老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

生方幸夫議員と小沢幹事長

2010-03-24 12:52:57 | 民主党政権
23日午後の大手新聞のインターネットニュースは小沢幹事長が生方議員と個別に面談したと報じている。その中で産経ニュースは、『民主党の小沢一郎幹事長は23日午後、国会内で副幹事長解任が決まっていた生方幸夫衆院議員と会談し、「続けてくれないか。もう一度補佐してほしい」と述べ、続投を求めた。生方氏はこれに応じた』と報道している。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100323/stt1003231347003-n1.htm

300人以上もいる民主党の衆議院議員の中から生方議員を副幹事長の一人に抜擢したのは、小沢幹事長自身なのであるから、先に副幹事長会議で生方氏の副幹事長解任が決まったとは言え、最後に副幹事長会の一任を取り付け、直接小沢氏が本人に面談したのは適切な対応であったと思う。さすがに修羅場をくぐってきた百戦錬磨の幹事長である。離党者がバラバラ出たり、副幹事長の辞任を慰留できない自民党の幹事長とは器も格も違う。

各社の報道では、小沢幹事長が続投を求めたと報じているが、しかし頭を下げて懇願した訳ではなく、生方議員の顔を立てながら、面と向かってメデイアで批判した様な発言がなされるかも試したのであろう。

一方生方議員は小沢幹事長を前にして、先にメディアで述べた様なことを言えたのであろうか。「副幹事長の続投を求められ、これに応じた」と報道されているところを観れば、面と向かって小沢氏を批判したようには思われない。せっかくの機会だったのに、どうして直言しなかったのか、小沢幹事長の存在感に口がすくんだのだろうか。

直言出来ないのであれば後ろ指は指さない方がよい。結局次期衆議員選挙で「公認を外されたくない」との自己保身と損得勘定が働いたのであろうか。これでは所詮自民党の与謝野、舛添議員同様、土壇場で逃げたと思われてもやむを得まい。

余談ながら今日の産経ニュースには生方議員の最新の姿が出ているが、ウイキペディアに掲載された若き頃の眼相との違いが分かる。しかし、今日の小沢幹事長との面談で建設的に小異を捨て大同につき、反党的利敵行為が無くなれば、「謀反人の相」とも言われる今の「三白眼」も自然に消えるはずである。斉藤道三や明智光秀も結局潰されたように、三白眼にはならない方がよい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E6%96%B9%E5%B9%B8%E5%A4%AB
http://ninso.aalip.jp/basyo/02_me.htm

「護憲+BBS」「政党ウォッチング」より
厚顔の美少年

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