老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

鳩山、小沢、菅氏はサンダース現象を参考に新民主党を結成せよ!

2016-03-28 06:10:05 | 民主党
民主党と維新の会が合流して作る新党が『民進党』に決定して、今日(3/27)成立した。どこかで聞き覚えのある党名と思いきや、台湾の政党と同じ漢字らしい。いずれにしろ二番煎じで新党の印象が湧かない。また民進党の代表は民主党の岡田氏らしく、自民党からは岡田代表であれば参議院選は怖くはないと喜ばれている。おそらく小泉郵政民営化選挙でボロ負けした時の民主党代表の残影があるのであろう。

サプライズ人事と言えば、『保育園落ちた、日本死ね』のインターネット投稿を国会質問で安倍政権にぶっつけた山尾志桜里氏が政調会長に抜擢されたことくらいで、副代表達も代わり映えがしない。何より民主党がいち早くすべきだったことは政権政党としての失敗の総反省であろう。これなくして新党結成しても看板の付け替えにすぎず、国民の信頼は得られない。特にマニュアルにない消費税増税の反省は未だされていない。

また新党の代表にはカリスマ性が必要だということは、ここ2、3年間に誕生したみんなの党、立ち上がれ日本、減税日本、また都知事選ではいつもダントツの得票だった石原慎太郎氏が立ち上げた太陽の党の衰退を見ても明らかである。果たして民進党にカリスマ性のあるリーダーが居るであろうか。

カリスマ性であれば、まだ鳩山、小沢、菅氏の方が上であろう。今からでも三人で旧民主党の失敗の総括をして、残りの人生を再度『新民主党』新党結成に賭けてほしい。その方が民進党より魅力がある。但し新民主党にリフォームするだけでは有権者は納得しない。先ず民主党時代の失敗の主因を反省総括して、国民に謝罪すことである。裏を返せば民主党はどうして政権を失ったのか、なぜ今でも支持率が10%以下に低迷しているのか、と言うことである。

具体的には
・鳩山氏は普天間基地の辺野古移転反対、最低でも県外移転の主張を何故撤回したのか。
・小沢氏は幹事長時代に内閣と党の不干渉策をとり、どうして鳩山政権の辺野古移転反対・県外移転をフォローしなかったのか。また予算の組み替えを唱えながら、国民生活第一の予算編成ができなかったのか。
・菅氏は首相になってなぜマニュアルにない消費税増税を唱え、国民生活第一の政治をできなかったのか。また民主党代表になった所信表明演説で小沢氏を邪険に扱った理由は何か。

また三氏は野田首相の消費税増税と衆議院解散をどうして阻止できなかったのか、最低でも以上について国民への説明が必要であろう。

しかし三氏にとってのチャンスは、今安倍自公政権が平和、国民主権、基本的人権の普遍的価値と立憲主義を軽視しようとしていることであろう。この価値は過去・現在・未来、いつの時代でも人間にとって必要な普遍的なものである。今この普遍価値を護る政党、政治家の存在は欠かせない。一方野党民進党、大阪維新の会にも自民党の補完議員が居り、今一つ安心できない。

今や政治家の年齢や過去のことは関係ない。普遍的人間の価値と民主主義を大切にする政党と政治家が望まれている。いわゆる米国大統領候補選挙戦での民主党のサンダース現象(日本ではシールズ、保育園落ちた現象)である。米国でも民主・共和の既成政党は国民に見限られつつある。鳩山・小沢・菅氏は再度結集して、76才と言われるサンダース議員を参考に、過去のしがらみを捨て、再度互いの個性を出し合い、補完して、新党を立ち上げて、反安倍自公の野党連合を結集して欲しいものである。三人が結集すれば自ずと議員は集まるはずである。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔
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釈然としないパトカーの逃亡車追跡事故

2016-03-25 07:37:10 | 社会問題
以前から気になっていたが、またパトカーに追跡された道交法違反車が逃亡の途中に他の車に衝突し死傷者が発生した。このような交通事故に対し警察の説明は、「正当な追跡活動であった」が、決まり文句である。この言葉に異論は無いが、しかし逃亡車の前方には無辜(むこ)の通行人や車が走っていることを考えれば、逃亡者が赤信号を無視して交差点に侵入したり、慌ててハンドル操作を誤り歩道に乗り上げたりすれば、死傷者が発生することは容易に想像されるはずである。

今回も逃亡者は赤信号を無視して猛スピードで交差点に侵入後、タクシーに衝突して49才のタクシー運転手が死亡した。その奥さんが泣きながら取材に応じていた姿には胸が痛んだ。

交通違反は後での証拠固めが難しいと言われ、警察は現行犯尋問に注力するのは当然であろうが、一方交通パトロールや交通指導は交通事故防止が目的とすれば、パトカーの執拗な追跡で逃亡車が死傷事故を起こしては本末転倒ではないだろうか。例えば車のナンバープレートはキャッチしているはずであり、後日所有者に出頭を命じての交通安全策は取れないものだろうか。無理な追跡はしない方針は、社会的には逃亡車の巻き添え事故防止優先で十分説明が付くはずである。

パトカーに追跡された車暴走、1人死亡5人けが(3/23朝日新聞デジタル) 
http://www.asahi.com/articles/ASJ3R342ZJ3RUTIL006.html
『23日午前1時40分ごろ、東京都世田谷区用賀1丁目の国道246号で、パトカーに追跡されて逃走中の乗用車がタクシーなど計3台に衝突。タクシー運転手の同区祖師谷4丁目、村松豪さん(49)が死亡したほか5人がけがをした。警視庁は、乗用車を運転していた住居、職業不詳の緒環(おだまき)健蔵容疑者(20)を道交法違反(当て逃げ)の疑いで現行犯逮捕した。
緒環容疑者の呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたといい、玉川署は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)容疑などの疑いでも調べる。
署によると、パトカーが後部ライトが消えた乗用車を見つけて追跡したところ、乗用車が時速100キロ以上のスピードで逃走。約1・5キロ先で村松さんのタクシーを含む前方の車3台にぶつかったという。衝突された車の男性は胸の骨が折れ、同乗の女性もけがをした。また、緒環容疑者も右足の骨が折れ、同乗の少年2人もけがで病院に運ばれた。』

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔
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捨てられていた答案用紙

2016-03-21 10:45:22 | 自民党政治
受験シーズンが終わった過日、永田町を歩いていたら丸めて捨てられた答案用紙を拾った。広げてみると、何かの資格テスト・・・筆記式の答案用紙だった。

答案用紙には鉛筆、しかも自信タップリの筆跡で書いてある。なになに・・・

【設問1】内閣総理大臣の権限について述べよ。(配点;10点)
(回答)総理大臣は国政選挙で国民が選んだ政治の最高権力者である。つまり、国民から国政を一任されたのだから「選ばれし者」として、自分の思い通りに政策を進めてよい権限を持つ。
(採点)0点
(コメント)総理大臣は国会の議決で国会議員の中から選ばれるもので、その権限は国民が白紙委任したわけではない。総理大臣は常に国民の意見に耳を傾け、政策に反映しなければならない。

【設問2】日本国憲法の意義、位置づけについて述べよ。(配点;10点)
(回答)先の戦争後、戦勝国によって勝手に押し付けられた理不尽なものである!敗戦国の卑屈な意識を捨て、世界の中心で輝ける国へ導くためには総理大臣の意向で憲法解釈を行い、憲法改正すべきである。
(採点)0点
(コメント)日本国憲法の基本は国民主権で、国民の権利を守ることにある。総理大臣の一存で解釈改憲を行うことは許されず、憲法違反である。

【設問3】自衛隊の役割について述べよ。(配点;10点)
(回答)国防に必要な戦力・軍隊である。紛争・テロによる国家の危機から守るため、日米安保条約を最優先した最新鋭の武装を行い、世界中で国益を守るための機動力が必要。そのための国防・対米予算額は青天井になってもしかたなく、社会福祉・教育予算よりも優先される。また、「自衛隊は憲法違反」と指摘されるので、その活動に沿うような憲法改正が必要である。
(採点)0点
(コメント)自衛隊は必要悪という説もあるが、憲法を守る努力のもとで運用されなければならない。専守防衛は当然であり、これを逸脱する海外派兵や日米協力の結果として先制攻撃になることは許されない。

 
・・・等々。次第に筆跡は乱れ、書きなぐった様子が見て取れる。【設問4】から【設問9】までは「黙れよ」「匿名じゃ、わからねぇよ」「早く終われよ」と意味不明なヤジのような回答が書いてあった。そして、最後の設問。

【設問10】内閣総理大臣の責任について述べよ
(回答)閣僚や自身の不祥事について、全責任は私にある。その責任の取り方は最高責任者の私が決めるから、責任をとる責任は私にない。
(採点)0点
(コメント)回答者は国語力がない、あるいは内閣総理大臣と独裁者・支配者の区別がわかっていない。

それで、合計得点欄には100点満点中「0点」と記されていた。答案用紙のタイトルと記名欄部分は破り捨てられていたが、設問から察するに「内閣総理大臣」の資格テストのようだ。

この答案用紙、誰が受験した後で丸めて捨てたのか。私には察しがつくが、こんな資格テストなど聞いたことがない。おそらく、「国家の秘密保護」で・・・ふと、自分のうめき声で飛び起きた。なんだ、夢か・・・いや、目が覚めたのに白昼夢は続いている。

こんな悪夢、断ち切らねばならない。

「護憲+コラム」より
猫家五六助
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この事態、アベノミ二タリズムとは無関係?-今年の防衛大卒業生の任官拒否数

2016-03-20 17:37:18 | 集団的自衛権
昨年、安倍自公政権は集団的自衛権の行使を閣議決定したが、その内容と手続きが憲法に違反することは、多くの憲法学者が指摘しているとおりであろう。

ところで、今年の防衛大卒業生の任官拒否が昨年度の2倍と報道されているが、集団的自衛権の行使決定から見れば当然であろう。

しかしこの数字を多いと見るか少ないと見るかである。防衛大学生であれば当然憲法も学んでいるはずで、その割には昨年の2倍は少ないように思う。防衛大学ではどのような憲法学が教えられているのであろうか。

防衛大卒業生に異変? 「任官拒否」が約2倍に
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160319-00000032-ann-pol
テレビ朝日系(ANN) 3月19日(土)17時50分配信
・・・ 
2015年度の防衛大学校の卒業生のうち、幹部自衛官への任官を拒否する学生が昨年度の倍近くに上ることが分かりました。

防衛大学校は幹部自衛官を養成するための学校で、今年度は419人の学生が卒業する予定です。そのうち任官を拒否する学生は47人で、昨年度の25人に比べて倍近くに上ることが分かりました。防衛省関係者によりますと、景気が良く、民間企業の求人数が増えていることなどが背景にあるのではないかということです。
・・.

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔
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平成版“子育て右翼”増殖中 :産めよ!増やせよ

2016-03-18 14:28:13 | 安倍内閣
先日来、信じられない人間による信じられない発言が頻発している。待機児童問題で、『保育所落ちた。日本死ね』ブログに対する安倍首相の発言や自民党平沢勝英議員などの野次。平沢議員が「そもそも総研」に出演しての釈明発言。どれもこれも、彼らの感性が国民とあまりにもズレている事が明らかになった。

問題が大きくなると、安倍首相は待機児童問題を解決したいなどと前向き発言を繰り返しているが、付け焼刃の発言で何をどうしたら良いか具体性は皆無。最後には、「叙勲において、保育士や介護職員を積極的に評価していくことについても検討していきたい」なんて言いだす始末。叙勲などより、保育士さんに生活できる給料を保障するのが政治の役割なのに、この頓珍漢さにこの政権の本質が見えている。

さらに「女性にとってもっとも大切なことは子どもを2人以上産むこと」──大阪市立茨田北中学校・寺井寿男校長による発言。この校長、どうやら確信犯らしく、教育委員会の注意などさらさら聞く耳を持っていないようだ。今日の新聞によれば、休日この中学校の校門に、堂々と旭日旗を飾ったようだが、もはや気分は戦前である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160318-00000003-mai-soci

※旭日旗(きょくじつき)は、1870年に大日本帝国陸軍の軍旗として初めて使用され、1889年大日本帝国海軍の軍艦旗として採用された。現在は、陸上自衛隊の自衛隊旗、海上自衛隊の自衛艦旗として使用。・・ウィキペディア・・

リテラは以下のように論じる。
・・・「「少子化だから子はたくさん産め」と言い、産んだら産んだで「国に頼るな。自分たちでどうにかしろ」「保育園なんかに預けず母親が育てろ」と責める……。こうしたいまの日本に吹き荒れる異常さを、あるエッセイストは〈子育て右翼〉と表現する。『負け犬の遠吠え』(講談社)がベストセラーとなった酒井順子氏だ。
 酒井氏は先日上梓した新刊『子の無い人生』(角川書店)のなかで、以前問題となった「やっぱり女性は家で子育てをして、男性は外で働く方が合理的ですよね」という長谷川三千子・NHK経営委員の発言や、曽野綾子氏の「出産したら(仕事を)お辞めなさい」という発言を引き、こう論じる。

〈昨今、世の中の右傾化が目立つと言われておりますが、これらの意見を聞いていると、子産み・子育ての世界においても右傾化が進んでいる気がするのでした。右寄りの人々というのはすなわち、保守的な体制を維持しようとする人達。そしてもし、女性が「子を産む機械」なのだとしたら(中略)世の右側に置いてある機械は、「この国の、そして私の家族の、未来永劫の弥栄のために、私は子を産まなくては。私個人の自己実現など、大した問題ではない。体制を維持するために私は、子育てに専念します」と思うことでしょう〉 」・・・・

曽野綾子や長谷川三千子の発言とこの右翼校長との発言は一直線に通じる。

・・「父と母と子という形が『しっかりした家族』というのは、安倍首相のバックにいる極右団体・日本会議の価値観そのものです。女性は家庭を守るべしというのが基本路線で、自民党の憲法改正草案にも『家族は互いに助け合わなければならない』という項目がある。戦前の家父長制を賛美しているのが日本会議で、安倍政権の閣僚は日本会議のメンバーでほとんど占められている。こういう前時代的な内閣が、女性の活躍を語るのはチャンチャラおかしいのです。今回の待機児童の問題で、にわか仕立ての『女性活躍』政策の欺瞞が一気に露呈した。さすがに世の女性たちも、この政権の正体に気づいたのではないでしょうか」(本澤二郎氏)

では世界基準ではどうなのか。
世界経済フォーラムが毎年発表する指標に【グローバル ジェンダーギャップ レポート】というのがある。
http://memorva.jp/ranking/world/wef_global_gender_gap_report_2015.php

「男女平等度ランキング」の2015年度版で、日本は145カ国中101位という低評価。主要国では最低である。

項目別に見れば、以下のようになっている。
経済活動の参加と機会が106位(前年102位)、教育が84位(前年93位)、健康と生存が42位(前年37位)、政治への関与が104位(前年129位)。この数値を見れば、【女性が輝く社会】などというお題目などちゃんちゃらおかしい。安倍内閣の国際評価そのものの象徴である。

今日、羽鳥モーニングショーで、『子供の貧困』問題を特集していた。その中で注目すべきデータが示されていた。ご多聞に洩れず、先進各国もかなりの「子供の貧困」問題を抱えている。ところが、貧困対策として予算措置を行うと、先進各国の貧困率は軒並み下がるのだが、日本だけは下がらないで、上がるというのである。

この原因の最大のものは、「国民健康保険の支払い」にあるという。正社員として勤務していると、健康保険金の支払いも会社負担がある。ところが、そうでない家庭(特にシングルマザー)の場合、全額支払わなければならない。この負担が大きくのしかかっているという。貧困対策といっても、ピンポイントの対策ではなく、どうしても一般的対策として講じられるため、『子供の貧困率』が下がらないというのである。

待機児童問題でも保育士の待遇の悪さが理由として挙げられていたが、介護現場でもそうである。正規労働者としての保育士さんでも一般より10万近く給料が安いのである。まして、非正規労働者として保育所に勤務すれば、年金・健康保険などの社会保険を会社が負担してくれないかも知れない。時間給も安い。それでいて、子供の命を預かるのだから、神経は休まらず、責任は重い。他に条件が良いところが見つかると、辞めるのも当然だろう。介護も同様だろう。

・・「安倍政権は、これまで要介護1でも特養に入れた制度を改めて、要介護3以上の中重度者に絞る方針を打ち出した。軽度なら家庭で面倒を見ろということです。子供を産み育て、親の介護をするのも女性の役目。そうやって家庭に負担を押し付けておいて、労働人口が減ったから女性も働いて活躍しろ、税金も納めろと言いだす。どこまで庶民をバカにしているのかと言いたいですね」・・・(荻原博子氏)

そもそも、この問題の解決法はあるのか。安倍政権にない事は確実。だから、手を変え品を変え、目くらましで国民を煙に巻いて、権力維持に狂奔している。一昨日も、国際金融分析会議かなんか知らないが、経済学者スティグリッツを招いて、『消費税増税反対』を言わせていた。都合のよい発言だけをつまみ食いする政権の姿勢が見え見えだった。
http://mainichi.jp/articles/20160317/ddm/008/020/060000c

小沢一郎事務所からは、ゲスの極みと痛烈な批判を浴びていた。
・・「海外の経済学者まで総動員して、「いま消費税は上げるべきではない」との地ならし。取り巻きは「アベノミクスが失敗したのは全部消費税のせい」と盛んに発言。それでまた、「消費税増税を先送りします!すべて私の手柄です!」と、解散をうつというのだろうか。もう、まさに「ゲスの極み」内閣だろう。」— 小沢一郎(事務所)

実はスティグリッツ氏の発言は、安倍内閣の経済姿勢を全否定するものである事をメディアは報道していない。たとえば、「TPPは悪い協定」だという発言もしている。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/898.html

要するに、過去3年間の経済運営(アベノミクス)のきちんとした総括をしなければ、新たな方針など打ち出せるはずがないのだが、それを誤魔化そうという姿勢がみえみえだ。この政権の「性質の悪さ」が露呈している。

今日の新聞でも報道されているようだが、消費税増税は凍結。この凍結の決断をしたのが安倍晋三、と訴えて、衆議院解散をする事は確実な様子。全ての失政を覆い隠すための解散総選挙なのだから、出来るだけ急ぐつもりだろう。そうしないと経済は大失速、TPPでの土下座外交の実態、GPIFによる年金大損失がばれてしまう。それらを覆い隠すために、『憲法改正』論議を仕掛けるつもりである。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
流水
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『立憲民主党と民進党』からは平和が保障されるイメージが湧かない

2016-03-14 11:27:49 | 民主党政権
一昨日、民主党と維新の党から国民から公募した党名を参考に各々『立憲民主党』と『民進党』という新党名が公表され、両党で協議したが最終党名は調整が付かなかったようである。そして近々上記2案を世論調査にかけて決定するようである。

ところで、いま国民が安倍自公政権に不安を抱いていることは、戦争への「軍靴と軍歌」の音である。また民主党と維新の党内には戦争法案へのシンパも居るようであり、両党がこの党名の下に合流して、どこまで安倍自公政権に対峙して平和を維持する行動ができるのか正直信頼できない。

果たして国民は「立憲民主党か民進党」と言う党名から、安倍政権の戦争法案に対峙して名実ともに『平和』を護る風を感じ取ってくれるであろうか。

党名はどちらになるか分からないが、どちらにも『平和』の二文字を加えてほしい。そうすれば自公の戦争法案に対する逆風の風を、国民は感じ取ってくれるのではないだろうか。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔

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現在の政治情況の読み方

2016-03-13 16:49:30 | 政治
今朝のサンデーモーニングで寺島実郎が「関東大震災が大正デモクラシーを潰した」と言っていた。3.11以降、5年。メディアが垂れ流す、「一体」とか「絆」とか情緒的な言葉だけに反応しているうちに、軍国主義・全体主義にからめとられていった歴史的教訓を踏まえた示唆に富んだ言葉だった。

たしかに、現在の一強多弱の政治情況を見ていると、絶望感に駆られる。しかし、詳細に検討して見ると、そんなに絶望的ではない事に気づく。

わたしたちがまず考えなければならないのは、小選挙区制度では、ほんの少しの投票率の上昇、当日の天候、勝てるかもしれないというほんの少しの「希望」などで選挙結果は劇的に変わる。国民の側の「どうせ何も変わらない」という諦めや絶望感が最大の敵である。

何がしかの希望を抱きたくて、情緒的な言葉にすがりつく。そして、この事を知悉しているのが、権力側(自民党・公明党)。彼らの戦術は、とにかく国民が諦めて寝てくれる情況を如何にして創出するか、につきる。安倍官邸の願いは、「静かな海面に波を立てるな」に尽きる。

ところが、好事魔多し。年初以来の、原油安、円高、株安。GPISの運用損拡大。甘利の口利き疑惑。閣僚や自民党議員のスキャンダル多発。「保育園落ちた。日本死ね」ブログを巡る対応の間違い。高浜原発差止め判決。内閣支持率低下などなど。「天気晴朗なれど波高し」の情況になりつつある。

現在の自民党議員などよりはるかに真面目で懸命に努力を重ねた「なでしこジャパン」でさえ、敗れたのである。権力に酔いしれて、それこそ政治家劣化の象徴のような能天気な自民党連中を簡単に勝たして良いわけがない。

自民党に勝利できるヒントは、「なでしこジャパン」の敗退の過程に隠されている。わたしの見る所、「なでしこジャパン」敗退の要因は、自民党の衰退要因そのものである。

【なでしこジャパン】敗退の要因
①世代交代の失敗 
②経験の積み重ねと金属疲労とは紙一重
③勝ち慣れによる緊張感の弛緩
④戦略・戦術のマンネリ化(※新戦術転換への怖れ)
⑤リーダー層(宮間など)の意識過剰による柔軟性の欠如
⑥相手チームの研究(強者に挑戦する弱者の研究の凄さ)の見誤り

これを詳細に見て見る。

①どこの組織でもそうだが、組織の構成には、老・壮・青のバランスが一番重要。これは国でも同じ。現在の日本の危機は、日本の人口構成のいびつさが最大の要因。なでしこの敗退は、このバランスを欠いた所にある。

②たしかにベテランの経験は貴重。しかし、誰にでも経験があるが、長く同じ事をやっていると、「あきる」し「疲れる」。本人は同じようにやっているつもりだが、「あきや疲れ」がどこかに表れる。

わたしはなでしこの初戦のオーストラリア戦を見て、オリンピック出場は無理だと判断した。彼女たちのパススピードの無さ、不用意な横パス、バックパス。意図の感じられないパス。これらを許してくれるほど、アジアサッカーのレベルは低くない。これらは、なでしこたちの「金属疲労」だと思う。

③スポーツの世界では時折、けた違いに凄い選手が現れる。たとえば、スキージャンプの高梨選手、レスリングの吉田選手のような。ところが、そういう選手はそのうち「顔」で勝つ事を覚える。あまりにも強いので相手選手が戦う前から諦めるからである。②の「あきや疲れ」に加えて、楽に勝てる安易な精神状態に陥りやすい。常勝選手が敗れる時は、こういう精神状態が多いそうである。

④今回のなでしこが典型的だが、彼女たちのサッカーは、ワールドカップの勝利の時と変化がなかった。それでも戦術の精緻さが増していれば勝利出来たのだろうが、上記のような「金属疲労」を起こしているのだから、戦術としても隙が多すぎた。

⑤宮間選手が一番だろうが、彼女たちは真面目すぎた。だから、自分たちの戦術がうまく機能しない時の「切り替え」が出来なかった。真面目である事と柔軟に変化する事はしばしば相反する。スポーツの試合(特に大きな試合)では、試合の流れに柔軟に対処する事が勝敗を決する。今回のなでしこはそれができなかった。

⑥初戦のオーストラリアがそうだが、弱いチームは必至で強いチームを研究する。そうしなければ、強者を倒す事は不可能。昨年のラグビー日本代表の勝利は、その研究の賜物。今回のなでしこは、その逆の立場に置かれたのである。

上記のなでしこの敗因を現在の自民党の情況に当てはめて見る。

(1) 一見、老・壮・青のバランスが取れているようでそうではない。政党組織内のバランスというのは、年齢だけではなく、政治思想、政治経験、政治倫理などのバランスが必要。ところが、現在の自民党は、政治思想の多様性がない。政治経験に裏打ちされた政治的老獪さもない。

甘利をはじめ、数々のスキャンダルが示すように、政治倫理は弛緩している。完全に組織内の箍が緩んでいる。

(2) 政権内の規律や緊張感の緩みは、彼らが「権力の蜜」に酔いしれている事を示している。政治学で言う「権力のデーモン」に魅入られた人間は、権力維持そのものが目的になる。権力維持が至上命題なのだから、それ以上の倫理観・道徳観はなくなる。これが国民の常識・倫理観・道徳観と相反し、足元を崩す。現在の自民党はその自壊過程に入った。

(3) 現在の自民党には、カリスマはいない。その代わりに、ゲッペルスのように、陰湿・陰険な権力を行使する官房長官がいる。このような権力行使が行われる組織は「暗い」。この「暗さ」が組織を内部から腐らせる。

現在の自民党は、執行部に対抗しようとする反体制派はいない。それでいて、一枚岩の組織でもない。こういう組織内部には、マグマのような不満が渦巻いている。現在の自民党の「暗さ」は、このマグマの噴出先が見当たらないからである。

(4) 現在、自民党は衆参ダブル選挙を目論んでいる。これは彼らの焦りの象徴。汚職やスキャンダルにまみれ、世界中から孤立しつつある現在の政治情況。アベノミクスの失敗が露わになり、ほとんど打つ手なしに追い込まれた経済情勢。どこをどう取っても、政権末期である。

これを乗り切るためには、このどうしようもなさが国民にばれる前に、選挙に打って出る以外にない。衆参同日かどうか分からないが、衆議院選挙に打って出ると考えてほぼ間違いないだろう。

(5) 政治もスポーツも似たようなものだが、うまくいかない時は、戦術の切り替えをする。その時に一番重要なのは、チームを覆う雰囲気(空気)をどう変えるかである。これを変えれなければ、必ず敗退する。

現在、安倍政権は、その「空気」を変える事に懸命になっている。曰く、「軽減税率」「所得の低い高齢者に3万円支給」「同一労働・同一賃金」「待機児童ゼロ作戦」などなど。これは民主党の政策ではないのか、というような政策を打ち出している。今更、何をやっているのか、という程度のものだが、彼らの危機感は伝わってくる。

(6) 最後は野党の問題。現在の民主党と維新の合併協議だが、こんなものは、それほどのインパクトも政治的意味もない。問題は連合。今や、連合という組織は、労働者の味方ではない。官公労と民間労組との亀裂はほとんど修復不可能だろう。民主党の優柔不断さは、この象徴。

野党は、1%の味方ではなく、99%の味方である事を明確にしなければ、勝利は難しい。その意味で、共産党の変身には希望が持てる。野党共闘が実現すれば、間違いなく現在の閉塞した政治状況は変えられる。この主役は、市民連合と野党共闘に求められる。

以上見てきたように、現在の自民党は強くない。ただ、注意しなければならないのは、自民党は広告手法を駆使した選挙戦略に特化しており、弱点を強みに変える強かな選挙手法を駆使している点だ。

たとえば、「同一労働、同一賃金」を打ち出すなど。自民党の政策は、「同一労働、同一賃金」に最も遠く、この政策を否定するものなのだが、平気でそれを実現すると強弁する。

この種の詭弁が現在の自民党の特徴。「平和のための集団的自衛権」などと恥ずかしげもなく言い募るだから始末に負えない。安倍首相ではないが、「無知」だけでなく、「無恥」である。野党はこの自民党の「無恥」を警戒しなければならない。

「護憲+コラム」より
流水
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原子力は使用不可能な「科学」の残骸

2016-03-09 21:11:22 | 原発
パンドラさんの「今週のコラム」、5年前の大地震、臨場感あふれる書き込みで、こちらにも生々しい体験の様子が伝わってきました。

政府も東京電力も原発を放棄しない体制を再び固めているようですが、チェルノブイリとフクシマの原発事故を経験してもまだ懲りないようです。原子力自体がすでに廃棄すべき「科学」であることは証明済みですが、核保有国はそれを手放そうとはしません。

自民党政権などは、憲法を改正して有事体制を確保したいようですが、核戦争自体が「自衛のための戦争」などではなく「戦争のための戦争」であることは明白です。なぜなら「自衛のための戦争」であるならば、地球自体を崩壊に導く「核兵器」を手段に使うことは自己矛盾であるから。

安倍首相の祖父の岸信介元首相が、核兵器の開発に容易に転じることができる原子力発電を導入したことは、本人自身が明言している(当時)ことでした。

原子力は使用不可能な「科学」の残骸なのだと思います。

「護憲+BBS」「コラムの感想」より
名無しの探偵
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5年後の春に思う

2016-03-07 17:00:08 | 災害
2011年3月11日から5年の月日が経ちました。

あの日私はひとりで都心に出掛けていました。銀座でランチをして、のんびり昼下がりの銀座を歩き、三越で買い物でもしょうと一階の雑貨売り場を見て歩いていた時、グラリと足下が揺れました。

誰かの「地震だ!」という声が聞こえ、途端にに辺りがざわつき始めました。普通はそれで終わる筈が足下からグラグラと再び大きな揺れが起こり「地震ですね!地震ですね!」と、私は恐怖と不安から意味もなく隣の見知らぬ人に声を掛けていました。

今考えてみると、三越銀座店は新築で耐震性も充分なされていたから、あれほどの地震でも棚に飾ってあった小物一つ落ちていませんでした。でもあの時は冷静な判断など出来る筈もなく恐くて不安で、一刻も早く家に帰らなければと、そればかり考えていました。

何処で地震が起きたのか、どの程度の規模なのか、古い携帯しか持っていなかった私は何の情報も得られず、まさかJRが全線不通になり、復旧の見込みも立っていないとは知るよしもありませんでした。

グラグラ揺れる街中をやっとの思いでたどり着いた有楽町駅は「この駅は耐震性がないので、出来るだけ駅周辺から離れて下さい」という冷たいアナウンスが流れるだけで構内に入る事も出来ませんでした。

そのまま東京駅に向かった私は、足下がグラグラ揺れる中を1人で歩いていると膝がガクガク震えて、「もう二度と1人で都心に出たりしません。どうか助けて下さい」と目に見えぬ何かにすがる思いで心の中は一杯でした。

東京駅では、都バスだけは動いていて、都内でも私が住んでいる郊外の自宅により近い地域に、移動する事は出来ました。自宅にたどり着いたのは翌日の朝でしたが、暖かいファミレスで食事もとれて一夜を過ごす事が出来ました。

あれから5年の月日が経ち、直後の恐怖は薄れたけれど、映画館、コンサート、劇場等には1人で足を運ぶ事は出来なくなりました。あんなに何処へでも1人で出掛ける事を楽しんでいた私が、人が集まる場所には中々1人で出掛ける事が出来なくなってしまいました。

ただひたすら恐かった、よく知らない街でたった1人で足下からグラグラ揺れる恐怖と不安は、二度と思い出したくない記憶でした。

震源地から何百キロも離れている土地で地震に遭遇した私でもそうなのだから、被災地の方々はどれ程恐くて不安で、そしてその思いを今も心に留めていらっしゃるのだろうかと思うと心が痛みます。

更にあの日の原発事故により、故郷へ帰れぬ人達が何十万人もいて、仮設住宅で暮らす人達は7万人にも及ぶ…。帰りたくても帰れない人達。

それなのに、東京に居て原発を推進したい人達は、あの地震を、原発事故をなかったものにしょうとしています。

次は福島ではなく、貴方が、私が住む土地かも知れないのに、何も解決していないのに、どうして前に進む事など出来るでしょうか。

本当は私は今でも恐いのです。私達の生活はグラグラ揺れる足下も覚束ない大地の上に立っているのではないかと思うと、恐くて胸騒ぎさえ覚える時もあります。その上、一度暴走したら人間の力では制御する事も出来ない原発を抱えているのです。

一部の人達はこの原発を飼い慣らせると、自分達の利益の為に推進しようとしています。地震は災害です。人智が及ばない時もありますが、原発は人が作ったもの、想定外などあってはならないし、そんなものは作ってはいけなかったのです。

人間には忘れなければ生きていけない事もあります。でも、決して忘れてはいけない人達が忘れるどころか「なかった事」にしようとしていて、多くの被災した人達には忘れる事など出来なくて、解決することなき放射能汚染のただ中にいるのです。

だから私は原発を推進する事に反対します。これから何年かけても、どんなに小さな力でも声を上げて行こうと思います。同じような意識を持った仲間の人達と共に。

「護憲+コラム」より
パンドラ
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野党共闘のヒント(宮城県での協定書)

2016-03-04 17:20:29 | 選挙
昨日、野党五党の幹事長が会談した。参議院選挙での政策協定とひょっとしたらあるかも知れない衆議院選挙(同日選かどうかは分からない)の選挙協力について話し合ったようである。

いまだ、民主党の中には、野田のような時代遅れの連中が反対をしているようだが、そんな連中は出て行ってもらえば良い。

そもそも、民主と維新が合併をしても、現在の政治情勢の中ではほとんど意味を持たない。細野が言うような「良心保守派」などという存在がいるかどうか知らないが、もしいたとしても、そういう連中は、ほとんど自民党に投票する。細野・野田・前原、この連中の政治的感度の鈍さは、ほとんど絶望的である。こういう連中を抱えているため、岡田の優柔不断がさらに輪をかけている。

いつまでも時代遅れの反共イデオロギーに固執する時代ではない。米国大統領選挙の民主党候補者・自称社会民主主義者サンダースの躍進を見れば、今や格差と貧困問題が最大の争点であり、1%の支配層が富の大半を占める新自由主義的経済そのものが、最大の課題である事は明白だ。共産党というだけで生理的反発をするようでは、時代に取り残されても仕方がない。

ところが、宮城県で行われた民主と共産の政策協定が凄い。もし、これが中央レベルでの政策協定になるとそのインパクトは、計り知れない。

①立憲主義に基づき、憲法違反の安保関連法廃止と集団的自衛権行使容認の7・1閣議決定の撤回を目指す。
②アベノミクによる国民生活の破壊を許さず、広がった格差を是正する。
③原発に依存しない社会の早期実現、再生可能エネルギーの促進を図る。
④不公平税制の抜本改正をすすめる。
⑤民意を踏みにじって進められる米軍辺野古基地建設に反対する。
⑥安倍政権の打倒を目指す。

これにTPP反対が組み込まれれば、ほとんど完璧。この政策協定ならば、五党はもとより、市民運動の共感を得る事ができる。この政策協定を結んだのが、桜井充参議院議員。民主党の中にもこういう議員もいる。

昨日の野党五党協議の内容は定かではないが、選挙が近くなり、尻に火がつけば、じょじょに宮城方式が浸透していく事は確実だろう。そうしなければ、野党は絶対勝てない。

さらに言えば、特に同日選挙(安倍晋三はその大義名分に消費税引き上げ凍結を持ってくる事は確実。安倍のブレーンの経済学者の本田なにがしがアドバルーンを上げていた)対策として、消費税5%へ引き下げを提案したい。

どのみち、メディアは、財源をどうするのだと大騒ぎをするだろうが、貧富の格差縮小を旗印にして、無駄削減と大企業課税と累進課税強化と防衛費削減などを打ち出せば良い。それに、アベノミクスなどという訳の分からない経済政策でも、きちんとした経済論議をしてこなかったメディアである。野党の経済政策などを云々する資格などない、と開き直って主張すれば良い。

とにかく、選挙戦術として、徹底的に消費税5%へ引き下げ提案を主張すること。おそらく、憲法論議よりはるかに票に直結する。

民主党の失敗の一つに、メディアの批判に一喜一憂し、小沢一郎排除に何の抵抗もしなかった点がある。現在の安倍政権に対するメディアのありようと比較すれば、一目瞭然。多少のメディア批判など歯牙にもかける必要はない。真に時代の要請に応える政策協定を結び、毅然としてそれを訴えれば、必ず野党連合は勝利する。

今、野党の政治家に必要なのは、こざかしい理屈などではない。真の意味で国民に寄り添った政策とそのためには自分の人生を賭けるという断固とした覚悟である。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
流水
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