日曜の阪神競馬場の馬場状態が気になるところ。
天気予報では、深夜から雨が降り、朝まで降り続く予報。
ただ、雨量は少なめだし、雨が上がった後は、晴れる予報。
ということで、良馬場を前提に予想をします。
日曜の阪神メインレース、大阪杯(芝 2000M G1 定量 15頭立て)の予想
このレースには、贔屓騎手の岩田父と贔屓厩舎の矢作厩舎の馬が出走。
となれば。本命は、そのどちらということで、考えましたが、結論は・・
◎デシエルト
岩田父が、この馬を選ばなかったのか、陣営が他の騎手を乗せたかったのかは謎ですが、武豊ではダメでした。
武豊が継続騎乗なら、迷わず消していましたが、今回の鞍上は池添ということで、一発あると見て本命。
池添の初G1勝ちは、2002年の桜花賞のアローキャリーです。
乗り替わりのテン乗りでの勝利で、しかも13番人気で大穴あけました。
2011年のマイルCSのエイシンアポロンも1年半ぶりの騎乗で勝利。
2015年の宝塚記念では11番人気のショウナンパンドラで3着。
この時も乗り替わりのテン乗りで、その後、この馬でJCを勝っています。
さらに、2017年の桜花賞でもテン乗りで8番人気レーヌミノルで勝利。
2019年のマイルCSのインディチャンプもテン乗りで勝っています。
ということで、大一番で大仕事をしてくれるのが、池添という男。
馬の方も、芝では、ここまで6戦3勝ですが、負けた3戦は敗因がはっきりしている。
皐月賞はスタートで躓いて、ハナを切れなかったのが全て。。
ダービーは、皐月賞の敗因を受けて、外枠から強引に逃げて、ハイペースになり、距離も長かった。
そして、前走は、武豊が抑えられずの折り合い欠いての暴走で、道悪も合わなかったそう。
それでも、0.4秒差の4着に残ったのは、力のある証拠。
阪神2000mも勝っているし、中2週のローテも、これまで2戦2勝と結果を出している。
ただ、この馬の不安は、折り合いだけではなく、6歳という年齢も不安材料なのですが。
大阪杯がG1になってから、6歳で馬券になったのは、ステファノス1頭だけ。。
しかし、そもそも、4、5歳馬に比べて、6歳馬の出走は少ない。
そして、凡走した馬達には、理由がある。
まず、6歳にして重賞未勝利ではお話しにならない。
6歳にして、阪神初出走や、阪神実績のない馬もダメだ。
また、5歳時に好走した実績がない馬もダメだし、近3走で凡走続きの馬もダメ。
6歳と言えば、衰えも心配するところで、ヤマカツエース、ワグネリアン、ポタジェがこれに該当して凡走。
これらをクリアしたのが、ステファノスなのだが、実は他にカデナとシュヴァルグランも該当した。
ただ、カデナとシュヴァルグランの阪神勝利実績は2歳時のもので、6歳馬を評価するには、2歳時の成績を無視するべき。
ということで、上記の凡走条件をクリアしたデシエルトは、6歳でも好走する資格を持った馬なのだ。
枠順については、内枠が欲しかったなあ・・・
この馬、ここまで二桁馬番で好走したのは、1回だけで、あと8戦は全部凡走しているのが気になる・・
そこは、うまく池添が乗ってくれることを期待するが、池添は「外が欲しい」と言っていたので、外枠の方が乗りやすいか。
岩田父が乗らなくても、血統的に、母アドマイヤセプター、母母アドマイヤグルーヴ、母母母エアグルーヴは、POGで指名してきた馬達。
そういう繋がりで、この馬を本命に。
POGで指名したドレフォン産駒と言えば、ジオグリフもG1を勝ってくれたので、この馬もお願いします!
〇ホウオウビスケッツ
鞍上が岩田父ですので、当然買います。
前走が負けて強しの競馬でしたから、ここでも期待は十分。
不安は、初の阪神ということだが、右回りは問題ないので、そこは岩田父の手腕でカバーだ。
ここまで、岩田父が騎乗して[2-2-2-0]と、まだ馬券内を外していません。
2度の3着も、マイル戦ですから、この距離なら、信頼度は上がる。
前走の敗因を早仕掛けと反省しておりましたから、今回、仕掛け所が難しいのが、岩田父ならやってくれる。
高松宮記念では、試練の大外枠となり、結果的に、やはり、大外枠が応えて大敗してしまいました。
そして、今回は、絶好の内枠に入り、神様も公平にチャンスを与えてくれています。
岩田父なら、この枠をきっちり生かして、騎乗してくれるでしょう。
▲ラヴェル
エリ女2着から前走凡走して人気急落からの激走は、昨年のルージュエヴァイユそのまんま。
ただ、この馬、阪神は3戦3大敗と好走実績なしというのが、非常に気なるところではある・・
しかし、ルージュエヴァイユも、阪神経験なしからの激走でしたので、中距離G1を連対した実績があれば大丈夫か。
そして、この馬は、もう1つ、大きな懸念材料がある。
それは、馬場が渋ると、全く力を発揮できないということ。
前走の金鯱賞は、重馬場で全く走らずの参考外の1戦でした。
なので、明日の阪神芝の馬場状態が非常に気になるところなのだ。
やや重でもダメな馬なので、良馬場にならなければ、買うのを止めます。
鞍上の北村は、昨年のホープフルSで久々にG1を勝ち、涙のインタビューが記憶に新しい。
その北村と言えば、このレース、9番人気のアルアインで勝っています。
ちなに、その時、我がブログの予想は、本命アルアインでございました。
矢作調教師は、ドバイに行っちゃってますが、案外、期待されていない馬が激走するというものよ。
△ロードデルレイ
△ベラジオオペラ
△ステレンボッシュ
△シックスペンス
馬券は、デシエルトを軸に3連複で勝負!!