老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

メディアの世論調査また然り

2011-10-28 14:45:23 | マスコミ報道
10月28日の朝日新聞の「天声人語」は統計数値の危うさを説いているが、メディアの政治に対する世論調査もこの類であろう。先ずもって内閣によって世論調査の頻度が違うのではないだろうか。回数は鳩山内閣>菅内閣>野田内閣の順に調査回数が少ないように思える。

メディアが支持する内閣と支持しない内閣では、設問方法も違い、頻度も前者の場合は少ないように思う。天声人語は最後に、「何によらず、吟味する心がけは、私たちメディアの自戒でもある。」と結んでいるが、三日坊主の言い放しにならぬように願いたい。昨今の天声人語は書くのが目的化しているのではないか。人の振りみて我が振り直せである。


以下2011年10月28日(金)の天声人語より

うそには三種類ある、と言ったのは19世紀英国の宰相ディズレーリだった。すなわち、ふつうのうそ、ひどいうそ、そして統計数字であると。統計にかぎらず数字は水もので、たとえば質問の仕方でがらりと変わる
▼いささか古い国内の例だが、「規則を曲げて無理な仕事をさせることもあるが、仕事以外でも人の面倒をよく見る」という課長を良いと答える人は84%いた。ところが前後を入れ替えて、「仕事以外でも人の面倒をよく見るが、規則を曲げて無理な仕事をさせることもある」だと47%に減ったそうだ
▼客観的で、感情を省いたように粧(よそお)いつつ、ときに裏で舌を出しているところに数字の怖さがある。「試算」もしかりだろう。前提や条件のつけ方で違ってくる。内閣府の原子力委による「原発事故のコスト試算」も、どうも覚束(おぼつか)ない
▼事故への対応にかかるコストは「1キロワット時あたり最大で1.2円」という。だが試算の過程で「低値誘導」されているようだ。もとになる今回の事故の損害額が、ずいぶん低く設定されているとの指摘も聞こえてくる
▼高くなれば火力などへの経済的優位は崩れる。ゆえに思惑で丸め込んだとも評される。「脱原発」を情緒的と指さす産官学の、それこそ情緒的な数字いじりではないのだろうか
▼夏の電力需給の試算や節電目標が実は怪しかったことも後で分かった。数字は無私だが、背後には良くも悪くも人がいる。何によらず、吟味する心がけは、私たちメディアの自戒でもある。
http://www.asahi.com/paper/column.html

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
厚顔の美少年
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女たちは立ち上がり、そして座り込む

2011-10-28 14:36:47 | 原発
「原発いらない福島の女たち~100人の座り込み」アクションが、きのうから3日間、経済産業省前で行われています。
もちろん、他県の方や男性の参加も歓迎とのこと。
昨日は700人を超える参加者があったそうです。
できれば行って短時間でも参加してみたかったですが。

http://onna100nin.seesaa.net/

9月19日に明治公園で行われた6万人集会での、福島の武藤類子さんのスピーチには泣けてきました。
このときも行くことはできず、インターネットの動画を教えてもらって見ました。
武藤さんもこの座り込みに参加されているそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=kzidM16QIzs

「護憲+BBS」「脱原発の実現に向けて」より
コナシ&コブシ
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野田内閣

2011-10-27 00:09:45 | 民主党政権
東京新聞25日朝刊の「筆洗」から・・・まさにそのとおりで、こういう人物が首相であることに恐怖さえ覚えましたので、紹介しておきます。

先ずは閣僚が次々に「沖縄詣で」をして仲井真知事と会談することについて・・・

『▼圧倒的な沖縄の反対世論を背景に、知事が反対の立場を貫く以上、手続きを一方的に進めても辺野古への移設は実現しない。強行すれば沖縄には激しい反米闘争が燃え盛る。分かっているはずなのに、米国向けに誠意の仮面をかぶる政府の本音は、問題の先送りではないのか。』

*これは外交の一手段なのかもしれませんが。(☆追記あり。)

ひたすら低姿勢に徹してきた首相の本心は・・・

『▼・・・原発の再稼動と輸出の継続、増税へ一直線、TPPへの参加。「国是」の武器輸出三原則も見直すらしい。自民党以上の右旋回である。▼国民的な議論も経ない重要政策のめじろ押しに財界は大喜びだ。政権交代で民主党に望んだのは、こんなことだったのか。』

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
松林

===
☆追記:
閣僚の「沖縄詣で」のところで、「外交の一手段かもしれない」と書きましたが、だから認めるなどということでは絶対ありません。
第2次大戦中、沖縄の方々がどんな目に遭われたのか、そして現在もどういう状況におかれているか、政治家なら、いや日本人なら知らないはずはありません。
ですから、たとえアメリカに対するジェスチャーであろうと、してはいけないことがあります。ノータリンの首相のジェスチャーに付き合わされた沖縄の方々、知事さんのお怒りはいかばかりかと思います。
上記ではその点言葉足らずでした。お詫び申し上げます。
(松林)

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メディアリテラシーの欠如がもたらす悲劇

2011-10-25 16:17:31 | 社会問題
今日のニュースによると、マレーシアに麻薬(4キロ:本当に?)を持ち込んだ日本女性に一審で死刑が宣告された、という。

20年前にマレーシアを訪問したときツアーの主催者から「ここでは麻薬を所持しただけで死刑になりますよ。」という勧告を再三受けていたことを思い出す。

この37歳の女性は、マレーシアの男性から手渡されたもので中に麻薬が入っていたことは知らなかったという。ここが裁判の決め手でもあり、当地の裁判所は検察側の主張を認めたという。この争点が二審以後も有罪無罪の決め手になると思うが、4キロもの麻薬を日本から当地に運んで、中に麻薬が入っていたとは知らなかったというには無理があろうか。

いずれにしろ、この女性は国際的に広く知られているマレーシアの麻薬に対する情報を知らないのか軽んじていたことは間違いない。

このような日本女性の一部に見受けられる国際的な認識力の欠如は、死に至るトラブルを昨今招いている。少し前にも東南アジア(多分タイ)旅行の若い日本女性がオートバイタクシーに乗って殺害された事件があった。一人旅が怖いのではなく、周りに誰もいないのに出歩くことが事件を招いたのだと、旅行会社の男性が答えていた。

こうした事件は20年前まら後を絶たない。日本女性の一部の人たちには、メディアリテラシーが欠如しているのではないだろうか。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
名無しの探偵
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人権と地方自治の今

2011-10-24 17:11:52 | 民主主義・人権
「人権」と「地方自治」・・・これらは、中央政府により、過去60余年、尊重されてこなかったものであろう。地方自治は、当初より、どんどん後退してしまった。自治体警察も、各地の教育委員会もそうであろう。

地方公共団体も、市町村が本来で、都道府県は過渡的な存在(消え去る)と、かつてはされて来たのだったが。戦前からの伝統、習い性か、どっこい生きている…、但し、大阪市等、政令指定都市の場合、都道府県の事務を処理したり、都道府県の許認可を得ないで、各大臣の許認可等を受けるものとされる。結果、大阪府知事といっても、大阪市・堺市には、権限が及ばないかの如き知事権限に。…これが、面白くなかったのかどうか知らない…。
 
ところが、昨今は、道州制(移行)とか喧伝され、橋下氏のように「大阪都構想」なるお話まで、現出させてしまった。如何に、日本国憲法第8章「地方自治」の本旨から遠ざかったことか。95条(一の地方公共団体のみに適用される特別法)などは、適用を只管回避しようと、政府はして来た。そのために、沖縄県で、住民投票など、一度も実施されることがなかった。遺憾なことだ。

唯しかし、福島県矢祭町(町長と議会そして何より町民)のように、敢然と地方自治の本旨を体現し、市町村合併を拒否し、赤字団体を回避した、健全な地方公共団体もある。本来は、こうした自治体こそ、中央政府は奨励し、地方は努力すべきであったのに。…中央政府、或いは時の政権政党への陳情活動に埋没したりして、気骨も小骨も失ってしまったのか…。

橋下氏の謀議=大阪府と大阪市の首長ダブル選挙の行方は、府民や市民の振る舞いが注目される。いづれ、遠からず、結果は出ようから。

人権は、日本国憲法並みに、中央政府から疎んじられて来たように見える。確かに、人権というお題目は、多用されたかもしれないが、魂が入っていない。日本国憲法第9条『戦争放棄』より、(政府に)お題目があるだけ益し、とはいえない。

実がないのだ。人権の具体化、生存権、参政権、表現の自由、等の場面で、決して発展・進化してはいない。生存権は、云うに及ばず、1票の価値も、議論の進化(情報公開が乏しく)も深化せず、甚だしいのは、例の安倍内閣が強行した、国民投票法だ。最低投票率、最低投票数を回避したのだった。国民は、(多数)参加しなくても良い(存在?)、参政権無視乃至極端に軽視した思想・体質を示している。自民党・安倍政権の。まるで、戦前回帰した、或いはしたいかのよう。
 
生存権も、生活保護だけではない、識者言うところの「現憲法がすべての国民に保障している「生存権」を被災地でどう確保するかという議論であり、そのための政策の速やかな実行」という現代的課題での、生存権の具体化だったりする。そうした国民の重大関心事を、脇において、憲法改正を進めたい自民党なのかと思ってしまう今日この頃。
 
自民党らは、政権交代を目指したいそうだが、一体何を、どのような国民の利益を訴えて、これを実現しようとするのかと思う。少なくも、鳩山・民主党の場合、旧政権の年金行政(嘘)を糾弾し、『沖縄の基地を国外、最低でも県外移転』と訴えて、国民的期待を勝ち取り、これを果たした。自民党は、何を国民のためにしようとして、政権交代を望むのだろうか、見えない。己たちの私利私欲は見えても。
 ☆ 参 考 ☆
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/269793
 憲法審査会 国民投票法見直しが先だ 西日本新聞 社説 10/23
 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2011102100475&j4
 橋下知事が辞職願提出=大阪市長選出馬、ダブル選に
 http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/backnumber/back/02-288.html
 『千万人と雖も吾往かん~平成大合併・矢祭町の選択~』

※尚、追記
 http://www.citizens-i.org/kenpo/yougo.html
 憲法用語集(市民立憲フォーラム) 
 >公共の福祉 >「公共の福祉」によって人権を制限することが認められるのは、人権と人権の衝突を調整する場合のみであり、単なる「公益」や「公共の安全・秩序」といった抽象的な利益のために人権を制限することはできないとされる。(ただし、…)

「護憲+コラム」より
蔵龍隠士
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「サロン・ド・朔」10月28日例会のお知らせ

2011-10-22 16:45:24 | イベント情報
10月28日午後6時30分から「サロン・ド・朔」10月例会を開催します。

今回のテーマは「介護労働を生きる」、講師は22年間介護の現場で活動してこられた白崎朝子さんです。

**白崎朝子さんプロフィール**
1962年東京生まれ
2011年『震災復興基礎所得保障と生活再建のための現物支給を政府に要求する院内集会』を開催。
白崎朝子のペンネームにて『世界』『週刊金曜日』『季刊・福祉労働』『シルバー新報』などに執筆。ライター活動を始める。
2009年、初めての単著『介護労働を生きる』を現代書館より出版。平和・協同ジャーナリスト賞、荒井なみ子賞授賞。
2011年11月上旬『ベーシックインカムとジェンダー~生きづらさからの解放に向かって』(編著者)を出版予定。
介護福祉士&ライター。
遠縁が長崎の被爆者だったため、10代より反戦・反核・反原発運動などの市民運動に関わる。その後、女性解放運動、母子家庭当事者動、野宿者支援や児童虐待問題に関わる。
***

少し長いプロフィールになりましたが、ご本人のお話では「介護の現場は野戦病院の最前線基地」というのが現状だそうです。グットウイルでも数ヶ月働いた事もあり、その時のお話も聞けるといいですね。

興味のある方、参加ご希望の方は「護憲+HP」上にあるメールにてご連絡ください。折り返し会場、ブログラム、参加費、その他詳細をご連絡します。

====
☆「サロン・ド・朔」とは、「護憲+」メンバーを主軸に「SNSリアル版」のような形で運営するフリーな集まり(@東京)で、毎月テーマを決めてそれに相応しい講師をお招きし、勉強会・親睦会を行っています。

今年取り上げたテーマはだいたい以下のとおりです。
2月: 「渡嘉敷・前島の意味」
3月: 「TPP=自由貿易を問う」
4月: 「(熟年)アマチュア劇団・かんじゅく座」
5月: 「脱・原発は、待ったなし。今後を担うエネルギーは何か?」
6月: 「原発事故汚染地域の住民になって」
7月: 「安心ひきこもりライフ」
8月: 「原発依存からの脱却を目指して~特報部が伝えたフクシマ事故」 
9月: 「フリートーク」
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「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
パンドラ
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航空自衛隊FX選定で「飛行審査」省略

2011-10-20 16:31:55 | 安全・外交
東京新聞9/28付記事によると、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)選定において従来の選定基準を変更し、「飛行審査」を省略したとのこと。

これは新製品のクルマを購入する際、試乗もせずにカタログをながめ、営業マンの説明を鵜呑みにして決めるようなもの。同紙も同様の例え話を載せ、選定に疑惑ありとしています。

今回のFX選定で一連の記事を読んでいると、いかに日本の防衛省・政治家が「お人よし」で「米国の言いなり」になっているかが透けて見えます。普段は「国防のため、隣国の脅威に対抗するために軍備拡充」などと唱えている官僚が本来の目的をはき違え、政治家と米国のご機嫌取りや省益の「ご都合主義」に走っているように感じます。

本来、FXの候補機は
①米国・ロッキードマーチン社、F-22「ラプター」(戦闘機)
②米国・ボーイング社、FA-18(戦闘爆撃機)
③英国・BAEシステム社、「ユーロファイター」(戦闘機)
以上の3機でした。日本はF-22の戦闘能力と飛行性能に魅せられ、ほぼこの機体に確定していました。

ところが、F-22は米国の次期主力戦闘機かつ電子戦能力など軍事機密の宝庫。一転して輸出禁止=日本には売らない、と通告してきたわけです。

それならば他の候補②③にすればいいのに、図々しくも米国は試作段階で性能が実証されていない、しかもF-22よりも高価な同社のF-35を勧めてきたのです。それは、米国政府監査院が「飛行試験で問題アリ」と苦言を呈したシロモノ。

すると日本政府は、飛行試験にも合格していないF-35をF-22に差し替え、FX選定を続けることにしました。しかし、他候補の②③とも実機性能が保障され、実戦配備もされている機体。飛行試験さえクリアしていないF-35は分が悪い。

それじゃあ、FX選定基準の飛行審査をやめて、カタログ(書面審査)で決めよう・・・と画策しているのではないか、と。そうなると、書面で最新鋭の性能を持っている(であろう)F-35が最も有利になります。

もし、私が空自パイロットだったら、こう叫ぶでしょう。
「お前ら、バカか?試験飛行も済んでいない戦闘機を青田買いするのか。FX決定後に『開発費がかさみ、値上がりしました』と言われても買うハメになる!何より、そんな訳わからん機体にパイロットの命を預けるつもりはない!」

以前、国産初の戦闘機F-1/練習機T-2が三菱重工からリリースされて、空自が採用。そのT-2をアクロバット(戦技研究)のブルーインパルスに転用したのですが、演技中に墜落事故を起こしました。一説には、アクロバット飛行に向かない(コントロールが難しい)機体を「国産強調」のために無理やり使用させたとも言われています。

パイロット、特にブルーインパルス所属はプロ中のプロです。「戦技研究のため」「極限に挑め」「難しい機体を扱うのがプロだ」と幹部から言われれば、従わざるを得ないでしょう。政治的な犠牲者でなければよいのですが。

日本の「誰か」が米国のご機嫌を取り、その見返りに政治的な身分保障やロッキードマーチン社からのキックバック(バックマージン)を当てにしている・・・とは考えすぎでしょうか。んっ、ロッキード?そういえば、昔・・・

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
猫家五六助
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現場からの報告-一つの新しい“絆”の再生への歩みが始まりました-

2011-10-20 16:07:14 | 社会問題
Sさんが「やっと、娘と孫に会えるようになった!12月の年金が入ったら、会いに行く、・・万・・!」と古里のO市の饅頭を土産に事務所に来られました。「よかった!よかった!待望の孫に!よかった!おめでとう!」と肩を抱いて一緒に喜びを分かち合いつつ、「ヌ!アルコール臭!・・・」と頭をかすめる職業病に自己嫌悪!

Sさんは、O市の原発孫請け業のおっちゃんの下で原発を渡り歩き、線量との関係で仕事の端境期に生活困窮状況に陥り微罪での累犯でした。面談で発達遅滞傾向が強かったので、服役中に手帳申請をし、矯正施設を出てからの手帳取得となりました。

アパート入居後、「年金+通所型就労(+生保)」で生活の安定を図る方途で合意し、施設見学も試みましたが、通所レベルでは満足できない表情で「おっちゃんのところに行けば何時でも仕事ばあると。」との主張とO市での仕事探しの旅費請求を繰り返す中で、“アパート入居の保全と安定した自立的な生活の保全を”との想いとの攻防がありました。が、何とか切り抜けてアパートでの入居生活が落ち着きました。

安定し始めたかなと思い始めた頃に”3.11”があり、一時は“原発事故現場への引き抜き”への危惧で私たちは緊張しました。がしかし、「生活の安定」という状況の変化の中で、10ヶ月前の“Sさんのこだわり”を自ら越えることが出来たと云えます。

そして、念願だった”5年ぶりの娘と孫との出合い”に興奮しているSさんの今があります。自らの力で、新しい出発の時を年末、新年を通して、確かなものにして欲しいと願っています。
 
また、Sさんは、ホームレス状況のAさんに、「相談しなっせ。そしたら生活ばでくるごとなっとばい。わしもそげんかけん」と勧めましたが、Aさんは「わしゃ人様の世話(生保の)にゃならんけん。働らくっと。」と生保に対する強いこだわりがあり、“相談”の件を断られました。

そこで、Sさんは、Aさんが自活の為に缶集めをしていることから、その手伝いとして、早朝から缶集めをして彼に渡し、Aさんの生活支援ボランティアしていました。が、早朝に缶を集めての缶潰しは、“騒音”を伴うことから近所から苦情が出ることになり、“缶潰し”はアパートから離れた場所で行うことで、近所の苦情とアパート管理会社の危惧への理解を図ることにしました。

Sさんの誠意が、Aさんの心を包み込み、“相談”から“路上からの脱出へ”と繋がることを祈念しつつ、Sさんの自らのホームレスボランティア活動に心から感謝しています。
 
Sさんは、“支援される自分”から生活が安定していく中で、彼本来の“お人好し”の性格を取り戻し、支援者としての“私”と孫にニコニコするおじいちゃんの“私”の世界を取り戻しつつあり、新しい“絆”の再生の明日へと歩を進めています。そして、そうしたSさんの姿が、私たちに“励ましのエール”となって、私の明日へのエネルギーへと転化しています。 

「護憲+コラム」より
せっちゃん
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小沢裁判の行方-不可解なICレコードの不採用と採用-

2011-10-17 01:21:23 | 民主主義・人権
先日小沢裁判の2回目の公判が開かれたが、なぜ裁判の当事者である石川被告人本人が録音したICレコードが本人の陸山会裁判では証拠として不採用、非公開とされ、逆に関連の小沢裁判では採用公開されたのか、今になれば不可解である。巷間陸山会の石川裁判では検事の脅しや誘導尋問がレコードに含まれているとの裁判官の判断で検察の供述調書と併せて採用されなかったと言われているが、有罪判決の結果から見ると、これは東京地裁と担当裁判官の建前に過ぎず、本音は違うのではあるまいかと推察される。

10月15日の朝日新聞朝刊に、14日の小沢裁判で石川議員がICレコーダーで隠し録りした検事との生々しいやりとりの録音内容の要旨が記載されている。その中に「水谷建設からの5千万円の裏金提供疑惑」について、石川議員が検事に次のように語っているくだりがある。

石川議員『(供述内容を)補足すべき点みたいなのがあったらということは、なきにしもあらずなんで、自分の名誉としては。水谷建設の件ですよ。びっくりしましたよ。やっぱり調書を読んで。川村(水谷建設元社長)の調書。(中略)5千万はないでしょ。』(朝日新聞より)

上記の石川議員のコメントに対し、15日のアサヒコムは『ただ、「自分の名誉(の問題)として」と切り出し、公共工事の受注をめぐり、中堅ゼネコン「水谷建設」から5千万円の裏金を受け取った疑惑は強く否定した。 』と解説している。そこでこのレーコーダの検事と石川被告のやりとりを見る限り、石川被告は水谷建設の社長から本当に5千万円を受け取ったのかとの疑問が湧く。むしろ受け取ってないと思う人も半分はいるのではないかと思われるが、皆さんは如何であろうか。
http://www.asahi.com/national/update/1014/TKY201110140529.html

またNHKはICレコードについて次のように報じている。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111014/k10013268281000.html

ところが9月26日の陸山会裁判の東京地裁の判決要旨(27日朝日新聞)を読むと、裁判官は「04年10月15日、都内のホテルで大久保被告の代わりに来た石川被告に5千万円を手渡し、05年4月19日、同じホテルで大久保被告に5千万円を手渡した」との水谷建設川村元社長の証言を引用し、さらに「他の水谷建設関係者の証言とも符合し、2回目の5千万円を渡した日の東京都内のホテルでのレシートなど客観的証拠とも合致し、信用できる。水谷建設から一切現金を受け取っていないという大久保、石川両被告の供述は信用できない。」(以下略)と判決理由を述べているのである。

しかし上記の判決理由には疑問がある。1つはホテルのレシートは大久保被告と会った日のもので、1回目の石川被告と会った時のものではないということ、2つ目は、「他の水谷建設関係者の証言とも符合し」とあるが、水谷建設関係者の中で最大のキーマンであるはずの水谷建設の元会長は、「驚いた。会社から裏金が出たことは事実だが、石川議員等に渡したところは私は見ていない」と語り、「その場に立ち会っておらず、本当に金が届いたか分からない」と証言したと、27日の朝日新聞は報じているのである。このように水谷建設の元会長は石川議員への現金提供を疑問視しており、裁判官の「他の水谷建設関係者の証言とも符合し」との判決理由は説得理由に欠けるということである。

そして裁判官は、「大久保、石川両被告の供述は信用できない」と判決理由で述べているが、むしろ信用できないのは水谷建設の社長 (川村氏)の供述の方であろう。これでは「疑わしきは罰する」であり、刑事裁判の原則とは真逆な判決理由ではなかろうか。

そこで冒頭で述べた、石川被告が隠し録りしたICレーコドが肝腎の石川裁判では採用公開されず、なぜ小沢裁判では採用公開されたのであろうかと言う疑問である。仮に石川裁判でICレコードが採用公開されれば、上記のような判決理由は不合理で有罪に導きにくくなり、それでICレーコドの採用公開は不都合との判断になったと勘ぐられてもやむを得まい。さらにその背景には石川氏等の陸山会裁判を無罪にすれば、次に控える小沢裁判が成り立たなくなることへの配慮もあったのではないかと推察できる。そして小沢裁判では逆にICレコードを採用公開した方が小沢氏の共謀を推認し易く有罪に導きやすい、との見立てが裁判所のシナリオではないかとの勘ぐりが‘下司の’推測である。

小沢裁判では虚偽記載の共謀の証拠が乏しいと言われている中で、前段の陸山会裁判で「推認」が乱用されたことは、小沢裁判でも裁判官の描くストーリによる「推認」への露払い、地ならしを予感させられるものがある。裁判官に自由心証主義のもとで、証拠を無視して「推認」を乱用されれば、有罪の理由は後から何とでも付けられる。それ故に「疑わしきは罰せず」の刑事裁判の原則があるはずだが、これを無視して、「疑わしきは罰する」にしたのが、まさに陸山会裁判の第一審判決だったのではあるまいか。そして「推認」乱用の轍は小沢裁判に向けて敷かれたとの見方は誤りであろうか、それは来年4月の判決で明らかになる。

ところで話は検察審査会が強制起訴した時に遡るが、強制起訴は検察審査会の二度の起訴決議が必要とされ、その二度目の決議前には審査委員の半数が任期を迎え交代したはずなのに、審査員の平均年齢が一度目と殆ど同じで本当に審査員の半数が替わったのかどうか疑いをかけられたことは記憶に新しい。そしてその疑問に当局は答えていない。さらに二度目の決議は一回目の決議とは違うと伝えられており、そうであれば二度目の決議を経たことにならず強制起訴は無効、と言う法律家もいる。このことが小沢被告が「この裁判は直ちに打ち切るべきだ」と意見した一つの理由であろう。 仮に一度の決議を二度と認めるのであれば、検察審査会事務局の職権の乱用であり勝手な拡大解釈ではなかろうか。

また昨年も述べてきたように検察審査会法によれば、検察審査会は各地方裁判所の中に設置され(検察審査会法1条)、審査会には事務局が置かれ、その事務官は裁判所の事務官で構成され、その事務局長の人事権は最高裁にある(検察審査会法20条)。

http://www.houko.com/00/01/S23/147.HTM#s2

このように素人で構成される検察審査会は実質地方裁判所の管轄下で審査会事務官と事務局長の指導を仰ぐほかなく、おんぶにだっこの状態に等しい。このように地方裁判所の管轄下にある検察審査会が決議した強制起訴を同じ地方裁判所の組織にいる別の裁判官が容易に無罪にできるものかも疑わしい。

現在小沢裁判も含め強制起訴された事件は明石の歩道橋事件、尼崎のJR西日本脱線転覆事故などがあるが、巷間検察が不起訴にした事件は強制起訴されても有罪の確率は低いと言われているが未だ実例も無く、また検察審査会事務官や事務局長と地方裁判所との役割はベールに包まれおり、そのような予断はできないであろう。東京地検出身の若狭弁護士は小沢氏の有罪は5分5分とTV番組で語っていたが、以上述べたことを総合すれば、小沢有罪の確率の方が高いと思う次第である。

そしていみじくも小沢氏自身が初回公判で、「検察という国家権力が政治家小沢一郎個人を標的にしたとしか考えようがない。私を政治的社会的に抹殺するのが目的であったと推認できる」と述べているが、まさに至言であろう。そのように検察のみでなく、一部の政・官(裁判所む)の総意は政界からの小沢抹殺が目的と推察できるからである。

本来検察や裁判所は現政治体制の法の下で動く立場にあり、合法的に選挙を通じて権力を握り、法を改正して現体制の改革を図り、「国民生活第一」の政治を目指そうとする小沢氏は、彼らにとっては平将門的な異端児と写っているのではなかろうか。

「護憲+BBS」「裁判・司法行政ウォッチング 」より
厚顔の美少年
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これぞ真のシビリアンコントロール

2011-10-13 05:29:37 | 民主党政権
11日の日経新聞は『航空自衛隊F15戦闘機から燃料タンクが落下した事故を受け、一川保夫防衛相は11日の記者会見で、16日に実施する航空観閲式について、原因調査中で安全確認がされていないことを踏まえ「F15の飛行は自粛した方がいい」との考えを示した。』と報じている。
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819499E3E3E2E29A8DE3E3E
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ごもっともな見解であり、これぞ主権者である国民が選んだ国会議員(大臣)による真のシビリアンコントロールであろう。また事故の発生した石川県選出の議員としても当然の判断である。これには自民党の国防族議員も、石川県が生んだ森元首相も異論はなかろう。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
厚顔の美少年
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