一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

靄(もや)の朝

2018-07-01 07:43:54 | 雑記

      今日から文月(7月)
        業界では下半期になる。
       早い、早い。

       今朝起きて朝刊をとろうと玄関をあけたら
       ものすごい靄!

       思わず、
       「靄ってる~ゥ」
       と独り言をいってしまった。

       温度、湿度ともに高いせいだろうか。

       いや、
       うっかり靄といってしまったが、

       これは靄(もや)?
       それとも霧(きり)?
       はたまた霞(かすみ)?

       その都度しらべるのだが、
       なかなか覚えられない。

       もう一度整理してみよう。

       現象としては霧も靄も同じものを指すが、
       気象用語では、
     
       視程1㎞未満の状態を霧
       視程1㎞以上 10㎞未満を靄
   
       と呼ぶらしい。

       つまり、
       近くのものしか識別できない状態(濃いもの)が霧
       遠くまで識別できる状態(薄いもの)が靄

         
       さらに、
       「濃霧」(濃い霧)や、
       「煙霧」(煙や砂ぼこりなどによって視程10㎞未満)
       なんてのもあるから、ややこしい。

       日本語がそれだけ繊細であるということか。

       
       では、
       霞はというと、
       霞というのは気象用語では用いられていないとのこと。

       でも、
       俳句では、

       春のものを霞
       秋のものを霧
       靄は単独では季語となっていない

       のだとか。

       

       現在、朝9時半、
       陽は差してきたが
       まだ「靄っている」状態。

       靄が晴れたら、今日も暑くなるだろう。


       ※ 写真は今朝5時半の森の中