老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

都知事選が終わった

2020-07-06 20:49:44 | 選挙
2020年7月5日投票の都知事選が終わった。これを書いている時点で、小池百合子都知事の当確が出た。

当初から、現職有利、コロナウイルス蔓延による投票率の低下、小池氏の頻繁なTV出演、逆に「投票に行こう!」という呼び掛けもなくマスコミの「都知事選挙隠し」とも取れる沈黙、という状況の中での都知事選挙だった。

一つ残念だったのは、候補者達による公開TV討論会が一度も開かれなかった事。都政をどうしていくかの大きなビジョン、コロナ対策ではPCR検査を如何に増やして行くかの具体的方策、各事業者に対する休業要請ときめ細かい保障、これからの医療現場に対する支援をどのくらい充実させられるのか、等々、都民が聞きたい事は沢山あっただろう。

宇都宮けんじ氏、山本太郎氏が立候補した事で、票が割れるのではないかという懸念もあったが、私は是非は兎も角、話題作りにはなったと思う。

野党統一候補を何人にも固辞され、未だ宇都宮氏も沈黙していたあの時、反小池陣営には諦めムードが漂っていたのではないか。「誰が立っても勝てない」と。それを打ち破ったのは宇都宮氏だった。おっとり刀で駆け付けた野党連合が立ち上がり、やがて山本太郎が立候補して話題になった。

最近の選挙は話題を取った者勝ち。それを後押しするのはTVを中心としたマスコミ。いや、最近は後押しどころか、手を繋いで全面に乗り出しているマスコミは、傍観者的にニュースを流す傾向がある。ただし、勢いがある、勝ち組と一度見定めたら、しつこい程お追いかけまわす。そして消費する。

TVという手軽にスイッチ入れれば誰でも見られる情報番組は侮れない。小池氏はそれを最大限利用した。TVしか見ない人は「小池さん」しか見えなかったのかも知れない。宇都宮氏は「現職有利、コロナ禍」の中で、持っている力を最大限発揮したかっただろう。

わたしは都民ではないので投票権はないが、ツイッター、フェースブックで、宇都宮さんを支援するツイートを拡散し、都内の友人には投票を呼び掛ける電話を掛けた。

本当に微力な小さな意志ではあるけれど、これからの東京都政を見つめて行こうと思う。そして友人達と再び声を上げていきたい。

「護憲+コラム」より
パンドラ
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「国民民主党・玉木発言」の異様

2019-07-27 17:16:11 | 選挙
前の選挙でもそうだったが、この国の政党はどうかしている。玉木発言は見逃せない。野党共闘がいつも破綻して安倍政権を利する結果になるわけだ。

憲法改正論者であっても「自民党の改正案」にすり寄っていくのは全くの論外であり、憲法改正論とは言いにくい。改正の中身の吟味もない玉木議員のような発言は自滅行為である。

いつも裏切り行為によって野党共闘ができない結果、国民を軽視してアメリカのご機嫌取りと富裕層の利益を一番に考えている自公政権が勝ってしまう。

まさに「漁夫の利」を地で行く政治家失格;立場がころころ変わる人格の玉木発言である。

玉木氏「生まれ変わった、改憲議論進める」 一転火消し(7月26日 21時57分 朝日新聞デジタル)
https://news.livedoor.com/article/detail/16836848/


「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
名無しの探偵
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2019年参議院選挙総括

2019-07-27 11:20:50 | 選挙
参議院選挙が終わった。辛うじて改憲勢力が2/3以上を取るのを阻止した。それでも、安倍首相は、橋下徹との対談で、改憲を進めると豪語している。

今回の選挙の投票率は50%を切り、記録的な低投票率に終わった。これには様々な理由があるが、最大の理由は、大手メディア(特にテレビ)が選挙の争点を明確に分析せず、ただひたすら形ばかりの選挙報道に終始した事にある。

映画「新聞記者」の中で、「この国の民主主義は、形だけでよいんだ」というセリフがあるそうだが、まさに地で行く報道ぶりだった。

例えばテレビ朝日。「れいわ新選組」と山本太郎現象を取材はしていたが、選挙前には決して放映しなかった。番組中に「れいわ新選組」に言及したのは、羽鳥のモーニングショウでの玉川キャスターのみ。他のテレビ局も同様だった。

「寝た子は起こさない!」今回のメディア報道を一言で言うとそうなる。ところが、選挙後の特番では、山本太郎の演説会や演説内容を報道し、報道しましたよ、というアリバイ作りをしている。他局も同様な報道を行っている。

一時期、メディアスクラムという言葉が流行ったが、現在の報道のありようは、スクラムより、【統制】という言葉がぴったりくる。

(1) 選挙結果の分析
(改選後の議席) 改憲勢力
自民党 113  (改選前 123)
公明党  28  (改選前  25)
維新    16  (改選前  13)
    合計   157
  ※ 改憲に必要な2/3議席数は、164議席。 
  
 (改選後の議席) 反改憲勢力
 立憲民主党 32議席 (改選前 24)
 国民民主党 21議席 (改選前 23)
 共産党   14議席 (改選前 13)
 社民党    2議席 (改選前  2)

さらに付言すれば、公明党は憲法9条に自衛隊を加筆する事には消極的。そう簡単に進むとは思えない。

おそらく、自民党は、これから以降、維新との連携を深め、さらに、国民民主党に手を突っ込んで、憲法改正論者の引き抜きに狂奔する可能性はある。

しかし、今後予想される消費税増税後の景気後退、日米FTA交渉、ホルムズ海峡での有志連合に参加するのか、日韓問題の泥沼化、厚生省の年金財政検証提出等々。本来なら、選挙前にこれらの材料を提供し、国民の投票行動決定の資料にしなければならないもの全てをほっかむり。すべて、選挙後に先送りした。

その為、今後、政権の基盤を揺るがす大問題が目白押し。どれ一つとっても、政権の運命を決めかねない大問題。簡単に憲法改正論議に入れる環境ではない。

◎さて、問題は、この選挙結果をどう読むか、である。

冷静に見ると、単独過半数を逃した自民党は敗北している。比例票は前回16年の参院選から240万票減。

投票率は、48%強。この低投票率では、組織政党が断然有利。つまり、自民党と公明党が有利になる事は明らか。それでいて、自民党は単独過半数を逸した。

どう贔屓目に見ても、自民党の敗北は明らかである。安倍首相や菅官房長官や麻生太郎が、国民の信任を頂いたなどと強弁しているが、何でも自分の都合の良いように解釈する独裁政権独特の感性である。

●絶対得票率の推移
※絶対得票率: これは自民党が全有権者のうちいくら得票したかを示す比率だ。

2012年に第2次安倍晋三政権がスタートして、今回で5回の国政選挙を行った。その結果がこれだ。

2013年参院選 17・7%
2014年衆院選 17・0%
2016年参院選 18・9%
2017年衆院選 17・5%
2019年参院選 16・7%

確実に減少しているのが一目瞭然。要するに全有権者数の2割に満たない得票率で一強と呼ばれる議席を得ている。有権者の5人に1人も自民党を支持していない。

この現実を自民党は良く知っている。だから、今回のように、有権者を眠らせて、低投票率へ誘導する事に選挙対策の全てを傾注している。「寝た子は起こすな」方針が徹底されている。安倍首相の選挙日程が秘密(ステルス作戦)にされたように、今回の自民党の作戦は、選挙自体をステルスすることにあった。

裏を返せば、自民党は党勢の衰退に怯えている。だから、徹底的なメディア対策(統制)をして、決して国民に真実を悟らせない事に全力を傾注している。

今回の選挙前に政府が政府に不利な事柄を隠蔽、改竄、時には無いことにする。国民の目に真実が視えないようにするためにどれだけ腐心したか。安倍内閣の努力の80%以上は、権力維持のための小細工だと考えておかねばならない。

何度も言うようだが、投票率が10%上がれば、劇的な転換が起きるのが、小選挙区制度。オセロゲームのように、政権交代は可能。

※野党の最大の選挙対策は、選挙の盛り上がりをどう構築するか、以外にない。山本太郎現象を野党共闘に取り込まなくて、野党の勝利はない。

自民党が過半数を割り込んだと言う事は、自民党が進めてきた【アベノミクス】などの経済政策、年金などの福祉政策、医療政策、対米国、北朝鮮、ロシア、韓国などの外交政策、消費税10%増税政策に国民がNOを突きつけた、と言う事を意味する。

通常の常識を持った政権なら、この国民の厳しい審判に対して、反省の弁を述べる。ところが、安倍政権の幹部どもは、国民の支持を得られたと強弁するのだから、開いた口がふさがらない。

さらに言えば、通常の政治常識を備えたメディアなら、自民党敗北の現実を厳しく指摘し、様々な政策課題の見直しを迫る論調を張る。それができないメディアは、もはやジャーナリズムとしての役割を放棄し、政権の広告塔としての役割しか残っていない。

その典型的な証拠が、選挙翌日から始まった吉本興業の一連の騒動への集中的報道である。

●自民党敗北の現実を消去するための吉本興業問題

メディア(特にテレビ)は、安倍政権の敗北と言う現実を正しく分析し、国民に伝える義務があるが、吉本興業一色の報道である。しかも、問題の本質を外したお家騒動に焦点を当てた報道で、話にならない。

吉本の芸人と会社がどのような雇用契約を結び、どのような扱いを受けているかは、基本的には、吉本興業の内部問題。それを朝から晩まで微に入り細にわたり、報道する。愚民化報道極まれりと言って良い。

もし、この問題を報道するのなら、弁護士の郷原信郎氏が指摘している以下の問題についてきちんと放映すべきだろう。そうすれば、問題に【普遍性】を持たすことができる。

「契約書のない契約」という“闇”~吉本興業の「理屈」は、まっとうな世の中では通用しない」
https://bit.ly/2YeTuvn
「吉本興業と芸人の取引」は下請法違反~テレビ局、政府はコンプラ違反企業と取引を継続するのか」
https://bit.ly/2GprGu7
「吉本興業、独禁法「優越的地位の濫用」による摘発が現実のものに」
https://bit.ly/2Y9f19N

もう一つ言わせてもらえば、芸人の本質は、自らの芸を見せて、その対価を頂くという所にある。社会の「道徳的規範」の体現者でもなければ、国民の代弁者でもない。反社会的集団(振り込め詐欺集団)のイベントに招かれ、ギャラをもらったとしても、芸人の本質からすれば当然。ギャラを払ってくれる人間や集団がどのようにしてそのお金を稼いだなどと言う事は、知った事ではない。

まして振り込め詐欺グループの連中が、振り込め詐欺で稼いだ金だなどと言うわけがない。と言う事は、反社会的集団などと知らなかったというのは理解できる。会社が取ってきた仕事なら、そういう問題は会社のマネージメントの問題。芸人の問題ではない。

となると、問題は、会社に黙って闇営業をしたことだけになる。それは吉本興業と芸人の問題であり、テレビが朝から晩まで放送するような問題ではない。

ただ、最近の吉本の芸人は、お笑いの仕事より、一種のコメンテーターやMCなどの仕事に多く出ており、彼ら自身が【芸を売って、お金を頂く】という芸人の本質を忘れていることが、今回のように問題を大きくしていることも忘れてはならない。

経済学者植草一秀氏のブログによれば、吉本興業の内実は以下の通り。

***
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-48eff1.html
2019年7月26日 植草一秀の『知られざる真実』

・・吉本興業問題はこの企業に巨額の国民資金が投入されている事実があり、安倍首相が癒着とも言える深い関わりを有している企業であるだけに、主権者としての視点から軽視できない。

吉本興業は2009年9月にクオンタム・エンターテインメント社によるTOBによって買収され、上場が廃止された。

買付代金は506億円。

資金源はクオンタムファンドへの出資金240億円のほか、三井住友銀行などからの融資資金300億円などである。

「創業家の排除を狙った 吉本興業の非上場化(上)」
https://www.data-max.co.jp/2009/09/post_6997.html

非上場化された吉本興業の筆頭株主に躍り出たのはフジ・メディア・ホールディングスで持ち株比率は12.13%である。

このほか、
日本テレビ放送網
TBSテレビ
テレビ朝日ホールディングス
テレビ東京
朝日放送
MBSメディアホールディングス
関西テレビ放送
讀賣テレビ放送
テレビ大阪
電通
博報堂
博報堂DYメディアパートナーズ
BM総研(ソフトバンク子会社)
ヤフー(ソフトバンク子会社)
ドワンゴ
などが株主となっている。・・・・・・

・・・第三の反社会的勢力との関わりについて、吉本興業は、宮迫氏が参加した誕生パーティーの主賓である詐欺グループ首謀者が経営する企業がスポンサーのイベントにタレントを派遣していた事実が判明している。

2014年5月31日に開催されたイベントで、問題のフロント企業「CARISERA」がスポンサーになっている。
https://bit.ly/2Yk78JV

誕生パーティーの主賓であるフロント企業社長をフジサンケイグループメディアであるSankei Biz Expressが記事にして掲載していた事実も判明している。

「「日本と世界の懸け橋に」
CARISERA代表取締役社長、小林宏行氏(27)に聞く」
https://bit.ly/32R1fr8

上場廃止された吉本興業には上場企業のような監視の目が届かなくなる。

大崎洋会長、岡本昭彦社長、藤原寛副社長はすべて松本人志氏と極めて近い関係にあり、この少数が吉本興業を独裁的に実効支配し、フジサンケイグループとともに吉本興業を実質的に支配している構図が浮かび上がる。・・・・・
***

この構図を見れば、松本人志が「バイキング」で問題発言を繰り返しても、番組を下ろされるような事態に至らない理由が良く分かる。

本来、報道機関の役割からすれば、このような吉本興業とメディア(テレビ局)との関係性、吉本興業と安倍政権との関係(安倍首相は新喜劇に出たり、ダウンタウンの松本と食事をしたり、首相官邸を新喜劇連中が訪問している)⇒吉本に国税が100億近くつぎ込まれている)や、ジャニーズとテレビ局の関係(SMAPの三人のTV出演をさせないように圧力をかけた)を報道するのが重要。

これらの問題は、吉本興業という一企業の内部問題にとどまらない国民や社会に関係がある【普遍性】を持っている。

現在のテレビの政治報道のキャスターなどに多くの吉本興業とジャニーズのタレントが起用されている。この関係性を詳細に報道すると、安倍官邸とメディアの関係性のタブーに切り込めるはずである。

どうせ報道するなら、ここまで踏み込んで報道すれば、それなりの社会的意義もあるのだが、「お家騒動」に矮小化するのでは、報道機関の名が廃る。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
流水
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結果を出した山本太郎(2)

2019-07-24 15:05:28 | 選挙
選挙前に流水さんが投稿された通り、山本太郎さんが結果を出しました。彼ならば落選しても議員資格にこだわる事もなく、自分の主義主張を貫けると思います。

税金を数百億円も浪費する解散総選挙を、自分の都合で年末?などとうそぶく、安倍晋三。自分も難病だと公言する割には、な~んもわかっちゃいない。

正式な政党となった「れいわ新選組」の次の一手、衆議院選挙が楽しみです!

>今回の参議院選挙~どのような話題をメディアに提供し、メディアはどうでもよい話題を如何にして大問題に仕立て上げ、それこそ重箱の隅をつついて、根掘り葉掘り報道し、国民の関心を選挙から遠ざけるかに苦心している。~そうでなければ、あれほど見事に「山本太郎」と「れいわ新選組」が黙殺されることはない。
>~山本太郎の闘いぶりに、時代の先触れを見ている。
>選挙前、わたしは、“現代のドン・キホーテか!それとも、現代の田中正造か!(山本太郎論)”で「ひょっとしたら大化けするかも知れない、という期待感を抱かせる。」と書いた。
>自分自身の当選より、障害者への理解、障害者の人権を守ろうという理念を優先~【社会的弱者救済】の本気度が見える。
>~山本太郎の場合は、永田町の政治的常識を超えた、あるいは、破壊すると言う意味で、【闘い】と書いている。
>彼は「権力を握る」という明確な目標を掲げる。~「権力」を握る事を目標にしない政治家や政党に何の意味があるのか、と問いたい。自らの政治理念や政治思想を実現するためには、権力を握らなければ何もできない。~

昔の刑事ドラマで、サラリーマンから転職した正義感あふれる若い刑事に、老獪な刑事が「正しいことをしたければ、偉くなれ!・・・な~んてな」と諭す場面がありました。山本さんには、期待したいです!

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
猫家五六助
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結果を出した山本太郎(1)

2019-07-24 14:54:48 | 選挙
厚顔さんの記事にあった下記コメント、まったく、おっしゃる通りです。

>高校中退だから恐れを知らぬ事ができる、とても官僚出身の東大卒のエリート政治家には真似はできまい、久しぶりの党人派政治家の感がする。

彼だからこそ、東奔西走して4億円近い寄付金を集め、党利党略の特別枠を逆手に取り、自分よりも優先して”他人の痛みが身に染みてわかる”2名を国会議員に成し得たのです。

共産党以外の、ほとんどの国会議員は「障がい者に国会議員など務まるわけがない」と考えるでしょう。”障がい者の代弁”は考えても、”障がい者を国会議員に”という発想は出ない、と。

今後、れいわ新選組の国会議員2名に対して嘲笑・ヘイト・差別の言動を行った国会議員は「国会の品位を貶めた」として議員辞職を命じましょう。その第1号が、「ナチスの手口」チョイワルおやじの太郎ちゃんにならなければよいのですが。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
猫家五六助

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山本太郎の闘い!

2019-07-19 15:34:51 | 選挙
今回の参議院選挙。メディア総がかりで、如何にして盛り下げるかに腐心している。

その為に、どのような話題をメディアに提供し、メディアはどうでもよい話題を如何にして大問題に仕立て上げ、それこそ重箱の隅をつついて、根掘り葉掘り報道し、国民の関心を選挙から遠ざけるかに苦心している。おそらく、官邸を中心にして、各メディア首脳たちの間で綿密な作戦が練られていると思われる。

そうでなければ、あれほど見事に「山本太郎」と「れいわ新選組」が黙殺されることはない。

7月9日にジャニー喜多川氏が死亡した。メディアが総力を挙げて、ジャニーズ特集を組んだのもむべなるかな、である。「ジャーニー喜多川と子供たち」の物語を美談仕立てで、それこそ朝から晩まで報道した。

たしかにジャーニー喜多川という人物は、戦後日本が生んだ新たな日本人の象徴である。米国育ちのバイリンガルの彼が、戦後、アメリカ文化を日本流にアレンジ。男性アイドルグループという新しい芸能ジャンルを発掘。一代で時代の寵児にのし上がった。

わたしは、彼の時代を見る目や創造力と先見性を高く評価しているが、朝から晩までTVを占拠するほどのものではない、と思う。

わたしは、この選挙における山本太郎の闘いぶりに、時代の先触れを見ている。

選挙前、わたしは、“現代のドン・キホーテか!それとも、現代の田中正造か!(山本太郎論)”で「ひょっとしたら大化けするかも知れない、という期待感を抱かせる。」と書いた。

この期待感はかなりの部分で現実のものになりつつある。その最大の要因が擁立した10人の候補者。

全国公的介護保険要求者組合書記長・木村英子氏、難病ALS当事者・ふなごやすひこ氏。重度身体障害を持つ二人を比例代表の特定枠に選び、比例代表の1、2位に指名した。山本太郎は、比例代表3位になっている。山本太郎が当選するには、約300万票の得票数が必要になる。

自分自身の当選より、重度身体障碍者が国会議員になる事により、国会の改修が必要になり、さらに重度の身体障害者の人を目の当たりにすることにより、障害者に対する理解を深めようとする意図である。

自分自身の当選より、障害者への理解、障害者の人権を守ろうという理念を優先させている。山本太郎の政治理念である【社会的弱者救済】の本気度が見える。

さらに東京選挙区から立候補している野原ヨシマサ氏。彼は、沖縄創価学会壮年部に所属している。辺野古基地建設の有無を問う住民投票の際、公明党や創価学会指導部の意向に背き、基地建設反対に立ち上がり、公然と公明党や創価学会指導部を批判した。

今回の選挙では、公明党党首山口邦津夫の選挙区である東京から出馬。正面切って公明党批判を行っている。特に、公明党本部がある信濃町で、堂々と公明党批判を繰り広げ、多くの創価学会人の共感を勝ち取っているようだ。「公明党が平和の党ならば、辺野古基地建設を止めて見ろ」と舌鋒鋭く批判している。

蓮池透氏も安倍晋三批判、東京電力批判(彼は東電の原子力発電関係の技術者だった)、原子力行政批判を行っている。

その他、金融行政の専門家、労働政策の労働者側専門家など多くの人材を発掘している。そして、島田雅彦氏をはじめ、多くの有識者、知識人も彼の闘いに注目している。

自民党や翼賛メディアが山本太郎と「れいわ新選組」を黙殺するのは、逆の意味で、さすが、と言える。

彼らは、前の選挙の時の「枝野幸男の孤独な戦い」に学んでいる。枝野幸男の鬼気迫る表情での演説に多くの国民が引き付けられた経験から、山本太郎が、枝野以上の闘いをする可能性に怯えている。

権力を持つ側の危機管理は、堤防決壊の蟻の一穴をどのように埋めるかが勝負。権力側の論理からすれば、山本太郎と「れいわ新選組」の黙殺は、最善の対抗策というわけである。

逆に言えば、それだけ山本太郎と「れいわ新選組」が、本物の革命性、破壊力を保有していると言う事の証明でもある。

わたしは、枝野幸男の場合は【戦い】と書き、山本太郎の場合は【闘い】と書き分けている。枝野幸男の場合は、永田町の政治的常識の範囲内での戦いであるという意味で【戦い】と書き、山本太郎の場合は、永田町の政治的常識を超えた、あるいは、破壊すると言う意味で、【闘い】と書いている。

“現代のドン・キホーテか!それとも、現代の田中正造か!(山本太郎論)”でも書いたが、彼は現在の日本を上下の関係で視ている。5%の支配層と95%の被支配層という上下の階級的視点で日本社会を把握し、95%の被支配層の立場に立つという明確な政治姿勢で闘っている。

この【闘い】は、自らの生存そのものがかかっていると言っても過言ではない。田中正造と同じで、この闘いの後には、彼には何も残っていない事を覚悟している。

厚顔さんが、山本太郎の学歴に触れられていたが、非エリートの彼が雑草のごとく芸能界でのし上がっていく過程で、何度煮え湯を呑まされてきたことか。彼は世の中の不条理を身体で感じて生きてきたのだと思う。

だから、彼の【闘い】には、踏みつけられ、弊履のごとく捨てさられてきた人々の滓のように溜まった鬱屈した思いや怨嗟の感情を掬い取り、解放し、新たな地平へと導く力がある。「上品な戦い」で何が変わる!という魂の叫びが聞こえる。

同時に彼は「権力を握る」という明確な目標を掲げる。

わたしは以前にも書いた事があるが、「権力」を握る事を目標にしない政治家や政党に何の意味があるのか、と問いたい。自らの政治理念や政治思想を実現するためには、権力を握らなければ何もできない。政治のリアリズムとはそういうものである。

まだ一人の国会議員も持っていない泡沫政党であるれいわ新選組が、政権を握る、などと叫べば、それこそ噴飯ものだし、ドン・キホーテも良いところである。

それを本気で語り、多くの聴衆に信じさせる。驚くべき光景である。そんじょそこらの政治家が同じことを語っても、誰も信じない。鼻であしらわれるのが落ちだろう。山本太郎には、それができている。山本太郎という人物のカリスマ性躍如の場面である。

21日までもう何日もない。山本太郎とれいわ新選組の躍進に期待しよう。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
流水
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山本太郎さんの街頭演説

2019-07-19 08:58:06 | 選挙
厚顔さんご紹介の山本太郎さんの札幌街宣の動画サイト、
https://www.youtube.com/watch?v=UOJFoYCGZQs
ネコ命の私としては44分25秒あたりから始まるネコ話に痺れました。

『死にたくなるような世の中で
ただ存在しているだけでいいんだと教えてくれたのはネコちゃん。
世界で自分が一番偉いと思っていないけど
一番偉そうにしている
ただ食べて寝ているだけなのに。
素晴らしい存在ですね。
空気なんて読まない
自分らしく生きる・・・』

そうそうそう、そうなんだにゃ~ん(=^・^=)
激しく同意!

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
笹井明子
===

猫ちゃんの話し、山本太郎の目線、視点を感じましたね。猫の気持ちと心裡が読めている感じですね。どうりで演説の内容も人の気持ちが心裡がよく分かっている様に感じます。

彼の演説を追っかけてみています。話の内容はほぼ同じですが、各地での人気度合いを注視しています。どこも盛況です。札幌ー秋田ー仙台ー福島ー栃木ー茨城と南下中です。

18日15時半からの宇都宮駅前での街宣URLを掲載しておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=cMkDcbZKphM

・今後の東京での街宣予定のご案内(ボランティア協力は1時間前集合)
7月19日17時~20時、品川駅港南口(れいわ祭り2)
7月20日16時~20時、新宿駅西口小田急デパート前

東京では山口公明党代表とガチンコ勝負で立候補した沖縄創価学会員の野原ヨシマサ氏の演説もあると思います。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔
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若者は、投票に行かなくていい!?

2019-07-18 09:49:52 | 選挙
はじめに税金の無駄遣いの話。

河野太郎外相の外遊の特別チャーター機の予算
2018年度 7000万円 → 2019年度 4億2000万円。

それに比べてムヒカ氏はじめ、ウルグアイの歴代大統領の海外出張は、全て一般旅客機のエコノミー・クラスだとか。

4億円で保育園が2つ3つ建設できるそうです。


さて、友人から紹介の「若者は投票に行かなくていいのよ」という呼びかけ。

アメリカバージョン
https://youtu.be/TQVAA2pof7g

日本バージョン
https://youtu.be/GLbc9in9zeY

でもね、若者たち、腹が立ったら、よくよく考えてから投票してね。

あなたたちの平和な未来のために、若者たちが戦争に行かないで済むように、憲法九条を大事にする政党はどこか、よく考えて。

地球環境を汚染しないように、放射能で住めない土地を増やさないように、そういった政策を考えている政党はどこ?

私たちの税金を、問題のある機体だと指摘されている戦闘機を買うためや、上記の専用機利用に惜しげなく無駄遣いをしている政党はどこ?

選挙はしっかりと考えて投票するものです。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
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「れいわ新選組のチラシ」がポストに入っていた

2019-07-17 16:26:20 | 選挙
昨夕、夕刊を取りに行ったら「れいわ新選組」のチラシが神戸市の我が家のポストに入っていて、ビックリした。4月10日に立ち上げられた「れいわ新選組」が3ヶ月後にここまでボランティアが増えていることに驚くと共に、SNSやSMSによるスピードとその威力に改めて驚かされた。

ここは沖のカモメを観察して見ようと思う。何か潮の流れが変わりつつあるようである。そのボランティアの活動に触発され、早速銀行で「れいわ新選組にカンパ」する予定である。

しかし電波の利用がいくら便利になっても「れいわ新選組」そのものに共感できる政策とアイデンティティがないことには、誰も有料で知人に送信することはしない。

考察すれば、今の野党には統一候補が立てられても、他党からぱくった二番煎じの政策(最低賃金の引き上げ)では魅力はない。また単なる与党の批判だけでは風は吹かない。

必要なのは、例え不可能と思われようが、完全に旧民主党から脱皮した、目から鱗が落ちるような、国民の価値観を変えるようなビジョンとアイデンティティである。

昨晩の札幌駅前でのれいわ新選組の山本太郎の街頭演説(下記URL)や一連の街宣にもそれがあり、一筋の光明と希望が感じられる。
https://www.youtube.com/watch?v=UOJFoYCGZQs

彼は高校中退だから恐れを知らぬ事ができる。とても官僚出身の東大卒のエリート政治家には真似はできまい。久しぶりの党人派政治家の感がする。高等小学校卒の田中角栄はコンピュター付き国土再開発のブルドーザーと言われたが、彼はコンピュター付きヒューマニズム政治家であろう。ご批評は映像をみてから戴きたいと思います。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔
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墓穴を掘っている、安倍自民党

2019-07-11 14:32:46 | 選挙
今週のコラム「日々の暮らしと政治の品格」、気持ち悪いほど、うなずくことばかりです。

特に”胸糞悪かった”(ごめんなさい)部分が、2つ。
 
1つは参院選の「比例代表自民党」政見放送で、安倍首相と三原議員が並んで座り、顔を見合わせながら政策とは無関係な自画自賛と野党批判をしていたこと。チャンネルを回していて偶然、安倍&三原のツーショットを見てしまった瞬間・・・ひどい違和感と嫌悪感が脳ミソを走り抜けました。

政党の、与党の政見放送ですよね!?なぜ、一人で話せないんですか?インタビュアーのように露骨なヨイショをする、キツイ目つきの女性議員と、一国の総理大臣たる者が”夫婦漫才”やるんですか?NHKで!

まるで戦前・戦中の大政翼賛会が国民を洗脳しようとしている、そんな気味の悪い印象を持ちました。

2つめは安倍首相が街頭演説で「民主党の枝野さん。~どんどん変わるから覚えるのが大変」と故意に「言い間違え」を繰り返した件。枝野代表に「選挙妨害」と批判されると、「怒るなら、ずっと同じ党名で頑張れ」と。

「一国の総理大臣とは思えない小児性丸出しの言い返し」、その通りです!安倍晋三、オマエは野党第一党の党首も覚えられない”チキンヘッド”なのか!?恥を知れっ!

おまけに、ハンセン病家族訴訟で「異例の控訴見送り」。他の同様な訴訟では国が責任を認めず原告敗訴が続いたのに、控訴断念の理由も政府の矛盾も考えず、あるのは参院選前の「ええかっこしい」だけ!

安倍晋三、なにが「異例の決断」だ!まっとうな判断をしただけじゃないか!アンタの「異例」が異例なんだよ!!鬼の首取ったように、はしゃぐな!長年苦しめたハンセン病患者・家族の前で土下座したら、男が上がるよ。

全国絶賛上映中、満員御礼の邦画「新聞記者」。「れいわ新選組」の登場。そして、米国ニューヨークタイムズからは安倍政権の独裁ぶりを批判された。
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/質問制限「独裁政権のよう」%EF%BC%9D日本政府の報道対応批判%EF%BC%8D米紙/ar-AADURwQ?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp

どんどん墓穴を掘っている、安倍晋三。みんなで突き落とそうじゃありませんか! 

「護憲+BBS」「コラムの感想」より
猫家五六助
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