江戸前期 八代城代松井興長ほか連署長文書状一通 長岡監物(是季)宛
長岡監物(是季か)宛の、堀口勘兵衛・明石權太夫・町市丞・浅山修理・西郡要人・有吉頼母佐・長岡(松井)佐渡守連署の書状である。
京都へ送った飛脚の書状の返事が届いたことによる連絡の書状である。長岡監物はこの時は在江戸であろうか。
将軍家の台所奉行の名前や、その人物から家中の者(丹羽亀丞・松野織部)が借金し、その返済が滞っていること、そのことが何やら大事に成りつつある様子がうかがえる。。
堀口勘兵衛・明石權太夫は子孫が続いていないし、残念ながら時代を特定させるヒントが見つからない。大変興味深い文書である。
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