とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

酒田から42年ぶりの関取誕生「北の若」

2021年12月04日 | 日記

 先の大相撲福岡場所で酒田市出身「北の若」東幕下(3枚目)が5勝2敗の勝ち越で、念願の十両昇進が決まった。酒田市出身の関取誕生は「若瀬川」以来、42年ぶりの快挙」と地元紙荘内日報はトップの見出しを打った。
 私は県議時代、山形県新相新撲連盟会長で連盟の副会長だった。新相撲連盟とは女子相撲の事で、オリンピック種目になるには男子競技だけでは参加が認められず、オリンピック種目を目指すために女子相撲にも力を入れていたのである。
 山形県相撲連盟では国体予選と東北総体予選を兼ねた大会が、毎年設備の整った酒田道場で開かれていた。
 2014年の7月、いつもの様に予選を兼ねた県大会で、私は歓迎の挨拶をした。永年関わってきたが、17年の参加選手の少なさに驚いた。少年の部で加茂水産4、新庄神室2、新庄北1、酒田東1、合計8名で、団体戦が出来ない。成年の部は登録選手6名で半分が棄権だった。
 選手の少なさ驚いて関係者に聞くと「今年は最低だ。しかし、中学生に東日本で2位の有望な子どもがいる。報道陣は少ないがスカウトの人が来ている」と教えてくれた。
 その子供が「北の若」だった。北の若は宮野浦小3年生で酒田相撲道場に入り、4年生でわんぱく全国相撲大会で3位となり、6年には全日本小学校大会で準優勝している。
 ひさびさの関取誕生に酒田は沸いている。「北の若、山形県酒田市出身八角部屋」と呼び出される大相撲が楽しみだ。

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