民主党と維新の会が合流して作る新党が『民進党』に決定して、今日(3/27)成立した。どこかで聞き覚えのある党名と思いきや、台湾の政党と同じ漢字らしい。いずれにしろ二番煎じで新党の印象が湧かない。また民進党の代表は民主党の岡田氏らしく、自民党からは岡田代表であれば参議院選は怖くはないと喜ばれている。おそらく小泉郵政民営化選挙でボロ負けした時の民主党代表の残影があるのであろう。
サプライズ人事と言えば、『保育園落ちた、日本死ね』のインターネット投稿を国会質問で安倍政権にぶっつけた山尾志桜里氏が政調会長に抜擢されたことくらいで、副代表達も代わり映えがしない。何より民主党がいち早くすべきだったことは政権政党としての失敗の総反省であろう。これなくして新党結成しても看板の付け替えにすぎず、国民の信頼は得られない。特にマニュアルにない消費税増税の反省は未だされていない。
また新党の代表にはカリスマ性が必要だということは、ここ2、3年間に誕生したみんなの党、立ち上がれ日本、減税日本、また都知事選ではいつもダントツの得票だった石原慎太郎氏が立ち上げた太陽の党の衰退を見ても明らかである。果たして民進党にカリスマ性のあるリーダーが居るであろうか。
カリスマ性であれば、まだ鳩山、小沢、菅氏の方が上であろう。今からでも三人で旧民主党の失敗の総括をして、残りの人生を再度『新民主党』新党結成に賭けてほしい。その方が民進党より魅力がある。但し新民主党にリフォームするだけでは有権者は納得しない。先ず民主党時代の失敗の主因を反省総括して、国民に謝罪すことである。裏を返せば民主党はどうして政権を失ったのか、なぜ今でも支持率が10%以下に低迷しているのか、と言うことである。
具体的には
・鳩山氏は普天間基地の辺野古移転反対、最低でも県外移転の主張を何故撤回したのか。
・小沢氏は幹事長時代に内閣と党の不干渉策をとり、どうして鳩山政権の辺野古移転反対・県外移転をフォローしなかったのか。また予算の組み替えを唱えながら、国民生活第一の予算編成ができなかったのか。
・菅氏は首相になってなぜマニュアルにない消費税増税を唱え、国民生活第一の政治をできなかったのか。また民主党代表になった所信表明演説で小沢氏を邪険に扱った理由は何か。
また三氏は野田首相の消費税増税と衆議院解散をどうして阻止できなかったのか、最低でも以上について国民への説明が必要であろう。
しかし三氏にとってのチャンスは、今安倍自公政権が平和、国民主権、基本的人権の普遍的価値と立憲主義を軽視しようとしていることであろう。この価値は過去・現在・未来、いつの時代でも人間にとって必要な普遍的なものである。今この普遍価値を護る政党、政治家の存在は欠かせない。一方野党民進党、大阪維新の会にも自民党の補完議員が居り、今一つ安心できない。
今や政治家の年齢や過去のことは関係ない。普遍的人間の価値と民主主義を大切にする政党と政治家が望まれている。いわゆる米国大統領候補選挙戦での民主党のサンダース現象(日本ではシールズ、保育園落ちた現象)である。米国でも民主・共和の既成政党は国民に見限られつつある。鳩山・小沢・菅氏は再度結集して、76才と言われるサンダース議員を参考に、過去のしがらみを捨て、再度互いの個性を出し合い、補完して、新党を立ち上げて、反安倍自公の野党連合を結集して欲しいものである。三人が結集すれば自ずと議員は集まるはずである。
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔
サプライズ人事と言えば、『保育園落ちた、日本死ね』のインターネット投稿を国会質問で安倍政権にぶっつけた山尾志桜里氏が政調会長に抜擢されたことくらいで、副代表達も代わり映えがしない。何より民主党がいち早くすべきだったことは政権政党としての失敗の総反省であろう。これなくして新党結成しても看板の付け替えにすぎず、国民の信頼は得られない。特にマニュアルにない消費税増税の反省は未だされていない。
また新党の代表にはカリスマ性が必要だということは、ここ2、3年間に誕生したみんなの党、立ち上がれ日本、減税日本、また都知事選ではいつもダントツの得票だった石原慎太郎氏が立ち上げた太陽の党の衰退を見ても明らかである。果たして民進党にカリスマ性のあるリーダーが居るであろうか。
カリスマ性であれば、まだ鳩山、小沢、菅氏の方が上であろう。今からでも三人で旧民主党の失敗の総括をして、残りの人生を再度『新民主党』新党結成に賭けてほしい。その方が民進党より魅力がある。但し新民主党にリフォームするだけでは有権者は納得しない。先ず民主党時代の失敗の主因を反省総括して、国民に謝罪すことである。裏を返せば民主党はどうして政権を失ったのか、なぜ今でも支持率が10%以下に低迷しているのか、と言うことである。
具体的には
・鳩山氏は普天間基地の辺野古移転反対、最低でも県外移転の主張を何故撤回したのか。
・小沢氏は幹事長時代に内閣と党の不干渉策をとり、どうして鳩山政権の辺野古移転反対・県外移転をフォローしなかったのか。また予算の組み替えを唱えながら、国民生活第一の予算編成ができなかったのか。
・菅氏は首相になってなぜマニュアルにない消費税増税を唱え、国民生活第一の政治をできなかったのか。また民主党代表になった所信表明演説で小沢氏を邪険に扱った理由は何か。
また三氏は野田首相の消費税増税と衆議院解散をどうして阻止できなかったのか、最低でも以上について国民への説明が必要であろう。
しかし三氏にとってのチャンスは、今安倍自公政権が平和、国民主権、基本的人権の普遍的価値と立憲主義を軽視しようとしていることであろう。この価値は過去・現在・未来、いつの時代でも人間にとって必要な普遍的なものである。今この普遍価値を護る政党、政治家の存在は欠かせない。一方野党民進党、大阪維新の会にも自民党の補完議員が居り、今一つ安心できない。
今や政治家の年齢や過去のことは関係ない。普遍的人間の価値と民主主義を大切にする政党と政治家が望まれている。いわゆる米国大統領候補選挙戦での民主党のサンダース現象(日本ではシールズ、保育園落ちた現象)である。米国でも民主・共和の既成政党は国民に見限られつつある。鳩山・小沢・菅氏は再度結集して、76才と言われるサンダース議員を参考に、過去のしがらみを捨て、再度互いの個性を出し合い、補完して、新党を立ち上げて、反安倍自公の野党連合を結集して欲しいものである。三人が結集すれば自ずと議員は集まるはずである。
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔