blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

記録ずくめの今週

2012-04-07 22:41:00 | 休日
今週の勤務は、年度明けほか様々な要因で異常そのものと言っていい仕事量だった。
会社としてよいスタートが切れているのは結構なことだが、現場の負担は想像をはるかに超えていた。
もちろん来週以降も同じペースで仕事が続くなら、まず一人二人と体にガタが来ることは間違いない。
そうならない対策は部署として今週のうちから打っている。
取引先も、わが社の中継倉庫も、期末時点では在庫をギリギリにとどめていたが、この一週間で製品が行き渡って棚が埋まり、取引先からの注文は落ち着き、また出荷の作業負荷もバランスが取れてくるはずだ。

少しずつ人員を増やしてはきていたわが部署も、今週はさすがに応援の人員を頼むことになった。
同じ敷地には「第二工場」と呼ばれる施設があり、箱詰めのヘルプに3名ほどが毎日のように来てくれていた。
本来の仕事を終えた17時過ぎからわざわざ、しかも毎日のように顔を出してくれたから本当にありがたかった。

しかし、わが部署から頼まれたとはいえ、疲れている体を引きずってヘルプに来てくれているはずの面々にも、わがセクションのリーダー陣は情け容赦ない。
箱詰めのヘルプという建前などどこかに吹き飛んでしまい、いくら残りの作業がたくさんあるとはいっても、本来頼んでいることとは違う仕事に若手の2人を当たらせていた。
リーダー氏が日頃通常のメンバーとのコミュニケーションを全く欠いていることはいつも書いているが、たまたま応援に来た、いわば後腐れのない人間に声をかけるほうがラクだったというのがバレバレであった。
違う部署からヘルプに来てくれた人間には、もう少し気を使ってあげるのが当たり前だと思うのだが、もともと「仕事マシーン」的なところも見える氏だけに、使えるとなれば誰でもよかったということだろう。

こうなると、いつもイヤイヤながらでも協力をしてきた通常のメンバーが面白いはずはなく、何人かは定時でサッサと帰っていき、私も箱詰めが収束した18時ごろには会社を後にすることにした。
通常の日に協力をしているメンバーを差し置いて、「言いやすい人間」に、しかも彼ら自身が慣れていない仕事を任せなければいけなかったのは、このリーダー氏がセクションの中での求心力を失っている何よりの証拠である。
セクションの中であるいは禍根を残すであろうこの選択は、わがセクションが「間違った常識」の上に成り立っていることを示唆している。

ヘルプに来てくれた彼らには何ら罪はない。
しかし来週以降、仕事量が落ち着けばヘルプの人間は来なくなる。
そうなった時、同じような顔をしてリーダー氏は私を含めた通常メンバーにシャアシャアと仕事を頼んでくるのだろうか。
サラリーマンだから動かないことはないが、メンバーがどういう気持ちで動いているのかを理解する気持ちがないと、通常メンバーの不満はたまる一方となり、いずれセクション自体が分裂もしくは破綻してしまうかもしれない。

今度こそ今シーズン最後であろう雪もやみ、クルマのタイヤもノーマルに履き替えた。
今のところは予定はないが、明日はようやくの春を自分なりに楽しむ一日となればよいと思っている。