blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

恥知らずな二人

2012-04-26 22:19:00 | 日記
月末週も木曜の今日になってやっと通常のリズムが戻ってきた。
その日の出荷は早々に終わり、定時を待たずに翌日に向けた準備も終えられた。
出荷量が多いために準備作業を積み残し、その都度早出残業が発生していた今月だが、明日の朝は久々に全員が本来の始業時間にそろってスタートできる。

さて、わがセクションのリーダーIw氏とサブKu氏の二名は、メリハリのない残業を重ねた結果、月の途中で所定の限度を超えてしまった。
セクションのメンバーにはいまだに「ギリギリ」と説明をしているがこれは真っ赤なウソで、形式的には一分一秒とて残業はできない状況である。
今日は外部倉庫からの製品取り寄せ最終便が定時より遅くなる予定だったから、受付と数量の確認はまだ残業時間に余裕のある私とM氏で行うべく待機していた。

しかしこの二名、定時を過ぎてものうのうと館内に居座り、なかなか帰ろうとしない。
あげくの果てには私とM氏の二人で十分できるはずの移動作業に頼みもしないのに手を出してきて、いつの間にか自分たちの仕事にしてしまう有様であった。
所定の限度時間をオーバーしているのだから、本来は私なりM氏なりに一言告げて仕事を任せ、速やかに帰らなくてはならないはずである。
しかし、結局は会社を先に出たのは私とM氏のほうであった。
帰り際には、事務所にいた部署トップのY氏に「あの二人、まだいますよ」と報告をしたら少し驚いたような顔をしていた。

残業時間については当然上役からもしぼられているはずだが、実際のところは全然こたえていないようである。
今日も「まあ、月が替わればゼロになるから」と言いながらゲラゲラ笑っているという信じられないような姿があった。
自分たちで努力してセクション全体の残業時間を減らそうという意識はツメのアカほどもなく、いかに残業をして残業代をせしめるかという方向にアタマが行っているのだから、もはや「穀つぶし」同然という他はない。

前回の記事にも書いたが、この層の人間たちは自分たちの残業時間が減らないように下の者にあえて任せないで自分たちで抱え込んでいる仕事を多く持っていると思われる。
ヘタにやり方を教えて同じようにこなされてしまったら、自然に機械的なローテーションでその仕事も回ることになるので、それは彼らにとっては残業時間の減少につながるから都合が悪いのである。

わが部署にはニワカには信じられないような「常識」が堂々とまかり通っているのだが、リーダー陣の根拠のない特権意識が消えないことにはどうしようもない。
個人的には今日の二人も含めて四人くらいを一気に入れ替えたい気分である。
会社が必死で伸びようとしている時に「給料ドロボウ」を決め込む無神経さには全くもって恐れ入る。
残業のし過ぎに関して体調の心配までしてくれる優しい会社にいつまでも甘えているようでは、いずれ淘汰される日も近いのかもしれない。

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