NHKラジオの「こども科学電話相談」、
かつては夏休みだけだったのに、
近頃は日曜日の午前中にもやるようになっている。
それだけ人気があるということだろうか。
たまたま、その時間帯に車の運転をしていると、
カーラジオから聞こえてきて
ラッキー!と音量を高くする。
先日は、こんな質問があった。
質問者はなんと6歳の女の子。
Q) 人間は何のために生まれてきたんですか。
A) 〇〇ちゃん、ごはんは何のために食べるの?
Q) う~ん、生きるため。
A) そうだよね。
ごはんを食べて、おいしいとか甘いとか感じるよね。
小さいときは酢っぱいとか、辛いとか嫌いだけど、
大人になると、ニガイのも好きになったりするんだよ。
生きることは、楽しいことばかりでないんだ。
つらいことや、悲しいことを味わうために生きるんだよ。
Q) 分かった。
6歳の女の子に、本当に理解できたかどうか分からないけど、
このやり取りを聞いて、
この何十倍も生きてきた私にはよ~く分かった。
そして思うことは、
こういう感性を大事にすること。
それは6歳の子どもでも変わらない。
シルバーの私でも同じである。
※ 庭の水仙