blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

自信を持って

2009-01-06 22:58:20 | 日記
昨日の仕事始めでは外に出るきっかけがなかった。
いきなり今日の今日という切符やホテルの手配など、疲れる仕事から1年がスタートした。
前もって分かっていれば旅行代理店の名前を使って予約ができるのだが、当日利用ともなると「個人のフリで普通に買う」だけで会社のためにならない。
社長の知り合いとはいえ、突然思いついたような旅行のために単なる便利屋をさせられるのはおもしろくない。
まともなエージェントとして活動できるのはいつになるのだろう。

オフィスにいるとこういうくだらない仕事が来るので、今日は去年お世話になった各方面に年始のあいさつをするため外に出た。
立山近辺の先にも行ったが、わが社の関係者がいる旅館にはあえて行かなかった。
すでに現場担当の構想から外れていることもあり、今の段階では愛着が持てない。

管轄の消防署に用事があって行ったが、応対してくれた副署長さんに、申請書類関係を担当している私がなぜ現場を担当しないのか不思議がられた。
本来は、施設の内容をよく分かっている人間がしかるべき地位(支配人など)に就くべきであろうとのことであった。
消防に限らず、外部の方は誰でも同じようなことを言ってくれるのでありがたい。
自分のやってきたことは間違っていないという自信にはなる。

私もここまで段取りなどでがんばってきて、今の段階で現場に関われないのは正直もどかしい。
しかし、会社の方針だから仕方がない。
ただ、当面「無免許」が確定している旅館なので、ここしばらくに限ってはそれほど積極的に関わる気はない。
年の終わりに、直属のK部長には「無許可の段階でやってはいけないことはするな」と進言したが、すでに源泉から温泉を引っ張って使っているという話も聞いた。
別の方面からは、お客さんが支払をしている様子を見たとの話もあったから、これはもう確信犯で「営業」をしているようである。

私のほうは、ぶっちゃけ経営者が交代してほしいと思っている。
観光はまったくシロウトで、人にアタマを下げられないK部長が結局は支配人におさまるような旅館など、まず成功はしない。
まして現状無許可ならば、近いうちに行政から指導なり注意なりを受けてもおかしくない。
そうなればマスコミにも名前が出て、単なる零細企業であるわが社は本体から崩れ落ちる。

繰り返すが、わが社に旅館を経営する能力はない。
平気で無許可営業をするような人間はさっさと捕まってもらって、健全な企業に買い取ってもらいたい。
そうなれば、いちおうは現場を知り尽くした私の出番がやって来るのかもしれない。

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