老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

日本は休戦中の朝鮮戦争に与するな

2009-06-30 10:55:42 | 北朝鮮問題
6月28日の韓国大統領と麻生首相の日韓首脳会談では、対北朝鮮問題に時間の大半が割かれたようにメディアは報じている。しかし裏で何が話し合われたのか、いま一つ報道では釈然としない。

http://www.asahi.com/politics/update/0628/TKY200906280144.html

日本政府が北朝鮮の核実験と日本上空から太平洋へ向けてのミサイルの発射実験に対して、世界唯一の被爆国としてまた憲法で戦争放棄を唱う唯一の国として、抗議非難する事は当然である。

しかし先の国連安保理での北朝鮮へ出入りする船舶検査に対する日本の国連大使の動向を見ていると、朝鮮戦争当事国の米韓に互して、日本政府がそのイニシアティブを執っているようで、危惧せずにはおられない。

朝鮮戦争当事国で一時休戦中の米韓が、北朝鮮の一連の軍事行動に敏感になるのは当然であるが、戦争非当事国の日本が朝鮮戦争再発の導火線になりかねない、北朝鮮船舶の検査にイニシアチブを執るような行動は、休戦中に米韓側へ与するに等しく、万一朝鮮戦争が再開されたら巻き込まれておもかしくない。

朝鮮戦争は現在あくまで一時休戦中であり、国際法上は未だ戦争中である。火山に例えれば、いつ再噴火してもおかしくない、休火山であることを忘れるべきではない。よって日本は立入禁止の一線を越えて噴火口に近づいてはならないということである。

いま日本政府が北朝鮮にすべきことは、世界唯一の被爆国として核開発・実験への反対と世界唯一の戦争放棄の憲法をもつ国であることをとことん訴える外交努力である。またそれ以上のことを米韓に求められる必要もない。

「護憲+BBS」「 行政ウォッチング」より
厚顔の美少年
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シンポジウム「これでいいのか政治報道」参加報告

2009-06-29 16:35:27 | マスコミ報道
6月28日都内で開かれた新聞労連主催のシンポジウム「これでいいのか政治報道」に行って来ました。

シンポジストの山口二郎北大教授は、体調不良のため参加取り止めとなり、急遽朝日新聞社会部の豊記者がシンポジストとして参加して進行しました。

基調講演はフリージャーナリストの上杉隆さんで、日本のメディアにしか殆ど存在しない「記者クラブ」の特異性など、エピソードを交え話してくださいました。

「民主党政権になったら、記者クラブをオープンにするということを鳩山代表も言っているし、それを記者クラブの記者の方々も歓迎しているようだが、それはおかしい。記者クラブは時の権力者の意向に沿ってオープンにしたり、閉じたりするものではなく、記者自らがオープンにするもので、その為に記者達は働きかける事が必要。例え誰がオープン制を約束したとしても権力は常に腐敗するものであるから取材者は常に権力の監視という視点を忘れてはならない」という上杉さんの意見は全くその通りだと思いました。

また、「ワイヤーサービス・メンタリティ」についても頷けるものがありました。「共同や時事通信社のように、とにかくニュースを正確に事実だけを伝える、そのような例えば、朝日時事通信のような系列会社がワイヤーサービスの部分を担当し、その後朝日新聞がニュースの裏側にあるもの、奥までを時間をかけて取材し事実関係や情報を読者に伝えていく」という話もありました。私も通信媒体としてニュースを流す部門と、じっくりそのニュースを検証し事実関係や裏までも開示できるような部門があってもいいと思います。

また一例として、「西松建設社長が起訴された時、天の声という言葉を使って、あたかも小沢一郎が贈収賄絡みで深く関わっていたような印象を与える報道をしていたが、小沢報道をするなら彼が贈収賄で起訴された時にするべきである」と述べていました。

それと朝日新聞の東京本社政治部、部長の方が、政府関係の審議会に各新聞社の記者達が何人入っているかということについて人数を教えてくれましたが、

読売 副主事(?)   18ポスト
同  論説委員     14ポスト
朝日           9ポスト
(その外は省略)

だそうです。この政府関係の審議会に入るか否かというのは、記者達の間でも意見が分かれる所で、そんな権力に近い場所にいたら対等に批判出来る筈がないという意見もあるそうです。上杉さんの話では、「海外メディアのジャーナリストが政府関係の委員になる場合は1年間ペンを置いて休職して委員になる。そして委員という立場を離れたらまた記者に戻る人もいる」ということでした。

例えば読売のように、一人で14個や18個のポストを独占していたら、一体月に何回審議会に出られるのだろうと思います。それでも報酬は一つのポストにつき、月に10数万~30数万が支払われる、それも全て税金で‥。ああーの世界ですね。

「例えば記者が取材を元に記事を書き、それが官邸を刺激する記事だったとしても、新聞社の上層部にあからまに圧力がかかるということはない」と朝日新聞社の小沢次長は言っておられましたが、「圧力以前に自主規制してしまうシステムがあるのではないか」と上杉さんからの意見がありました。

その他放送事業に総務省が関わっており、新聞社とテレビ局の系列化による自主規制、広告主に対する自主規制などの弊害も出ているという話もでました。また「あなたとは違うんです」と言う言葉を、当時の福田首相辞任会見の時に引き出した中国新聞社東京支部記者さんの話など、色々面白い話も聞けました。

パネリストの一人、日隅一雄さんという元記者で今は弁護士をなさっている方が、「韓国はローソクデモなど、メディアが今その国で何が起こり国民はどう行動しているかという報道をバンバン流しているが、日本のメディアは殆ど何が起ころうと報道しない。報道されないと言うことは存在しないということと同じ。だから日本の国民はデモにも行かないし集会にも殆ど足を運ばない」と言っていました。

確かにメディアの与える影響は大きい。それだけに、記者クラブのオープン制とか新聞のシステムを変える事も大事だけれど、記者と言われる人達一人一人が時の権力者と渡り合い、ミイラ取りがミイラになるのではなく、厳しい目で権力を監視して欲しい。また政治家も、そのメディアや国民の目に曝される事で成長し、誤りを正し、私達の暮らしと社会が抱えている問題を政策に反映して、よい仕事をするようになるのならいいと私は思います。

同時に私達もテレビや新聞の記事を鵜呑みにするのでなく、例えば今回基調講演をした上杉隆というジャナーリストが、小泉政権当時はテレビなどでどのような発言をしていたのか、そしてその時の自らの仕事を、今彼はどう捉えているのか、ということも検証してみたいと思います。

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パンドラ
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「そう遠くない日」とは?

2009-06-27 10:24:33 | 選挙
25日に麻生首相が衆議員の解散時期について「そう遠くない日」と述べたことについて、政界やメディアで「それはいつ頃か」と憶測を呼んでいる。

麻生首相が内心想定している時期があるとすれば、7月12日の都議選が終了して、7月14日に東京地裁で西松建設前社長等への有罪判決が言い渡され、被告人が控訴断念して有罪判決が確定してから間もなくであろう。そう考えるのは、麻生首相の予算委員会や党首討論でのやりとりで、小沢前代表側の政治資金規正法違反にひどく執着している姿が見て取れるからである。

東京地裁で西松側有罪判決が確定することによって、東京地裁の初公判で検察が民主党小沢前代表側が「天の声」を出していたと冒頭陳述したことが認定されたことになり、麻生政権にとってはこれを「錦の御旗」として選挙戦で民主党を攻撃する取れ取れのツールに利用できる。仮にそうなれば、結果的にこの裁判は国策裁判となりかねない。

公正な選挙を維持するためにも、東京地裁は当裁判の判決日を衆議員選挙後まで延期すべきである。また民主党は中央選挙管理委員会を通して東京地裁へ判決日の延期を申し入れすべきであろう。

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厚顔の美少年
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世襲について

2009-06-26 11:30:49 | 選挙
先ごろジャーナリズムで「世襲」という言葉が、特に議員に関して横行したが、私としては少し引っかかるものがある。

小学生のころに読んだ福沢諭吉のエッセイ(そのころ読んだのは「福翁自伝」だけだったから、その中の文章だと思う)に、幕末か維新のころにアメリカに行った諭吉が、ジョージ・ワシントンの子孫は今どうしているかを聞いて、誰もそんなことは知らないと言われてびっくりしたと書いて、その世襲制の不在を讃美していた。

これは維新以前、地方公務員(諸藩の武士)、国家公務員(幕府の武士)すべて世襲制だったから、このことは非常に感動的だったのだと思う。今日本で世襲制なのは天皇家と、これは世襲だけれど普通そう言わない個人財産だけのはずである。会社の社長などに世襲があるのは、その資産が世襲できるからである。

選挙によって当選しなければならない議員に世襲制はあり得ないのであり、もし親が議員の人間の立候補を禁止したら、これは正当な被選挙権を奪うもので、人権侵害もいいところである。二代目を議員にするかどうかは選挙民が決めることで、権力の側が決めれば、選挙民の自覚や責任感に対してマイナスの結果になるだろう。

明治以後革命もなくて、ほぼ同じ制度が続くと、世の中に二代目が多くなるのは起こりがちなことであるが、議員は選挙で当選しなければなり得ない。世襲が最も難しいもののはずである。主権を持った選挙民の責任は非常に重大なものである。

マスメディアが世襲が議員にあるように言うのは選挙民への侮辱である。アメリカでブッシュのような人間が二世で大統領になるのは、アメリカの民主主義の風化の証拠である。

二世だからといって議員にする選挙民がいることを、マスメディアは叩くべきなのである。

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くぬぎ林
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麻生太郎を弾劾する(沖縄「慰霊の日」の発言)

2009-06-25 10:41:50 | 戦争・平和
6月24日の朝日新聞の朝刊で、麻生が沖縄で沖縄戦の話をしたことを報じ、その知ったかぶり、その知識が実にいい加減なことを笑っている。しかし問題はそんな小さなことではない。麻生の全人間性にかかわる、彼が人間的な感受性がまったく欠如していることを、彼の発言は示している。

彼は沖縄における軍の指揮官、牛島司令官、長参謀長、海軍の大田少将の名前をいかにも得意げに列挙し、その死亡時が沖縄の慰霊の日になっているなどとほざいている。この連中は軍の高級将校であり、この戦況下死ぬのが当たり前の連中である。また長は戦前の十月事件の黒幕であり、沖縄でも本土から板前と女を呼び、酒を飲みまくっていた男だ。こういった軍の特権階級のみを取り上げ、沖縄戦のことをまるで餓鬼の戦争ごっこのように語る麻生の神経は、到底正常な人間とはいえない。

沖縄慰霊の日に慰霊に来た土地の人々には、六十四年前にここで親や子や夫を殺された人々が大勢いて、涙を流しながら花を捧げ、その悲しみを忘れられないと語っていた。この戦いで、戦闘員でもないのに命を失ったこの土地の人々が十万以上いたことを、麻生は考えた事があるのか。

軍に対する感情も非常に微妙なこの土地で、こういう喋り方をするのがどれほど土地の人々を傷つけることになるのか、考えたことがあるのか。何年も前、戦中はまったくの子供であった当時の皇太子が行ったとき(1975年7月17日)ですら、火炎瓶を投げられている。今回この発言の瞬間に、沖縄の人からも、この話を聞いた記者からも、表立った抗議がなかったのが不思議である。

ここからは余談。

こういうことを言うと差し支えがあるかもしれないが、私は戦時中、陸軍大嫌いの非国民で、米軍が本土に上陸してきたら、日本軍に殺されないでどうやって投降できるかとまじめに考えていた。それでも戦中経験は非常に重いので、今でも当時の記録はよく読むほうである。

海軍は沖縄を最後の決戦場と考え(陸軍は本土決戦を考え、さらに無数の戦死者を普通の住民から出すつもりだった)、空軍は全力を挙げて特攻隊にしていた。その記録の『ホタル帰る』を読むと、そんな私でも涙ボウダである。それは石原のようにこれを讃美するのではなく、二十そこそこの若者が自ら命を絶つことに堪えられないからである。私は齢八十であるが、それまで生きたことがやはり嬉しく、今でも死にたくない。それなのにこの人々は二十前後で人生を終わらなければならなかったのである。
 
田宮虎彦の「姫百合」という短編はひどく甘い恋愛小説であるが、沖縄の話で、そこで姫百合の塔で死んだ人々にはぐれて、わずかに生き残った少女の心について語っている部分を、私は涙なしでは読めない。彼女は親兄妹すべてを慶良間島で失っている設定である。

この程度の作家でもこういった人々の痛みは少しは判っている。私は集中講義で琉球大学に2、3遍行ったことがあり、そこに友人もいるので、まだ言いたいことは山ほどあるが、きりがないのでここでやめるが、麻生太郎のごとき人間を総理大臣にしている日本国の国民であることが、非常に悲しい。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
くぬぎ林
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日本郵政・西川社長温存の意味

2009-06-24 21:47:51 | 政治
今回の、鳩山総務大臣を首にして西川を温存する麻生のやりかたは、相当強引なものである。後任の佐藤総務大臣は、西川の給料を30%減などというなんとも言いようのない条件で留任させた。(ぜひとも彼の給料の全額を教えてもらいたいものである。)

しかも麻生は民主の鳩山の質問に対して、郵政は民間会社だから、政府は人事に介入しないほうがいいと強弁している。しかしこれは麻生が自分でも大ウソと判っているウソなのである。

今のところ郵政の株を全部持っているのは政府なのであり、この超大株主が社長の決定に関与しない方がおかしいのであり、完全な民間会社なら、総務省がその社長人事に決定権があるわけもないのである。

郵政民営化に内心反対だったとおっしゃる麻生こそ、郵政の公共性を強調してくださるべきだったのではないか。この株も完全民営になれば、ものすごい郵貯のお金がアメリカさんの手に渡る可能性は衆知の通り。

これは西川を温存する異常な必要があったと考えるほかない。しかもこれを支持している指名委員会のメンバーが、財界の中でも金儲け主義以外何も考えられない連中であることを考えると、これには恐ろしく陰湿な背景があるとも考えられる。

これと似たケースは、任命権者の小池百合子に抵抗した防衛省の守屋次官の事件である。あの場合も政府は任命権者の小池を首にして守屋の言い分を通そうとした。守屋が次官に防衛省出身者以外を入れることに猛烈に反対して、総理大臣にまで泣きを入れ、我意を通したのは衆知の通り。

しかしその結果、九年間も事務次官に居座り、その裏では金のためには何でもする防衛具業者と癒着していたことが明らかになり、制服組の暴走を阻んで軍備のやたらな膨張を阻むべきシビリアンがまさに業者の走狗であることを示した。

ちょっと余計なことを言うと、公僕である守屋が議会の聴聞会の席で、次官はストレスが多いので、その解消のために納入業者の金でゴルフをしたと言っているのにはびっくりした。そんなことをすれば正常な人間ならストレスが倍増するはずである。こういうことをシビリアンがやっていれば、制服組の反感を買うことは当然予想できる。

その結果、発狂した制服組から、戦争中の陸軍のイデオロギーそのままの無茶苦茶な議論が、田母神などという人間によってわめきだされたが、これを政府は懲戒免職にもできず、一億近い退職金を払って彼を野放しにしたのである。

しかし守屋の場合は一種私利私欲的なものだが、西川の場合はもう少しすごい背景があると考えられる。

そしてこれに関連するのか、もうひとつ悪いことがある。当時の検察側はそれでも守屋の背任を挙げたのに対して、最近の検察はなぜか一応野党である民主党に対してのみその権力を振るっている。

しかし、小選挙区制で社民党をほぼ完全に撲滅した今、こういった自民、民主の泥試合を続けていれば、この前の大恐慌の後とそっくりの状況になって、どんな困った風潮が世間に起こるかわからないことを、武器まで作りたがっている財界の連中や政治家たちは、少しは頭に入れておいた方がいいであろう。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
くぬぎ林
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社会保障費を切り詰める国

2009-06-24 14:31:11 | 政治
厚労省が作った生活保護費の自治体向けマニュアルで「代理人による申請はなじまない」と記していることに対して、弁護士会が反発しているという記事があった。

http://s01.megalodon.jp/2009-0601-1516-23/www.asahi.com/national/update/0601/OSK200905310092.html

私の関わる障害者の団体で、「生活保護を受けたい」という相談を受けたときのアドバイスは、「1人で申請に行くと通らないことが多いから、生活支援センターなどの方と一緒に行きなさい」だ。ほとんどの人が、ギリギリに追い詰められて申請する。だけど窓口は「できるだけ受け付けない」という方針があるかのようだ。

窓口の人が悪いわけではない。小泉首相が言い出した「骨太の方針」のなかに、社会保障費を5年間で1兆1000億円、毎年2,200億円を削減するという項目がある。これが効いているのではないか。

この「骨太の方針」は、障害者に対しては自立支援法で応能負担から応益負担への転換をして、デイケア・作業所・支援センター等を利用するときの使用料を上げたため、もっとも体調が悪い人たちが払えなくなり、利用を諦めて家に閉じこもらせたり、なけなしの生活費を削らせた。

生活保護費の母子加算をなくし、体が弱くて充分に働けない母子家庭を困窮させた。介護保険の「見直し」で等級を下げさせて、今まで受けられていたサービスを受けられなくして、高齢者と家族の生活を困難にした。

確かに予算を無制限につけることはできないが、社会保障を削る前に予算を見直すべきではないか。不況で失業者が苦しんでいるこの時期に117億円かけてアニメ・ゲーム博物館を建てるという補正予算案にも驚愕したし、一時期問題にされた、ほとんどが税金で賄われている国会議員の高額な年金はそのまま。社会保障費の低さ、公共事業費の多さは、国際比較でも明らかだ。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2798.html
http://www.fukuyama.hiroshima.med.or.jp/iryou/shakaihoshou.html

ここまで書いて朝刊を見ると、与謝野馨財務相が、2,200億円の社会保障費抑制は、2010年度は見送るという方針を打ち出したと言う。これは明らかに選挙対策だ。しかし選挙の1票は、自民・公明政権がしてきた今までの数々の施策をよくよく考えて投じたいと思う。

「護憲+コラム」より

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船舶検査規定の無力

2009-06-22 17:26:09 | 北朝鮮問題
今横須賀から出航した米軍のイージス艦が北朝鮮の貨物船を追跡していると報じられているが、本当に貨物検査ができるのであろうか。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090620AT2M2000S20062009.html
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090621AT2M2100P21062009.html

最終的には船舶保有国の同意を得ることが国連安保理決議の条件になっている。今回の場合はそれが当事国の北朝鮮であり、ほぼ100%同意は得られないであろう。早くも国連安保理決議がザル規定であることが証明されようとしている。

このようなザル規定を前提に日本は新法を制定する必要はない。また東西冷戦が終結した今、休戦中の朝鮮戦争当事国のトラブルに日本が関与するような法律を制定し、朝鮮戦争に巻き込まれるのはごめんである。新法より核廃棄と講和条約締結と日本を含めた国交樹立の同時進行を促して行くべきである。

先日自民党細田幹事長は秋田市での公演で「北朝鮮の核ミサイルは日本を攻撃目標にしている」との主旨を述べたと報じられている。
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061401000446.html

それが事実だとすれば、その根本原因は、朝鮮戦争の当事国で目下休戦状態である米国の軍事基地が日本に存在し、北朝鮮を睨んでいると思われているからであろう。これでは日本を守るための日米安保条約というより、攻撃されるための条約である。

太平洋戦争で米国に広島、長崎に原爆を投下され、次は米軍基地があるために北朝鮮に核ミサイルをぶち込まれるなど、アメリカの砦の犠牲になるのはもう沢山である。再度核の悲惨さと、核の傘で核は避けられないことを直視し、逆に核の傘は核攻撃を受ける誘導装置でもあることを、細田幹事長には分かって欲しいものである。

http://www.youtube.com/watch?v=3bQ0gg4j5sU&eurl=http%3A%2F%2Fblog%2Egoo%2Ene%2Ejp%2Fkamifuusen%5F2006%2Fe%2F1dfdaaaab06d7d3e0be07c0249c8b3a4&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?v=gGc1-vSQMHM&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=3FtssfiZVxY&NR=1

「護憲+BBS」「各国の動きに注目する」より
厚顔の美少年
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「裁判員制度」学習会@「サロン・ド・朔」6月例会

2009-06-21 21:03:55 | イベント情報
「サロン・ド・朔」(*)6月例会を6月26日午後6時30分から開催します。

今回は「裁判員制度はいらない!大運動」事務局所属の弁護士・川村理(おさむ)さんをお招きし、去る5月21日から始まった「裁判員制度」についての学習会をします。

私たちの多くは、「司法への市民参加は望ましいことだ」とか「人を裁くことはできない」とか「罰則付きの義務化などとんでもない」など、様々な思いや不安を抱きながら、制度実施の日を迎えたのではないでしょうか。

この機会に、率直な疑問などを出しあって、誰もが当事者になる可能性のあるこの制度について、理解を深めたいと思います。

関心のある方、参加を希望される方は、「護憲+HP」上にあるメール宛てにご連絡ください。折り返し、会場、ブログラム、参加費、その他詳細をご連絡します。

====
*「サロン・ド・朔」とは、「護憲+」メンバーを主軸に「SNSリアル版」のような形で運営するフリーな集まり(@東京)で、毎月テーマを決めてそれに相応しい講師をお招きし、勉強会・親睦会を行っています。

☆これまで取り上げたテーマは以下のとおりです。
2008年
 4月: 「憲法を巡る情勢と今後の政治日程」
 5月: 「イラク訴訟・名古屋高裁判決を受けて」
 6月: 「改革の行方」
 7月: 「広島、長崎、沖縄、ビキニをつなぐもの」
 8月: 「ホームレス支援活動の現場から見えた(る)日本社会」
 9月: 「日本と世界の情勢~新自由主義からの転換は可能か?」
10月: 「埋蔵金論争の正しい決着のために」
2009年
 2月: 「政局分析」
 3月: 「高齢者住宅の現状と課題」
 4月: 「食と農を自分自身のこととして考える」
 5月: 「ウィンター・ソルジャー(冬の兵士・良心の告発)」上映会
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「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子
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映画「いのちの作法」を観て

2009-06-20 13:59:01 | イベント情報
先日地元の市民会館ホールで上映された映画「いのちの作法」(小池征人監督作品)を観てきましたので、その内容、感想などを書かせて頂きます。

映画の中では、深沢村長の意志を受け継いだ村の人達が、若者も、お年寄りも、おじさんも、おばさんも、障害のある人も、子ども達も「すこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに老いて行く」姿が描かれています。

医療費の無償化、という理念は村長一人の思いで終わることなく、亡くなった後もそれを継ぐ人達によって脈々と受け継がれ、ある時は村のグループホームとなって、そこで暮らすお年寄りの生活に寄り添い、世話をする若者達の姿となり、ある時は外部からの子ども達を受け入れ「地域丸ごと養護体験」として4泊5日の「沢内村」を体験させるのです。

子ども達の「宿泊体験」の世話をした大人の方が、子ども達が帰る時に「来たくなったらまた、何時でもおいで、大人になっても来ていいからね。その時知っている人が誰もいないんじゃ寂しいだろうから、俺は何時までもここで待っているよ」と泣きながら子ども達に伝える姿が印象に残りました。

そして障害を持つ子どもの親御さんが自宅の旅館を開放し、親も子ども達も一緒に住める施設と作業所を作り、ご自分が亡くなった後の事をその施設を運営する人達に托していくのです。その施設で暮らしている娘さんに、百歳のお父さんが会いに来た時の二人の姿に感動しました。

ミーハー的見方になりますが、私は今までこのような記録映画とイケメンというのは相性が悪いと思っていたのですが(もちろんイケメン云々はともかく、この映画には素敵な方々がたくさん出ていらっしゃいます)、いたのです、本当に素敵なイケメン風若者が。

あんな素敵な若者に手を握ってもらい耳元で話をしてもらえるのなら、年を重ねる事も悪くないなー‥あら、これは中年のおじさんが「いやー若い姉ちゃんは、やっぱりいいなー」とニタニタするのと変わりないですね(笑)、失礼いたしました。何方がそのイケメンかは、皆さま見てのお楽しみ(まだ言ってるよ)。

こういう映画が上映されると、勘違い政治家やテレビのコメンテターが、「いやー地域で支え合うというのは素晴らしい、地域の力、再生力に元気をもらえますね~」なんてオバカな事をいったりするけれど、違うでしょ。この映画の終わり近くで若者が言っているように、国が地方を切り捨て、人が住めないような地域をつくり、何の仕事もしないから、住んでいる人達が自分達で「すこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに老いる」事を実現するためにやっているのです。

それは本来政治家の仕事であり、国がする事なのです。政権与党が今しなければいけない事は、私達国民が幸福になる為に働く、それが仕事ではないかと私は思います。

それはともかく、私がいいなーと思ったのは、この映画をプロデュースしたのが映画学校出身の二人の若者達だったということです。1人でも多くの方々に見て頂きたいと思います。都内では渋谷で6月末まで公開されているそうです。7月5日には山梨県の長坂コミュニティホールでの上映もあります。その他全国での上映情報もありますので、時間のある方は是非会場まで足をお運び下さい。

http://inochi-film.main.jp/roadshow/theater.html

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
パンドラ

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