津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

文化の日

2005-11-03 15:13:42 | 書籍・読書
 朝からの雨も午前中に上がったものの、何となく外に出るのが億劫で人様のブログを見ていたら、「利休百会記」の記述があった。そこで、私は所蔵のその原本(?)と思われる「利休会席之留」という影印本を、ぱらぱらやっていると新発見(?)八代の展覧会(大名細川家-文と武の軌跡)に出品されている大名物利休の「尻ふくら」の名前が何度も登場している。例えば、霜月十四日昼の幽斎を主客とする席などにも「志りふくら」とある。驚いたのは、極月廿一日羽筑州(前田利家)の席の道具付、茶入れに「木葉さる茶入」と記されている。「なになに・・(絶句)」木葉さるといえば熊本だろうと考えるのが当然だが、頭が回転しない。しばらくぱらぱらしていると、十二月廿四日昼の席に松田庄左衛門のお相伴として尾池傳右衛門の名前がある。尾池道鑑(足利)の子の尾池傳右衛門だろうか。時代は合うのかなーなどと考えて「文化の日」の時間が過ぎて行く。

訓下文で読みたいのだけれど、私が持っている東洋文庫の「日本の茶書一・二」には所収されていない(残念・斬り)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする