老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「民進党」はケンカ上手になれ

2016-04-12 00:07:04 | 民主党
安倍自民党による一党独裁打破のために、何としても頑張ってもらうしかないと、ここ1年以上「民主党」サポーター登録をしてきた私に、3月某日「民進党」結成の直前に、民主党・岡田克也代表から「挨拶状(報告)」が送られてきました。

岡田代表は、その中でまず、『厳しい逆風が吹く中』でのサポートに謝意を述べ、その上で、『国会は一強体制の中で、安保法制の強行採決など安倍政権の暴走は加速している。これを放置し、憲法9条改正や格差拡大を許せば、国民生活の安全、安心が崩壊する』『今夏の参議院選挙により参議院で改憲勢力が3分の2を占めれば、安倍総理が憲法9条改正に踏み込むことは確実』と危機感を表明。

『安倍政権の暴走に歯止めを掛け、我が国の立憲主義、平和主義、民主主義を守るために、民意のより大きな受け皿』を作る目的で、維新の党と合流し「民進党」を結成すると、新党結成の決意を語っています。

ここに掲げられた「立憲主義、平和主義、民主主義」を守るという基本姿勢は、いままさに私達が切望していることであり、全く異論はありません。また、安倍政権の暴走に歯止めをかけるために「民意のより大きな受け皿」が必要という認識も妥当なものだと思います。

しかし、その一方で、大きな受け皿作りには『理念・政策の合意が前提』とあえて言及していることで、共産党との共闘や、市民から提案された「さくらの木」という大きな野党共闘の構想を否定する逃げ道を用意しているようにも思われ、執行部の及び腰の印象が残ります。

更に言えば、執行部の及び腰は、挨拶冒頭の「厳しい逆風」という弱気な言葉にも滲み出ています。これでは選挙に勝とうという意気込みや熱意や希望を感じることはできません。

老人党の呼び掛け人のなだいなださんは、老人党結成当初から、「選挙はケンカだ」と明言し、『野党の戦い方を見ていると、歯がゆくて歯軋りしたくなる。勝とうと思うなら、相手の弱点はどこにあるかを考えろ。』『憲法を守るとか、健全な野党だとか、選挙民にはまたかと思われるようなスローガンを並べ立てていないで、真剣に喧嘩をしなさい』(「なだいなだのサロン」より)と語り、民主党執行部のケンカ下手に歯噛みしていました。

それから10数年が経過し、その間に民主党は一度政権交代も果たしたにも関わらず、ケンカ下手の体質は今も変わっていないようです。なだいなださんでなくとも、「全くじれったい」と言いたくなります。

民進党(旧民主党)には、安保関連法の審議の過程でも、最近の「保育園落ちた 日本死ね」のブログが示す社会体制の不備についても、現在のTPPに纏わる議論の不透明性に関しても、本質を的確に感知し国会の場で鋭い指摘をする力のある優秀な議員が少なからずいます。

これに対し自民党は、スキャンダル探しや「(民進党の指摘は)無責任なレッテル貼り」というレッテルを貼る戦術でイメージダウンを図ろうとしています。さらに、共産党を特殊なイデオロギー政党とバッシングすることによって、民進党と共産党が共闘することを牽制しています。こんな見え透いた戦術に右往左往していたら、いつまで経っても「民意の受け皿」になどなれる分けがありません。

折りしも、4月24日の北海道5区の衆議院補欠選挙では、民進党に共産党が歩み寄る形で、池田まきさんという野党統一候補の擁立が実現しました。民進党が迷いや優柔不断から脱皮できるかは、この選挙結果に掛かっているのかもしれません。

その意味からも、当該選挙区の有権者の皆さんには、日本の未来を占う大事な選挙との自覚を持って、大切な一票を投じていただきたいと思います。そして何より民進党には、この選挙の経験をバネに、「ケンカ上手」な強かな政党に成長し、来る参院選に臨んでもらいたいと願っています。

「護憲+コラム」より
笹井明子
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鳩山、小沢、菅氏はサンダース現象を参考に新民主党を結成せよ!

2016-03-28 06:10:05 | 民主党
民主党と維新の会が合流して作る新党が『民進党』に決定して、今日(3/27)成立した。どこかで聞き覚えのある党名と思いきや、台湾の政党と同じ漢字らしい。いずれにしろ二番煎じで新党の印象が湧かない。また民進党の代表は民主党の岡田氏らしく、自民党からは岡田代表であれば参議院選は怖くはないと喜ばれている。おそらく小泉郵政民営化選挙でボロ負けした時の民主党代表の残影があるのであろう。

サプライズ人事と言えば、『保育園落ちた、日本死ね』のインターネット投稿を国会質問で安倍政権にぶっつけた山尾志桜里氏が政調会長に抜擢されたことくらいで、副代表達も代わり映えがしない。何より民主党がいち早くすべきだったことは政権政党としての失敗の総反省であろう。これなくして新党結成しても看板の付け替えにすぎず、国民の信頼は得られない。特にマニュアルにない消費税増税の反省は未だされていない。

また新党の代表にはカリスマ性が必要だということは、ここ2、3年間に誕生したみんなの党、立ち上がれ日本、減税日本、また都知事選ではいつもダントツの得票だった石原慎太郎氏が立ち上げた太陽の党の衰退を見ても明らかである。果たして民進党にカリスマ性のあるリーダーが居るであろうか。

カリスマ性であれば、まだ鳩山、小沢、菅氏の方が上であろう。今からでも三人で旧民主党の失敗の総括をして、残りの人生を再度『新民主党』新党結成に賭けてほしい。その方が民進党より魅力がある。但し新民主党にリフォームするだけでは有権者は納得しない。先ず民主党時代の失敗の主因を反省総括して、国民に謝罪すことである。裏を返せば民主党はどうして政権を失ったのか、なぜ今でも支持率が10%以下に低迷しているのか、と言うことである。

具体的には
・鳩山氏は普天間基地の辺野古移転反対、最低でも県外移転の主張を何故撤回したのか。
・小沢氏は幹事長時代に内閣と党の不干渉策をとり、どうして鳩山政権の辺野古移転反対・県外移転をフォローしなかったのか。また予算の組み替えを唱えながら、国民生活第一の予算編成ができなかったのか。
・菅氏は首相になってなぜマニュアルにない消費税増税を唱え、国民生活第一の政治をできなかったのか。また民主党代表になった所信表明演説で小沢氏を邪険に扱った理由は何か。

また三氏は野田首相の消費税増税と衆議院解散をどうして阻止できなかったのか、最低でも以上について国民への説明が必要であろう。

しかし三氏にとってのチャンスは、今安倍自公政権が平和、国民主権、基本的人権の普遍的価値と立憲主義を軽視しようとしていることであろう。この価値は過去・現在・未来、いつの時代でも人間にとって必要な普遍的なものである。今この普遍価値を護る政党、政治家の存在は欠かせない。一方野党民進党、大阪維新の会にも自民党の補完議員が居り、今一つ安心できない。

今や政治家の年齢や過去のことは関係ない。普遍的人間の価値と民主主義を大切にする政党と政治家が望まれている。いわゆる米国大統領候補選挙戦での民主党のサンダース現象(日本ではシールズ、保育園落ちた現象)である。米国でも民主・共和の既成政党は国民に見限られつつある。鳩山・小沢・菅氏は再度結集して、76才と言われるサンダース議員を参考に、過去のしがらみを捨て、再度互いの個性を出し合い、補完して、新党を立ち上げて、反安倍自公の野党連合を結集して欲しいものである。三人が結集すれば自ずと議員は集まるはずである。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔
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新党結成に際して

2016-03-04 09:18:44 | 民主党
6月の参院選で巨大与党、自民・公明党に一矢をを報いようと、野党連合結成の動きもあるようだが、難しい様である。そのような中、急転直下、民主党と維新の党が党名変更を最低条件として新党結成で合意したようだ。

今の様な自民党のやりたい放題な暴走を食い止めるには、弱小政党の乱立では参議院選挙で票が分散し、横綱と幕下で相撲にならない。せめて民主党と維新の党等が合流して小結に成ろうということであろう。

かつて民主党の菅・野田政権に消費税導入で裏切られた思いは今でも捨てきれないが、自民党の暴走阻止のため、そうも言っておれない。若手には優秀な議員も居るようだし、党名を国民から募集するなら、次善の策であろう。一人でも新党議員を増やし基盤を強固にするために、『来る者拒まず、去る者追わず』で新党を結成して欲しい。

また新党名は政局を洞察し、国民の要望に立ち、自民党に対峙するイメージが湧き、名が体を表す党名にしてほしい。例えば『立憲民主平和の党』、略称『平和の党』である。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔
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民主党解党論

2015-10-31 16:53:41 | 民主党
ぬえのような民主党」論でも指摘したように、民主党の政治センスの無さはどうしようもない。民主党指導部連中の知的・精神的・構造的欠陥とでも言う他はない。

権力闘争を旨とする政党間の闘いは、それこそ組織や組織に属する人間、それを支持する人間などの全ての力を結集した、死ぬか、生きるか、食うか、食われるか、の闘いである。現代は、民主主義の世の中。命までは取られないが、闘いの本質は戦国時代も今も変わらない。まず、その事を肝に銘じなければならない。

ラグビー論でも指摘したが、その戦いに勝利するためには、日常の準備が全てを決する。その日常の準備を決するのが、組織や支持者を結集できる『理念』『哲学』である。『理念』『哲学』がなく、現状維持志向や既得権益擁護に堕した政党・組織は、必ず衰退する。さらに、その『理念』『哲学』を実現できる具体的方策、プロセスの提示が、欠かせない。その為には、『理念』『哲学』を日常性、具体性に具現化する思考と、日常性・具体性から『理念』『哲学』に昇華し、『理念』『哲学』を磨きあげる過程が欠かせない。

今回のワールドカップラグビーでの日本チームの活躍は、日本中を沸かしたが、結果だけを見て一喜一憂しているようでは、本当の意味での教訓など引き出せない。

エディ・ジョーンズHCの凄さは、その『理念』『哲学』にある。彼は、世界中のラグビーが身体が大きく、フィジカルが強く、力で勝負する傾向にある事に異を唱えた。身体が小さくて、力が弱くても、試合に勝てるチームを作り上げようと考えた。それが、いわゆる『ジャパンウェイ』(日本流)ラグビーを作り上げるという理念である。

彼自身も外人にしては身体も小さい。彼のラグビー人生は、「大きな奴に負けてたまるか」という信念に貫かれていた。日本選手は、そのような彼の信念にぴったりのチームだった。

彼は日本人の特性を生かせば、『ジャパンウェイ』は可能である、と考えた。彼が考える日本人の特性は、忍耐力(我慢)に優れ、動きが俊敏で小回りが効く。組織(集団)のために我が身を犠牲にする自己犠牲の精神に優れている。このような日本人選手の特性を生かした練習メニューを作り、彼の言葉でいえば、世界一の練習『ハードワーク』を行った。エディは、他国の選手は、こんな練習には耐えられない、という。

前のラグビー論でも書いたが、いわゆる4Hの練習である。『低く』『速く』『激しく』『走り勝つ』練習を4年間行った。さらに、日本選手が弱いフィジカル・トレーニングを徹底して行い、弱点の克服を行った。年間150日を超える合宿を行い、朝の5時から、一日3回ないし4回の練習を行い、徹底的に選手を鍛え上げた。

そして、その練習法も、世界最高峰のフィジカルコーチ、スクラムコーチ、ディフェンス・コーチ、メンタル・コーチ等などを招集。一切の妥協なく、最高のレベルの練習を行った。さらに、世界のトップテンに追いつくための具体的ステップ(練習試合の相手など)を作成し、その中での分析を徹底し、『理念』『哲学』を磨き、修正などを行ってきた。

もう一つ、決して忘れてならないのは、このような苛酷な練習に選手一人一人が自ら取り組んだ、という事実である。つまり、選手一人一人の意識改革にエディ・ジョーンズは成功したのだろう。彼が『出る杭は打たれる、という意識が日本選手にあった』と語っている。その『集団主義』の負の側面を改革する事に腐心した、と述べている。

今回のラグビーの勝利は、一朝一夕に出来たものではない。このような選手一人一人の意識改革を含め、4年間にわたるたゆまぬ努力の結集が今回の結果をもたらしたのである。

翻って民主党を見て見よう。一体全体、民主党は、何を目指しているのか、さっぱり見えない。その時々では、良い事も言うのだが、長続きしない。政権を取った時には、『国民の生活が第一』という分かりやすく、明確な『理念』『哲学』があった。その『理念』『哲学』を自らおろしたのなら、それに代わる『理念』『哲学』を提示しなければ、政党としての鼎の軽重が問われる。

『理念』『哲学』があやふやなのだから、当然ながらそれを実現する具体的方策・プロセスなどもいい加減。そうなると、組織・政党に対する忠誠心も信頼感も失われる。当然だが、組織の指導者に対する信頼感もない。ラグビーの日本チームが4年間に多くの事を犠牲にして行ってきた自己鍛錬も自己改革も、現在の民主党政治家や民主党員には、見られない。

現在の指導者連中が分かっていないのは、自己鍛錬や自己犠牲の精神を忘却した政党や政治家からは、自らの過ちを修正するアイディアも自己改革の意識も全くなくなるという事。そんな無駄な事にエネルギーを使うぐらいなら、自らが生き延びる事だけを考えた方がまし、という思考に傾斜する。組織やその構成員の退廃が組織を殺すのである。

スポーツの世界は、実力が全て。そんな退廃的な組織や選手が勝てるわけがない。だから、時折、エディ・ジョーンズのような革命的指導者が出る。ただ、スポーツの世界は、勝敗が全ての傾向が強いので、エディのような革命的指導者も評価される機会が多い。

ところが、政治の世界は、そう簡単ではない。ねたみ・そねみ・嫉妬・憎悪・恨み・つらみなど、人間のあらゆる感情が渦を巻いている世界。そう簡単に人を評価しない。能力がないくせに目立ちたがりの人間ほど、この種の感情が激しい。小沢を潰した一因にこの種の感情があった、と言わざるを得ない。

以前、わたしは、小沢一郎を『革命家』として評価した。その『評価』は現在も有効だと考えている。さらに、『日本国民は、いずれ、小沢を失った事を深刻に後悔するだろう』とも書いた。その評価も修正する必要はなさそうである。

わたしが民主党解党論を唱えるのは、現在の民主党には、エディ・ジョーンズのような革命的リーダーが必要だと考えているからである。自党の政治家や組織の退廃に目をつぶるようなリーダーに『食うか食われるか』の闘いが勝ちぬけるわけがない。明確な『理念』も『哲学』もないリーダーに、組織を立て直し、鍛えなおす具体的方策や手法が生み出せる訳がない。

今や民主党は、『坐して死を待つ』政党になり下がってしまった。それくらいなら、解党をして、出直した方が百倍もマシである。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
流水
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ぬえのような民主党

2015-10-30 10:58:45 | 民主党
国民戦線構築を呼び掛けた共産党の志位委員長の政治判断は、ついに共産党も【権力奪取】に舵を切った、という事だと思う。

これまで共産党は、【権力奪取】より、自らが判断する【正義】の表明に重きを置いていた。その理想の可否はさておき、政治姿勢つぃては、常に理想主義的だった。同時に、社会主義革命路線の古めかしい理論=前衛政党理論(神話といっても良い)に縛られていた。そのため、共産党の政治的活動は、常に現実政治の動きとはどこかしらずれていた。(乖離していたといって良い。)

しかし、正義を求める政治は、常にその反対者(不正義)を排除する政治と裏表の関係にある。社会主義国での政敵の排除の苛烈さは、歴史の教訓である。これを突き詰めると、独裁政治に通じる。愚かな国民の意見など聞く必要はない。優秀な人間が正しい政策を立案し、実行する。これが、国民の幸せだという事になる。

ところが、その優秀な人間が間違ったらどうなる。独裁政治を打倒するためには長い時間が必要であり、多くの人間の血が流される。国民の生活は、悲惨を極める。

人類のこういう経験から生み出された民主主義は、【正義を実現する政治】ではない。【利害の調整】である(田中良昭)

今回の志位委員長の提案は、共産党も【利害の調整】政治に舵を切った、という事である。【利害の調整】政治を行うためには、【権力】を握らなければならない。つまり、共産党も権力奪取を狙う普通の政党になると宣言したのだ。

これは画期的な事である。いずれ、この決定の歴史的意義が語られる日がくるに違いない。

共産党のこの方針転換には、沖縄県知事選、衆議院選挙や、岩手知事選などの経験がある。同時に、安倍ファッショ政権の暴走が、もはや看過できない危険性を持っていると判断したのだろう。

この種の政治的嗅覚・政治的感性を持っていない政党や政治家は、消え去る運命にある。

・民主・岡田氏、連立構想撤回を 共産との選挙協力で
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015102801001984.html
 2015年10月28日 23時22分 東京新聞

・・・ 民主党の岡田克也代表は28日、さいたま市で講演し、来年夏に実施される参院選での共産党との選挙協力をめぐり、共産党が安全保障関連法廃止を目的とした暫定的な連立政権構想を撤回することが前提になるとの考えを示した。「参院選は政府をつくる選挙ではない。政権を共にするという前提を外してもらわないと話は進まず、条件は不要だ」と述べた。
 連立政権構想については「非常に無理がある。安全保障など基本政策が違う政党が一緒になっても、強力な政権とは言えない」と指摘した。
 枝野幸男幹事長も28日の会見で「理念や政策、政治手法を相当共有できなければ、政権は共に担えない」と語った。
(共同)・・・・・

なんともはや、このピンボケぶりには、あきれ果てる。共産党の国民戦線構築提案は、きわめて単純明快。憲法違反である安保法制=戦争法を撤廃して、立憲主義の基本を再確認しようという話。基本政策の違いは、ひとまず棚に置いて、まず安倍暴走政権を倒す事に一致結束して、共闘しようという話だ。

それに対して、安保法制の意見の相違などと御託を並べること自体が、ピンボケ。宮城市議選の結果を見れば一目瞭然だが、自分たちで政権を取れる見通しも力量も展望もない民主党が、何が政策の一致だよ。「寝言は寝てから言え」という話だ。

まして、安倍政権が右寄りになったから、空いた保守層の真ん中を狙うなどというセリフは、政治音痴そのもの。理屈では成立するかもしれないが、政治の世界では決して成立しない。世間の常識では、こういう姿勢を【ぬえ】のような奴という。

政治の世界では、多少の軋轢は覚悟の上で、共産党の提案に積極的に乗るべきだ。【国民戦線構築】が現実のものになり、候補者調整が進むと、まず自民党内部の亀裂が明らかになる可能性が高い。彼らとて馬鹿ではない。安倍内閣の極右姿勢独裁的体質やTPPなどの売国政策。これらに対する反対の声が大きくなり、それに対する投票目標が明確になると、自民党内部でも「このままではヤバい」という声が大きくなる。

つまり、政治的流動性を引き起こせる可能性が高い。これは現在の「一強多弱」の政治状況を変える可能性が高いのである。

この「千載一遇」のチャンスをみすみす逃す民主党幹部連中は、国民にとって【百害あって一利なし】の存在といわねばならない。現在民主党内部の内訳は、リベラル派50人、中間派50人、保守系25人といわれている。そろそろ国民戦線参加希望者は、このようなぬえのような幹部を見限って、党を割る覚悟を決める時が来ていると思う。

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
流水
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民主党、「権力の暴走を許さない。その先頭に立つ」というのなら

2015-10-27 05:30:28 | 民主党
安倍政権による確信犯的な「憲法無視」、「国会軽視」の中で、「安保関連法案」が強行採決されると直ぐに、共産党の志位委員長から「安倍政権を本気で倒して野党の連立政権を作ろう」という呼び掛けがあった。法案審議中に連日国会前に集まった人々の中に入って、人々の怒りを共有した野党党首の的確な判断であり、本気度の表れだと思う。その判断を多とし、歓迎したいと思う。

一方で、ボールを投げられた形になった民主党の反応の、対照的な鈍さが気に掛かる。法案成立の前には、共産党議員らと共に、民主党議員達も次々に人々の前に立って「共に闘う」ことを熱く語っていたのに、あの熱意はどこにいってしまったのだろうか。

過日、民主党の内情に詳しい方の話を伺ったのだが、それによれば来年の参院選で民主・共産が選挙協力・候補者調整をしたとしても、参議院で両党合わせて1/3以上の議席を獲得するのは、そう簡単なことではないとのことだった。(詳細は「志村建世のブログ」http://blog.livedoor.jp/shimuratakeyo/archives/55662691.html参照。)

選挙協力は当然やるべきだし、やるだろうが、問題は、複数の民主党議員から「共産党との協働」にあからさまな拒否反応が示されていることだ。支持者の「共産党へのアレルギー」がその理由だとも聞くが、この間の安倍政権の暴走に強い危機感を持った「生活保守」の人々が、今や共産党に強い期待を寄せているという現実をきちんと受け止めた上での判断だろうか。

国会前を埋め尽くす人々の後押しを受けて、国会内で、立憲主義を説き、政府の勇み足や論理矛盾を指摘し、熱い論戦を繰り広げた野党議員たちの真剣さは、党の垣根を越えたものではなかったのか。

民主党内には、例えば松下政経塾出身のグループなど経済最優先の人たちがいる。最大の支援団体・連合の中に電力労連など原発推進の団体がある。

例えば、民主党政権時代に、沖縄の辺野古基地建設やむなしの判断をしてしまったという過去の経緯がある。例えば、「政治とカネ」問題を巡って小沢一郎氏と袂を分かった事実がある。

こうした現在と過去のしがらみの中で判断する難しさが、今の「優柔不断」とも思える民主党執行部の反応の遅さに繋がっているようにも思える。

多様性の尊重、一貫性の拘り、潔白性の追及など、それ自体は人間としてあるべき姿勢かもしれない。しかし、闘いに勝つことを求められている政党にとって、それは内向きの脆弱さとなり、それが結果的にかつて民主党支持者の多くを失望させ、現在多くの「支持政党なし」層を生んでいるのではなかったか。

民主党のHPトップには、「権力の暴走を許さない。その先頭に立つ」とある。更に、『我が党は、「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立つ。同時に未来への責任を果たすため、既得権や癒着の構造と闘う改革政党である。』との宣言も記されている。

野党第一党として、これからも「先頭に立つ」意思があるのなら、民主党政権時代の判断を徹底的に見直し、失敗や誤りは反省・謝罪し、その一方で、自民党との決定的な違いと、絶対に譲れない理念を明確にし、徹底的な建て直しを図ることが急務である。

その上で、安倍政権が暴走し日本をとんでもない方向に向かわせつつある今、「先頭に立つ」ためには、日々の政治活動の中で迅速・的確に判断することが不可欠である。

岡田代表を始めとする民主党執行部の人たちには、大胆で迅速な決断と、それを党内に徹底させるリーダーシップを強く求めたい。

「護憲+コラム」より
笹井明子
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二番煎じ批判では効果無し(岡田代表の鳩山氏クリミア訪問批判)

2015-03-14 09:41:44 | 民主党
3月13日、民主党岡田代表が「 鳩山氏のクリミア訪問を批判」した、とNHKに報じられている。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150313/k10010014191000.html

しかし先日菅官房長官が政府として批判した後だけに、何を今更という感がする。政府より早くコメントしてこそ、野党第一党の効果的な批判となりうる。

さらにNHKの報道によれば、「今回の鳩山氏の行動は、日本政府の考え方とは全く違うし、一私人とはいえ、元総理大臣なので、あってはならないことだ」と述べたととのことである。まるで政府の立場に立った発言であり、お嗤いである。政府与党の後塵を拝した批判などどうでも良い。

ところで、今年の統一地方選挙の三重県知事選に、民主党は岡田代表の地元であるにもかかわらず候補者を立てないと報じられている、岡田氏や幹事長は不戦敗を避けることに注力すべきではないか。何かチグハグな感じがする。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔
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民主党の信頼回復と再建の条件

2015-02-24 21:14:36 | 民主党
民主党岡田執行部の民主党再建への情熱は、国会論戦を通じて何となく伝わってくるが、舌鋒鋭く自民党を追及するだけでは国民の信頼回復は難しい。

民主党が政権党になって3人の首相が誕生したが、3人とも国民との公約を破ったことで国民の信頼を失い、衆議院選に惨敗したことが分かっていないように見える。また昨年12月の選挙でも100議席もとれないというのは国民の信頼を回復できていない何よりの証拠であろう。民主党が国民の信頼を早く回復したいのであれば、先ず3人の首相が公約を破ったことを国民に率直に詫びることである。

先ず第一に鳩山首相は沖縄普天間基地の移転先は最低でも県外と公言していたにもかかわらず、米国の圧力と自民党の海兵隊の抑止力論に押されて辺野古移転を容認して公約を破ってしまった。次の菅首相はマニフェストにない消費税率アップを公約し、その後を継いだ野田首相が財務省に抱き込まれ、自民党と連んで消費税アップの法案を通してしまった。これらは明らかにマニフェスト破り、有権者無視の公約違反である。そして無理心中解散を断行した結果が死屍累々の衆議院選惨敗である。

これらの公約違反を振り返れば、辺野古移転については昨年12月の総選挙でも辺野古移転推進派の自民党議員は勝てず、またその後の沖縄知事選でも辺野古移設推進派の仲井真知事は落選したことを見ても、鳩山元首相が辺野古移転へ転向したのは誤りであったことは明らかである。

また消費税増税3%アップも、円安の物価上昇と重なり、消費を落ち込ませ、安倍内閣はさらなる消費の落ち込みを避けるため10%へのアップを先送りしたことからも、野田元首相がマニフェストにない消費税アップ法案を通したことは無謀であったことは明らかである。

以上のように民主党の3人の首相が公約違反までして進めようとしたことは全て頓挫しているのが現実でり、率直に公約違反を党を挙げて国民へ詫びるべきであろう。そうすることが、自民党を舌鋒鋭く追及することより先決であり、これからの政策で美辞麗句を並べることより、国民の信頼回復の早道であることを、岡田新執行部は理解することである。

さらに現在浪人中の元議員を支え、正論を唱え消費税増税に反対して独立した議員ともよりを戻し、民主党再建策をしっかり立てて、安倍政権と自民党に対峙すべきであろう。

古来敵に勝つには敵を知ることが必須と言われるが、今の民主党に小沢一郎以上に自民党の弱点を知っている議員が居るとは思われない。民主党が政権を取れたのは誰の力であったか問うべきであろう。前原元代表や3人の民主党の首相では無かったはずである。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
厚顔
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次期民主党代表は誰が適任か

2015-01-08 09:40:52 | 民主党
次期民主党代表選は細野、岡田、長妻の三氏の争いのようだ。先の衆議院選前まで、反自民、反次世代、維新の党へは是々非々、また党内では野田民主党からの脱皮が図れるかという観点で海江田民主党を見ていたが、残念ながら消費税増税というマニフェストにも掲げていない政策を断行した懺悔は聞けなかった。おそらくそのような不遜な態度が災いして海江田代表は衆議院選に落選したのであろう。今更民主党に期待したいとも思わないが、それも次期代表次第である。前回マニフェストでは裏切られたので、政策ではなく、立候補者の人相や属性から見てみたい。

細野氏:眉間のたてしわは何か悩み事や大きな心理的負担があるとできると言われる。これまで橋下氏の維新の党に秋波を送っていたと思いきや、今回代表選に立候補するや民主党の立て直しを前面に押し出してきた。どうも浮気っぽい性格のようである。以前女性タレントとの不倫が週刊誌に取り沙汰されたが、このことが眉間のしわの原因でなければ良いが。既にインターネット上にはリアップされているようだが、仮に細野氏が民主党代表になれば、この問題は再燃するであろう。自民党にとってメディアを操るのは得意分野で、一番潰しやすい候補ではないだろうか。

岡田氏:目の治療で白い眼帯をして記者会見していたが、瞬間第一次安倍内閣でピンチヒッターとして農林大臣に登用され、白いガーゼを顔に貼り付けていた赤城元大臣を思い出した。岡田氏は額にしわが多く、目は三白眼でこのような政党の代表は今まで思い出せない。この相からは猜疑心が強く、平気で味方を裏切る冷酷無比なところが見て取れる。このことは裁判で有罪に決まってもいない元民主党代表の小沢氏から党員資格を剥奪したことからもうかがえる。また菅政権での副総理の経験から、いつでも政権を担えるようなことを語っていたようだが、それ以前に今回野田前首相の支援を受け入れているのも無神経過ぎる。加えて選挙戦術が下手で仮に代表になれても次期選挙で自民党には勝てないであろう。「またも負けたか八連帯」の諺がぴったりな感じがする。

長妻氏:政界のリーダーとして共通している人相は額にしわが無いか、太い一本しわが走っている相である。その点では長妻氏は三人の中で理想的な人相である。おまけに下あご骨が張りだし、意志の強さを表している。それは第一次安倍内閣で失われた年金問題で安倍首相を追求し苦しめ、この執拗な追求が後に民主党を政権に導いた原点だったと言っても過言ではないだろう。あの時安倍首相と坂口厚生労働大臣(公明党)は絶対解決しますと国会で大見得をきって答弁していた。後に民主党政権で必死に取り組んだが時間不足で未だに自民党政権でも完全解決していない。再度党首討論で安倍首相の言質を追求する情景を見て見たいものである。これこそかつての民主党支持者が期待する原点回帰ではなかろうか。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔
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「A対Bのガチンコ希望」(室井佑月)

2014-12-30 18:03:58 | 民主党
週刊朝日の室井佑月さんのコラムを紹介します。(書いたのは12月9日だそうです)

「A対Bのガチンコ希望」

(前略)
・・・・とりあえず勝てそうな民主に入れるという選択は、非常に苦しい。だって今の自民と同じくらい民主党がイヤなんだもん。
 政権交代後、仲間割れをはじめ、だんだん第2自民党のようになってしまった民主党。マニフェストに書かれていない消費税増税を決行し、原発問題についても最後はぐだぐだであった。自民以上にタカ派の人間もいるし。
 今後、民主党は、党として議席を増やすことなど考えず、安倍自民に近い思想の人と、社民や共産に近い思想の人と、さっさとバラけて活動して欲しいよ。有権者としてその方がわかりやすいから。
 この国には、白黒どちらかというようなわかりやすい対立軸があるではないか。
 次の選挙は、原発推進、集団的自衛権の行使容認、憲法9条の改正、TPP賛成の人たちがAグループで、それらすべてに反対の人たちがグループBといった具合にわかりやすくならないもんか。
 その際、共産党もグループBと共闘して欲しい。ほんとうのグループBは我々なんです、といわれた日にはまたまたわけわからなくなる。グループAじゃないからB、有権者のことを考え、とりあえずそうしてくれ。勝った後に、さらなる党の色を強調すればいい。
 (中略)
 A対Bのガチ勝負。党首討論も6時間位やって欲しい。殴り合い寸前までさ。投票率はバツグンに上がると思うけど、いかが?

・・・・ここまで・・・・

我が家の2名、大きく頷いてしまいました。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
コナシ&コブシ
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