老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

市民の自由と権利を確保するナショナルセンターを発見しよう

2011-08-30 09:51:21 | 民主主義・人権
この度、東日本大震災と福島原発事故(人災)を経て、原発推進の組織と監視の組織が、やっと分離・独立しそうだ。本来は、アクセルとブレーキの関係、特に人命と人権の確保のための監視機関だったのが、経産省の中に取り込まれ、省内の人事・昇進制度と相俟って、原発推進!原発神話でっち上げの機関に成り下がっていたのだった。オマケに、国民を欺くヤラセまで共に手を染めてしまっていた。組織論としても、デタラメだった。
 
今回、やっと改めようとしている。原発の監視機関を環境省に移そうというのだ。今度こそ、魂も入れて、国民の人権を護り、安全・安心を確保してもらいたい。来年4月が待たれる!危惧しつつ…
 
ところで、似たようなことは法務省にもある。云うまでもないことであるが、人権擁護委員会?に貶められている「人権委員会」のことだ。聞くところによると、これを組織化する法案が、菅内閣に用意されているということだが、どうなるのだろう?人権委員会(設置)に、目くじらを立てる向きが多い?とか。ほかならぬ法務省、検察庁、公安委員会・警察…は、多分、嫌がっている(警戒している)のだろうと想像される。経産省の場合以上かも?
 
役所の思惑は良いとして、我々にとって、市民の自由と権利を確保しようとすることは、当然の思いであり、自由と権利である。冤罪事件も許されないし、国民生活を不自由にする、人権侵害も事後的に救済する?建前の司法に待つことなく、進んで侵害を予防するため、或いは、侵害を阻止するため、人権委員会の活用はあっていいことだろう。設置は一応歓迎できる。但し、われらの監視が欠かせない。例えば、この組織の人材だが、どこから調達するのか?からして見え難い。法務省から内部異動のようなことにしてしまえば、保安院の二の舞だろう!きっと。
 
さて、政府の官僚制、組織として工夫して戴く、は一応置くとしよう。市民の勝手自由に直ちになりそうにもないのだから。そこで、市民の側で何か出来ないか、が課題となる。いわば、市民のためのナショナルセンターだ。

今現在、「市民の自由と権利を確保するナショナルセンター」と思しき組織は、民間にあるだろうか?勿論、力強いものでなければならないが。昔、あった気がするが、過去、時の政府の思惑・政策で、そのナショナルセンターと思しきものたちは、次々と、弱体化され、解体されてきた。

例えば、総評はなくなり、国労は解体され、衆議院の3分の1以上を占めた勢力も今はない。自民党政権が画策したにせよ、相手方の抵抗が稚拙で?成功しなかったにせよ、監視者たる市民・国民もこれに、参加?していた筈だった。我々を護るための、監視や支援は十分だったのだろうか?
 
我々は(私は)、今仮に十分なそのナショナルセンターがないとすれば、今からでもそれを創造し、育てていかなければならないのではないかと思う。弁護士会が支援してくれても良いし、特に虐げられている派遣労働者の組織が参加してくれても良い。或いはまた、総評なき今、自治労や日教組が参加・支援してくれても良いだろう。無論、一般市民?も当然参加が望ましい。大勢が一致団結乃至連携、手を携える必要がある。我らを護るため、その侵害を監視・抵抗するに、十分なナショナルセンターにするために。
 
ところで、最近は、人権及び法の支配を脅かそうとする企てが目に余る。大阪の橋下氏の企てもそうだし、沖縄県(石垣市等)の教科書採択問題もそうだ。法の支配はあるものの、即時に機能しない(裁判に時間が掛かる、人も金も…)ことをいいことに、違憲乃至違法行為を、権力的に、税金を使って、ガリガリやって来ている。大阪では、抵抗勢力の活動のニュースすら、あるのかないのか。一人、教育長の反対意見あるのみ。彼を一人、潰して良いのかと案じられる。
 
今でも、市民の人権と平和希求を嫌う反動一派が、改憲を狙ったりして、人権を阻害し、奪おうとしている。そして、日本の最高法規=日本国憲法下の法と秩序に、挑戦しようとしているが、許してはならないこと、勿論である。
 
その意味からも、力強い、我々のためのナショナルセンターの発見乃至創造は、我々の焦眉の急ではなかろうか。そのためには、仕掛けに惑わされず、我々も目先のことで、判断するのみではなく、将来を見据えた育てるという投資が、忍耐と寛容が必要ではないかと思う。

「護憲+コラム」より
蔵龍隠士
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自民党亜流の野田民主党誕生

2011-08-30 09:30:06 | 民主党政権
野田氏の逆転サヨナラ満塁ホームラン。政治の世界ではまさかの奇跡が起こるものだ。当時は事前に予想されていたが、石橋湛山が岸信介を逆転で破った時以来か。かくして私の「民主党代表選予想」2回目の決選投票予想は見事に外れた。

海江田氏の敗因は個人的な要因であろう。例えば独自のグループを持っておらず、小沢グループの御輿に乗り濡れ手に粟の要領のよさが嫌われた。八方美人的でぶれやすいこと。国会で泣いたこと。佐賀玄海原発再開で先走った結果、菅首相に梯子をはずされた軽率さ等であろう。

かくして、昨日の民主党代表選で自民党との大連立を主張し、消費税増税を掲げ、いわゆる菅政権の政策を継承する自民党亜流の野田民主党が誕生した。

しかし09年に民主党政権を期待して投票した国民は「国民生活第一、09マニフェスト」の政策に期待したのであり、民主党名に期待したわけではない。自民党亜流の民主党にしようとする野田氏に投票した民主党国会議員は勘違いしないで欲しい。民主党自滅の道であり、村山社会党が踏み込み歩んだ獣道と大同小異である。

09マニフェスト棚上げの野田政権が挙党一致の人事をしても、自民党の代理政権では意味はない。破れた小沢、鳩山グループは誘われても易々と要職には就かず静観すればよい。そして年末までに機を見て新党結成するか、あるいは小沢氏の裁判結果を待って、来年9月の代表選で捲土重来を期し、その結果で新党結成すべきである。

しかし重要なことは、解散総選挙前にはタイミングを計り新党結成しておくことである。何故なら増税を掲げ自民党亜流の野田民主党ではどうせ次の総選挙では勝てず、その影響をもろに受けるのは「国民生活第一、09マニフェスト」を掲げ当選した新人議員であるからだ。

そして新党結成に際しては、09年に掲げた政策に加え、脱原発を明確に打ち上げ、勿論震災復興、普天間基地の県外移転、対等な日米地位協定、政官業の癒着打破、官僚の天下り禁止、企業献金の禁止は当然明確にすべきであろう。

「護憲+BBS」「政党ウォッチング」より
厚顔の美少年
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ヨルダンに原発輸出?

2011-08-29 20:43:39 | 原発
飯田哲也さんのツイッターで知って、衆議院TVを見てみました。
全部見ると長いので田辺参考人のところを中心に。
国内で新規の原発建設が無理そうなら、外国に売りつけようというのはひどい!・・・と思っていました。

飯田哲也さんのツイッターから引用
・・・ここから・・・
8/24ヨルダン原子力協定採決を阻止!田辺参考人の快挙。あまりにデタラメな原発計画だが新聞未報道。衆議院TVは必聴。
・・・・ここまで

衆議院TVは↓に。何分から、と書いてあるので助かります。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41222

ちなみに服部良一議員のブログはこちら。
http://www.hattori-ryoichi.gr.jp/blog/2011/08/post-70.html

「 脱原発の実現に向けて」より
コナシ
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討論・海江田万里氏の原発に対する姿勢をどう見るか

2011-08-29 09:34:43 | 民主党政権
すみません、NHKニュースサイトは既に流れてしまったので、他人のHPからしかお示しできませんが。
http://blogs.yahoo.co.jp/sublime_jp4492/43490153.html

海江田万里氏は、突然「脱原発」を言い出しているだけです。つい2、3日前までは、ず~っとあきらかな原発推進派でした。

今回の候補者に、本気で脱原発を考えている人は、誰もいないと思われます。

だいたい40年後が目標なんてふざけている。推進派となんら変わりません。ウランはほぼ50年で無くなるのですから。

日本は超大地震期に入っているとの地震学者からの指摘を、政府として真面目に受け止めなかったからの、この惨事。それでもなお、電力会社・土木ほか経済界とつながり、「国民生活」より、経済と自己の利益が先に立つ政治家には任せておけないのではありませんか。

イタリアが国民投票で脱原発を果たしたように、日本も脱原発をしたいと思うなら、もう、原発国民投票しか道はないでしょう。決まれば国民も真面目に考えるでしょうし。

「護憲+BBS」「政党ウォッチング」より

====

確かに海江田氏は佐賀県の玄海原発再稼働を安易に容認しましたから、その頃は推進派だったと思います。その後菅首相がストレステストを発表し再開は凍結されましたが、それまでの菅首相はやはり推進派に属すると思います。

上で提示されたニュースのIAEAでの海江田発言は6月20日になっています。この頃は菅首相も海江田発言を容認していたのではないでしょうか。菅首相が唐突に「脱原発」を言い始めたのは次のとおり7月14日で、菅首相も7月13日までは脱原発ではなかったと言えましょう。

http://jp.wsj.com/Japan/node_272774

海江田氏が脱原発に転向したのは代表選に立候補して小沢氏の支持を得るためであった可能性もあります。菅氏の転向も海江田氏の転向も保身に起因しているかも分かりませんが、転向時期は1ヶ月位の違いで50歩100歩ではないかと思います。何れにしろ2人とも脱原発へ脱皮してくれた事は朗報と考えるべきで、転向の動機や時期は現時点では大した問題では無いと思います。

私自身は、2人の脱原発へのインパクトは小沢氏の発言と影響が大きいと見ています。最初に菅内閣の福島原発事故の対応が不十分でこのままでは東京に人が住めなくなると言い、そのために衆議院での菅内閣不信任案提出を主導したのは小沢氏でした。この不信任案未遂事件が無ければ、ベトナムへ原発売り込みの先頭に立っていた菅首相が脱原発に舵を切れたとは思われません。

そして海江田氏も、今回の代表選出馬に当たって小沢氏の支援を得るために脱原発へ舵を切り始めたと見た方が良さそうです。原発推進は自民党政治による、政官業の癒着で推進されてきたことは既にあきらかで、それに楔を打ち込もうとしているのが小沢氏であり、又小沢氏にしか出来ないと思います。

逆にそれを防ぎ政官業、メディア、米の利権を守ろうとして小沢潰しに躍起になってネガティブな記事を書いているのが、世論操作できる媒体を持つメディアと言えましょう。しかし今回の代表選で小沢氏が推す海江田が勝利すれば、実質小沢氏の復権を意味し、これまでの菅政権の原発対策も海江田氏によって脱原発へ具体化してくるのではないかと思います。

とにかく自民党と一線を画す小沢グループが主流派にならなくては、脱原発は難しく、口でいくら脱原発を唱えても、自民党との大連立を唱える人には実際の脱原発は絵に描いた餅だと思います。

最後に国民投票を否定する者ではありませんが、現行制度では不可能で、国民投票法を改正して憲法条文以外の重要事項も対象とするように改める必要があります。これは自民党安倍内閣がそうしたのですが、民主党の対案は他の事項も対象とする事になっていましたので、民主党政権が続けば改正は不可能ではありません。しかし問題は参議院のネジレ現象だと思います。

「護憲+BBS」「政党ウォッチング」より
厚顔の美少年
====

前回の衆議院議員選挙時に行われた候補者へのアンケートで、海江田氏は原子力発電に関して「疑問を持っている」と回答してます。
個人的には元々は原発懐疑派でしょう。

http://bit.ly/njvJtb
東京1区を参照のこと。

経産大臣の時の言動は、ある意味ポジショントークでしょうね。
TPP推進の件も同様かと。

経産省を離れる事により元の意見に戻るとしたら、それは大いに喜ばしい事だと思いますよ。

「護憲+BBS」「 政党ウォッチング」より
いちエンジニア
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立候補者の公開質疑応答を聞いて

2011-08-28 09:39:32 | 民主党政権
27日の日本記者クラブでの共同公開質疑では、多岐に亘る質問が各社のジャーナリストから出されていたが、その中で小沢一郎氏への党員資格停止の扱いをどうするかとの質問が前原候補と海江田候補に向けられ、前原氏は「現執行部の党員資格停止を尊重して見直す必要はない」と答え、海江田氏の答えは「小沢氏にはいろいろ活動していただきたい」と、暗に資格停止を解除するようなニュアンスであった。

特に朝日新聞の星浩氏は、これまでも紙上で小沢批判を繰り返していただけに、小沢氏の支持を得た海江田議員にはヒステリックと思えるほど執拗にこの問題で質問を浴びせていたように思えた。

言うまでもなく、小沢氏の党員資格停止は続けるにしろ中止するにしろ、この問題はメディアからの質問に耐え得る答弁が必要である。尤もメディアは小沢氏の党員資格停止は当然との立場であるから、停止継続賛成であれば前原氏の「現行執行部が決めたことを尊重踏襲する」との解答で十分であろう。しかし党員資格停止を解除する立場であれば、メディアと渡り合える理由が必要である。

以前にも述べたが、被告人は裁判で有罪が確定するまで推定無罪であること、検察の起訴と検察審査会の起訴は「起訴は起訴でも本質が違う」という理由に加え、今回の執行部の党員資格停止の決定手続きは、直前に執行部の資格停止反対派委員を強引に差し替えており、憲法31条の適正手続き規定の理念に反し無効である。

これらの事実と、新執行部で適正な手続きを踏んで資格停止を解除する旨堂々と述べれば、メディアも正面から反論できるはずがない。よしんば反論してきても、それは人権に対する見解の相違でメデァイアらしからぬ質問であるとカンウターパンチを浴びせればグーの音も出ず、一泡吹かすことができたはずである。それを海江田氏から聞けなかったのは、海江田氏に事前の周到な準備が欠けていた証であろう。

一方海江田氏についての再発見は、中国5千年の歴史の中で生まれた故事、諺、教訓に詳しく、臨機応変に漢文で諳んじて紹介されていたことである。この知識があれば日常の政治の中でその知識を道標に広く生かせるのではないかと思い、海江田政治に幾分安心させられた次第である。

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
厚顔の美少年
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「原発推進首相の誕生?」について

2011-08-28 06:20:33 | 民主党政権
「原発推進首相の誕生?」について。朝日新聞の夕刊に各立候補者の政策骨子が出ていましたが、海江田氏は原発を推進するとは言っていないようです。点検休止中の原発はストレステストに合格すれば再開を認めるというのは菅首相も同じではないでしょうか。海江田氏の主張は、「新たに原発は造らない、但し現行の原発は経産省としては40年の耐用年数を以て廃止するとなっているのをどう見直すかはこれからの課題」との意向のようです。

私は、菅首相の脱原発発言も落ち目の支持率回復のためのパフォーマンスからの発言だったと見ています。なぜなら一方で脱原発と言いながら原発推進派の多い自民党との連立も企み、果たして脱原発ができるのか、矛盾だらけだからです。自民党との連立も保身、脱原発も首相の座維持のための保身から出たパフォーマンスではないでしょうか。

実際に側近から見放され求心力がなくなれば、首相といえども政策(脱原発)は何も実行できないだろうと思います。今回の退陣のための三法案成立も子供の駄々ゴネと同様で自らは野党に何ら働きかけをしておらず、幹事長と国体委員長任せだったように思います。これを見ても菅首相に脱原発実行が可能であるとはとても思われません。

また前原議員も27日の討論会では、原発は漸次廃止の方向を表明していたようです。問題はどれくらいの期間で廃止するか代替エネルギーとの関係で個人差がありますが、各候補者とも脱原発の方向ではないかと思います。

小沢氏も今回の事故を受けて地震国日本では脱原発しかない、問題は脱原発の期間だというコメントを何かで読んだ記憶があります。

経済減速(日常生活の不便、電力料金値上げ、不況倒産、失業、減給等)に耐えて「即脱原発」するか否かとなれば、国民投票しかないと思いますが、現行の国民投票法は憲法条文改正のみに適用される法律のようです。他の事項は対象外のようですから、実際には地方議会で廃止を決定する方法、国政レベルでは電源立地三法を時限立法化して何年先にか有無を言わせずに原発を廃止するか、その手法も新政権の課題ではないでしょうか。

「護憲+BBS」「政党ウォッチング」より
厚顔の美少年

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原発推進首相の誕生?

2011-08-27 15:54:45 | 民主党政権
海江田氏を小沢氏が押して、とうとう「原発推進首相」の誕生となるか?ですか…。

少なくとも、菅首相でなければ「脱原発」の言葉は出なかったでしょう。
利益誘導型ではない菅首相ですから、思い付きのような言い分に聞こえても仕方がないような無力さではありましたが…。

もっとも前原氏でも、他の候補者でも、「脱原発」は言わないだろうし、もう、こうなったら原発国民投票しか、脱原発の道はなさそうですね。

「護憲+BBS」「政党ウォッチング」より
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民主党代表選予想

2011-08-27 15:49:49 | 民主党政権
小沢鳩山グループの候補者調整は海江田氏で決着し、民主党代表選には5名が立候補することになった。西岡参議院議長の線は、参議院議員であること、しかも参議院議長経験者が首相になる前例がないこと等の慣例打破が、短時間の小沢鳩山会談では調整できなかったようで、残念であった。

ところで海江田氏の外交、防衛、福祉に関する基本理念は菅首相同様確たるものがあるのか無いのか一抹の不安はあるが、兎にも角にも先ずは、「国民生活第一、09マニフェスト挑戦」の旗を建て直し、その上に立って震災復旧、原発対策、経済対策を実施して貰いたい。後は5人がどれほどの票を獲得するか、今日午後2時からのメディア主催の公開討論会(NHKで中継)から始まる舌戦が興味津々である。

舌戦での順位は前原、馬淵、野田、海江田、鹿野の順、(海江田は八方美人にならず国民生活第一の信念を語れ)。

票の獲得順位は、

・1回目の獲得投票順は1位海江田、2位野田、3位、4位は前原か鹿野か分からず、5位馬淵。(前原は屈辱的な4位になる可能性もある)

・2回目は海江田、野田の決選投票となり、野田の増税路線、自民との大連立路線には反小沢の前原票は流れても、鹿野、馬淵票の大半には支持されず、また勝ち馬と見られる海江田に流れ、海江田代表誕生ではないかと予想する。

「護憲+BBS」「政党ウォッチング」より
厚顔の美少年
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今日(8/27)12時30分生放送★「原発」国民投票★シンポジウム

2011-08-27 09:59:03 | 原発
今日、 ★「原発」国民投票シンポジウム 8月27日(土)のナマ放送があります。
講演会に行ってみたいが、遠いなぁと思っていらした方、ぜひどうぞ、お聴きください。
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  ★ニコニコ生放送: http://live.nicovideo.jp/
  ★岩上安身チャンネル Ustream iwakamiyasumi channel [5:
    http://iwakamiyasumi.com/ustream-schedule/ustream5
この2局からの配信予定となっております。
★本日、12:30 スタートとなっていますので、会場に来られない方、是非ご参加して頂き、盛り上げて頂ければ幸いです。

原発国民投票のシンポジウム、面白い出席者の面々です。 どんな討論が起きるのか? 皆さんご期待ください。

◆シンポジウム: ★「原発」国民投票、やるべし、やれるよ、やりましょう!★

日時:8月27日(土)12:30~
場所:水道橋のYMCAアジア青少年センターYスペース。
http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/hotel/hotelindex.htm
出演:宮台真司、飯田哲也、マエキタミヤコ、杉田敦、今井一

5人の呼びかけ人が、 なぜ「原発」国民投票をすすめるのか、「原発」国民投票の意義は何なのか
ホントにやれるのか、など、縦横無尽に語り合います。

参加費 一般1200円 賛同人・学生500円 ※事前の申し込みや予約は不要です。
(出席の方、賛同人(1000円以上)になるチャンス。1500円で講演会付き)

「護憲+BBS」「 イベントの紹介」より
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民主党代表選での新たな対立軸

2011-08-26 14:45:21 | 民主党政権
読売新聞によれば、27日の告示日を前に最新の小沢、鳩山会談で新たな対立軸、「政権公約に基づく政治主導という原点回帰か、菅政権の継続かの戦いになる。原点回帰の力を結集できる環境を作っていこう」が示されたようだ。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110825-OYT1T01160.htm?from=any

このテーゼであれば、次の民主党代表者には菅政権を擁立したり、菅内閣に一切参加していない人物がよい。その基準でみれば、現在代表選へ立候補表明している、前原、野田、馬淵氏は菅政権擁立にも積極参加し、海江田、鹿野氏は菅内閣の現閣僚であり、テーゼにそぐわない。残るは小沢鋭仁氏のみであるが、はたして鋭仁氏で紙上で本命視される前原氏に勝てるであろうか。少々役不足、位負けのイメージは否めず、前原氏の対抗馬にはなりそうにない。それゆえ昨日の小沢:小沢会談で小沢、鳩山グループの一本化には最終的には賛同する話し合いが行われたようである。

しからば残るは原口一博前総務大臣の名が浮上する。原口氏はかつて民主党を「マニフェスト挑戦派」と「マニフェスト棚上げ派」に分け、A・Bグループと称し、2つに分けるのがベターとの持論を展開していたからである。確かにこの論理は小沢、鳩山氏が合意した「政権公約に基づく政治主導という原点回帰か、菅政権の継続かの戦いになる。原点回帰の力を結集できる環境を作っていこう」のテーゼにはある意味合致する。しかし今の段階では先鋭すぎて相手陣営に警戒され過ぎ、挙党一致には馴染まない。

そして万一今回の代表選で小沢、鳩山グループが破れた場合には、年末までには新党結成論も出てこよう。その頃にはまだ小沢氏の裁判も継続中であり、そのような場合に備えて原口氏は小沢氏に代わる新党のリーダーに温存して置く方がベターであろう。逆に小沢、鳩山グループが勝利した場合には要職就任で遇し、次の衆議院選の顔として次期代表選候補の一人としても適任である。

そうなると今回の小沢、鳩山グループの本命候補は誰なのか。鹿野氏を担ぐ年輩グループにも抵抗無く、前原、原口、馬淵グループにも比較的中立的立場に立ち、かつ経験と見識で鹿野氏を凌ぐ民主党内の人物と言えば、西岡参議院議長に行き着くのである。改めて憲法を紐解くと、内閣総理大臣は衆議院議員から選定すべしとは規定されておらず、憲法67条は「内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する」と次のように規定しているに過ぎない。

第67条 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。

2 衆議院と参議院とが異なつた指名の議決をした場合に、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は衆議院が指名の議決をした後、国会休会中の期間を除いて10日以内に、参議院が、指名の議決をしないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。

http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s5

おそらく戦後の新憲法下では参議院議員から総理大臣を選出するという国会議決は初めてのことで賛否両論あろうが、その是非に定説らしきものもなさそうである。単に総理大臣を衆議院議員から選出する理由は総理大臣はいつでも衆議院の解散権を持ち、自らも総理大臣としての信を問えるところに依拠しているだけではないかと思われる。

参議院議員出身の首相は居残り、衆議院を解散しても政権や党の信を国民に問う意義は何ら毀損されるものではなく、それで総選挙に敗れれば臨時国会で首班指名は受けられず、総辞職して野党に政権を渡せば支障は無いのではなかろうか。

何れにしろ現在民主党代表選に立候補している衆議院議員を見渡せば帯に短したすきにも短く、西岡参議院議長に比べて経験も見識も見劣りしていると思う故の、一有権者の苦肉の選択肢である。ただし西岡氏が小沢、鳩山氏の合意したテーゼに叶うか否かは残された僅かの時間内での話し合いに懸かっていよう。

「護憲+BBS」「政党ウォッチング」より
厚顔の美少年
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