一ヶ月ちょっと前のことになるが、取材を兼
ねて黒姫を訪ねた。
かつては子どもたちを連れてそう、十数回も
来たであろうか、キャンプ地である。
夏休み前のキャンプ地はまだ静かで、子ども
たちの喧騒が無いのがウソのよう。
まだ何も分からず、ただただ突っ張っていた
だけの20代~30代後半の自分ーー
すべてがギンギンした夏に包み込まれていた
のだ。
あれから30年、昔のままのロッジや建物
があったりして、その時間の経過をしばらく
は埋めることができない。
取材に付き合ってくれた昔の仲間のおかげで
どうにか気持ちのセーブはできたが、あれが
一人だったらどうにも感情の整理ができなか
ったであろう。
それだけ思い入れのつよいキャンプ地なので
ある。
年々歳々花相似たり
歳々年々人同じからず
毎年花は同じように咲き、黒姫の夏も深い緑
のしじまに融和しているが、人の世は歳とと
もに変わり同じ人はいない。
ただ今はまさしくキャンプシーズンである。
毎日朝から子どもたちの甲高い歓声に包まれ
ていることだろう。
写真は新しくできたゲストハウスの「白くま」。
奥に昔使っていたロッジが写っている。
ねて黒姫を訪ねた。
かつては子どもたちを連れてそう、十数回も
来たであろうか、キャンプ地である。
夏休み前のキャンプ地はまだ静かで、子ども
たちの喧騒が無いのがウソのよう。
まだ何も分からず、ただただ突っ張っていた
だけの20代~30代後半の自分ーー
すべてがギンギンした夏に包み込まれていた
のだ。
あれから30年、昔のままのロッジや建物
があったりして、その時間の経過をしばらく
は埋めることができない。
取材に付き合ってくれた昔の仲間のおかげで
どうにか気持ちのセーブはできたが、あれが
一人だったらどうにも感情の整理ができなか
ったであろう。
それだけ思い入れのつよいキャンプ地なので
ある。
年々歳々花相似たり
歳々年々人同じからず
毎年花は同じように咲き、黒姫の夏も深い緑
のしじまに融和しているが、人の世は歳とと
もに変わり同じ人はいない。
ただ今はまさしくキャンプシーズンである。
毎日朝から子どもたちの甲高い歓声に包まれ
ていることだろう。
写真は新しくできたゲストハウスの「白くま」。
奥に昔使っていたロッジが写っている。