土曜の阪神競馬場は、朝から雨で、芝は稍重でスタートして、8レースから重になりました。
その後も雨は止むことなく降り続いており、現在も芝は重馬場です。
日曜の予報は、雨は朝7時頃に止んで、天気は曇りとなるが、気温は30度まで上がるとか。
ということで、一応、重馬場前提で予想しました。
日曜の阪神メインレース、宝塚記念(芝 2200M G1 定量 17頭立て)の予想
開催時期が、これまでより2週早まったことが、レースにどう影響するでしょうか?
普通に考えると、適度なレース間隔になる大阪杯組が有利になるか。
ということで、本命は素直に。
◎ベラジオオペラ
阪神コースは4戦4勝と、この馬にとっては庭です。
道悪も、昨年、3着だし、重馬場で勝ってもいるので、これも問題なし。
今回の懸念点は、暑さと距離か。
3歳時に夏負けの影響で体調を崩しており、暑いのは苦手だが、今年から開催が2週早くなったのは、プラス材料か。
普通に考えて、6月下旬より2週前の方が、気温もそこまで高くはならないと思ったら、予報では30度と、これは不安材料だ・・
距離については、ロードカナロア産駒ゆえ、距離延長はプラスにはならず、実際、2200m以上では4戦して未勝利だ。
といっても、2200m以上でも崩れているわけでもないし、非根幹距離であるここは、1800mでの実績があれば良し。
中山1800mのスプリングSを重馬場でしっかり勝っており、何ら、問題ないでしょう。
あとは、メイショウタバルのハイペース逃げに付き合っての先行勢壊滅からの追い込み決着という波乱ぐらいか。
そこは鞍上の手腕に委ねるのみだが、前走の大阪杯がハイペースの追い込み馬の流れを好位から勝っており、大丈夫ね。
〇リビアングラス
懲りずに、矢作厩舎の馬ということで、穴期待です。
矢作―坂井のコンビと言えば、2021年のユニコーンライオンの再現でお願いします。
3歳クラシックは菊花賞だけ出走して結果出ず、4歳は全くのスランプに陥り、5歳で復調という同じ流れです。
と言っても、逃げる必要はありません。
メイショウタバルがハナを切るでしょうから、ハナは譲って、離れた2番手から実質、逃げている形を取れればOK。
メンバー的に、完全な格下な存在であるのは承知だが、そこは2018年12番人気3着ノーブルマーズのイメージで。
ノーブルマーズも重賞未勝利でしたが、2200mは[2-1-0-2]と2回の着外も5着と、この距離得意でした。
でこちらも、重賞未勝利ながら、2200mは[2-1-1-0]で、3着だった京都新聞杯もタイム差なし。
2着だった京都記念も0.1秒差ですから、この距離では、オール馬券内に加えて、全く崩れていない。
何度も書きますが、未だに、坂井は自厩舎である矢作厩舎の馬で、JRAのG1を勝っていない。
今週の土日、坂井は18鞍騎乗しますが、なんと、矢作厩舎の馬は、この馬だけだ。
単なる偶然なのでしょうが、そんな時こそ、矢作厩舎の馬だけでも、結果を出しやがれ!!!
▲プラダリア
道悪と言えば、ソールオリエンスと言いたくなるが、実はこの馬も道悪の鬼なのだ。
昨年も2着ソールオリエンスからは0.1秒差の4着でしたし、重馬場で2勝している道悪巧者です。
その2勝も、重賞の京都大賞典と、未勝利戦とは言え、阪神2400mで7馬身差の圧勝をしています。
ただ、今年は京都ではなく、阪神に戻ったから、この馬は買えないという意見もあるでしょうが、まてまて。
確かに、京都巧者であることは間違いないが、一昨年のこのレースでも、イクイノックスから0.4秒差と健闘。
さらに、この馬、休み明けは走らないので、昨年は3カ月ぶりのローテがマイナスでしたが、今年は中5週だ。
そこまで考えて、陣営は、距離不向きの春天を使ったとするなら、ここで、その成果が出るのではないか。
2年目の吉村がやれるなら、同期の高杉も、やってくれることを期待します。
△チャックネイト
道悪と言えば、この馬も忘れてはいけない。
陣営も、道悪になることを想定して、このレースを目標にしたというのだから、これは期待が持てる。
ダノンベルーガの出走回避で、レーンが騎乗してくれるという幸運もあり、一発の気配漂う。
さらに、この馬、2200mは[3-0-1-1]とメンバー随一の実績の持ち主。
唯一の着外は、今年のAJCCだが、5月半ぶりの休み明けでしたから、参考外。
7歳馬は、この10年で、香港馬のワーザー1頭しか好走していませんが、ワーザーはセン馬でした。
そう、この馬もセン馬です。これは来る!
△ドゥレッツァ
△メイショウタバル
△アーバンシック
他にもソールオリエンス、レガレイラも抑えておきたいが、1番人気を本命にした以上、絞らねば・・
あと、ロードデルレイ、ヨーホーレイクも怖いが、もうキリがない・・・
馬券は、ベラジオオペラを軸に3連複で勝負!!
そういう設定での予想です。
ワイドフォーメーション
1、9―1、2、9、10、11、15
馬連流し
9―1、2、10、11、12、15
で行きます。
やはり、この春のG1は、外国人騎手がポイントでした。
ディー騎手は、勝てないまでも、2度も穴をあけたのは立派でした。
それにしても、日曜は雨が上がるのは分かっていたのに、重馬場前提で予想したのは失敗でした。
夏競馬は、しばらくお休みします。
秋競馬で、戻ってくるかを、ちょっと考えます。