老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

野党共闘再生の新機軸を

2018-11-01 16:30:41 | 立憲民主党
10月31日の日経新聞電子版をネットで見ていたら、下記の谷口尚子 慶応義塾大学准教授 の記事が目にとまった。ところが詳細は、[有料会員限定]、となっており、当方はその会員でもなく、日経新聞も購読していないので具体的内容は分からない。

ただ題名の、「野党再生の条件(上) 左右対立超える新機軸を 」については全く同感なので、10月24日の当スレッド(安全・外交政策を考える)より、弊稿を下記に抽出して逆提案しておきたいと思う。

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO37063580Z21C18A0KE8000/
『野党再生の条件(上) 左右対立超える新機軸を
谷口尚子 慶応義塾大学准教授
経済教室 コラム(経済・政治) 2018/10/30付日本経済新聞 朝刊

ポイント
○現選挙制度下、自民・野党の政策内容近く
○政権能力の評価低いままでは支持伸びず
○野党は個々の有権者のニーズに寄り添え

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます』


(以下は10月23日の弊投稿)

>日米安保条約に代わる日本の平和と安全保障への道(永世中立国)(2)
https://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/7bf2a70a82800bcca623a37121573379

>*永世中立国へのムーブメント造り

・来年の参議院選挙の1人区で、各野党は統一候補を立てないと自民党、公明党候補に勝てないこと分かっているが、野党共闘できそうな旗がなく、溝が埋められず難航中である。この際先ず、[永世中立国を目指す」というアイデンティティーの旗の下に結集して、各党の政策をすりあわせ調整できないものか、このことについて野党は議論してみて欲しい。また「日本の永世中立国化」を唱えるるような政治家が一人でもよいから出て欲しいものである。現在期待したい政治家は自由党参議院議員山本太郎氏、社民党福島瑞穂氏、千葉民主連合参議院議員の小西洋之氏あたりである。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔
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迷える主婦のつぶやき

2018-09-11 16:43:04 | 立憲民主党
皆さんこんにちは。私は以前この掲示板に投稿した「迷える主婦」です。

あれから数年経ちまして、戻って来た夫を家に入れた方がいいと…親戚中の年寄りが言い出して。中には「家にはやはり家長が必要だ」なんて変な事言い出す年寄りもいて、多数決で決めようとなって、圧倒的多数でまた「あの人」が私の夫になりました。酷い話でしょ。

お金!?相変わらず入れてくれませんよ。俺の金は俺の金お前の金も俺の金。が信条の人ですから。私がパートの仕事三つも掛け持ちして暮らしてますよ。

おまけに今度は我が家の家訓だと「高プロ主婦制度」なんて訳の分からないもん決めましてね。

この家の主婦は24時間主婦であらねばならぬ。その目的を果たすため主婦は畳やベットの上で寝てはならぬ。ついでに畳の上で死ぬこともならぬ。死期が迫ったら何処かへ姿を眩ますべし(葬儀代節約のため)…ってあたしゃ犬猫かよッて思いましたよ。

何故別れないのか?実はこの国には「婦女子は二夫と契ってはならぬ」という法律ができましてね。「女が勝手に子ども作らず別れるのが少子化の原因だ!女どもの勝手な我儘をこん根絶せよ!」って訳の分からない事言い出した政治家が現れて、新聞もテレビもあまり報道しなかったら、さっさと強行採決してすんなり国会通ってしまったんですよ。

憲法違反?…今の政権は憲法なんて関係無いって思っているから、上手く野党の追求も言い逃れてどこ吹く風だって友人が言ってたわ。

「夫からの離婚言い渡しは何時でもOK」だから女達が怒る事怒る事。友人の話では、この間も若い娘達が「おとこはどうだ~!♪」「おとこはどうなんだ~!♪」「おとこも二婦と契るなよ!!」とラップみたいに歌いながらたーくさん集まったそう。

家の次男坊も「面白そう~男も行っていいのかな?」って言うから「いいんじゃない。この前テレビに若い男の子沢山映ってたわよ」ってけしかけてやったら友達誘ってイソイソ出掛けて行ったわ。

「サクライワルコ」とか「ウソノアヤコ」とかが「日本の淑女が下品な言葉を使うなんて嘆かわしい!」ってマスコミ等で騒いで、国民の声が大きくなったら大変と火消しにやっきになっているけど、「そんな事知ったこっちゃねえ~!」って国会前に集まる女達は益々増えているとか。

何とかなるといいわね。じゃなくて、来年の選挙まで忘れないで、私達が怒ってる事思い知らせなきゃね!!

「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より
パンドラ
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国民をなめてはいけません

2018-04-17 09:30:33 | 立憲民主党
「国会前大集合」のあった4月14日、私は地元の「親の会」に顔を出しました。

参加者は私を入れて5人ほどでした。でも、良い事があったんですよ。会の代表の方が「憲法9条変えるな!」の署名用紙を回して「御賛同頂ける方は…」とお願いした所、全員が署名しました。地元の護憲派の方々が主催している会から回ってきたそうです。

とかく「会の趣旨と関係無いことは…」と眉をひそめる方がいらっしゃいますが、「憲法」は私達の生活に直結した問題です。将来の日本社会の事、これからの子どもや若者の事を考えると、決して親の会にも「関係ない」事ではないはずです。

次の会の集まりはもう少し大きなもので、市の職員の方、社会福祉協議会の方にも声をかけているので、今回のように署名用紙を回そうかどうしようか迷ってる、と言ってました。私は彼女の行動にエールを送り、その日は仕事で参加出来ないけれど、もう一人この「親の会」立ち上げる時一緒に行動してくれた心強い仲間がいますので、彼女にフォーローを頼みました。

そう言えば「親の会」の代表の方は、原発には反対だから東京電力の電気を使うのは嫌なので、他の電力を使いたいとも言ってました。ここにもまた、仲間がいて心強い思いがしました。何時か国会前にも行きたいそうです。

国民が時間が経てば忘れるなんて、安倍さん国民をなめてはいけません。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
パンドラ
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寛容で自由な「リベラル保守」に期待する

2017-11-04 14:25:02 | 立憲民主党
今回の選挙は、明らかに森友・加計問題から逃げたい、今なら勝てそうという安倍首相の思惑で仕掛けられた選挙だった。そして臨時国会冒頭に解散し、600億円余の選挙費用が国民の税金から使用されたことになる。

結果は自民党の過半数、公明党など憲法を変えようという趨勢は3分の2を超えた。いよいよ私達国民は、日本国憲法つまり日本の目指すところを改めて深く考えなくてはならない。

この選挙では、希望の党にすり寄った民進党から立憲民主党が分離したことが唯一の収穫だった。だいたい民進党は結党時に、自民党から公認がもらえなかった人まで極右からリベラルまでを含んでいたから、もう一つ立ち位置がハッキリしなかった。

今回の枝野幸男氏出馬の辞を聞いて、久しぶりに政治家のごまかしのない本気の話を聴いたと思った。

「多様な意見があるからこそ、できるだけそうした皆さんに、まずはきちっと情報公開をする。判断をするための材料をしっかりと提供する。そして、できるだけ多くの意見に耳を傾ける。

意見が違っていたら、相手を抑えつけるんじゃなくて、説明をして、説得をして、納得してもらえるように努力をする。その基本があった上での最後の多数決じゃないですか。その基本があった上での、どうしても忙しい、時間がないときにトップダウンじゃないですか。

残念ながら今の政治は逆の方向になってしまっている。だから、暮らしの足下に光が届かない政治になってしまっている。私たちは、こうした政治の流れを変えていきたいと思っています。」

民主主義というものは、時間のかかる面倒なものなのだ。自分で考えることから逃げてしまうと、民主主義のワイマール体制から独裁者ヒトラーに政治を託してしまうような愚かな選択をしてしまうことになる。

麻生太郎氏が「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうか」と国民を軽視する恐るべき発言をしたが、こうした政治家によって、実際に今の日本は、憲法をないがしろにする方向に進み、今回はまさにその憲法を変えようとしている。

はたして安倍政権が、改憲論議の場で「まずはきちっと情報公開をする。判断をするための材料をしっかりと提供する」かどうか、怪しいものだろう。国民自身がマスコミを巻き込んで正確な情報を共有しなくてはならない。

以前の自民党にはリベラル保守、良識派と言われる政治家がいた。石橋湛山、宇都宮徳馬、松村健三、田川誠一、三木武雄、鯨岡兵助といった人たち。宇都宮氏の発行する月刊誌『軍縮』は、平和への道を探り研究された論文が毎月掲げられていた。

日本が、そして世界が平和に暮らせることが、国民のために働く政治家のなすべきことであり、軍事的な脅しをかける米大統領にすり寄ることが、どれほど危険で国益にならないか。

「アメリカと違って、日本は北朝鮮のすぐそば。軍事行動は慎んでもらいたい」と、トランプ氏にはっきり言えない安倍首相は、果たして国民を大事に思っているのだろうか? そして事故はもちろん軍事目的としても危険な原発を再稼働にしていることも、国民の命を危険にさらす行為だ。

原発についても枝野氏は言う。
「ふるさとを守るのが保守じゃないですか。本当の保守なら、どうしたら一日も早く原発をやめられるか。そのために最善を尽くすのが、私は本当の保守だと思っています。」

「リベラル保守」という政治家の復活は嬉しい。民主主義は、多くの意見を聞きあう「寛容さ」と、それを闊達に話し合える「自由」の場が必要だ。「リベラル」な政治家は、独裁的な政治を嫌い、ごまかしのない政治を願う国民が支えなくてはならないと思わされている。

引用は「立憲民主党 枝野幸男代表 演説全文(10月17日福島)」よりhttp://satlaws.web.fc2.com/edano1017.html

「護憲+コラム」より
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立憲民主党への期待と私たちの決意

2017-10-25 09:49:52 | 立憲民主党
枝野幸男さんが、大義なき解散・総選挙の喧騒の中で、「まっとうな政治」のスローガンを掲げて、立憲民主党の立ち上げを宣言したのは、10月3日のことでした。

10月14日の東京大作戦=大規模街頭演説では、
「政治は、政治家のためでも政党のためでもなく、国民のためにある。今の政治に怒りや危機感を持つ、多くの国民の声に応えて、政治の流れを転換させたい。この国に暮す多様な一人ひとりとの対話を通じて、誰もが自分らしく生きられる社会をつくりたい」と語り、彼の「まっとうな政治を、立憲民主党を、一緒に作っていきましょう!」の呼びかけに、会場を埋め尽くす観衆からは大きな拍手と枝野コールが湧き上がりました。

翻って、2ヶ月前の8月1日、私たち「護憲+」は第十五期に入り、新しい期を迎えるにあたっての抱負を、以下のように述べました。

『この間の政治状況の中で、市民の中から、「政治は自分達一人ひとりのもの」、「政治にきちんと関わろう」という「民主主義」のうねりが生まれ、根付き、着実に広がっています。
私たちも、こうした市民の一員として、「民主主義の担い手として政治にコミットする」姿勢を共有し、立憲主義を尊重し市民と共に政治を作っていこうと志す政党や政治家が、選挙に勝つ力量をつけるよう、積極的に応援、支援して、真の「受け皿作り」に尽力していきたいと思います。』
http://yufuu.com/user/goken/goken2shushi.html

今回の立憲民主党の立党宣言に出会った時、あたかも私たちのこの決意に呼応するかのような意思表明に驚くと共に、私たちが長年に亘って待ち望んできた「まっとうな政治」を志す政党が、本当に誕生したことに、感動を覚えずには居られませんでした。

10月23日、立憲民主党は、選挙結果を受けた声明の中で、
『立憲民主党にとっては、今日から、ここからが、国民の皆さんとともに歩みを始める新たなスタートです。・・・私たちは、国民の皆さんにお約束した草の根からの政治を実行に移し、支え合いの仕組みを創っていくために、強い決意と覚悟をもって国政に臨んで参ります』との決意を表しています。

一方、人々の期待、注目の大きさが明らかになると、さっそくマスコミが「政界再編」を取り沙汰するなど、いつもの無責任で訳知り顔の評論を繰り広げていますが、それに対しても枝野さんは「永田町の内側の権力ゲームに参加するつもりはない」とキッパリとした姿勢を示しています。

こうして、当たり前の(なだいなださんが晩年に語った「常識哲学」を思い起こさせる)姿勢を語る政党・政治家が出現し、ボトムアップの政治、本当の民主主義に則った政治がスタートしようとしていることは、私たちにとってこれまでにない大きな喜びです。

これから私たちは、立憲民主党の行方を見守り応援しつつ、「立憲主義」「民主主義」が大きく広がり、遠くない将来に当たり前のこととして日本社会に定着することを期して、「草の根からの政治」の成長、発展にコミットするという、私たち自身の今期の抱負を、真摯に、積極的に実践していきたいと思います。

「護憲+コラム」より
笹井明子
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立憲民主党・東京大作戦1014(新宿)

2017-10-14 20:22:49 | 立憲民主党
立憲民主党が「東京大作戦1014」と銘打って、吉祥寺、新宿、池袋の街宣への参加をツイッターで呼びかけていたので、新宿東南口広場に行ってみました。



開始予定時間の午後2時25分前に広場は既にぎっしりの人!広場に通じる階段も、広場を見下ろす道路の歩道側も大勢の人人人で埋まっています。



最初は長妻さんのスピーチで、「立憲主義」「民主主義」の大切さを訴えると共に、今回も森友・加計問題にも言及し、佐川氏の国税庁長官任命は許されないと強調していました。



続いて、演壇に立った海江田さんは、経済産業大臣の経験から、アベノミクスを批判。誰もが安心して暮せる社会の構築からしか本当の経済再生はないという立憲民主党の考え方を訴えました。



その後、一水会の鈴木邦男さんと、漫画家の小林よしのりさんという異色のゲストがスピーチ。鈴木氏はアメリカべったりの安倍自民党は本当の保守ではないと酷評し、小林氏は小池・希望の党は安倍政権を終らせるのではなく、リベラル勢力を終らせるために出てきたと痛烈に批判。どうやらネガティヴな発言ではなくプラス志向、将来志向の発言をする方針らしい立憲民主党に成り代わって、ガス抜きの役割を買って出たような趣でした。



最後は枝野さんのスピーチ。「党立ち上げを発表したのが10月2日。それから10日ほどでここまで来ました」と大勢の聴衆を前にして感慨深げな第一声でしたが、本当によくここまで漕ぎ着けたと、私もそのパワーに正直驚嘆の思いです。

枝野さんは、立憲民主党の理念を話した後に、「本当ならこの候補に一票を、比例代表に一票を、と言うところかもしれませんが、私はそうは言いません。まっとうな政治を作るために、一緒に頑張りましょう!」との言葉で締めて、それに呼応するように聴衆から「エダノ エダノ」のコールと拍手が湧き起こりしばらく止まない状態になりました。

私たちの気持ちが真っ直ぐに政治に届こうとしているという初めての感覚に、私自身、感無量の思いがこみ上げる街宣風景でした。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子
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立憲民主党の立ち位置

2017-10-09 10:27:38 | 立憲民主党
立憲民主党はリベラル派と言われる。

実は、現在の各党の立ち位置を本当の意味で解説しているメディアはほとんどない。国民が投票行動をする時、現在の日本、将来の日本、それに対して自分はどう考えるか、そして、各政党はどう考えているか。各政党の立ち位置はどうなのか。

これらの事に正しい情報と正しい数値、客観的な各政党の立ち位置を国民に提供するのがメディアの仕事だろう。しかし、現在のメディアには、そのようなジャーナリズムとしての基本的な姿勢がない。これが現在の政治とメディアの良い意味での緊張感をなくしている最大の原因である。

今日(10月8日)、神保哲至と宮台真司のマル激トーク・オン・ディマンド ビデオニュース・ドットコムを見た。
http://www.videonews.com/marugeki-talk/861/

この中で立憲民主党の立ち位置をきわめて明快に説明できる図表を提示していた。下にその図表を提示して、多少解説してみたい。

 E ガバメント      市場原理        米国流新自由主義
                ◆
  リバタリアン       ◆            新自民党
                ◆
 参加主義          ◆            権威主義
(市民参加)  ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆  (国家)
                ◆
                 ◆
  立憲民主党        ◆            旧自民党
                ◆
                ◆
 欧州型伝統      再配分主義        日本型保守

この図表は大変良くできている。(おそらく宮台真司が作成したのだろう。)立憲民主党の立ち位置が明瞭に理解できる。枝野幸男は、この図表を見ながら、旧自民党(日本型保守)の一部を取り込みたい、と語っていた。このあたりの知性が小池や前原と枝野の相違点である。

小池も前原も保守主義を標榜しているが、彼らの言う「保守」とは、安倍の新自民党の立ち位置と同じなので、旧自民党の日本型伝統保守とは明確に一線を画している。これが、旧自民党勢力の支持が得られない大きな要因だと言う事が分かっていない。

この事を少し解説してみる。

自民党の正式名称は、自由民主党。つまり、自由主義を標榜する政党なのである。ところが、小池百合子は、リベラル派を排除した。

では、リベラルとは何か。リベラリズムの日本語訳が「自由主義」である。小池百合子は元自民党党員。今でも自民党に大変な親近感を持っている。と言う事は、リベラリズムを信奉していると言う事を意味する。そもそも、リベラル派を排除すると言う事は、矛盾なのである。

ところが、彼女は何も矛盾を感じていない。なぜなのか。上の図を見れば、一目瞭然。彼女の立ち位置は、新自民党と同じだからである。前原の言う保守も新自民党と同じ。

つまり、今回の排除論理は、当然と言えば当然なのだが、「市場原理」と「米国流新自由主義」に傾斜しすぎている。世界のトレンドから言えば、今や「市場原理」も「新自由主義」も、批判の対象。小池も前原も時代遅れ(一周遅れ)の新自由主義のランナーだと言う事になる。

わたしから言わせれば、時代遅れと思われていた旧自民党が、世界的トレンドに近い。

その理由は何か。

今や、忘れ去られようとしているが、旧自民党の主流(保守本流)はリベラリズム(自由主義)だった。特に修正資本主義的「再配分主義」を大切にしていた。そのため、地方での強さは圧倒的だった。

さらに言えば、旧自民党主流派の首脳たちは、よく本も読み、かなりの教養があった。特に、欧州(中でも英国)の影響が大きかった。麻生太郎の祖父 吉田茂の英国趣味(特にステッキと葉巻)は有名だった。

つまり、図でいうなら、日本型保守と西欧型伝統の双方を兼ね備えており、政党としての幅が半端でなく広かった。これが自民党を長期政権にした最大の理由である。

それに引き比べ、現在の新自民党が権力を維持しているのは、公明党票と小選挙区で、自民党自体の力でない。

この図で立憲民主党の立ち位置は明確に見えたが、さらに勢力を拡大するためには、
①参加型社会(市民参加)をさらに拡大する 
②再配分主義を徹底的に主張し、格差問題に対する処方箋を提示すべき ⇒この作業を通じて、旧自民党の支持層を切り崩す事。公明党支持層(創価学会婦人部)を切り崩すのも、再配分主義に基づく格差問題の解決処方箋が大切。
⓷原発廃止 
⓸非正規雇用の縮小などの雇用政策などの社会政策、経済政策の具体的提示だろう。

最後に、自由主義について解説してみる。

そもそもリベラリズムというのは、欧州の30年戦争の反省のもとに生まれた思想。30年戦争というのは、1618年に始まった宗教戦争。当初はカソリックとプロテスタントの宗教対立から始まった戦争。以降、神聖ローマ帝国内で次々と戦争が拡大。多くの犠牲者を出した。
‥ウイキぺデイア・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%8D%81%E5%B9%B4%E6%88%A6%E4%BA%89

この戦争で、国土の荒廃やあまりの多くの犠牲者を出したことから、宗教的対立を政治に持ち込むことに対する反省や人間の心の自由をや行動の自由を大切にする思想が生まれた。それがリベラリズム(自由主義)である。

日本でも明治以降、「自由主義」思想が入り、政治・思想・文学などに多くの影響を与えた。

下の図を見てほしい。「自由主義」を解説するために、多田道太郎氏が作成されたもの。(現代日本思想体系所収)
                  獲得
                   ・
                   ・        
        抵抗 ・・・・・・  原点 ・・・・・・・・・ 遵法
                   ・ 
                   ・
                  無為

「自由主義」と言っても、このように、実に多様で広範囲な思想を包含している事がわかる。

つまり、リベラリズム(自由主義)は、明治以降の日本社会では、きわめて重要な役割を果たしており、知識人の教養の重要な部分を占めていた。それを危険な思想として排除するという発想は、日本では戦争中を除けば、まったく「異端の思想」であり、排除するという人間が排除されるべきというのが、日本の伝統である。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
流水
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遁走する政治怪獣“ユリゴン”

2017-10-06 20:20:56 | 立憲民主党
昨日の小池・前原会談。小池の図太さが際立っていた。

「わたしは最初から選挙に出るとは言っていない」と?「嘘も休み休み言え」という話だ。当初、選挙に勝てると思っていたので、出る気満々だった。ところが、自らの失言で風向きが変わると、居心地の良い東京都知事を手放す気がなくなったのだろう。

それならば、当初から選挙に関わるな。偉そうに人の選別などするな。排除の論理など振り回すな、という話だ。

政治というのは、一番人間臭い商売だと言ってよい。人間の持つありとあらゆる「悪徳」も「美徳」もすべてが坩堝のように渦巻いている。人間存在そのものの世界だと言ってよい。

しかし、政治という世界。好きなものだけが勝敗を争ってすむのなら、どうぞご勝手にやれば、で済むが、そうはいかない。なぜなら、「政治」は、国民生活に直結している。「政治」が腐敗、退廃をすれば、即、国民生活が駄目になる。

だから、政治家は、最低限のモラルとして、正直に国民に語り、自分の言説に対しては、最後まで責任を持たなければ、国民はたまったものではない。

政治家は、国民の切実な願いや期待、祈りや、希望を裏切ってはならない。国民に語り、約束し、期待させたことは、全身全霊を傾けて実現するべく努力しなければならない。どんなに辛くても、どんなに道が遠くても、「痩せ我慢」の美学を忘れては、指導者の資格がない。

しかし、現実の政治の世界は、まるで別世界。「脅し」「騙し」「買収」「虚言」「裏切り」等々、人間のあらゆる「悪徳」が渦巻いている。普通の国民が政治に期待する「美しい姿」など夢の又夢。

小池百合子は、そんな世界の勝者。「騙し」の女王である。多くの仲間を集め、支配し、多くの人間を踏み絵にかけ、良心的議員に、人間としての塗炭の苦しみを味合わせておいて、戦いが我に利あらずとみれば、一目散に遁走し、自分はその戦いに参加しない?

政治の政界の論理からすれば、「騙されたほうが悪い」のだろうが、人間として決して許される話ではない。人間のありとあらゆる欲望が渦巻く世界だからこそ、「信義」を忘れてはならない。

小池は英語が得意なようだが、英国には「Gentleman Ideal」 という日本の武士道に似た考え方がある。英国のGentlemanというのは、紳士と訳されているが、社会の指導層(エリート)を意味する。彼らが指導層として生き延びるためには、まず自分自身を鍛えなければならない。知的にも体力的にも。

昔、「戦場にかける橋」という映画があった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%81%AB%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B%E6%A9%8B

アレック・ギネスが主人公の将校を演じていたが、彼は普通の兵たちより身体も大きく、兵の二、三人は平気でぶっ飛ばせる腕力がありそうだった。同時に、英国の将校たちは、捕虜になっても、自分が不利になることが分かっていても、部下の兵たちの待遇改善のために敵軍と身を賭して交渉した。

英国の指導層のこの倫理観は何から来るのか。それは、「市民革命」という経験を経ていることが大きい。指導層にとって、「革命」というのは、自らの名誉も地位も命も財産もその全てを失う事を意味していた。指導層から見れば、「革命」など決して起きてはならないし、起こしてはならない。何とかして、革命のない社会を構築しなければならない。

では、どうするか。イギリス人は、理も非もなく国民を強権的に抑圧する道を選ばなかった。そうではなく、まず、指導層の質の向上を図った。知的にも肉体的にも倫理的にも、指導者にふさわしい人間を育てることを考えた。

貴族たちは、小さいときは、優秀な家庭教師を雇い、教育する。次にイートン・ハローなどの全寮制の中・高校で教育する。その中でスポーツとして奨励されたのがラグビー。ここでは、身体を鍛えるとともに、「全体に奉仕する」精神を叩き込む。さらに、ノーサイドの精神を叩き込み、敵であっても人間として尊敬するという姿勢を育てた。

そして、オックスフォードやケンブリッジなどの大学で専門性を徹底的に教育する。これらの大学は私立だが、予算の80%ぐらいは国家予算。国家有為の人材を育成するのだから当然という考え方。しかし、国家の教育への口出しはほとんどない。時の政権が教育に口出しすると、国家百年の計を誤る、というのが考え方だった。

理由は単純明快。大学は「真理」を追究するところ。世俗の権力が介入すると「真理」が曲げられると考えた。だから、大学はできるだけ世俗にまみれた大都市から離れた場所(オックスフォードもケンブリッジも)に建てられた。

安倍政権など右派政権ほど教育に口を出したがり、ノーベル賞受賞者の多くが危惧するように、成果がすぐには出ない基礎研究などの分野の教育に「金を出さない」。そして、右派政権や独裁政権ほど、「多様性を認めない」。「多様性のない学問」など、「学問」の名に値しない。そんな当たり前の事すら分からない政権が権力を握っているのである。

小池百合子の多様性を拒否した独裁志向、強権的体質、マスコミ受けだけを狙った俗物性。いずれを取っても、「真理」などとは程遠い。

「真理」とは、値うる限り遠ざかった人間に政治を託すほど日本国民の民度は低いのか。安倍晋三と小池百合子の不毛の選択は、そういう事を意味している。

わたしたちは、そのどちらでもない選択をしなければならない。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
流水
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枝野・長妻演説会@中野駅前

2017-10-04 22:12:35 | 立憲民主党
今日午後ツイッターで、午後4時半~5時に中野駅北口広場で枝野立憲民主党代表と長妻代表代行の演説会が行われると流れてきたので、一度この目で真価を確かめておこうと大慌てで外出準備をして、現地に馳せ参じました。

到着したのが丁度4時半。枝野氏、長妻氏が到着するまでの前座と笑わせながら、山口二郎さんが、市民が本当に待ち望んだ政治がいま生まれようとしていると、歓迎の言葉を述べていました。

平日の午後なのに、広場には人が続々と集まってきます。中野は長妻さんの磐石の地盤ということもあって、日ごろよく発言している市民グループというより地元の人たちの地味な姿が目立ちました。



長妻さんが到着し、スピーチをする頃には、広場は人が溢れだし、治まりきれない人は、歩道橋の階段を埋めることになりました。



長妻さんは、「自分たちが目指すのは、総ての人に居場所と出番のある社会、心の自由に介入しない政治」と訴え、更に「絶対に許せないのは森友、加計問題。ことに問題隠蔽のために隠蔽・虚偽答弁を繰り返した佐川氏が国税庁長官に登用されたことは、納税者のとうてい納得できることではない」と語りました。



その後到着した枝野さんは、「民主主義というのは上から押し付けるものではない。草の根の民の間から生まれた声を吸い上げまとめ、実現するのが本来の政治家の仕事」との原則を語った上で、立憲民主党の基本理念・政策について、冷静に理路整然とスピーチ、人々の間から何度も共感の拍手が起きました。

安倍、小池、山口氏などの空疎なアジ演説と動員された人々の拍手ばかり目にしてきたような気のする昨今、演説する人とそれを聞く人々の間にある、信頼感で結ばれた落ち着いた空気に、成熟した日本社会の始まりを垣間見たような気がして、幸せな充実感を味わいました。

スピーチの詳細は「立憲民主党」ツイッターにYoutube及び書き起こしの形で紹介されています。是非ご覧になってみて下さい。
https://twitter.com/CDP2017

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子
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