老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

魚は頭から腐る!(2)

2018-01-31 16:15:15 | 安倍内閣
現在の日本の政治状況。戦前の大政翼賛会に先祖返りしている。自民党は安倍の国会嫌いに便乗して、首相や大臣の国会出席を軽減しようとしている。

1月29日から始まった予算委員会の質疑応答。自民党議員の質問は聞くに堪えない。野中広務がワナワナと震えながら、「大政翼賛会だけにはならないでほしい」と演説したのを昨日の事のように思い出す。

さらに、首相のお友達の不祥事がこれだけ報じられているにもかかわらず、メディア報道はほとんどない。1月30日のニュースを見ていたら、相撲協会の理事選のニュースとそれに関連して貴乃花が笑顔を見せたとかなんとか。あきれ果てて物も言えない。こんなニュースをまじめな顔で読まなければならないアナウンサーは惨めではないのだろうか。

【どうしてアベノヨイショにこれほど「くず」が多いのか】という盛田常夫(在ハンガリー・経済学者)のブログがある。小気味よい筆致で安倍首相周辺に生息する【安倍のヨイショ】連中を切って捨てている。
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4235.html

・・・それにしても、アベノヨイショにはどうしてこれほど屑が多いのだろうか。アベノヨイショ本と準強姦で世にその名が知られ、フィクサーのように政界と経済界の境界を彷徨って甘い汁を吸っている山口敬之、能力がないのにアベノミクス擁護で飯を食っているDVの三橋(ペンネームで本名ではないようだが)、三橋と同様に、「巨額国家債務の宣伝は財務省の企み」と批判してアベノヨイショしている剽窃と窃盗の前科がある高橋洋一、経済学研究の論文も実績もないのに、アベノミクス発案に貢献してスイス大使に抜擢され、次期日銀総裁に自らを売り込む厚顔無恥と自己過信の権化のような人物で、特攻隊を礼賛する偏狭な愛国者本田悦朗。そういえば、「アベ友学園」問題の発端となった籠池一家も、奇妙な家族だった。

 山本孝三、高木毅、稲田朋美など無能で破廉恥な大臣を次から次へ据えてきた安倍晋三の周辺には、どうして品格、知性、能力に欠ける胡散臭い人物が集まっているのだろう。それは偶然ではないだろう。安倍が懇意にしている人物は知性と品格が己と同じ程度か、それ以下なのだ。「類は友を呼ぶ」だ。自分より知性があって知的水準が高い人物や難しい議論を避けて、自分が簡単に理解できる単純な経済政策イデオロギーや愛国イデオロギーに靡(なび)いてくる連中を、すぐに仲間だと考えるからだろう。要するに、「人を見る目がない」のだが、それは安倍自身がその程度の人物だということを証明している。そういう人物が長期にわたって日本の宰相として居座り続けているのだから、日本社会にとってこれほどの悲劇はない。・・・

以前からわたしは【魚は頭から腐る】と主張してきた。能力もなく、識見もなく、哲学もなく、漢字すらまともに読めない。父親の安倍晋太郎からは、「晋三は政治家に向いてない。奴は、人の心が分からない」と言われていた。さすが父親。子供の事はよく分かっていたようだ。

そんな晋三である。ましてや、「権力」の持つ【デーモン】の恐ろしさなど完全に理解の外。そんなナイナイ尽くしの人間が「権力」を持ち、見境もなく「権力」を行使する。周囲の人間は、どれだけ迷惑するか。最終的には、国民が泣きを見る。

ところが、権力にすり寄り、権力のおこぼれを狙う人間にとって、このようなタイプの権力者は、どれだけ御しやすいか。これほど利用価値のある人間はいない。「安倍晋三は良い人」という評判がそれを物語っている。だから、彼らは、全力を挙げて安倍晋三という権力者を守る。守るだけの価値がある。そうすることによって、得もするし、自分の生活も守る事ができる。

安倍晋三にとっては、彼らと一緒にいる事ほど心地よいものはない。傍ににじり寄る人間すべてが自分にへつらい、お追従を言い、自分を持ち上げてくれる。自分が食事に誘えば、たいていの有名人は喜んで来てくれる。有名人を呼べば呼ぶほど、「おれは凄いんだ」と自らの権力の大きさを実感できる。

さらに、彼らは、TV、雑誌などで自分を評価してくれる。評価しないまでも悪口は言わない。そうなれば、自分の権力維持に役に立つ。そこで、ますます有名人との食事に精を出す。そうなれば、周囲にはお追従しか言わない連中が集まる。見事な【裸の王様】状態である。

このようなメカニズムで、権力は腐敗する。権力が強ければ強いほどその腐敗の度合いは深くなる。【絶対権力は絶対腐敗する】のである。

今や、この政権の周りで徘徊している連中のいかがわしい事。彼らの放つ厭な臭気は、耐えられないほど酷くなっている。しかし、多くの国民はその事に気づかないか、気づいていても怒らない。怒ることを忘れた日本人は、末期症状に近い。

何年か前、わたしは、現在の社会は、格差社会ではなくて【階級社会】だと指摘したことがある。今週号の週刊現代でも同様な【階級社会】の特集が組まれている。わたしたち庶民は、階級社会の中の【被支配階級】だという認識が必要になる時代の入り口に立っている。

立憲民主党、民進党、希望の党が統一会派を組めないのは、この認識がないから。連合が時代遅れになっているのも、【階級社会】の中の労働運動という視点がないからである。換言すれば、新自由主義的経済思想、経済政策の本質的差別性、暴力性に対する明確な認識がないからである。

安倍政権の反国民的姿勢、反国民的政策も、結局は新自由主義的思想、政策の反映であることを認識しなければ、有効な対抗手段を見いだせないであろう。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
流水
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孤独の闘士 野中広務死す

2018-01-29 14:22:17 | 自民党政治
わたしが評価する自民党政治家が三人いた。田中角栄。小沢一郎。野中広務である。

小沢と野中は同じ経世会(田中派)に属していたが、政治的には相いれなかった。どちらも信念の人であり、決して安易な妥協はしなかった。しかし、お互いに相手の事はよく理解しており、尊敬もしていた。

小沢の追悼の言葉がその事を物語っている。

「私が政治改革を志して、その道を進み始めた時から、考え方や政治的な立場は異なったが、その政治的手腕と力量にはほかの追随を許さないものがあり、同じ政治家として、いつも感服していた。ご自身の体験と経験に裏打ちされた深い哲学と思想を持たれ、常にそれに基づいて果断に行動されてきた信念の政治家であり、存在そのものに大きく重い説得力があったように思う」

【存在そのものに大きく重い説得力があった】。野中広務という政治家を言いえて妙である。

野中広務という政治家を考えるとき、彼の出自の問題と戦争体験の問題を外して評価できない。

自分自身でも語っているように、野中広務は被差別部落の出身者だったが、部落解放同盟などの解放運動には批判的だった。解放運動参加者がともすれば陥りやすい「物取り運動」に批判的だったのである。野中の自らに対する誇りがそのような立場を取らせたのであろう。

だからと言って彼が差別問題や人権問題に鈍感なわけではなかった。それどころか、差別や人権問題に人一倍敏感だった。だからこそ、「物取り的発想」に傾斜することを嫌ったのであろう。

野中広務は、戦争中は自他ともに認める「愛国者」だった。戦後、敗戦に絶望した野中は、坂本竜馬の像の前で自殺を考えたそうである。上司に「死ぬことより、戦後日本の復興に尽力しろ」と諭されて、彼の戦後は始まったのである。

戦後、野中広務は京都府会議員や京都府の副知事を経て、自民党から衆議院議員に七回連続で当選。竹下派の一員として徐々に存在感を高め、竹下派分裂の際は、小沢一郎と鋭く対立。いわゆる【反小沢】の急先鋒として頭角を現した。

平成5年の細川内閣成立で野党に転落した自民党の中心として、細川内閣打倒に全力を尽くした。その結果、自民党・社会党・さきがけの三党連立による村山内閣成立の中心的役割を果たした。村山内閣では自治大臣・国家公安委員長として初入閣し、地下鉄サリン事件をはじめ、オウム真理教による一連の事件解明の陣頭指揮にあたった。

特に平成七年に起きた神戸大震災での対応の遅れを批判され苦境に陥った村山内閣だが、自治大臣だった野中広務を責任者に任命、彼の献身的で的確な仕事が村山内閣を救った。

野中広務の死去に際し、神戸新聞が掲載した記事が野中の人となりをよく伝えている。

・・・阪神・淡路大震災当時に自治相(現総務相)だった野中広務氏は、その後も被災地に寄り添った。自民党幹事長代理時代には、被災者生活再建支援法の成立に尽力。「事実上の個人補償」として猛反発する省庁を粘り強く説き伏せた。1998年発足の小渕内閣では官房長官として阪神・淡路の復興を担当した。
 同支援法を巡り野中氏と面会したこともある元兵庫県理事の和久克明さん(78)は「(法成立を求める)国民の声に真剣に向き合う、立派な政治家だった。自分の足で何度も被災地を歩いたからこそ、理解もあったのだと思う」と振り返った。
 「毎年1月17日には周囲に知らせずに1人で(神戸市中央区の)東遊園地と、人と防災未来センターに慰霊に訪れていた」。自治省職員として野中氏の下で働いたことがある井戸敏三兵庫県知事はそう明かし、「今年はお見えにならなかったようなので覚悟はしていたが…」と別れを惜しんだ。
・・・・・神戸新聞 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201801/0010932411.shtml

野中は平成十年に成立した小渕内閣では、官房長官を務め、内閣を支えた。内閣を支えるために「悪魔とでも手を組む」と語り、対立関係にあった小沢一郎の自由党や公明党とも連立を図った。

その後、森内閣時には、自民党幹事長としてその辣腕をふるい、加藤紘一の起こしたいわゆる「加藤の乱」では、あっという間に反乱を鎮圧し、その強面ぶりが際立った。

しかし、小渕内閣当時から沖縄問題に携わった野中は、沖縄に対して大変な情熱で尽くしてきた。

野中の死去に際して琉球新報が書いた追悼の記事が野中の沖縄に対する姿勢を物語っている。

・・・野中広務氏は1998年7月、小渕内閣の官房長官(沖縄問題担当)に就任して以来、沖縄に積極的に関わり、沖縄振興策や基地政策で主導的役割を果たした。99年1月の自民、自由両党の連立政権発足に伴う内閣改造では沖縄開発庁長官を兼任。99年10月に離任した後も、自民党の幹事長代理、幹事長、沖縄振興委員長などの立場で絶えず沖縄に関わり続けた。
 2001年に名桜大で講演した際には、沖縄戦で犠牲になった京都府関係者の慰霊碑「京都の塔」が建立されている宜野湾市の普天間飛行場近くの「嘉数の丘」に自らの遺骨の一部を埋めるよう遺言に記していることを明らかにしている。
・・・琉球新報 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-654231.html

その後、小泉内閣の新自由主義的政策に真っ向から反対し、政界を引退してもそれなりの影響力を持ち続けた人生だった。

一言でいうと、野中広務は信念の人だった。何よりも平和を愛し、弱者に寄り添う姿勢を崩さなかった。しかし、彼は自民党の政治家であり、権謀術数の只中で生きる宿命を背負っていた。自らの信念を単純に実現できる立場でも環境でもなかった。

彼のまた裂き的政治手法が象徴的に示されたのが、「加藤の乱」だった。野中は加藤紘一を誰よりも高く評価しており、将来の自民党を託す最高の人材だと認識していた。だから、彼の決起を最後まで思いとどまらせようとしていた。

しかし、加藤は止まらなかった。当時の野中広務は、自民党幹事長。党の規律を守るためには鎮圧以外に方法がなかった。鎮圧と決めたら野中広務は躊躇がなかった。あっという間に鎮圧し、加藤紘一の政治家人生はそこで断たれた。加藤などの多くの政治的怨恨を一身に浴びても自らの役割を見事に果たした。

わたしは、野中広務の覚悟が好きだった。思想信条の違いを超えて、見事な仕事師だったと思う。

小沢一郎との確執は、小沢の成育歴と野中の成育歴の違いと年齢による世代間格差の問題だと思う。本当の戦争を体験した世代は強い。小沢一郎は、鼻の差で本当の戦争を知らない。その意味で、小沢一郎は野中が恐ろしかったと思う。

野中広務のような「存在の持つ重さ」を感じさせる政治家が鬼籍に入るのを見るのは辛い。心から冥福を祈りたいと思う。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
流水
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改憲に向けての呼びかけを考察する

2018-01-29 10:52:28 | 憲法
昨年12月3日のコラムで取り上げた、「自衛隊の存在を憲法の条文に明記すべきか」を問う模擬国民投票の結果が、いつの間にか報告されていたようだ。結果報告とはいえ、団体の公式Webサイトに調査概要と円グラフを掲載しただけの簡素なものである。

http://www.jaycee.or.jp/2018/topic/01topicnotice/1528

12月3日のコラムでも考察したとおり、現行の日本国憲法を近い将来に改正することを大前提とした質問設定と投票の呼びかけ方であったことを考えれば、完全に予想通りの結果であり、意外性はまったくないだろう。

とはいえ、調査全体での投票総数も調査方法別の円グラフの投票数を読者が自力で足し算しないとわからず、全体での投票傾向も総括されていない。また、投票参加者には性別と年齢を回答するように依頼していたはずだが、投票者の属性に関する統計データも記されていない。

性別ならびに世代ごとの投票者数を明記し、これら属性と投票行動の間にどのような相関関係があるのかを科学的に統計的手法で調査することは、一人ひとりが憲法について考え、自分の意見を組み立てていく上で参照すべき価値のあるデータとなるはずだ。

投票を実施した後の分析・考察がまだ十分になされていないようであり、投票総数も4000人余りであるため、この模擬国民投票そのものは、それほど大きな影響力を持つものではないと現時点では判断している。

しかし、この団体が打ち出している政策集を見ると、現行の憲法を改正することに反対している人たちに対しても、説得しようと働きかけることを試みているようである。

http://www.jaycee.or.jp/2018/seisaku

今年のうちに「誰もが憲法改正に対して興味が持てる漫画」を製作しようという政策提言を行っているようだが、そのうちの1話は、憲法改正に反対する層・護憲派をターゲットとする予定になっている。当該漫画は「炎上」も含めて拡散させることを目指しているとのことであり、憲法改正について多くの人に「関心」を持ってもらうことをねらいとしているそうだ。

今後、こうした活動が特に若い世代の人々にいかなる影響を与えるのかを注視していく必要がある。

「護憲+コラム」より
見習い期間
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モリカケ問題 徹底追及 集会の参加報告

2018-01-29 10:19:03 | 社会問題
「もはや“詰み”だ! 森友問題 責任の徹底追及を求める院内集会」(2018.1.26 衆議院第二議員会館)に参加しました。

参加者:約130人
講師:木村 真氏(森友学園問題を考える会、豊中市議)
   醍醐 聰氏(森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会)
   黒川敦彦氏(今治加計学園問題を考える会)
   田中正道氏(森友・加計告発プロジェクト)
   青木 泰氏(環境ジャーナリスト)
   山本一徳氏(森友学園問題を考える会)  他
議員アピール
   維新を除く野党の衆・参議院議員17名、元議員1名 
 
主な議論
・木村真氏
 *大筋では「国有地を只同然の価格で叩き売った」ことは既に明白になり、真相究明は終わっていて、会計検査院からも国の責任が明確に報告されている。これからは、この問題の責任者を追求して行く段階である。「何時までやっているのか」との声を聴くが、「いつまでやらせるのか」と言いたい。
 *安倍首相や新旧国税局長の余りにも酷い、いい加減な答弁には呆れる。国会が機能不全に陥っている。
 *これからは、徹底的に責任を追及して早く終わらせたい。

・醍醐 聰氏「森友問題の論点整理」 誰にどういう責任を負わせるべきか
 *近畿財務局幹部に:「適正な対価」からから外れることを承知の上で、国有に損害を与えた。
 *佐川元国税庁長官に:「価格交渉はしていない」との虚偽答弁 また「売買契約書があれ交渉記録は捨ててよい」との答弁は「公文書等の管理に関する第4条に違反。
 *麻生財務大臣に:国有財産の売却価格算定を「適正」と答弁してきた職務背馳の責任で佐川長官を罷免し、自らも引責辞任せよ。
 *安倍首相に:会計検査院が「信頼していた職員の上げてきた報告が虚偽だった」と判定した以上、佐川氏を罷免すべし。また担当大臣の監督責任果たさず、財務省職員の背任・虚偽答弁を放置し、国政を混乱させた責任を取って辞任せよ!
 *安倍昭惠氏に:確信的に名誉校長を務めた氏はせめて報道関係者の会見に応じ、100万円の真偽などを説明すべし。

・黒川敦彦氏(今治加計学園問題を考える会)
 *住民説明会にも出てこない加計幸太郎を証人喚問で説明させる必要がある。
 *加計学園の建設費が高い。(216万円/坪は六本木の森タワー60万円/坪の3.6倍)
 *補助金96億円の根拠を出さない。この中には28億円の地方公布税が含まれている。実際の建設費との差額が友達の裏金に回るのではないか?との疑いがある。
 *加計学園は鳥インフルエンザの研究が出来ない。
 *次の選挙で野党が勝てる運動を始めなければならない。

・青木 泰氏
 *会計検査院の「黒」の判定に内閣が従わないのは、法治国家として認められない。
 *マスメディアが市民の認識レベルに達していないか、達していても報道できないかである。
 *環境問題で色々関わってきたが、問題のある市長・議員の所では多くの場合、市民運動がなされていない。非難するだけではなく、市民が色々な形で働きかけて行く必要がある。市民が動けば議員がシッカリし、議員がシッカリすれば市長が動く。我々自身が現在どういう状況にあるかを知り抜いて、色々な形で働きかけて行くことが大切である。メディアを動かすのは我々である。なぜ事実を報じないのか問いかけよう。

この集会に参加しての私の感想
 テレビ・新聞の報道のみを見ていて、私も「もう過去の問題 今更無理だろう」との感覚であったが、本日(1/26)の集会での熱気は熱いものがあり、国会議員達も慌てて追加登場場した感があった。醍醐氏経由笹井さんのお誘いで参加し、改めて安倍一族の策略に載せられていてはいけないと周りの人達に呼びかけようと考えを新たにした。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
tetsujinn
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「安保法制違憲訴訟・第6回国賠訴訟期日」傍聴報告

2018-01-28 14:02:52 | 集団的自衛権
1月26日午後1時半から東京地裁で行われた「安保法制違憲訴訟・第6回国賠訴訟期日」に原告として傍聴参加しました。今回も傍聴希望者が定員を超し抽選となりましたが、幸い私は当選、傍聴席に着くことができました。

今回は原告本人尋問で、7名の原告が、夫々の立場やこれまでの体験、「安保法制」に対する思い、裁判官に訴えたいことを語りました。

最初の証言者、横湯園子さんは、「5歳の時に体験した沼津空襲が今もフラッシュバックすることがあり、安保法制により戦争ができる国になることに不安と恐怖がある」「これを止めようと『女の平和』を立ち上げたが、その意志が踏みにじられたことに深く失望している」と語り、裁判官に「法治国家を守る役割をしっかり果たして欲しい」と呼び掛けました。

清水民男さんは、障害を持つ子の親として、「安保法制によって日本に戦争状態が生じた場合、障碍者も強制作業に就かされるのではないか、また有事の際、障碍者は逃げることが困難だ」と不安と苦しみを語り、裁判官には「「すべての人と平和に暮しなさい」という聖書の教えと憲法が通じていることを述べて、「平和な暮らしを守る判断をして欲しい」と訴えました。

長崎の原爆被害者で間もなく90歳になる平原ヨシ子さんは、過去に戦争を「正しい戦争」と信じた小国民だったことを後悔し、現在は被爆者歌う会「ひまわり」の会長として平和と核兵器反対の活動を継続中とのこと。「主権者国民の声を無視した『安保法制』の強行採決に、『戦前に戻った』と底知れない不安を覚えた」「主権者として自分で考え自分で決める大切さをこれからも伝えていきたい」と原告になった動機を語りました。

横須賀基地近くに住む新倉裕史さんは、「横須賀は米海軍の重要な海外基地であり、海上自衛隊の最大拠点。原子力空母の原子力災害とも隣り合わせにある。普段は米兵や自衛隊員とその家族に『戦場に行かないでください』と訴え、横須賀の平和化に取り組んでいる」「しかし、『安保法制』により横須賀は一層危険な町になってしまった」と訴えました。

元原発技師の渡辺敦雄さんは、OHPを使って原発の構造を説明。「日本の原発は自然災害に対しては一定の対策を打っているが、テロ対策は脆弱」「安保法制は日本に破滅の危機をもたらす」と強い危機感を訴えました。

障害者施設職員の若者、菱山南帆子さんは、「祖母から戦争体験と『今は憲法があるから大丈夫』という話を聞いて育った。憲法を無視した安保法制成立の過程では「9条壊すな!総がかり行動」に参加。「国会を囲む大勢の市民の声を無視して強行採決されたことに怒りと苦しみを感じている」と語り、傍聴席から共感の拍手が起きました。

最後の証言者、キリスト教牧師の安海和宣さんは、「戦争は人の命が失われる極みである。その戦争に向かって権力と武力が結合し、言論、思想の統制の方向に進んでいる。そのことへの胸騒ぎ、危惧・恐怖がある」「安保法制の強行採決により、日本の民主主義は終わってしまった。日本人としての誇りを壊された思いだ」と語り、裁判官には、「内閣が暴走し、国会が制御できなくなっている今、三権分立の最後の砦として、適正な判断を下して欲しい」と訴えました。

1時半に始まった尋問は15分の休憩を挟んで、5時まで続く長丁場でしたが、傍聴席の人たちは、原告の訴えに自分の体験と重ね合わせるように聞き入り、深い共感の空気の中、尋問は終了しました。

次回は5月11日の予定とのことです。原告の心からの訴え、司法への期待が、裁判官の良心に届くことを強く願っています。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子
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NHK ドキュメンタリー「未解決事件ファイル」

2018-01-28 10:02:24 | マスコミ報道
今、NHK総合でドキュメンタリー未解決事件ファイル 「朝日新聞阪神支局、赤報隊襲撃事件」をやっています。
草なぎ剛君が、再現ドラマで、亡くなった小尻記者の同僚の役でいい味だしています。

今日は前編、明日は後編。
草なぎ君ファンの人達も見てくれるといいなあ~。
明日も見逃さないようにしなくちゃ。

「護憲+BBS」「明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術」より
パンドラ
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1/26緊急院内集会「もはや『詰み』だ!森友/加計問題の責任を徹底追及!」動画

2018-01-27 14:04:18 | 社会問題
先にお知らせした「森友・加計」問題追及の院内集会が昨日あり、「護憲+」からはtetsujinnさんと私(途中退席)の2名が参加しました。

急な呼び掛けにも関わらず、市民200名、国会議員・秘書40名が参加。「このままウヤムヤで終らせるわけにはいかない。しかるべき人に必ず責任を取らせよう」という市民の継続する強い思いを受けて、野党議員の皆さんも、今国会での徹底追及の決意を新たにしたようです。

会の模様は以下で見ることができます。

[20180126 UPLAN【緊急院内集会】もはや『詰み』だ!森友/加計問題の責任を徹底追及! ~しかるべき人にしかるべき責任を! - YouTube]
https://www.youtube.com/watch?v=uOIWjA5SkdU

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子
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NHK経営計画(要約)を見て

2018-01-24 11:07:44 | マスコミ報道
1月21日に向こう3カ年のNHK経営計画が発表された。

その要約計画(下記url)を見たが、平成29年12月6日に最高裁で下された、「放送法に規定するNHK受信料制度は合憲」、「受信料制度が国家機関などから独立した表現の自由を支えている」、との合憲主旨内容には全く言及しておらず、失望させられた。

せめて『最高裁判決を真摯に受け止め「表現の自由を護る」』との文言を経営計画で読ませて欲しかった。

https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/plan/pdf/2018-2020_youyaku.pdf

一方22日の朝日新聞も社説で論評している。

(朝日新聞社説)NHK、公共性の議論をもっと
https://www.asahi.com/articles/DA3S13324276.html?ref=editorial_backnumber
2018年1月22日05時00分
=== 
NHKが18年度から3カ年の経営計画を発表した。放送に加え、ネット配信も活用した「公共メディアへの進化」を重点方針の第一にかかげる。

 だが、華々しいアピールの陰で、視聴者が置き去りにされた感は否めない。

 象徴的なのは、籾井(もみい)勝人前会長が提唱した受信料の値下げが見送られ、一部対象者への減免措置にとどまったことだ。事業収入は過去最高を更新中。毎年7千億円を大きく上回り、20年度の繰越金は600億円を超えるにもかかわらず、である。

 理由としてNHKは、東京五輪に向けたスーパーハイビジョン(4K・8K)の設備投資などに巨費がかかることを挙げる。しかし、そうまでして超高精細な画像がなぜ必要なのか、丁寧な説明はない。「一度値下げすると値上げは難しい」という石原進経営委員長の発言は、世の中にどう受けとめられたか。自己都合が過ぎよう。

 視聴者の視線は厳しさを増している。事実をゆがめた番組づくり、取材費の流用、受信料の着服など不祥事が相次ぐ。報道姿勢をめぐっても、政権との距離感を欠くとして公正さを疑う声は絶えない。いずれもNHKの存立にかかわる問題だ。

 若者を中心にテレビ離れが進み、メディア環境が激変するなか、NHKの公共性とは何か、何が期待されているのか、突っ込んだ議論が必要だ。

 受信料訴訟で政府が最高裁に出した意見書は、災害時などの情報提供を使命と位置づけたが、それにとどまるものではない。NHKには、社会全体に情報を届け、人々の知識や教養を底支えしてきた歴史がある。不確かな言説がネット上に飛びかういま、使命はますます重くなっているとの見方も強い。

 だが、意欲的で優れた番組がある一方で、いい意味でのNHKらしさが薄れてきているのを危ぶむ声は少なくない。表向きは否定するが、現場からは「視聴率主義が強まっている」との嘆きがしきりに聞かれる。

 民放の二番煎じのような安易な演出や、近年目に余る番組宣伝の多さは、NHKに対する信頼を深いところで傷つける。視聴率に結びつかなくても、多様な価値観をすくい上げ、人々のニーズにきめ細かく対応した放送がなされなければ、市民が受信料で支える意義はない。

 上田良一会長は年頭あいさつで「NHKの公共性が問われる年」と述べた。その言葉通り、批判に真摯(しんし)に向き合い、社会との対話を深めることが、この巨大組織に求められている。
===

この社説に加えて言いたいことは、

・最近の『クローズアップ現代』は、かつて国谷キャスター当時と比べ、内容がバラエティー番組的で、政治、経済、重要な社会問題がクローズアップされていない(国家機関への忖度では)。

・朝日社説が指摘する視聴率重視策は、娯楽番組のキャスターを見れば一目瞭然である。例えばかつて民放のキャスターであったタレント、古館氏、所ジョージ氏、タモリ氏等の出演であろう。一瞬民放のチャンネルを押したか?と見まごうほどである。

「護憲+BBS」「NHKの報道・二ュース内容をウォチングしよう」より
厚顔
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西原博史氏を悼む

2018-01-24 11:02:14 | 社会問題
入水自殺をした右翼系文化人の西部邁氏が新聞で報じられましたが、私が驚いたニュースは、憲法学・教育法の早稲田大学教授・西原博史氏の交通事故死。高速で自損事故を起こされ、車外に出たところを撥ねられたとのこと。お顔写真が出て、間違いないと分かりました。

西原氏は、良心・思想の自由の観点から、そして憲法と教育現場の関連など、分かりやすい言葉で語り、書いておられました。

共謀罪は人の心の中を警察が監視するための法律と喝破され、道徳教育が、今後、成績にも関係してくること、それは国家や政権など支配者として、支配しやすい従順な子供を作るためであると、個人の心の中を支配しようとする権力の意図を鋭く指摘しておいででした。

また最近は、ネット社会、サイバー社会の監視体制についても、個人を守る必要性に言及しておられて、こういった視点から法律を考える必要のある現代に欠かせないお一人だったと思います。

現政権が改憲に突き進もうとしている今、立憲主義の立場で人権や自由を語られる方を失ったと、とても残念です。

西原氏は、大事なことを読みやすくお書きになった著書が沢山出版されていますので、どうぞ手に取ってお読みになってみてください。

「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より
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慶大生の父親刺殺事件

2018-01-23 19:55:34 | 社会問題
最初の報道では、20歳の慶大生が父親と弟の口論に割って入り、「止めないと刺すぞ」と言って果物ナイフで父親を刺したと、断片的な事実を報じただけで、理不尽な傷害致死事件と思われていた。

しかし、背景的な家族関係の事実を知ると、どうやらこの父親が日ごろからDVをしていたことが分かり、この慶大生の積もりに積もった「鬱憤」が、些細な口論をきっかけに爆発したものと理解できた。 

私も父親による理不尽な「精神的DV」を受けたという、今でもトラウマになっている過去があるので、この事件は他人事ではない。(簡単に言うと、父親により「裏口入学」を強制され、結果高校受験に失敗したのである。)

それと、この事件には思わぬエピソードが隠されていた。この慶大OBの父親(不動産会社社長)は有名な漫才師コロンビア・ライトさんの息子だったのである。(ライトさんは大倉工商、現在の東京経済大学を中退しているインテリの漫才師だった。)

この父親は学生時代から暴力傾向が強かったと同級生が証言している。

DV気味の父親を刺したという事件であり、この慶大生の将来を案じざるを得ない。将来は立ち直って欲しいと思うのである。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
名無しの探偵
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