慶長16(1611)年の今日・6月24日、加藤清正が熊本で亡くなった。
帰国途中船内で発病したとされ、毒饅頭を食したなどと伝えられるが単なる風聞であろう。
前年には京都において「容易ならざる」体調であったことが、時慶卿記にしるされているが、体力の衰弱などが響いたのかもしれない。
一周忌の17年の7月23日、菩提寺の熊本本妙寺では、全山の僧が法華経を一夜にして写経をしたことから、以後「頓写会=とんしゃえ」と称して熊本の夏の風物詩となり、お詣りの参拝客でごったがえす。
昨年は地震の影響で中止されたが、今年は賑わいを見せることであろう。どうぞお出でまっせ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます