今日から文月(7月)
業界では下半期になる。
早い、早い。
今朝起きて朝刊をとろうと玄関をあけたら
ものすごい靄!
思わず、
「靄ってる~ゥ」
と独り言をいってしまった。
温度、湿度ともに高いせいだろうか。
いや、
うっかり靄といってしまったが、
これは靄(もや)?
それとも霧(きり)?
はたまた霞(かすみ)?
その都度しらべるのだが、
なかなか覚えられない。
もう一度整理してみよう。
現象としては霧も靄も同じものを指すが、
気象用語では、
視程1㎞未満の状態を霧
視程1㎞以上 10㎞未満を靄
と呼ぶらしい。
つまり、
近くのものしか識別できない状態(濃いもの)が霧
遠くまで識別できる状態(薄いもの)が靄
さらに、
「濃霧」(濃い霧)や、
「煙霧」(煙や砂ぼこりなどによって視程10㎞未満)
なんてのもあるから、ややこしい。
日本語がそれだけ繊細であるということか。
では、
霞はというと、
霞というのは気象用語では用いられていないとのこと。
でも、
俳句では、
春のものを霞
秋のものを霧
靄は単独では季語となっていない
のだとか。
現在、朝9時半、
陽は差してきたが
まだ「靄っている」状態。
靄が晴れたら、今日も暑くなるだろう。
※ 写真は今朝5時半の森の中