一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

一十百千万

2016-10-22 08:09:30 | 雑記


          先日、ある人から面白いことを聞いた。
          
          「一十百千万」が大事なんだって。

          何のことかと思ったら、なるほど。


          「万」は一日一万歩あるくこと
          これは難しい。歩くことは好きだけど、時間が
          取れない。5000歩ずつ2回すればいいのだ
          が、それには散歩と、他の外出(図書館や買い物)
          などを入れなければならない。

          基本、急ぎの用事や雨天の時は車を使うし、
          生活の質と健康アップとのバランスを取るのが
          なかなか大変なのである。

          「千」は千語を読む、しゃべる、書く等々。
          これは案外こなしているかもしれない。
          新聞も走り読みにしても一応読むし、本も必要
          欠くべからずのもの。
          「書く」こともワードでならそれくらい書いて
          いるかもしてない。
          「しゃべる」に関しては、出かけさえすれば、
          体操教室でもどこでもしゃべる。
          ただ、家にいたのではしゃべらない。
          
 
          「百」は階段を百段のぼること。
          これは散歩で可能である。
          いつも歩く散歩コースで森の中に入るのに、毎日
          200段はのぼる(あちこち合算して)。
          もともと鎌倉はアップダウンの土地が多いので
          脚はきたえられる。
  
          友人は家の階段を昇り下りするだけでもOKと
          いっていた。

          「十」は一日十回は大声で笑う。
          これは家のなかにいては駄目。何かの会合に出れば
          大声で笑う機会が多いが。
          
          これが「一」番健康でぼけない方法だという。
 
          これを教えてくれた友人は年に2~3回は海外に行く。
          それには70代後半、80代の方もいて、みな好奇心
          旺盛で、率先して遺跡めぐりや観光地を歩いていて、
          話も前向きなのだという。
          
          友人は元気な高齢者に共通しているのは「好奇心」
          ではないかといっていた。
          なるほど、キーワードは「好奇心」かもしれない。
          
          つまり、ひきこもりは最も忌避すべきこと。
          身体の健康にも影響するし、痴呆症にもなるという
          ことか。
          
            
          ※近所の家の萩