とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

自民党山形県連、参議員候補見送りか

2022年04月16日 | 日記

 第26回参議院通常選挙があと3か月に迫っている。山形県は全県一区で一人を選ぶ選挙、いわゆる一人区である。選挙区が広いため、当選するには知名度と世論の風が武器となる。
 自民党公認候補は岸宏一参議員後の2016年選挙と、大沼みずほ参議員後の2019年選挙のいずれも落選し、2連敗している。直近の知事選も自民党候補が落選し、その度に自民党県連会長が責任をとって辞任している。
 自民党県連は以前から勝てる候補者の擁立に向けて人選を急いでいたようだ。若い県議会議員の名前もうわさされ、私の耳にも届いていた。具体的な名前を挙げたリサーチが我が家の電話にもあった。
 結局、現時点で自民党は候補者が決まっていない。擁立を見送る方向性が出されると全国ニュースとなって各社の報道が始まった。全国32の一人区で自民党の候補者が決まらないのは山形県だけとなってしまった。
 国民政党を自負する自民党が立候補しない出来事は前代未聞である。自民党山形県連の会議でも各支部から擁立論が沸き上がったと報道されている。自民党本部では森山総務会長が「間違っても野党候補を自民党が応援した歴史はない。候補者を立てないのは異常だ」と述べている。
 擁立見送りは県内自民党支持者の投票先を奪うことになり、比例票にも少なからぬ影響がある。県議選や市町村議員選挙にも大きな影響を及ぼすと思われる。

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