「マニュアル」をナメるな! 中田亨 光文社新書
冒頭に「マニュアル作成 虎の巻」として次の9つが掲げられている。
① 全てを1ページ以内に収める。
② 手順を書く。ルール風には書かない。
③ 見本で示す。
④ 絵・図・写真のビジュアルを使う。
⑤ 指示を断言する。
⑥ 単文・肯定形・大和言葉で書く。
⑦ 工程の途中に味見(検証)のタイミングを入れる。
⑧ マニュアルの原稿を部外者や家族に下読みさせる。
⑨ 執筆者の氏名と、更新履歴を明記する。
私自身、マニュアルを書くことが仕事の一つなので、あまり目新しいものはない。
ただし、知っていることと実行できることの間には大きなギャップがあって、わかっていても徹底することはなかなか難しい。
例えば⑥の「大和言葉で書く」。「歩く」と書くべきで「歩行する」と書いてはいけない、という意味なのだが、実際に書いていると大和言葉でない方(「歩行する」)の方が使いやすい場合が非常に多いし、つい使ってしまう。
冒頭に虎の巻があるので、マニュアルの書き方を記述しているの(←大和言葉じゃないな)かと思ったが、実際にはTIPS集みたいな感じで、系統立ったまとめ方にはなっていなかったのが残念。
早見表形式にまで落とし込むことが大切、作業に意味付けをしないと単調な作業ほどミスを発生させやすい、といった点は、なるほど、と思わされた。
冒頭に「マニュアル作成 虎の巻」として次の9つが掲げられている。
① 全てを1ページ以内に収める。
② 手順を書く。ルール風には書かない。
③ 見本で示す。
④ 絵・図・写真のビジュアルを使う。
⑤ 指示を断言する。
⑥ 単文・肯定形・大和言葉で書く。
⑦ 工程の途中に味見(検証)のタイミングを入れる。
⑧ マニュアルの原稿を部外者や家族に下読みさせる。
⑨ 執筆者の氏名と、更新履歴を明記する。
私自身、マニュアルを書くことが仕事の一つなので、あまり目新しいものはない。
ただし、知っていることと実行できることの間には大きなギャップがあって、わかっていても徹底することはなかなか難しい。
例えば⑥の「大和言葉で書く」。「歩く」と書くべきで「歩行する」と書いてはいけない、という意味なのだが、実際に書いていると大和言葉でない方(「歩行する」)の方が使いやすい場合が非常に多いし、つい使ってしまう。
冒頭に虎の巻があるので、マニュアルの書き方を記述しているの(←大和言葉じゃないな)かと思ったが、実際にはTIPS集みたいな感じで、系統立ったまとめ方にはなっていなかったのが残念。
早見表形式にまで落とし込むことが大切、作業に意味付けをしないと単調な作業ほどミスを発生させやすい、といった点は、なるほど、と思わされた。