戦後、日本軍の悪行を言われますが、それが戦争だということです。今アメリカがやっているイラクやアフガンの行為。ロシアのバルト三国の虐殺。現在のプーチンの残忍さはヒトラー以上かもわかりません。
先日、イラクの説明会で見た映像は、一般には見せていないのでしょう。先日購入したDVDにはあのような残酷いや残忍きわまりない映像はありませんでした。今、日本の若者に戦争とはなんぞやを見せるのに、あの映像は必要かも分かりません。
戦争行為は善し悪しでは有りません。欲得があるから戦争が起こるのでしょう。そして一番被害を被るのは、弱い立場の人々です。イラクでも子供を殺す権利は誰にもないと思います。終戦直後のララ物資は、アメリカは敵国にと感激していましたが、長い目で見ていると、日本国を手なづける手段だったのではないかという気がします。
私の心の中には、敗戦を経験している男としては、世界で一番どこにも負けない国家でしたら軍隊があってもよい、という気持ちがあります。しかし、戦後ソ連との冷たい戦争が終わって後、アメリカが世界各国に手を出す様になってからは、戦というものに疑念を持ち続けました。
そして戦時を体験した人間が戦争を分析すると、日本は絶対戦争のできない国家であると気が付いたのです。難しいことを書いても理解が難しいと思いますので、分かりやすく書くと、
1.食料の自供率40%です。人間一日絶食しても戦えません。仮に兵士のために食料を全部供出しても、生産するものが居なくては戦うことはできません。(バカたれは輸入すれば、と言うでしょうが、其れは平和のときのみです。)
2.私の思うのは、日本はものを作る技術だけは戦争できる状態だと思います。しかし、その製品を作る材料は海外から輸入しなければなりません。(戦時中に鍋釜貴金属類を供出した経験からです。)
人口を考えてみましよう。一億の民族でその何倍の敵を相手に戦えますか。もし戦うなら、核ミサイルを日本国中に地球がつぶれるほどの数を配備するしか方法はありません。
アメリカと安保条約があるというでしょう。アメリカほど腹の黒い国家はないと思います。今までも自国に得になると思った国には武器の供給をするが、その国がアメリカに楯突き都合の悪い国家になると武力使う。最近ではアフガニスタンやイラクがそれを証明しています。そのような国家と日本が軍事でつながる恐さを感じる今日この頃です。
先日の慰安婦問題、アメリカが日本に上陸した時に、日本の婦女子を集めさせ春(はる)を鬻(ひさ)がせた国家に、この問題で文句を言われたくないです。最近で一番胸くそ悪い外国からのニュースです。考えると、政治家がアメリカにしっぽを振るのも分かるような気がします。
また、先日ニュートンが2060年に世界の終わりがくると予言していた、と書いてありました。よく考えると、これだけ世界に核ミサイルが配備されていると、頭の狂った宰相が一人くらい出現して、2060年にミサイルの発射ボタンを押すのではないかと、近世の荒れた世界を見て感じる今日この頃です。
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
ごまめの翁