蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

床屋の亭主との苦痛な会話

2005年11月05日 | Weblog
デフレになっていろいろなモノやサービスが値下がりしました。その中で私が最もうれしかったのは、定価1000円ポッキリの床屋チェーンの出現でした。
もともと床屋に行って1時間も座っているのがとても苦痛で、顔をナイフでこすられる(髭剃り)も大嫌いでしたので、10分で終わり、髪だけカットしてくれる床屋の出現は願ったりかなったり。

最近、私がいきつけの最大手チェーンのある店では「サービス強化」と銘打って散髪中に客に話しかけるようになりました。でも、2カ月に1回しか行かない私に、毎回聞くことは同じ。「今日はお仕事大変でした?」と「今日はもう終わりですか」(いつも夕方に行くのでこういうセリフになると思われます)。
私は床屋のおじさんやお兄さんから会話を強制されるのも大嫌い。以前はこの店はカット中必要な会話(もみあげはどうします?とか)以外の会話は一切なく、それもお気に入りの理由の一つだったのに・・・

しかし、楽しそうに会話している客もいますし、前々回のブログでも書いたように、例えおざなりでも店員から感謝の旨を伝えられたい感情も十分理解できるので、客とのフレンドリーな関係を築こうとするチェーンや店員の気持ちもわからないのではないのですが。

「今日はお仕事大変でした」→「いや普通」  「今日はもう終わりですか」→「まだまだ」と極めて不機嫌そうに毎回全く同じ回答しかしない客の顔を覚えて、質問を止めてくれることを切に願います。
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