1月26日のasahi.comは、鈴木宗男議員が「検察の情報漏洩は有りや無しや」との質問趣意書を内閣に提出し、それに対して内閣は「(検察当局が)捜査情報や捜査方針を外部に漏らすことはない」とする答弁書を閣議決定した、と報じている。
http://www.asahi.com/politics/update/0126/TKY201001260373.html
そして1月27日、28日の朝日新聞には、小沢・鳩山の政治資金規正法に関するゴミ報道が全くなく、台風一過のような秋空が続いている感がある。これも26日の「内閣の答弁書」の閣議決定が大きく影響しているのではあるまいか。1月25日までのネガティブ報道はどうなった、と問いたい位だ。
メディアは小沢幹事長の政治資金問題について昨年秘書が逮捕されて以来、東京地検特捜部の名を冠にしたり、検察当局しか知りえないと思われる捜査情報を、「関係者によれば・・」との常套句を用いて記事や電波で報道して来た。ところが今回の閣議決定で、メディアの情報源としてきた根拠に少なからず辻褄の合わない矛盾が生じている。
個人的には朝日新聞とNHKの報道しか見聞していないが、両社はこの情報源の矛盾について読者と視聴者に説明すべきである。そして検察から情報を入手して報道したことが事実であれば、内閣の閣議決定内容は「虚偽」である旨抗議すべきである。
もし虚偽が明らかにされれば、法務大臣は検察の漏洩者を守秘義務違反で処分すべきであり、逆に閣議決定内容が事実であれば、両社は購読者と視聴者だけでなく広く国民に謝罪し、その責任者を処分すべきであろう。これだけ社会を騒がし、場合によっては被害者が発生することから、どちらか虚偽を犯した方に処分者が出て然るべきであろう。
その場合、実際の被害者は小沢幹事長側と民主党であろう。両被害者はメディア側に対して不法行為(名誉毀損)による損害賠償(慰謝料)訴訟を起こしてもおかしくないくらいである。
折りしも1月27日のasahi.comは、『小泉純一郎元首相の政界引退をめぐる誤った記事で名誉を傷つけられたとして、首相秘書官だった飯島勲氏が毎日新聞社に1千万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(松並重雄裁判長)は27日、100万円の支払いを同社に命じる判決を言い渡した。』と報じている。
http://www.asahi.com/national/update/0127/TKY201001270410.html
そして判決文は、『「新聞報道に携わる者としてあるまじき重大な過失によって誤った記事を作成した」と述べ、「記事は飯島氏の名誉を傷つけたと結論づけた。」 』と断罪している。
これに比べても、昨年3月から今年1月25日までの小沢氏側と民主党に対する誹謗中傷と思しき記事とニュース報道は、国民の知る権利を逸脱したものであり、その回数と文字量において毎日新聞の飯島勲氏へのものを遙かに上回っているはずである。
「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
紅顔の美少年
http://www.asahi.com/politics/update/0126/TKY201001260373.html
そして1月27日、28日の朝日新聞には、小沢・鳩山の政治資金規正法に関するゴミ報道が全くなく、台風一過のような秋空が続いている感がある。これも26日の「内閣の答弁書」の閣議決定が大きく影響しているのではあるまいか。1月25日までのネガティブ報道はどうなった、と問いたい位だ。
メディアは小沢幹事長の政治資金問題について昨年秘書が逮捕されて以来、東京地検特捜部の名を冠にしたり、検察当局しか知りえないと思われる捜査情報を、「関係者によれば・・」との常套句を用いて記事や電波で報道して来た。ところが今回の閣議決定で、メディアの情報源としてきた根拠に少なからず辻褄の合わない矛盾が生じている。
個人的には朝日新聞とNHKの報道しか見聞していないが、両社はこの情報源の矛盾について読者と視聴者に説明すべきである。そして検察から情報を入手して報道したことが事実であれば、内閣の閣議決定内容は「虚偽」である旨抗議すべきである。
もし虚偽が明らかにされれば、法務大臣は検察の漏洩者を守秘義務違反で処分すべきであり、逆に閣議決定内容が事実であれば、両社は購読者と視聴者だけでなく広く国民に謝罪し、その責任者を処分すべきであろう。これだけ社会を騒がし、場合によっては被害者が発生することから、どちらか虚偽を犯した方に処分者が出て然るべきであろう。
その場合、実際の被害者は小沢幹事長側と民主党であろう。両被害者はメディア側に対して不法行為(名誉毀損)による損害賠償(慰謝料)訴訟を起こしてもおかしくないくらいである。
折りしも1月27日のasahi.comは、『小泉純一郎元首相の政界引退をめぐる誤った記事で名誉を傷つけられたとして、首相秘書官だった飯島勲氏が毎日新聞社に1千万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(松並重雄裁判長)は27日、100万円の支払いを同社に命じる判決を言い渡した。』と報じている。
http://www.asahi.com/national/update/0127/TKY201001270410.html
そして判決文は、『「新聞報道に携わる者としてあるまじき重大な過失によって誤った記事を作成した」と述べ、「記事は飯島氏の名誉を傷つけたと結論づけた。」 』と断罪している。
これに比べても、昨年3月から今年1月25日までの小沢氏側と民主党に対する誹謗中傷と思しき記事とニュース報道は、国民の知る権利を逸脱したものであり、その回数と文字量において毎日新聞の飯島勲氏へのものを遙かに上回っているはずである。
「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
紅顔の美少年