先日、ある人から面白いことを聞いた。
「一十百千万」が大事なんだって。
何のことかと思ったら、なるほど。
「万」は一日一万歩あるくこと
これは難しい。歩くことは好きだけど、時間が
取れない。5000歩ずつ2回すればいいのだ
が、それには散歩と、他の外出(図書館や買い物)
などを入れなければならない。
基本、急ぎの用事や雨天の時は車を使うし、
生活の質と健康アップとのバランスを取るのが
なかなか大変なのである。
「千」は千語を読む、しゃべる、書く等々。
これは案外こなしているかもしれない。
新聞も走り読みにしても一応読むし、本も必要
欠くべからずのもの。
「書く」こともワードでならそれくらい書いて
いるかもしてない。
「しゃべる」に関しては、出かけさえすれば、
体操教室でもどこでもしゃべる。
ただ、家にいたのではしゃべらない。
「百」は階段を百段のぼること。
これは散歩で可能である。
いつも歩く散歩コースで森の中に入るのに、毎日
200段はのぼる(あちこち合算して)。
もともと鎌倉はアップダウンの土地が多いので
脚はきたえられる。
友人は家の階段を昇り下りするだけでもOKと
いっていた。
「十」は一日十回は大声で笑う。
これは家のなかにいては駄目。何かの会合に出れば
大声で笑う機会が多いが。
これが「一」番健康でぼけない方法だという。
これを教えてくれた友人は年に2~3回は海外に行く。
それには70代後半、80代の方もいて、みな好奇心
旺盛で、率先して遺跡めぐりや観光地を歩いていて、
話も前向きなのだという。
友人は元気な高齢者に共通しているのは「好奇心」
ではないかといっていた。
なるほど、キーワードは「好奇心」かもしれない。
つまり、ひきこもりは最も忌避すべきこと。
身体の健康にも影響するし、痴呆症にもなるという
ことか。
※近所の家の萩