とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

酒田のさかな談義

2008年01月16日 | インポート

002  活気のいい魚市場を見に行こうと、酒田水産物協同組合に出かけた。家からの出発が遅れたことと、アイスバーンでのろのろ運転も重なってセリは終わっていた。われながら情けないスタートだ。でも、何人かの活きのいい魚を買いに来る人で賑わっていた。そこで、魚談義を交わし庄内浜のあれこれや、海水温が高く摂れる魚種や、時期が変わってきたことなど話題が尽きなかった。
 そうこうしている内に、FMラジオで「お魚情報」の定期インタビューの収録があるというので、事務所に行ってみた。若い女性アナウンサーに答えるのは、組合理事長の佐藤さん。庄内なまりもなく、慣れた感じ。私もいるせいか、時々噛んでしまって頭をかいていたが無事終了。
 「お魚情報」を聞いていると、名物の寒鱈はまだ早いらしいい。アンコウが豊漁で、地場で消費し切れない位らしい。アワダチガレーや口細ガレーなども順調に揚がっているとのこと。ナマコやコダイの調理方法や、十和田湖で摂れるワカサギの食べ方などの解説もしていた。エビ、サメ、カニ、フグ、ブリ。庄内浜はおいしい物は何でも摂れる、豊かな漁場だ。
 間もなく寒鱈祭りが始まる。今年で21回目。そう言えば寒鱈祭りは、相馬大作さんが酒田市長の時始めたものだった。鱈が高くなるなどと、悪口も言われたが、今では冬の風物史に定着し、あちこちの庄内でも行われている。東京霞ヶ関での寒鱈会も、今はやる人がいない。

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