一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

桜切るバカ、梅切らぬバカ

2015-04-05 13:03:16 | 雑記


     昨日、桜を眺めながら、子供の頃
     年寄りがよくいっていた
     「桜切るバカ、梅切らぬバカ」
     とはどういう意味だろうと思って
     いた。

     確かに桜の大木は見かけるが、
     梅は古木とはいっても、梅の大きな
     木は見たことがない。

     年輩者に尋ねると、こういうこと
     らしい。

     桜は切り口から腐りやすいので剪定
     は避けたほうがいい。
     逆に梅は切り口の快復が早いので
     かなり太い枝を切っても問題ない。
     むしろ樹形を作るためには剪定を
     したほうが良いとのこと。

     そもそも剪定とは人間からみて
     都合よく樹木の枝を切り、見栄え
     をよくするためのもの。

     だから梅は剪定に適しているが、
     桜は腐って見栄えが悪くなる。
     
     ということは、花見客が酔っぱら
     って、桜の枝を折るなんてことは
     とんでもないこと!
     かえって外観をそこねてしまう、
     ということらしいのである。

     本日も寒いので、桜通りまで出る
     気はしない。
     
     
     ※花冷えの中、通りに面した売店
      豚汁300円 ソーセージ280円
      地ビール400円 ワイン300円
      と書いてありました。