老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

65年

2010-05-31 06:24:24 | 民主主義・人権
ヒトは、いつから「人」となったか。その道の専門家たちのたゆまぬ探求は、いまなお新たな痕跡を見出してそのページに書き加えられ、厚みを増して行く。

だが、ある意味生物としての物体を離れ浮遊する「思索」、これこそが「人」の証しの唯一無二のものであろうが、それは、防御・保身・排他・攻撃の繰り返しとして綴られ今に伝え来たった。

万を超えるとも数えられるその長い歴史において、65年前の第二次世界大戦の終結は、その後もこの地上の戦火がすべて消え去ったわけではないとはいえ、最大のエポックであったに違いはない。

その65年間、私たちは何を積み上げて来たというのだろう。

長い歴史の中でのたった65年ではある。だが「歴史」とは空を流れ行く雲の軌跡には非ず、一人ひとりの一生を束ねて後世に伝えるものでもある。65年という年数は、一つの人生に匹敵する長さである。その長さに照らし見たとき、この時代を生きた私たちは後世に残す何をなし得たというのだろうか。

幕は開いたが場面転換のない舞台を漫然と眺め続けて今にある。

国・この社会の在りようを決定づける政治・行政は進化したのか。簡単な話、国権の最高機関が二院制をとっているのは何を期待しているからなのか。また、なぜ議員の資格要件たる年齢が、院によって異なるのか。このような初歩的な事柄への思惟すらないままに「民主主義は選挙なり」の箴言に、ただ跪いて疑わぬ。

昨日今日と、雲だけは流れた。歴史を作り行く中の一人という気概が、今を生きる大多数の人たちの胸に満ち充つ日は、絶えて永久に訪れることはないというのだろうか。

失われた○○年。これほど空しい言葉はない。

「護憲+コラム」より
百山
コメント   トラックバック (5)

「普天間即時閉鎖・辺野古(海・陸)やめろ、海兵隊いらない」緊急意見広告・報告集会

2010-05-30 11:02:54 | イベント情報
小西誠さんがコメントでご投稿くださった緊急集会のお知らせを、こちらでもご紹介します。詳しくは記事「福島瑞穂さんを支持します!」へのコメントをご覧下さい。

====
(転送歓迎!)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●沖縄の痛みを、全ての人びとの痛みとして、みんなで受けとめよう! 
 「普天間即時閉鎖・辺野古(海・陸)やめろ、海兵隊いらない」
 緊急意見広告・報告集会 ――ここから始めよう! 次へ!

【1】 関東集会 6月3日(木)午後6時~

会場: 「なかのZERO小ホール」(東京都中野区)(中央線・総武線中野駅南口下車・徒歩6分)

 ●発言:沖縄・徳之島から報告(敬称略)
  安次富浩(名護・ヘリ基地建設反対協議会  共同代表)
  山内徳信(参議院議員)
  上原成信(沖縄・一坪反戦地主)
  高里鈴代(沖縄・行動する女たちの会)
  他、「徳之島」現地、各分野からの発言

*問い合わせ先:東京事務所
 東京都中野区中野2-23-1
 ニューグリーンビル309 協働センターアソシエ    
 電話:03-6382-6537

【2】 関西集会 6月5日(土)午後6時~

 会場: 協同会館アソシエ 3Fホール
 *対談: 発起人 山内徳信・武建一ほか

  *問い合わせ先:関西事務所
  大阪市東淀川区淡路3-6-31 協働会館アソシエ内
  意見広告運動・関西事務所 
  電話:06-6328-5677
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[呼びかけ文]
  (略)
    2010年5月22日
     沖縄・緊急意見広告運動事務局

=====

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子
コメント   トラックバック (1)

とんでもない!福島さんの罷免

2010-05-30 10:51:00 | 民主党政権
コナシ&コブシさんの福島さんの記事、おっしゃるとうりです。正しい筋をたてて罷免とはとんでもない! 

私も、軽々しく重いことを言っては、それをひっくり返して謝る、の繰り返しに怒っています。いささか期待もしていたので自分にも腹をたてています。

(ただし政権交替は絶対によかったし、もうすこし長い目で、鳩山に絞らずに--でも誰といえないのが悲しいけれど---見てゆかなくてはと思っています。)

「きっこの日記」で、福島さんの件についてのアンケートをとっています。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
松林
コメント   トラックバック (3)

福島瑞穂さんを支持します!

2010-05-29 11:01:05 | 安全・外交
本土に住んでいる人間も、1人でも2人でも声をあげなくてはと思い、まずはここに書かせていただきたいと思います。

ということで、うちの2票は社民党に投票しよう、と今夜(5/28)家族会議で全員一致で(!)決定しました。池田香代子さんのブログに書かれていた「肝苦りさ(ちむぐりさ)」ということばをかみしめています。

http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51402616.html

追記です。

与党の180名の議員が普天間基地の将来の国外・県外移設を政府が明記するよう求める署名を集めたそうです。「将来の」というところがちょっとひっかかりますが、ともかく行動を起こしたことは評価したいと思います。自分の選挙区の民主党議員にも参加するよう電話なりFAXなり送ってみようと思います。

「護憲+BBS」「 メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
コナシ&コブシ
コメント (3)   トラックバック (5)

鳩山首相の不倫と責任

2010-05-29 10:48:01 | 民主党政権
「不倫」を辞書で調べると、人の道に外れるさまと書かれている。一般的には配偶者のある人と情を通じる男女の仲を指す言葉であろうが、今回の鳩山首相の日米共同声明での辺野古回帰も「不倫」という言葉が適当であろう。

最大の不倫は沖縄県民に「最低でも県外」と公約しながら、それを破ったことである。自民党にすれば、愛する辺野子(古)に鳩山首相が横恋慕したようなもので、谷垣総裁がこめかみに青筋を立てて怒るのも無理ない。また社民党にすれば、辺野子(古)に浮気した鳩山首相の不倫を糾したところ、逆に離婚を言い渡され、こんな理不尽な話はないと思っていることであろう。昨晩の鳩山首相の記者会見は、不倫の言い訳のオンパレードであった。

一方で、鳩山首相は今回自分で大きな決断をして功績を挙げたと錯覚しているようだが、実質は自民党案の踏襲であり、鳩山首相の功績ではない。そのために逆に社民党が連立を離脱すれば政権も不安定になり、残る法案成立も保証のかぎりではない。更に夏の参議院選挙も非常に厳しくなったことは間違いない。鳩山首相の責任は重大である。

「護憲+BBS」「 新政権ウォッチング」より
厚顔の美少年
コメント   トラックバック (1)

鳩山首相が掘った墓穴をどう埋めるか

2010-05-28 09:26:08 | 民主党政権
鳩山首相が選挙公約した「国外、最低でも県外」案を自ら棚上げして、自民党案まがいの辺野古周辺に回帰、沖縄県民や徳之島島民の反感を買い、連立与党の社民党からは閣議決定に署名しないと予告され、民主党内部からも辺野古案では参議員選を戦えないとの不満が吹き出していることを、鳩山首相は猛省すべきであろう。

そして昨日鳩山首相の要望で全国知事会が開かれ、その場で首相は沖縄の米軍基地負担軽減のため、各県に米軍の分担を願えないかと要請したが、殆どの知事は反対か無視でつれない対応であったと、ニュースで報じられていた。これも昨年8月の総選挙で民主党が政権をとるまで、全国知事会は自民党の支持母体のようなもので、今夏の参議院選挙も睨み、予想された知事会の風景である。

その中で橋下大阪府知事だけは殊勝にも、政府から沖縄の在日米軍受け入れの打診があれば前向きに検討すると答えていた。政府民主党もこの提案を至急追加検討すべきだと思う。今や沖縄と徳之島の県民、島民の反対運動は最高潮であり、アメリカとの合意ができたとしても、新たな基地建設は前途多難で実質不可能であろう。

今政府民主党が鳩山首相の「最低でも県外」との公約を実現するにあたっての第一関門は、どの県の首長からも諒解を得られていないことであり、そのような中で橋下大阪府知事の提案は貴重である。

橋下知事はかねてより関西国際空港で対応できると述べていたように思う。また関空は郊外の海上で、騒音被害も少ない場所にあり、今の橋下知事であれば府民を説得できるであろう。それでも不確定要素もあり、最終的にどの道になるかは今後の成り行き次第であるが、辺野古案よりは実現の可能性が遙かに高そうである。

ならば現行政府案に関空案も加え、至急米国に両案を提案すべきである。専門的なことは分からぬが、その場合、普天間の海兵隊機能を嘉手納基地に完全移設し、嘉手納の空軍機能の一部を関空に移設する案が有力となるのであろう。

そうすれば反対運動で盛り上がっている辺野古も徳之島も無傷で済み、沖縄の負担軽減にもなり、また沖縄県民も島民も各首長も納得出来る。一方社民党も納得できるはずで、当面参議院も過半数が維持でき安泰である。そうすれば鳩山首相が選挙で公約した、「最低県外」も果たせ、政府民主党も何とか面目が保てる。

しかしこれで丸く治まったとしても、ここまで混迷を深めた鳩山首相の責任は重く国民の信頼回復は難しい。参議院選挙戦で首相に街頭演説されてもしらじらしく信用されまい。この際党務の重要ポストに退かれた方が民主党のためではあるまいか。

「護憲+BBS」「新政権ウォッチング」より
厚顔の美少年
コメント   トラックバック (3)

戦後改革と憲法の誕生

2010-05-27 21:19:15 | 憲法
最近の議論で戦後改革の枠組みを根本的に塗り替えようとする見解が出てきた。山之内靖教授の言う「総力戦体制論と戦後の改革」という議論である。

これまでの通説は日本の戦後改革は敗戦を期に占領軍の主導によって行われたという至極当たり前の説明であったが、山之内説は、そうした戦後改革の大半は戦時中に出てきたものであり、総力戦体制の確立の必要上改革が行われたという。

(参考文献として安丸良夫氏の文章を引用しておく。それによると、「この見解は、総力戦体制のもとで立案され実行に移された経済改革・福祉政策・教育改革などが、しばしばその主な担い手も含めて戦後の諸改革へと継承されたことを強調するもので、総力戦のための経済的人的資源の動因方式と戦後日本の資本主義体制のもとでの統合との間に連続性があることを明らかにした点では説得力があったと考える(山之内、1995)」としている。-一橋大学国際シンポジュウム『20世紀の夢と現実』所収の「20世紀-日本の経験」)

しかし私には山之内説には大きな落とし穴があると思える。以下、日本国憲法の制定を戦後改革の着地点と見ることから、山之内説などの議論に反証を挙げていく。

確かに戦前のような超格差社会つまり天皇制の元での地主制度に基づく資本主義体制のままでは、総力戦体制を早期に確立させることは不可能であった。したがって昭和19年に国民の年金制度などが形成されたりしたのである。

こうした戦時中の「平等化社会」の改革による実現などを、山之内説は戦後改革への布石と観るが、しかしGHQによる戦後改革の大きな柱である「農地解放」は戦時中も戦後も日本の指導者からは“絶対に”と言って良いほど改革案として出てこないものであった。

確かに、農地解放は農民の保守化を招き、自民党一党支配の継続というマイナス面は大きかったが、もし戦前の地主制度を戦後も温存していたならば、日本の資本主義の発展も自由な経済体制も確立されなかったはずである。そして格差社会が固定化されていたのである。

また、憲法の大きな支柱である国民主権・基本的人権の尊重・平和主義の三本柱が戦後改革の着地点として確立が遅れていれば、日本の社会も大分違ったものになっていたであろう。

この三本柱が存在していても政治的に自民党による一党支配が長く継続していたし、占領軍による国家神道解体指令と憲法の政教分離原則規定の設立以後も、靖国神社への政治家の公式参拝が行われてきた。

そして、基本的人権の大きな制度枠組みの一つである労働基本権の軽視である派遣労働の規制緩和は、労働者の未来を奪ったに等しいのである。

こうした基本的な制度などを俯瞰しただけでも、総力戦体制と戦後改革との間に連続性があるとは肯定できにくいのである。

戦後改革の歴史的意味が風化させられてきている今日、憲法の制定と誕生とが戦後改革という一連の歴史的流れの大きな成果として位置づけられ、安易な憲法改正を許さないという戦後の「初心」というか「原点」を見つめなおすことが、今重要なことなのでないかと思われる。

「護憲+コラム」より
名無しの探偵
コメント   トラックバック (3)

日本政府の安全保障会議

2010-05-25 16:52:30 | 安全・外交
昨日鳩山首相の下で安全保障会議が開かれたようである。会議開催は朝鮮半島の緊迫化のためであるが、一方で米韓の政府当局は今回の北朝鮮による韓国哨戒艦爆破は朝鮮戦争の休戦協定に違反するとまで述べている。そうであれば、日本は朝鮮戦争の当事国ではないので米韓とは一線を画して朝鮮戦争に巻き込まれないようにすることこそが、日本の安全保障会議の最大の目的であるべきである。

会議内容を見ると『首相は会議で「北朝鮮の責任を厳しく追及し、国連安全保障理事会での協議を呼びかけた李大統領を強く支持する」と表明し、▽安保理での対応を含めた日韓米の連携強化▽日本独自の制裁の検討▽北朝鮮に出入りする船舶への貨物検査特別措置法案の早期成立▽国民の安心安全の確保に向けた情報収集強化――の4点を指示した。 』と報じられている。

http://www.asahi.com/politics/update/0524/TKY201005240320.html

これを見ると、日本も朝鮮戦争の当事国で米韓と一体であり、万一朝鮮戦争再勃発となれば、その巻き添えを食わされるのではないかと思わざるを得ない。また日本に駐在している在日米軍は在韓米軍の兵站任務を負っているが、先の日米密約で明らかになった、朝鮮半島での有事の際に沖縄から米軍が出撃できる事が黙認されていたような問題はどうするのか、この様なことこそが安全保障会議の喫緊の課題のはずである。

今回の鳩山首相の普天間基地の辺野古周辺への移転発表は、米韓に朝鮮半島の緊迫を煽られた結果のように見えてならない。また昨日の安全保障会議の開催も、その内容を見ると鳩山首相の辺野古への回帰を補強する手段のようでもある。繰り返しになるが、朝鮮半島問題で日本の安全保障会議が第一に議論すべきは、朝鮮戦争に巻き込まれないようにすることである。

それにしても哨戒艦の爆破は北朝鮮の犯行であるとの韓国政府の発表のタイミングは、鳩山首相の普天間問題の5月末決着のタイミングと、偶然にも一致したものである。仮に日米安保条約が無ければ、朝鮮半島の韓国・北朝鮮間の地域紛争は朝鮮民族の問題であり、また朝鮮戦争当事国間の問題で、日本政府が安全保障会議を開く様な問題では無いのである。

「護憲+BBS」「新政権ウォッチング」より
厚顔の美少年
コメント   トラックバック (3)

民主党に期待して良いのか

2010-05-25 09:14:31 | 民主党政権
政府は辺野古に米軍の新基地を作るようだ。それは、小沢一郎が辺野古に土地を買いあさったときからの、既定の路線ではなかったのか。それなのに、普天間基地を海外に移転とか、少なくとも県外に移転とか、今から思えば軽いジョークを飛ばすものだから、沖縄の人々は、振り回されてカンカンである。日本の総理は日本の最高権力者なのに、軽すぎるようだ。これでは、小泉首相の後の軽すぎる首相と同じである。

日米安保条約については、自民党と民主党の相違点は無いと言うことだろうか。財政政策については、小泉政権以上に緊縮財政(財政再建重視)的であり、公共事業の削減は小泉政権では3%の削減であったが、民主党政権では10%の削減である。そのため、地方での民主党支持率が急落し、地方選挙では民主党推薦者はほぼ全滅である。

民主党の政策は外交でも内政でも、猫の目のようにくるくる変わる。民主党に期待するだけ、馬鹿な目をみるようである。

「護憲+BBS」「コラムの感想」より
はじめ
コメント (2)   トラックバック (2)

自ら墓穴を掘った鳩山首相

2010-05-24 17:22:26 | 民主党政権
昨日の鳩山首相と仲井真沖縄県知事の会談をテレビ中継で見ていたが、鳩山首相は正式に普天間の辺野古周辺への移転を表明した。米側から現状のアセス調査が生かせる地域との条件が提示されたことも一つの理由であろうが、実質は自民公明案と大同小異か、自公案の踏襲となりかねない。これで鳩山首相は沖縄県民と民主党シンパに大きな失望を与えたことは疑いない。

同時に鳩山首相は「国外、最低でも県外」との選挙公約と、「辺野古の海は汚さない」との公言を破り、沖縄県民は元より国民へも嘘をついたことになる。幾ら県知事や名護市長に謝罪しても嘘が消え、鳩山首相への信頼が維持されるとは思われない。逆に母親からの贈与を知らなかったとの発言も、知らん振りの嘘ではないかとの疑惑が湧いてくる。

仮に仲井真知事がこの案に同意して着工を許可したとしても、ここまで県民の反対運動が盛り上がった以上、着工には機動隊導入や最悪、流血の惨事も想定される。これではかつての自民党政治と同じで、成田闘争が思い出される。民主党の「国民生活第一」と鳩山首相の「友愛」も画餅である。

その前に最大の試練は7月の参議院選挙である。民主党が幾ら立派なマニフェストを掲げ、鳩山首相が街頭演説でその実行を訴えたところで、国民はしらけ、もはや首相の言を誰も信用しないであろう。また民主党の候補者も同じ目で見られ選挙で苦戦することは必至である。更に言えば残された通常国会を無事乗り切り、民主党は鳩山首相で参議院選を戦えるのであろうか、自ら墓穴を掘ったと思わざるを得ない。

こうして民主党が参議院選で破れたとしても、衆議院で圧倒的過半数を得ている以上、当面民主党を中心とした連立政権が継続することに変わりはないであろうが、もはや鳩山首相に求心力はなく、国民は首相の継続を望んではいないであろう。秋の民主党大会の代表選も控え、乗るか反るかのタイミングも難しく、小沢幹事長も盤上で長考せざるを得ないあろう。

「護憲+BBS」「新政権ウォッチング」より
厚顔の美少年
コメント   トラックバック (1)