とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

日本酒を酒田港からアメリカへ

2022年04月02日 | 日記

 酒田市を代表する酒造メーカー「初孫」の東北銘醸(佐藤淳司社長)が酒田港から初めてアメリカに同社の日本酒を輸出する事になった。4月28日、40フィートコンテナ1個分、約20トンの積み込み作業が行われ、併せて記念式典が行われた。
 式典で佐藤社長は「初めて酒田港から出荷する事ができ、感激している。アメリカの愛飲者に満足してもらい、今後も市場をのばしていきたい」と述べ、更なる輸出拡大に意欲をにじませた。

「初孫」は2000年からアメリカ全土に輸出しており、日系人のみならずワイン感覚の日本酒として需要は増えていた。
 2008年の春、県議時代に山形県と姉妹県州だったコロラド州を訪問した時の事である。アメリカ視察が数日も続くとさすが食事に飽きが来る。そんな時、デンバーの夕食が久々の日本食、寿司レストラン「笹」だった。
 そこに日本酒「初孫」があった。みんなが「これは旨い」と、どんどん空瓶が並んだ。ところが300ml一本20ドルである事に気づいて「高い」と笑った。帰国後、その事を初孫佐藤社長に話したことがある。
 それを覚えておられた社長が記念式典の英字パンフを添えて「初孫」を届けてくれた。14年前に話した事である。

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