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気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

ヒマではない

2016-09-23 08:41:14 | 「立つ」健康法
 何もしていないと「ヒマ」だと感じることがある。それは外に刺激を求めているときである。脳がそういうモードになっていると言っても良い。反対に自分の内に眼を向けて、感じているとき、脳は別のモードになる。そのときには、何もしていないように見えても、ヒマではない。ヒマでないどころか気持が良い。私は「ただ立つ」練習をしているが、上手く立てたときには本当に気持が良い。
 野口整体の創始者である野口晴哉氏は語録の中で、その気持ち良さを「楽」として、次のように言っている(野口晴哉著作全集1・抜粋)。
 
 楽とは生である
 楽は自然に来るものなり
 楽は裡より生じ 外より来らぬ
 
 楽(気持ち良さ)は求めるものではなく、自分の中から自然に湧いて来るものだと言っている。もちろんそれには条件がある。ミゾオチをはじめ、からだの余分な力を抜かなければならない。一番難しいのがアタマの力を抜くことである。