老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

衆院選挙に向けて準備と道筋を

2007-07-31 17:32:23 | 選挙
http://blog.goo.ne.jp/gomame54321/e/a00ea9ab951e52b6ecb620204fe794c9
護憲+グループ・ごまめのブログ: 参議院選の朝日新聞のグラフ集 その1
http://blog.goo.ne.jp/gomame54321/e/23cbe801f653c2f95181cff5aa3ad481
護憲+グループ・ごまめのブログ: 参議院選の朝日新聞のグラフ集 その2
http://blog.goo.ne.jp/gomame54321/e/e82042dc5e1a0cebd702d3385f912a2a
護憲+グループ・ごまめのブログ: 参議院選の朝日新聞のグラフ集 その3

この先「国会=二院制(権力分立)」の存在価値が顕在化するのやも。唯本来は、参議院は衆議院のカーボンコピーではなるまいが。乞う、ご期待だ。 

早晩、次期衆院議員選挙。早めの準備と筋道が大事。審判を受けた安倍氏が居座ろうが居座るまいが関係ない。大民主党のみならず、野党、それぞれに出番があるのではないか。各々方、期待を外してはなるまいぞ。解散・総選挙・政権交代への筋道には、全員参加と貢献が不可欠だ。そして何より、審判を下した、そして次も下す国民、有権者こそ、参画すべき。

自由主義、民主主義の政治過程には、外国勢力も正面きっての介入は出来ないのだから、自ら求めるものを実現しよう。遠慮は無用。アフガン戦争から手を引こうが、イラクから撤兵しようが、国民の自由。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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参院選を顧みて

2007-07-31 06:39:08 | 選挙
参院選の結果は、とりあえずはよかったと言うべきなのでしょう。「私の内閣で憲法改正を」と意気さかんだった安倍首相の自民党が「歴史的大敗」をしたのですから。

安倍首相の力は殺がれたでしょうし、民主党にしても、この大勝が自民党の自滅によるものとの自覚はあるでしょうから・・・外からも言われていますし・・・慎重にならざるをえないでしょう。

けれど、めでたいとはとてもいえません。護憲政党が軒並み数を減らし、9条ネットはみるも無残な票数です。私の県では自民と民主の二人が当選しましたが、その民主の一人は改憲派です。監視を怠るわけにはいきません。

ですが、沖縄の糸数さん、山内さんのお二人と、川田龍平さんのご当選、ほんとうによかった、心からおめでとうを申し上げます。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
松林
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小田実さん

2007-07-30 10:52:16 | 憲法
小田実さんがお亡くなりになったことを知りました。こうして一人ひとり、まだこれからいろいろと語っていただきたい方たちを失うのは、本当に悲しくて悔しい。

「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より
ゆるふんネコ
=====

同じ思いです。

資料館・キーワード検索:「小田実」⇒ 検索結果//

※抜粋
 http://www.odamakoto.com/jp/index.html
 作家 小田実のHP: ■市民のみなさん方へ 2007年6月2日
 http://www.odamakoto.com/jp/letter/02.html
 作家 小田実のHP: 友人への手紙 (2007年6月2日付) ※体調不良は末期…
 http://plaza.rakuten.co.jp/KUMA050422/diary/200706060000/
 再出発日記: がんと闘う小田実にこたえる為に  ※「いま一番の気がかりは改憲の動き」小田実さん

「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より
蔵龍隠士
=====

今日未明、平和市民運動家の小田 実さんが亡くなられたようです。たぶん遺族のお別れの言葉は「選挙で野党が勝ちましたよ」ではなかったでしょうか、氏の遺志が社会に引き継がれることを願いつつ、ご冥福を祈りたいと思います。

「護憲+BBS」「2007年参議院選挙に向けて」より
厚顔の美少年
=====

小田実さんは、2003年の6月にお目にかかったのが最後でした。大きな声でご自分が大阪空襲の煙の下を逃げ惑ったこと、戦争がいかに人間性を破壊するかを、力強く語って、平和活動をする若い出席者を励ましてくださっていました。

政治学者の高畠通敏さんや、評論家の鶴見和子さん、ジャーナリストの松井やよりさん、石川真澄さんなど、まだまだ活躍していただきたかった、平和を愛する大事な方々が世を去られ、本当に残念です。川田龍平さんのような若い世代が、こうした方々の志をついで下さることを祈ります。

「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より

=====

東京新聞によれば、小田実さんが亡くなったのは、今朝の午前2時過ぎとのこと。参議院選挙の結果を見届けて、「“小さな人間”たちが真のデモクラシーに向かって一歩踏み出した、後は任せた、みんな頑張れ」、そんな思いで息を引き取られたような気がします。

私たちに大切な財産を残してくださった小田さん、私たちは小田さんの遺志を継いで歩んでいきます。小田さん、お疲れさまでした。そして、有難うございました。

「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より
笹井明子
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民主党躍進

2007-07-30 06:23:43 | 選挙
結党にあたり「自主憲法制定」を公約に掲げた自民党の虎の子、安倍首相は「戦後レジームからの脱却」とか「美しい国へ」など、一見もっともらしいキャッチフレーズのもと、「国民投票法」の制定など改憲への道を強引に突っ走ったものの、社会保険庁の途方もない無責任体制や、現職閣僚の自殺をはじめとする不祥事の連発によって、支持率は急激に下がるばかり。

その流れの中で行われた参議院選挙は、当初から民主党優勢が伝えられ、期日前投票も好調なところから、「ひょっとすると?」という期待はあったとはいえ、いざ午後8時からの開票速報が始まると、テレビの前から離れられなくなってしまいました。

決戦の山場といわれた1人区で民主党は次々と勝利を収め、2人区は互角、3人区で2人当選するなど、新聞や週刊誌の予想をはるかに超える健闘で、過半数を占めることが確実になったからです。その秘密は、無党派層はもちろん自民党支持者もまた民主党に投票した人がかなりあったから。

国民は明らかに「安倍政権ノー」と審判を下し、歴史的敗北を喫したにもかかわらず、安倍首相は「新しい国作りを進めるために責任を果たす」と苦しい弁明をして続投を表明、中川幹事長ら自民党幹部もこれを容認しました。決め球を使ってしまって、後釜がいないための苦渋の選択です。特筆すべきは、公明党の現職が21年ぶりで落選したこと。鉄の規律も逆風の前に吹き飛ばされてしまったようです。

こんな政権が続けば、自民党の支持率は降下の一途をたどるのみ。鳩山幹事長も言うように「政権交代への道が見えてきた」けれど、自民党も一筋縄ではいかないしぶとさが身上、チャンスをつかんだ民主党は、ここでじっくり腰を落とさないと逆転の憂き目を見る恐れがあります。移ろいやすい無党派層は蜜を求めて飛び回っているし、自民党にお灸をすえた人はすぐ元の古巣に戻りたがる。

私たちも手放しで喜んではいられません。平和の維持や貧困の解消、格差の是正に熱心な共産党や社民党が二大政党のはざまにうずもれてしまいそうで、特に共産党は地方政治の目付け役として貴重な存在だからです。

「護憲+コラム」より
宮天狗
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開票結果を眺めながら

2007-07-30 05:46:46 | 選挙
概ね既定事実化されていた公示・投票日を変更したり、投票の締切時刻を多くの投票所で繰り上げたりの効果や如何と眺めやるTV画面は、姑息な田舎芝居をあざ笑うかのような議席予測を報じている。

戦後レジウムからの脱却を大上段に振りかざしての見栄切りに、対抗する野党。だが、その力は、《年金》《政治と金》《閣僚の失言》などの追い風がなかったら、これを跳ね返し得ただろうか。

どの党が、《新憲法下諸体制の完成》を掲げて闘ってきたか。9条を護る。人権尊重は揺るがさぬ。言論・思想の自由は侵させぬ。‥‥‥etc。

もとより、政策実現の場にないものの悲哀はある。しかし、そのハンディをはねのけるための工夫は、してもし過ぎることはない。
 
これからは、まさに政権選択の選挙が より具体的なものとなってこよう。政権を担うに相応しい新しい野党が躍り出なければならないし、それを切望する。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
百山
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自らの意思を今日こそ示そう!

2007-07-29 08:45:18 | 選挙
http://rankeyblog.blog68.fc2.com/blog-entry-544.html
らんきーブログ: 参院選前の予備知識=安倍内閣・問題点集
http://tukui.blog55.fc2.com/blog-date-20070725.html
津久井進の弁護士ノート: 憲法が争点
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-date-20070708.html
きまぐれな日々: 参院選民主党候補の憲法問題に対する認識

http://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/d8820fb3f7860960bbfabcd310d0a9ef
「護憲+」ブログ: 命落とすな!自民落とせ!!  (流水・笹井明子・ニック)
http://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/8d5583d8b09c18f3a1d332e9bac61f31
「護憲+」ブログ: ひとりひとりが、きちんと考える   (くぬぎ林)
http://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/4055bbf74e60d5e96bd5fcd367badaa4
「護憲+」ブログ: 7月29日は参院選投票日  (蔵龍隠士)

根本は、民主主義の先にある(目的の)、自由主義。その回復(ルネサンス)を目指そう!

多数決(民主主義の究極?誤解?歪曲)では、余りに不十分。安倍政権のように、己が支配を正当化する手段に用いてはならない。反省が必要だ。
 
究極の多数決を見せた『安倍政権の数々の強行採決=強引な国会運営』に、お手盛り法案(⇒法律成立)、そのウラで重なった、積年に亘る=自民党長期政権と不可分の年金問題隠し、国民の犠牲、等々、国民の不都合と不利益は明らかとなった。
 
政権の“言う通り”教育や政治では、国民の利益や権利・自由は保障されないのである。その経験に立ち、自らの意思を今日こそ示そう。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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「良識に一票を!」

2007-07-29 08:24:17 | 選挙
7月28日の毎日新聞(東京版)のコラム「永六輔その新世界」の中で永六輔さんが、以下のようなことを書いています。

『参議院は良識の府といわれ、政党とは無縁の筈だったのだが・・・。良識はどこへやら、政党が競いあう形になっているのが情けない。常識も無ければ、教養も無いという政治家が増えているという噂は聞く。』

『これから投票なさる方は是非とも (途中略) 参議院は良識に!良識に一票を!』

さて、ここ数ヶ月間、今度の選挙は何を規準に投票すべきかと考え続け、立候補者の主張にも耳を傾けてきましたが、その甲斐あって、今回は選挙区も比例代表も、人として信頼するに足ると思える候補者(良識あると信じられる人)に出会うことができました。

どちらも当落ギリギリで戦っている人たちで、「一票」の重みを充分に感じながらの投票になります。これほど納得し充実感を持った選挙は、今まで経験したことがありません。(これまでほとんどの選挙では、落としたい人・政党ははっきりしているけれど、入れたい人はいない、といった状態でした。)

与野党逆転への期待は勿論、是非当選して欲しい候補者がどうなるか。結果がとても楽しみです。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子
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「日本会議」の憲法問答集

2007-07-29 07:35:12 | 憲法
護憲を願う人たちは、今後「日本会議」の「憲法を知るための12章」と称する、国民に向けた憲法に関する提言・問答集についても対峙すべきではないでしょうか。

上記の問答は、憲法の成り立ちや内容を知らない多数の国民にとっては「ゴモットモ」「納得」と思わせる内容であり、安倍首相の押し付け憲法改憲論そのものです。

一方知識のある人には独断と偏見で憲法制定のいきさつを歪曲し、木を見て森を見ずの「とんでもない」憲法改正問答集だと思います。

今後護憲の憲法学者や政党には、上記の問答集についてもしっかり対応していただき、国民に啓蒙して欲しいものです。

「護憲+BBS」「護憲活動のいろいろ」より
厚顔の美少年
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安倍退陣不要論=改憲待望論

2007-07-28 16:01:31 | 選挙
先日塩崎官房長官は、「たとえ参議院選挙に負けても、政権選択の選挙ではないから安倍首相が辞める必要はない」という趣旨のことを記者会見で述べ、早くも、過去の参院選敗北の責任を取って辞任した宇野・橋本両首相の二の舞にならないための、予防線をはり始めた。中川自民党政調会長の記者会見も然りである。

これは一体何を意味しているのであろうか。歴代の自民党の総理総裁の中で、安倍首相ほど国政選挙の争点に「憲法改正」を高らかに打ち出した総理総裁はおらず、実際彼はその改正手続き法である「国民投票法」を、強行採決によって成立させたのである。

私は、この安倍首相の並々ならぬ戦後レジームからの脱却=憲法改正の執念が免罪符になって、例え参議院選挙に自民党が負けても安倍首相辞任は不要、とするムードを醸しだしているのではないかと思う。

その背景には、昭和30年の自由民主党結党以来の「自主憲法制定」の党是を実現しうる総裁は安倍総理をおいて他にいない、又安倍政権の時期を逃しては憲法改正を発議できる時期は半永久的に来ない、と思っている自民党議員が大勢を占め、さらに、その安倍政権を支持する、経団連をはじめとする各種周辺勢力の台頭があるのではないかと思われる。

特に平成9年の「日本会議」結成以後、ここを中心に憲法改正のため戦略戦術が着々と組み立てられ、各界、各層に向けた憲法改正への動きが進められているような気がしてならない。例えば安倍首相の推す古森重隆氏のNHK経営委員長への就任や、菅総務相のNHKへの異常な関与(視聴料20%値下げ)もその一環であろう。また卑近な例としては、老人党掲示板にも、「日本会議」のシンパ、あるいは影響を受けたものによると思われる投稿が散見される。

裏を返せば、安倍首相や自民党幹部は、年金問題や政治と金の問題等は、適当に対策を立て嵐の過ぎ去るのを待てば国民は忘れる、ぐらいにしか思っていないのではなかろうか。安倍退陣不要論の台頭で、安倍政権の最大の狙いは「憲法改正」であることが、いよいよ明確になってきたと思う。

参議院選挙が終われば否応なく、日米安保改正反対運動以来の、改憲をめぐる国民運動の時期が到来するのではないだろうか。

「護憲+BBS」「護憲活動のいろいろ」より
厚顔の美少年
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元気の出る本・「戦争のほんとうの恐さを知る財界人の直言」

2007-07-27 16:58:46 | 憲法
久しく忘れていた本を読むことの感動を味あわせてくれたのが、品川正治さんの「戦争の本当の恐さを知る財界人の直言」(新日本出版社)。私のお粗末な頭の中でもやもやしていたものを、つぎつぎとすっきりした形にまとめてくださる手際の見事さは呆然とするばかり!

そして「国民は二度と戦争はしないと決意したが、支配政党は一度もそんな決意をしたことはない」。といわれて改めて当時を振り返ると、私たちは憲法前文や9条を「当たり前」と受け止めたのに、鳩山一郎首相は「自主憲法制定」を公約に掲げていた。戦時中、国策に忠実でないとして翼賛選挙の推薦を受けられなかった氏も、所詮支配階級の枠からはみ出ることはなかったのです。

品川さんはこの不幸なねじれを解消し、政府の解釈改憲によってぼろぼろになった9条を、私たちのものとして復活させるには「国民投票」はよい機会だと見ています。国民が「9条改憲ノー」といえば、現状の変革となって日中関係が変わり、東南アジアの全体の状況が変わり、日米関係も変わらざるを得なくなるというわけです。

「国民投票法」施行まであと3年、私たちも粘り強く9条を守り育てて行かなくてはと思います。

「護憲+BBS」「明日へのビタミン! ちょっといい映画・本・音楽」より
宮天狗
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