老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「リヤドでの教育施設視察(昭恵夫人)」

2007-04-30 10:38:27 | マスコミ報道
【リヤド28日時事】 『安倍晋三首相の中東訪問に同行している昭恵夫人は28日午後(日本時間同日夜)、リヤドにあるキング・ファイサル・スクール幼稚部を視察した。

同幼稚部は、19世紀イタリアの女性医学者、モンテッソーリが確立した子供の自主性を重視する教育法を採用している。昭恵夫人は校長から教育方針の説明を熱心に聞いた後、園児らに日本から持参したけん玉、こま、たこをプレゼントし、交流を楽しんだ。』

時事通信社は、こんなニュースを発信して、きっと何も考えてないな。言われたとおりにしているかな。

安倍さんも、モンテッソーリを使うとは。中東訪問なら、それにふさわしい他の教育施設訪問のニュースが良いと思いますけれどね。 イタリア訪問なら分かる。日本のモンテッソーリは長くやっているところもあれば新しくやっているところもありますが、富裕層の子女が通う学校で採用が少なくありません。中東訪問でモンテッソーリとくるなら、べつにシュタイナーでも良いわけです。なぜモンテなのかしら。

ウィキペディア:「マリア・モンテッソーリ」

「護憲+BBS」「今日の、よくわかんない・にゅーす」より
桃李
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「地球交響曲第6番」

2007-04-30 07:22:49 | 暮らし
「地球交響曲第6番」4月27日に上映されたものを観てきました。目と耳で不思議な世界を体験してきました。

虚空の音を聞く・・・第六番のテーマはこれです。人間がだす音、動物がだす音、そして地球自らがだす音。私達は今、地球がだす音、動物達の音や植物達のささやきに、耳をかたむける時ではないでしょうか。

私達人間は、より快適な生活を楽しみ、それがこの地球上の何処かに住んでいる他の人間や生きもの達の苦しみから成り立っている、という事を想像さえもしない。

私はこの私達が住んでいる地球も実は、意志を持った一つの生命体ではないか、と思う時があります。人間はほかの動植物やバクテリアと同様に地球を母体として発生した生き物です。昔、密林や荒地を耕してつつましく生きていたものが、現代では地球という母体に有害なバクテリアと化してしまったように思えます。

空気を汚し、オゾンホールをつくり、土の中に有害な産業廃棄物を埋め、海の中に放射能のゴミを沈め、核廃棄物までつくってしまった。地球という大きな生命の懐の中で生かされていることを、地球を貪るバクテリア達は忘れている。あの映画を見てそのような感想を持ちました。

それと映画に出演なさった奈良裕之(ならゆうじ)さんのミニ・ライブも素晴らしいものでした。「弓」の演奏があんな音を出すなんて初めて聴きました。それと横笛の素晴らしさ、やはり生で聴く音色は違います。映画に出演していたケリー・ヨストのCDも聞いてみたくなりました。

気になったのは協賛企業に実際に子ども達の環境を破壊している日能研(中学受験の為の大手進学塾)の名前があったこと。それから、終わった後CDや本を買い求めた人にポリの袋に入れて品物を渡していたこと。細かいことでしたがちょっと気になりました。

「護憲+BBS」「 明日へのビタミン! ちょっといい映画・本・音楽」より
パンドラ
====

>私達人間は、より快適な生活を楽しみ、それがこの地球上の何処かに住んでいる他の人間や生きもの達の苦しみから成り立っているーという事を想像さえもしない。
>私はこの私達が住んでいる地球も実は、意志を持った一つの生命体ではないか、と思う時があります。

私も同じように感じることがあるので、ことさら頷いています。

このような自然に対する畏怖の念や謙虚さを忘れるのは、生き物として危険だと私は思っています。宗教も関係なく、野生の生き物は自分の環境に大変敏感です。防衛本能からくる、人間の言葉でいえば「怖い」という気持ちを彼らはつねに持っていると思います。大事なことだと思います。

東京での上映、恵比寿の都立写真美術館で行われているようなので、時間を作っていってきたいと思っています。
http://gaiasymphony.com/g6roadshow_tokyo.html

「護憲+BBS」「明日へのビタミン! ちょっといい映画・本・音楽」より
桃李
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「NHKスペシャル 日本国憲法 誕生」

2007-04-29 22:46:36 | 憲法
>初回放送 2007年4月29日(日) 午後9時~10時14分 総合

いま見終わりました。歴史的考証は、1月20日に聞いた半藤一利さんのお話(カタログハウスの学校「昭和史・日本国憲法こぼれ話」)とほぼ同じ内容でしたが、番組の最後に映し出された、新憲法の公布に飛び跳ねんばかりに喜ぶ国民の姿、その明るい表情が印象的で、「平和」「国民主権」「基本的人権」を柱とする憲法を、国民が心から歓迎したことが、映像から充分に伝わってきました。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子
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少年法・少年院入所者の処遇

2007-04-29 22:40:19 | 社会問題
http://d.hatena.ne.jp/grafvonzeppelin/20070429
Heimweh nach der Zukunft:■[少年法] 少年院入所者:低年齢はチームで処遇 男女教官が父母役に
 
大丈夫かな?というのが率直なところ。新たに職員を手当てするのだろうか?更生乃至矯正が、これまで上手くいっていたとは、一般にも認めがたいところだと思う。未成年者に限らず、深刻で、重い、重い課題だと思う。更に収容者も増えている(確か)、序にやって、成功する試みとは思えない。そもそも、人の一生に関わる話。可塑性に富む、幼年者なら、尚更だ。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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「裁判員日当は一万円」

2007-04-28 22:00:56 | 民主主義・人権
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070428i101.htm?from=main1
裁判員日当は1万円、参加促進へ高め設定…最高裁方針(4/28)

高め??  であれば、いっそ同一労働同一賃金が良いのではないか?裁判官の初任給を参考に時給或いは日当をはじくのも、積極参加を求めたい、耳目を集めたい、認知して貰いたい、そういう趣旨には、よりふさわしいのではないかと思う。労働条件の明朗化(同一賃金同一労働)にも、良き一石を投じよう。これまで、政府らは制度的に、つまりは法律で、余りにも格差・固定化を作りすぎた。

今日は軽く流そう。証人や検察審査会・委員など、職業裁判官と共に審理し判決を下す刑事事件の裁判、裁判員の職責とは似ても似つかず、従ってそれらの日当を参考にすべきでもない。ソロバン勘定が先立つようでは、企む所の成功はおぼつかなかろう。
 
そもそも、裁判員制度をお手盛りした後で、出来たから、個人・国民に「やれ」と言うが如き了見・態度にはどうにも不満が残っている。また、捜査の可視化など未解決な問題も多い。その他、国民の諸種の不満・危惧を解消する意味でも、新制度を活性化させる意味でも、日当であれ、思い切りが必要ではないか。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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戦争被害「個人請求放棄」(最高裁判決)

2007-04-28 10:41:28 | 戦争・平和
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007042701000528.html
中国人元慰安婦も敗訴確定 「個人請求放棄」と最高裁(4/27)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007042790135814.html
(強制連行・労働)個人賠償請求権認めず 最高裁初判断「戦後訴訟」終結へ(4/27)  ※片面講和の賜物!?
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007042702012046.html
【関連】戦争被害に非情の『壁』 強制連行訴訟『責任は免れない』 ※不当判決(4/27)

大いなる疑問を禁じえません。少なくとも、裁判長が言葉強く「静かにしなさい」などと言って、済むような問題ではない。
 
凡そ、対日講和のサンフランシスコ条約で個人の請求権は放棄されたから、というのが裁判所の論理の基礎にあるようだが、これとても普遍性のあるものかどうか、頗る訝しい。言うまでもないと思うが、これは西側=連合国(戦勝国)と日本(敗戦国)との条約であること。しかも、ウラでは日米安保条約がセットとなっていた。互いの政府同士の利害の突合せ・打算のあったろうことは疑いようもない。
 
ところで、現在の中国並びにソ連など東側・戦勝国は、同条約には参加していない。彼らの特別の都合により、参加させていないと言ったほうがいいのかもしれない。そんな事情のあるところ、日中平和条約をニアイコールに理解しようとしていいのか、字面の違いはどうなのか、疑問である。

特に疑問に思うことは、個人の正当な請求権を国家が断りもなく、一存で処分できるのか、して良いのか、ということ。頗る疑問である。仮にした場合、個人への補償は60年余の間したのか、これからする気があるのか、が問題となろう。
 
そこで、国家機関の一員たる、その最高裁・裁判長にもこれを伺ってみたいもの。…どうやら、していないと認識しているようなのだが…それで、無辜の民に、逆撫でする『黙れ!』のセリフはないだろうと思う。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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佐々淳行氏インタビュー(東京新聞)

2007-04-27 15:08:53 | 選挙
東京新聞4/26付記事(多摩版)に、今回の都知事選で石原氏の選対本部長を務めた佐々淳行氏へのインタビューが載っていました。(実にタイムリー!)「何故、元内閣安全保障室長で(財)日本美術刀剣保存協会(例の不明朗な運営で監督官庁とモメている組織)会長の佐々氏が?」の答えになる問答だったので、引用します。

********************

①(石原都政)3期目へのアドバイスは?

 一つは「反省しろよ、慎太郎」というのは、まだ続いているよ、と。それから、「都民の安心と安全を守る」という男の約束を守ること。僕は「良好な治安こそ最高の社会福祉」と言っている。次に、災害・地震の対策訓練を早くやらないといけない。実動訓練が都民を安心させる。(後略)

②今後の都政運営の危機管理は? ※けっこう皮肉な質問!

 本人はずいぶん反省している。本質的には純情で照れ屋で、昭和一けた的な男の美学が好き。男は黙って酒を飲むとか、男の背中を見ろとか。それではダメだよ、説明責任を果たせと。「長期政権にいると、おごりが出るのかな」と言っていたよ。

 だから早く謝れと言ったら、謝るのは嫌だと言う。「違法行為はない」って。「当か不当かの問題で、反省すべきところはあると思うよ」と言ったら、「うん、反省ならいい」と。それで、キャッチフレーズでやった。

③強気の「石原節」は健在だが?

 (それは、開票日の)8日晩の記者会見から始まっていて、支援者や選対の人も「元に戻っちゃったあ」って。(支援者が佐々氏に)「先生、ひとこと言ってくれませんか」と言うんだよ。聞いた限りでは、まだ許容範囲じゃないの?必要なのはスポークスマン。

 それから、「あなたには諫言(かんげん)をする人がいるね」と言った。周りを見渡すといない。機嫌が悪くなるようなことを言わない。あれが裸の王様をつくってしまう。

④(石原都政には)どんな人材を?

 (今は)秘書はいても、政策提言や助言をする秘書役がいない。だから、僕が選対本部長に出てくる騒ぎになる。しっかりとした副知事を探しなさいよ、と。(後略)

************************

なんで石原氏みたいな人間をサポートするかなあ・・・と考えるに、要は都政よりも男の世界、男意気、男の友情、「オレとオマエ」の世界なのです。佐々氏は親分肌で、選対本部長・石原氏へのご意見番を頼まれてご満悦でしょうが、昭和一けたの「ちゃぶ台をひっくり返す」オヤジに都政をされては困るんです。

蛇足ですが、佐々氏のHPを見ると「初代内閣安全保障室長」「危機管理のプロ」みたいなアピールはあっても、ゴタゴタしている(財)日本美術刀剣保存協会会長の経歴には触れていません。自分の利益に敏感というか、自分の危機管理が上手いというか・・・したたかなオジサンです。

「護憲+BBS」「都知事選ウォッチ」より
猫家五六助
コメント (2)
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逆転の発想

2007-04-27 15:04:04 | 憲法
赤旗日曜版5月6日号で一橋大学の渡辺治教授は、改憲を社是としてきた読売新聞の世論調査で「改正しない」との回答が3年連続で増えていること、9条の会が全国で6千を超えていることなどから、『安倍政権が改憲を急いでいる理由のひとつは、こうした国民意識の変化を敏感に感じ取っていて、「急がなければまずい」「今のままで続けると改憲が困難になる」と思い始めているからです。今追い詰められているのは、実は改憲派なのです』といっています。

たしかに自民党支持者は必ずしも改憲派とは限らないし、まして平和を標榜する公明党支持者は護憲派がかなり多い。そして民主党の事情は自民党と似たよったりながら、共産、社民両党支持者は護憲でほぼまとまっている。最大会派とも言える無党派層にいたってはその意識はきわめて流動的。

となれば9条論議が盛んになってそのすばらしさが知れ渡るにつれて、これを誇りに思う人が増えるのは当然です。国民投票法の施行までには3年以上の歳月があります。私たちは地道に平和憲法の良さを訴えることによって、国会の憲法改正決議を国民投票によって覆すよう努力しなければならないと思います。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
宮天狗
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このことで政策がぶれることはない!

2007-04-27 07:46:50 | 社会問題
表題の言葉は『長崎みたいになりたくなければ、新駅つくれ」との嘉田滋賀県知事の後援会事務所の留守番電話への脅し文句に対する、嘉田県知事の記者会見時の言葉である(4月25日朝日新聞)小生は嘉田滋賀県知事のゆるぎない『勿体ない精神』と暴力に対峙し逆に長崎みたいにはさせないとの『毅然とした態度』に敬服し、支持します。

嘉田知事を選んだ滋賀県民の皆さん、今回嘉田旋風で当選された県会議員の皆さん、長崎市長の二の舞にならないように暴力に屈しない嘉田知事を支えてください。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔の美少年
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自民党長期政権の腐敗

2007-04-27 07:44:43 | 安倍内閣
http://alcyone.seesaa.net/article/40067316.html
卜部侍従証言「昭和天皇は(靖国への)A級戦犯合祀が御意に召さず」
http://www.amakiblog.com/archives/2007/04/26/#000353
天木直人のブログ: 特殊法人の赤字を国民の負担で補填していた事実 ※なんと12兆円、黙ってチャラ!
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070426ia02.htm
首相意向に沿った憲法解釈、内閣法制局に検討指示 ※主権者の意思蔑ろ(偽装)!

いづれも耳目を引かないではおかないものだが、私的には、最後の安倍首相による“主権者意思偽装”が、一番許せない。戦後60余年に亘る戦争の放棄・「集団的自衛権の否定」から、このような小道具仕立てで「肯定」に転じようなどとは、断じて許せない。元来、憲法は、首相であれ、個人の趣味・意趣(返し)の問題ではない。

これら(3つ)の背景にあるのは、敗戦からずっと引き続く、自民党長期政権。中には、軍国主義者然の者、復古主義者(「個人の尊重」否定)、排外主義者などなど、また国民(有権者)への説明責任を果たす気のない(つまりは、民主主義への裏切り)者、或いは、松岡大臣のように、一切果たさないで開き直る者もいる。
 
やはり、これ(長期・腐敗政権)を一度徹底的に引っ繰り返してみないと、このような大きな過ちを精算、再び繰り返さないことには、ならないのではないかと思う。代表者とは、特権者ではなくて、国民(有権者)に(代表者としての)義務を負うものなのである。

(お手盛りした)法律があるからと、シラッとして済ませたり、12兆円チャラにして平然と済ますなど、そもそも民主主義の代表者として心得違いしている。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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