は強い。バランスが崩れれば、キチンと「立つ」ことができなくなるだろう。キチンと立つこともできずに目指すものがあるのだろうか。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする