老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

朝日新聞の『増える「食道胃接合部がん」』の記事を読んで

2019-12-15 10:06:18 | 医療・介護
2019年12月11日の朝日新聞朝刊「生活欄・医療」欄に表題の記事が掲載されたので、注意深く読ませて戴きました。なぜなら私は約3年半前に「食道胃接合部がん」と診断され、現在も闘病中の当事者だからです。

病歴は、約8年前に胸焼けを感じ人間ドックを受診したことに遡ります。受診の結果、逆流性食道炎と診断され、直ぐに近くの内科医に掛り、この記事でも専門の先生が指摘されているとおり、「高齢になると食道下部括約筋が緩み胃酸の逆流が起きやすく、食道炎を併発し易くなる」との説明を聞きました。

従って、記事の中の「背景」については良く理解できましたが、一方で、記事のまとめは、『過去30年間でピロリ菌への感染率は半分以下に減った。ピロリ菌感染の減少によって、逆に食道胃接合部がんが増えている可能性もあるという。ピロリ菌に感染すると胃の粘膜が萎縮し、胃酸が出にくくなる。すると逆流性食道炎になりにくいからだ。ただし、(記事に登場の)先生は、「胃がんの方が食道胃接合部がんより人数が多い。胃がんのリスクを考えれば、ピロリ菌に感染している人は除菌するべきだ」と言う』で終わっており、胃酸の抑制療法が曖昧で釈然としません。

ピロリ菌と食道胃接合部がんの因果関係は参考にはなりましたが、読者としては胃酸の分泌を抑制し、食道への逆流を抑え、なおかつ食道炎や食道胃接合部がんを防止する、より良い胃酸抑制療法は何かを知りたいところです。

一方、ネットで逆流性食道炎防止療法を検索すると、必ず薬による胃酸の分泌抑制療法が掲載され、多くの場合その方法で症状が改善すると大手製薬会社も紹介しています。(下記URL参照)
http://www.takeda.co.jp/patients/muneyake/treatment1/

因みに私が掛かった医院でも、胃酸の分泌抑制薬(H2ブロッカー)の処方でした。これが内科的療法では最も標準的な処方のようであり、約40年前に外国の製薬会社が開発した先発薬品(薬品名:ザンタック※)が特許切れした2000年頃から、日本の後発製薬メーカも徐々に造り始め、直近では約10社がジェネリック薬品(薬品名:ラニチジン※)として製造販売していたことでも、標準的治療法であったことが分かります。

(※先発薬品と後発薬品は薬名は違いますが、当然のことながら両方の薬品仕様書を見ると分子式と化学記号は全く同じです。)

ところが、実はその胃酸の分泌抑制薬(ラニチジン)に発がん性の疑いがあることが、最近分かってきたのです。(もしかすると、このことが胃酸の抑制剤があるにも拘わらず、それを紹介できないオフレコのようなもどかしい記事になったのでは、と思うのは下衆の勘ぐりでしょうか。)

発がん性物質のニュースを知ったのは、2019年10月4日の朝日新聞大阪本社夕刊のベタ記事によってでした。

「胃潰瘍や十二指腸の治療薬に発がん性物質?(業者が自主回収)」との表題で、「ラニチジン」と出ていたので、聞き覚えがある薬名だと思い、過去のお薬手帳を調べたところ、なんと黒いタール便が出てすぐに総合病院で胃カメラを呑み、生検の結果「食道胃接合部癌」と診断されるまでの約4年半、かかり付けの医院で処方され呑み続けていた薬だったのです。(この記事では逆流性食道炎とは書かれていませんが、製薬会社の効能・効果の対象病名には間違いなく記載されています。)

その後さらにネットで「ラニチジン」を検索したところ、この薬はH2ブロッカーの一薬品で、厚労省の指導の下、「日本の後発製薬会社10社が自主回収を開始」との情報や、製薬会社の「自主回収」のプレスリリースもありました。

一方、今現在まで製薬会社のプレスリリースでは、「重篤な症状や癌発症の報告は無い」との見解のようです。

しかし、現実にはラニチジンを呑んでいる最中に黒いタール便がでて、精密検査の結果、「食道胃接合部癌」と診断され3年半闘病している癌患者が居るということを、広く知らせておきたいと思います。

さらにラニチジンを服用中に癌と診断された者として言わしてもらえば、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍治療薬としてラニチジンを服用していた患者で、過去・現在で癌になった人は他にいないのか追跡調査が必要ではないかということです。

何故なら、この薬の発がん性物質が明らかになったのは今年の9月であり、さらにこの薬に含有されている発がん物質(n-ニトロソジメチルアミン)は、以前から世界の化学・医薬業界で発がん物質と認定されている物質とのことなので、追跡調査をせずして、ラニチジンを製造販売している製薬会社が「現段階で重篤な症状や癌を発症した事例は無い」と言うのは、時期尚早ではないかと思われるからです。

最後にこの薬品についての関連情報は、「ラニチジン自主回収」でネット検索すれば、先・後発製薬会社の自主回収状況や厚労省、関係地方官庁、公共及び私立総合病院等の自主回収プレスリリース等が出てきますので割愛し、ここでは医薬業界専門ネット、ミクスONLINEのネット情報のみを下記URLで紹介します。

https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68202
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68278

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔
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篤い期待・希望を集め発足した介護保険・福祉の今昔

2015-12-11 11:15:13 | 医療・介護
介護が必要になった者に保健医療サービスや福祉サービス・給付を行うために、1997年(平成9年)12月17日に公布、2000年(平成12年)4月1日に施行された介護保険法。…介護する家族の負担を軽減し、社会全体で介護を支える新しい仕組みとして誕生した介護保険制度。
 
施行当時、主権者、国民全般が大歓迎、大いなる期待を集めて、発足したものだった。今日の急速な高齢化社会(人口動態)も予測でき、高齢者や障害者も、身近にいる、感じる、そんな状況だった。政府は、従来の健康保険法等での対応では、財政が破綻するとばかりの状況判断だったのかもしれぬが…。
 
実は、私の父も、当時既に脳内出血で障害の残る障害者で、高血圧などの治療を受けていた。今では想像も出来ない位、家族も、介護業者も、介護を志す人々も、将来への、未来への篤い希望と期待を持って始まったものだった。どう言えばこの国民的高揚を表現できるのか苦労するくらいの、熱風が渦巻いていた。

例えば、父・母(後に障害者)、言えば「家」を担当した優秀なヘルパーさん、大田黒さん、杠(ゆずりは)さんらは、能力も高く、意欲横溢した、ススンデ家事を引き受ける、篤い従事者だった。

当時も、時給・対価も良くない、交通費も出ない、そうした劣悪な環境であったように記憶する。この国民的高揚をススンデ活用し、福祉・介護・医療の分野を一大産業化していたら、どんなに良かったかと思わずにはいられない。政府はこれを見事に裏切った。劣悪な職場環境に貶めた。

現在も、基本、これと変わりない。僅かな待遇改善もあるかも知れぬが、その将来が、平均給与が、一般より月10万円も低く固定される、劣悪な職場の侭だとは、予想、想像すらも出来なかった。期待感が、誰彼と言わずあったように思う。
 
この劣悪な環境、職場の元・根源は、政府の、手当を安価に抑える公定価格制度(最近では、逆で、時給に合わせたサービスを目指すかのよう)にある。自由、競争を許さぬ政府(財政)の姿勢である。
 
その後、『税と社会保障の一体改革』と称して、実行中の、政府による、社会保障(給付・手当)の抑制である。他方では、違憲立法し、戦争法を強行、その施策を着々と進めながら。憲法違反の安倍政権の下、こちらには、歯止め、抑制が効かないようである。

主権者、国民の希とは相反する、安倍コベ政策! 民主主義、法の支配、主権者の地位をも脅かしかねない政府とその手法、言動。極めて遺憾な事態というほかない。

序でに、言えば、最高裁が、法の支配の管理者として、法に則り、その管理権限を示すか疑問無しとしない中、遂には、主権者の出番となり、主権者のみの許される権能・権限をふるい、その権利、人権を行使し、人権も、定めた最高法規=日本国憲法も、明記された人権も護る為、自覚的に、その意思を実現、実行しようと迫られているのかも知れないと思う、今日この頃。主権者としての立場に思いを致そう! 主権者の皆様、各位。

 http://www5f.biglobe.ne.jp/~mmasuda/ronbun/0901_shuugiinn.html
 介護保険制度をめぐる現状と課題 - Biglobe
 >はじめに
 介護保険制度が2000年4月に実施されてから本年(2008年)で9年目に入った。
 2000年の実施の頃を振り返ると、保険者である市町村関係者や被保険者となった高齢者やその家族、サービス提供事業者である医療・福祉関係者、新たに事業主負担を求められた経済界、制度創設に批判的な人も多かった研究者など、介護保険制度は全国民的な関心事であった。新聞紙上では、実施に向けてのカウントダウンが始まり、毎日、関連の記事が掲載された。関係者は不安と期待をもって4月1日を迎えた。
 厚生省(現在の厚生労働省)では、施行前日の3月31日に省内組織である介護保険制度実施推進本部の会議を開催し、実施に当たっての最終確認を行い、市町村からの緊急連絡に即応できる窓口を設置して施行日を迎えた。4月1日午前零時、深夜訪問のホームヘルパーが訪問介護事業所から要介護者宅へ向けて出発した。同日の午前中には、小渕恵三首相(当時)が丹羽雄哉厚生大臣(当時)とともに都内の特別養護老人ホームを視察した。介護保険制度の実施は一大イベントであった。
 当時、介護保険制度は、「20世紀最後の大事業」あるいは「介護革命」などと呼ばれたように、社会保障分野のみならず国民生活に一大変革をもたらすものとして、大きな「期待」と「高揚感」をもって迎えられた。
 あれから丸8年が経過した。残念ながら現在では、介護保険制度への期待は色あせたかのように見える。増大する保険財政から将来の持続可能性が疑問視されている。2005年の制度改正によって介護サービスを利用しにくくなったという声が聞かれる。「仕事のわりに給与が低い」という評価が定着して事業者は介護従事者の人手不足に苦慮している。2007年には民間最大手の訪問介護事業者が不正行為等から介護事業分野からの撤退を余儀なくされた。
 なぜこのような事態に陥ってしまったのだろうか。この小論では、施行から今日までの介護保険制度の実施状況を踏まえて、その「光」と「影」を浮き彫りにし、今後の方向性を考察する。
(以下略)

☆ご参考
 http://news.kaigonohonne.com/article/305
 介護で今なにが起きているのか?介護職の賃金・待遇改善の動き まとめ【2015年3月版】
 >介護業界の中で最大の課題である介護職の賃金・待遇
 http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/kentou/15kourei/3.html
 「2015年の高齢者介護」 - 厚生労働省
 http://www.kaigonw.ne.jp/topics/2005_10_28_1topics.html
 介護トピックス:介護情報ネットワーク

「護憲+コラム」より
蔵龍隠士


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介護現場にも病院にもボランティアの活用を

2010-03-13 15:47:22 | 医療・介護
パンドラさんの記事「介護現場はなぜ辛いのか」にあった、「介護現場にボランティアを」という本岡類氏のお話は頷けます。

私は30代の頃、3年ほどある大学病院のベッドサイド・ボランティアを、同級生の母親3人でしていました。

最初は、あるおばあ様の昼食を食べさせているご家族が疲れ切ってしまって、看護婦さんでは人手が足りないので、週2回でいいから手伝って欲しいという病院側からの要求でした。オムツたたみなどのボランティアはいましたが、ベッドサイドは初めてのことで、婦長さんの決断だったそうです。

しばらくしてそのおばあさまが退院されてからは、病院側から病棟を回って、家族のあまり来られない人の洗濯、買い物などをして欲しいとのことでした。他にもお風呂に入れない方の足湯をしたり、口の利けない難病の方と文字盤で話したり、目の見えなくなった方の手紙書きなどもあり、結構忙しい時間でした。

そのうち、そういう方々が楽しむのは、私たちを引き止めてのおしゃべりだと気付きました。「あんたたちの年の頃は、私は…」と、ご自分の若い時代のことを懐かしげに話す方々が多かったのです。

介護の現場では、もちろん介護士さんの実際のお手伝いも大事でしょうが、ボランティアが一番できることは、できるだけゆっくりとお年を召した方々のお話を伺うことかもしれません。口の利けない方が、文字盤とまばたきで意思を伝えられたときの微笑みは忘れられません。

私たち3人はそのうちいろんな事情でその病院には行けなくなったのですが、その前に日野原先生の始められた病院ボランティアスクールの卒業生が来て下さるように話をつなぐことができました。教育を受けてからですので、私たち3人より良い点も多かったのでしょう。その病院では、今でもベッドサイドボランティアが活躍しています。

「護憲+BBS」「明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽」より
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「介護現場はなぜ辛いのか」(本岡類著・新潮社)

2010-03-10 20:00:42 | 医療・介護
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090616/bks0906160838000-n1.htm

齢50歳を過ぎた著者がいきなり飛び込んだ介護の世界。そこは常識が通用しないワンダーランド。しかしその世界で世話をする人もされる人も生きている生身の人間である。激務が続けば疲れも溜まるし感情もささくれ立つ。

この本は作家である本岡類氏が介護現場で職員として働いた5ヵ月間を描いている。本岡氏によれば、この「松の木苑(仮名)」は特別養護老人ホーム略して特老。おむつ交換をする時はカーテンの開閉を厳しく指導し、身体拘束も本人か家族の同意を得なければ行なわないという、利用者にとっては行き届いた配慮がなされている施設である。

しかし次第に著者は、マニュアルのなさ、正規職員の指示伝達事項の曖昧さ、忘れ、などに直面する。そして何よりも深刻な事は、介護従事者の激務と待遇の悪さが将来に向けても改善される見込みがないこと。介護士の意識や教育の為の研修も夜勤明けや休日に呼び出して行われる為、職員の疲労を蓄積させ不満を鬱積させている、と著者は述べている。

夜勤明けで帰り支度をしている若い介護士は、疲れを通り越して躁状態のまま「俺、何時間ここにいるかわかりますか。夜勤に続いて会議やら雑用が入って、24時間松の木苑にいるんですよ」と明るく怒る。

またキャリア豊富な介護士は仕事としては著者など真似もできない見事な動きをするが、それが逆にプロの介護士として固定観念の縛りをかけている。それらも含めて、この介護の現場を開かれた閉所空間にしている。

そんな中で著者が訴える有償ボランティアの「老々有償支援」の活用。リタイアした高齢者も社会参加の喜びを味わえ、早起きが得意な高齢者なら早朝の短時間だけ関わればいい。それだって夜勤の若い職員は助かると著者は述べる。

介護現場に慣れないボランティアが入ると足手まといになるという意見もあるが、そのリスクを補う価値はあると思うし、それこそボランティアの人達の意識を高める研修や教育も必要だと思う。

「びっくりするようなハードワークを低賃金でやらせて人が集まるわけがない。将来が見えない職場に若い人が定着するわけがない。長期休暇が取れないのか普通なんてあって良いはずがない」という著者の言葉は頷ける。

この本のリアルな場面には、まるで自分が介護現場に立ち合って日々過ごしているような気分になる。本岡氏は時給850円で働いているのだが、ここでは布オムツを使用している。下痢や軟便の時も大変だが、一度は排泄物を腕に擦り付けられ、また排尿が口にかかってしまった事もある。

将来自分がされるかも知れない介護。その世界と、今私がいるこの場所は確かにつながっている。

「護憲+BBS」「明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽」より
パンドラ
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アメリカで「医療制度改革」反対の大規模デモ(2)

2009-09-16 11:10:23 | 医療・介護
週末のワシントンでの「医療制度改革反対デモ」は、私もこちらのテレビニュースで知りましたが、デモ参加者がほぼ100%白人だったということに非常に興味を持ちました。

このデモは、保守系メディア(大手ケーブルニューステレビ局のFOXや極右のラジオ局、ブログなど)が呼びかけたものだそうです。それなら納得。日本のネット・ウヨさんたちと似たような思考回路の白人が集まるわけだ!

私が観たニュース番組で、何人かの政治家・学者・コメンテーターが言っていましたが、デモ参加者の大半はオバマ大統領の医療制度改革の中身などほとんど知らず、むしろ、ばっかじゃなかろか!と呆れるばかりの誤解だらけだったそうです。ただひたすら、経済不況の波をかぶってワリを食わされているという恨みと怒りを発散させるために集まったようで、もともと根強い人種差別意識の持ち主ですから、怒りの矛先は黒人である大統領に向けられた。

要は、「医療制度改革」への反対というのは名目だけで、このデモは、リベラルなインテリの黒人が大統領になってしまったことへの憎しみと恨みをぶちまけるためのものだったと言えます。

じっさい、大規模なデモと言っても、5万人くらいでしたっけ?イラク戦争反対のデモには10万人集まったことを考えると、「アメリカの民意」を反映しているとは到底言えないと思います。(そもそも、白人ばっかりのデモのどこが「アメリカ」なんじゃ??)

それにしても、アメリカの人種問題の根深さ・複雑さを改めて思い知らされるデモでした。オバマ大統領の前途は本当に多難です。でも、狂ったウヨさんたちを煽る困った保守系メディアは別として、彼を選んだアメリカの市民が多数を占めているということに、ちょっとアメリカの良心に希望を託せる思いです。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
ゆるふんネコ
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アメリカで「医療制度改革」反対の大規模デモ(1)

2009-09-16 11:02:17 | 医療・介護
アメリカではオバマ大統領が掲げる「医療制度改革」について反対の大規模なデモがワシントンDCなどで起こっているそうです。

このオバマ大統領の政策は「国民皆保険制度」を導入しようというものですが、既に「国民皆保険制度」が施行されている日本に暮らしている私にとっては、何の不都合もない制度だし、これがなければ一般国民の医療費がとんでもない金額に跳ね上がると思うのですが。

アメリカという国の保険制度についてはよく分からないのですが、反対している人達は充分な民間の医療保険に入っていて、怪我、病気の全てがカバーされるのかも知れませんね。それなのに「何故貧しい人達の医療保険まで税金で自分達が負担しなければいけないのだ」という感覚なのでしょうか。それがやがて税の負担増になるという怒りとなっているのでしょうか。

日本は企業の健康保険組合が半分位は負担しているのですが、アメリカでは余りそういう話は聞こえませんね。確かに国民健康保険って掛け金も結構な金額だと思った時もありましたが、「全ての病気、怪我もカバーされて、高額医療費は戻って来る」わけで、本当に「結講」な制度だと思います。

アメリカで反対している人達は、今自分達が民間の保険会社に支払っている保険料と国民皆保険が導入された時に支払う保険料と、どちらが負担が大きいのか試算して反対しているのでしょうか。今はその金額でも、やがて医療費が税負担の大半を占めるようになり莫大な金額になる、と恐れているのでしょうか。

以前ヒラリー・クリントンが「国民皆保険」を導入する事を政策のひとつに掲げた時、「アメリカが共産主義の国になる」(!)とか言って反対した人達もいたと聞きましたが、そんなアホな話は放っておいても、反対する人達の主張するものに確固とした理論や意識があるのなら、それも聞いて見たいと思います。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ
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「後期高齢者医療制度」:年金からの天引き反対!に賛成

2008-04-04 14:01:22 | 医療・介護
4月15日から「後期高齢者医療制度」に基づいて、75歳以上のお年寄りの年金からの医療保険料の天引きが15日から始まる。野党4党は天引きを凍結する法案を提出する方向で調整に入った。と朝日ニュースは報じている。野党に全面賛成である。
http://www.asahi.com/politics/update/0403/TKY200804030333.html

制度の中身は高齢者の冷遇「老人は早よ死ね!」であり、政府与党のこれまでの無策を老人へ責任転嫁し押しつけるものである。

そればかりではない、同じ厚労省の杜撰な年金行政は公約の3月末までに解決できず、そのために満額貰えない年金生活者が多数いるのである。雀の涙ほどの年金から天引きするとは不合理である。諸物価高騰のおり、一日二食にせよとでも言わんばかりではないか。

制度の中身もさることながら、このような宙に浮いた年金状態を未解決のまま、有無を言わせず年金から巻き上げるとは公序に反し、憲法25条(生存権)を裏付ける各種年金・保険法の制度をスポイルするものであり、明らかに憲法違反であろう。 この制度は杜撰な宙に浮いた年金が暴露される前に検討され作られたものであれば、尚更凍結して見直しが妥当である。

「護憲+BBS」「行政ウォッチング」より
厚顔の美少年
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病を得て

2008-01-15 09:21:09 | 医療・介護
私は昨年秋に頭の手術をし、その後の経過が悪くて救急車で市の医療センターへ運び込まれ、結局一月近くの入院となりました。手術をした病院にも、その後運び込まれた医療センターにも、老人を中心に多くの人が入院していました。思わず「これだけの人たちの医療費は一月にどれだけかかるんだろう」と考えてしまいました。

日本では毎年膨大な医療費が社会保険制度を逼迫させる一方で、多くの病院が経営困難に陥っています。いったい膨大な医療費はどこへ消えているのでしょう?

今回、血液製剤によるC型肝炎患者への国による救済法が何故か議員立法で成立しました。けれどもこの法で救われるのは肝炎患者のごく一部です。この国では病気やケガについては患者本人の責任であり、医療費も基本的に本人負担です。

社会保険により負担は一部ですみますが、それでも入院、手術ともなると多額になります。また、一月当たりの自己負担限度額も定められていますが、制度の問題があり、私のようにふたつの医療機関で月をまたいだ場合は限度額の2倍を超える負担となりました。

果たして、病気やケガは患者本人の責任でしょうか?十歩下がって、医療行為によってかかった疾患や残った障害はどうでしょうか?

世界では多くの国が医療費を無料としています。何故日本ではそれができないのでしょう?また日本では、社会にとって不可欠な「医療」(「福祉」や一部の「教育」も)を何故「ビジネス」にゆだねているのでしょう?疑問は大きくなるばかりです。

「護憲+コラム」より
千葉の菊
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薬害C型肝炎「一律救済法案提出を受け、原告団が会見」

2008-01-07 21:14:09 | 医療・介護
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ Yahoo 動画ニュース: NNN(日本テレビ系) JNN(TBS系) FNN(フジテレビ系) ANN(テレビ朝日系)
 ・一律救済法案提出を受け、原告団が会見

原告及びその弁護人団のご努力の賜物。そして、これを支持した市民、国民、世論。いわゆる「ねじれ国会」の環境も良かった。未解決の年金問題、これを求める国民の政府への要求も力となったことであろう。政府与党は、堪らず、損得勘定を働かしたのだった…。国民主権、国民の政治参加の御利益、疑いない。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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C型肝炎原告団、公明党へ陳情への意義

2007-12-18 17:27:21 | 医療・介護
昨日(12・17)NHKでC型肝炎原告団が公明党本部を訪問し斉藤政調会長と坂口元厚労省に面談しているニュースがあった。(下記サイトの写真では坂口氏は斉藤氏の陰に成っている)   http://www3.nhk.or.jp/news/2007/12/18/d20071217000093.html

原告団の公明党訪問が、単なる与党への陳情ではないことは明らかである。2002年7月に製薬会社(現田辺三菱製薬)から厚生労働省に止血剤(フィブリノゲン)を投与され肝炎に感染した疑いのある418名のリストが提出された時の大臣は、公明党の坂口厚労相(2001/1~2003/11)だからだ。しかも今年10月に、そのリストが厚労省の地下倉庫に放置隠蔽されていたのが発覚したことは、記憶に新しい。

患者リストが提出された時、坂口厚労相がきっちりと行政指導を行い、適正な治療法を指示して居れば、その後の病状の進行も回復の度合いも違っていたことは明らかである。そのプラスマイナスの差は命に関わることだけに余りにも大きすぎる。これだけ重要な問題を製薬会社から報告を受けておきながら、時の厚労相が知らなかったでは済まされない。まさに怠慢と隠蔽による人災であり、国の責任は重大である。

今後公明党が福田首相へ原告団の陳情を全面的に受け入れさせられるかどうか見物であるが、自民党との連立与党解消の覚悟で交渉すれば出来るはずだ。公明党が連立政権を賭して人命尊重を貫けるか否か、公党として政治姿勢が問われている正念場であり、国民の注視するところである。

「護憲+BBS」「行政ウォッチング」より
厚顔の美少年
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