老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

セミナー/5.17大阪市民投票─改憲の是非を問う国民投票にも触れて

2015-05-31 18:06:04 | イベント情報
住民投票、国民投票に詳しい今井一さんが、5月17日に行われた「大阪市民投票」の分析と、この市民投票で見えてきたことを「改憲のための国民投票」にどう生かすか、について解説してくれます。

いずれ必ず訪れる「改憲のための国民投票」では、「改憲」をしたい側が持てる権力と資金を投入し、様々な仕掛けを用意するであろうことは、今から十分に予想できます。
それに対し、市井の私たちは、どのような効果的な対抗手段を用意したら良いのでしょうか。

大阪都市構想について、直接当事者でなくそれ程関心を持てなかった人も、今から学んでおくべきお話がきっと聞けると思います。
お時間のある方は、是非参加しませんか。

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大接戦の末に反対派が僅差で多数を制した[5.17大阪市民投票]
投票に参加した主権者・住民の判断に影響を及ぼしたものは何だったのか?
そしてそれを、改憲の是非を問う国民投票にどう生かすべきか?
東京・大阪の2か所で、詳細な解説を行います。

東京/6月6日(土)18時~ 文京シビックセンター 会議室(定員30人/千円)
大阪/6月12日(金)18時~ 関西大学 尚文館 502講義室(定員30人/無料)
※大阪は関西大学 大学院の正規の授業「人間環境学研究」ですが、公開講座となっていますので学外の方も聴講していただけます。
参加申し込みは「情報室」事務局あてにメールでお願いします⇒ info.ref.jp@gmail.com

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〔国民投票・住民投票〕情報室
http://ref-info.com/0606semi/

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子
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三上智恵監督新作映画「戦場ぬ止み」

2015-05-30 22:49:16 | 沖縄
ポレポレ東中野で先行上映中の、三上智恵監督最新作「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」を見てきました。今、沖縄辺野古で起きている新基地建設阻止闘争を克明に追った力作です。

シュワブゲート前で座り込みを続け、「私を死なせてから行きなさい」と工事車両の前に立ちはだかる85歳の文子おばあは、沖縄地上戦を体験した生き証人です。彼女は、今の政府のやり方をみると戦時中の苦しみや、政府が沖縄にずっと強いてきた犠牲が蘇る。基地建設をやめるまで、自分の痛み、苦しみが終わることは無い、と言い切ります。

反対運動をリードし続け、自分達をゲート前から排除しようと動員されている若い機動隊員に、「同じ沖縄の人間だろう」と呼びかけるヒロジさんは、「沖縄は日本じゃないんだ、ずっと植民地なんだと認識せざるを得ない」と怒りの表情で語ります。

親と一緒にゲート前に通い続ける元気な兄妹たちの中の、まだあどけなさの残る女の子は、「何とか大勢の人たちを集めてば~っと攻め込みたい」と屈託ない笑顔を見せます。

海上で抗議船を操縦する若い女性船長は、「頑張る」と微笑を見せたすぐ後に、「でも正直どうしたら止められるのか分からない」と、途方にくれたように涙を浮かべます。

こうして、夫々の思いを抱えて戦ってきた人たちが、去年11月の沖縄県知事戦で翁長さんが勝った時には爆発的な喜びと安堵の表情を見せて、その映像を見る私たちも感動と共感で心が揺さぶられますが、一方でその後の成り行きを思って、重苦しく辛い気持ちが拭えませんでした。

現に映画でも、選挙直後から、日本政府が「粛々と続ける」と基地建設の継続を宣言し、人々の戦いは厳しさを増していく様子が描き出されています。文子おばあは、ゲート前で警察官に押し倒されて頭に怪我を負い一時入院する事態になりました。ヒロジさんが一時逮捕・拘留される騒ぎもありました。海上では海上保安員たちが、暴力的にカヌー隊の人たちを排除し、怪我人が続出する様子も映し出されています。

彼らは選挙の勝利でも変わらない政治に翻弄され、それでも絶対に基地は建設させないという決意を新たに、今も戦い続けています。

辺野古には、政府が言うような普天間の代替としてではなく、オスプレイ100機を配備できる新たな巨大軍港の機能を持った基地が作られようとしているそうです。

さんご礁の間を魚たちが泳ぐ青く静かな海に、戦争をするための軍港の存在は、全く似つかわしくありません。豊かな伝統文化の中で生きる沖縄の人たちの人間味溢れる暮し振りが、戦争をし続けるアメリカ、そんなアメリカの顔色ばかり伺う日本政府の血の通わぬ冷酷無比な判断の愚を際立たせます。

それなのに、民主主義や人々の暮らしの重さは、権力の前に無力なのだろうかと呆然としてしまいます。しかし、心ある人がこの映画を見たら、日米政府がやろうとしていることは、やはりおかしい、間違っていると思い、それがいつか事態を動かすのではないかという気もします。

先行上映中のポレポレ東中野は連日入れない人も出るほどの盛況とのことで、それ程多くの人が関心を持っているというのは喜ばしいことです。間もなく全国で上映が予定されているとのことなので、是非多くの人に見てもらいたいとも思います。

更に日本国内だけでなく、当事者でもあるアメリカを始め、海外でも上映することができたら、国際世論を動かし、今の事態に大きな一石を投じることになるのではないかと、期待が膨らみます。

とまれ、沖縄の魂がこもった素晴らしいドキュメンタリー映画、是非皆さんもご覧ください。

「護憲+BBS」「明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術」より
笹井明子
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「平和」の第一歩は、軍備全体の縮小から

2015-05-30 15:57:19 | 戦争・平和
鍛え上げた肉体と技、共通のルール。白日の下で繰り広げられる競い合いこそが<スポーツのだいご味>として、多くの人たちに支持される。しかし、この陰でうごめく拝金亡者たち。FIFAに限らず、一皮めくればの同類 数多というべきか。

他方、人々の幸福を守ると豪語する政治の世界もまた、悲しくも同じ。

肉体の力比べがすべてと割り切るのはいかにも不合理。何はあれ「知」が頂点にあるべきの考えは、力不足を補うための「武器という仕掛け」を考え出す。これを備えれば、丸腰に対しては百人力である。お馴染みのテレビ画面、ISの武器を掲げての得意そうな姿や、閲兵するお偉いさん達の満足げな顔、顔、顔。

「平和」を唱える者達の後ろには、常に兵器産業の亡者達が控えている。表立つことはないが、笑いの止まらない「商売」であろう。確実に言い値で完売されるし、製品の不良事例の顕在化も稀であろう。リスクは、限りなくゼロに近いとしたもの。核兵器の廃絶に向かう歩みすら覚束ない今、通常兵器の分野にそれを期待するのは夢を見るようなものではあろう。

しかし、「平和」を唱えるその第一歩は、軍備全体の縮小を置いてない。軍備の拡充は、疑心暗鬼を生む第一歩であると肝に銘ずるべきである。軍事基地の維持・整備に背を向けること。オスプレイなど新たな装備拡充にノーということ。他国との軍事訓練に参加しないこと。自衛のためといえどもその仕組みは縮小廃止を目指し、その長を閣議メンバーとするような組織にはしないこと。2+2などという国を代表するメンバーに任じることは無用として、<平和国家>希求を、改めて鮮明にすること。

「安保法制」論議を聞いていると、進んで国際紛争に加わりたいとの下心有りと表明しているようで、寒々としてくる。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
百山 
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永田町・霞が関に巣くう詐欺的手法の亡国集団

2015-05-29 21:30:08 | 安倍内閣
現在、安保政策の大変革に伴う法律の審議が行われている。誰がどう見ても戦争法案としか読めない法案を平和安全法案などと銘打って恬として恥じないのだから、いかんともしがたい。安倍首相の最大の強みは、先日の党首討論でも見えた“無教養さ”である。そして、本人がその”無教養さ”に気づかないところにある。だから、ポツダム宣言を読んでなくても、平気で“戦後レジームの脱却”などとのたまう。安倍首相の辞書には、【恥】などという概念は乗っていないのだろう。ルースベネディクトなどは、思慮の外。こういう人間は強い。

教師時代、一番手古摺らせた生徒は、【恥知らず】の生徒だった。ダボダボのズボン(ボンタンという)を履き、ベルトをへその下あたりで締め、腰までない寸足らずの上着を着、足を左右に開いて、肩を怒らせて歩く、このやくざ歩きが格好良いと思い込んでいるのだから、手がつけられない。そんな姿を『恥ずかしい』と思えるようになった生徒は、立ち直りが効くが、【恥ずかしさ】の感情をなくした生徒は、立ち直りが効かない。

彼らは強い。恥を知らないのだから、堂々と校内を闊歩する。注意する教師には食ってかかり、ひと悶着を起こす。悶着を起こす事が彼らのレーゾンデートルなのだから、出来るだけ騒ぎを大きくし、相手の教師を困らせる。こう言う時の理屈のつけ方は天才的。文字通り「ああ言えばこう言う」状態。教師も人間だから、出来るだけ面倒を避けたい。こう言う生徒と悶着を起こせば、面倒を買って出る事になる。それは勘弁してほしい、と思えば、見て見ぬふりをする。そうなると、彼らの『自由度=勝手さ』はますます増大する。一種の治外法権状態で、やりたい放題になる。

こうなると、彼らは増長し、【白を黒、黒を白】と言い繕う、詐欺・イカサマ・ペテンがまかり通る。それを目の前で、見たり聞いたりする他の真面目な生徒はやっておれない。「冗談じゃねーよ」と言う、生徒集団の『モラルハザード』が起きる。文字通り、【荒れた中学・学校』が現出するのである。

安倍首相の強さは、この【恥知らず】の生徒たちの強さに似ている。現在のメディアの状況は、面倒を避け、見て見ぬふりをする教師たちと同じである。このような行為を国の最高責任者が行えばどうなるか。何度も言うが、【学級崩壊】と同じで、その国は崩壊する。

良く知っておかなければならないが、この種の行為は伝染する。学校の規制・教師の規制を突破した生徒が一人でも出ると、必ず後に続く生徒が出る。わたしはそれを『一点突破、全面展開』と呼んでいた。

現在の安倍政権、霞が関官僚などや大企業、銀行などや治安機関などの『箍の外れ方』=『モラルハザード』は、「荒れた学校」時代の生徒の「箍の外れ方」と同じである。この「モラルハザード」が手に負えないのは、彼らの意識が『エリート意識⇒差別意識』で裏打ちされている所にある。一つの組織だけでなく、社会全般に影響を与え、社会を腐らせ、崩壊させる点にある。

一つの典型的事例を見て見よう。以下の記事を読んでほしい。

白を黒と言いくるめる政府と日銀の詐術 永田町の裏を読む/高野孟
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160211/1
2015年5月28日 日刊ゲンダイ
『・・・黒田東彦日銀総裁である。
 彼は22日の金融政策決定会合の後の会見で、4月までは「緩やかな回復基調にある」としていた景気判断を、「基調」を外して「緩やかな回復過程にある」と変更し、それを「半歩というか一歩というか、見方を前進させた」と説明した。マスコミの解説によると、これは景気判断の「上方修正」なのだそうだが、一般国民にはまったく理解不能な日本語である。
 これには前例があって、昨年3月までは黒田は、「緩やかな回復」と言っていたのを、4月の消費税アップで消費がガクンと落ちて物価も下がったのを受けて「基調的には緩やかな回復」と、「基調」を付け加えた表現に変更した。これは、事前に「消費増税の影響は軽微である」と言っていた予想が大外れして慌てた黒田が景気見通しを「下方修正」したことを意味していたのだという。消費増税の影響が大きかったことを口が裂けても認めたくないので、「基調」の2文字を付けたり外したりして、その意味を知っている市場関係者にだけは密かにサインを送っているわけだ。これでは景気の動向について国民に本当のことを知らせないためのマインドコントロールに等しい。
 
実際、消費増税の影響は甚大で、黒田が命懸けのようにして追求している物価上昇率2%の目標も、当初の「15年度を中心とする期間」を「16年度前半ごろ」と言い換えて先延ばしを図ってきた。この時も「15年度達成は公約ではなかったのか」と問われて、「いや、15年度を中心にと言ってきたので、それには16年度前半も含まれる」というようなごまかし方をしたが、それでも目標達成のめどは立っていない。
 
むしろ物価上昇率はゼロ近辺で低迷し続けていて、専門家の間ではデフレ転落への懸念が出始めている。かといって、ここで追加緩和など打ち出せば、「回復」とか「回復基調」とか言い続けてきた嘘を認めることになるので、それもできない。もうそろそろ、金融緩和でインフレ誘導すれば景気が上向くというアベノミクスのインチキ経済学を「失敗だった」と正直に国民に謝るべきではないか。』・・・

黒田東彦に代表されるように、責任逃れのためには、官僚たちは、姑息な手段を弄する。【爽やかさ】とか「正直」などという日本語は彼らには無縁である。彼ら一人一人が全てそうだというのではないが、組織に入るとがらっと変わる。そうしなければ、組織の中では生きて行けないのだろう。この姑息さと「エリート意識=差別意識」がないまぜになると、最悪の官僚になる。

わたしが安倍政権を戦後最悪のファッショ政権と断じるのは、この政権が『官僚政権』なかんずく、【財務省政権】である点である。たしかに第二次世界大戦の日本は、軍部の独走に政党政治が歯止めをかけられなかった点に多くの要因があるが、この軍部の独走を支えたのも官僚である、という点を忘れてはならない。

戦前の『内務省』を中心とした強大な官僚組織こそが、あの破滅的な戦争を支えた中心組織である事を忘れてはならない。戦後のGHQの施策で最大の欠点は、官僚組織の全面解体を行わなかった点に求められる。その為、官僚組織は生き延び、戦前並みに復活したのである。

民主党政権を倒したのも財務省を中心とした官僚組織であり、現在の安倍政権を支えているのも同じ官僚組織。ここが戦前並みの権力を持ち、国民支配に狂奔し始めているからこそ、ファッショ体制が進んでいると言ってよい。

彼らの狙いは、簡単明瞭。税収の拡大、国民の基本的人権の制限と国家権力の拡大(権力の恣意的行使)である。マイナンバー制など、これから行われるのは、税収の確保(消費税の増税)、財政赤字にかこつけて、大規模な年金・医療・福祉の切り捨てが来る事は火を見るより明らかである。その為には、どんな甘言を弄しても良いから、国民を騙さなければならない。安倍内閣になって国民騙しの手法が目立つのは、この事情による。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
流水

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君が代不起立で再雇用拒否は違法、都に賠償命令

2015-05-27 09:57:58 | 社会問題
『卒業式などで「君が代」斉唱時に起立しなかったことを理由に定年後などの再雇用を拒否されたのは違法だとして、東京都立高校の元教職員22人が、都に計約2億7400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であった。吉田徹裁判長は「裁量権の乱用で違法」と認め、都に総額約5370万円(1人あたり約210万~260万円)の支払いを命じた。

判決は、元教職員らは「卒業式などを大きく阻害しておらず、違反の程度は重くない」と指摘。都教委の判断は「不起立を不当に重く見ており、裁量権の乱用だ」と結論づけた。「ベテランの知識や経験を活用する再雇用制度の趣旨にも反する」と指摘した。

訴えたのは、斉唱時の起立を命じた職務命令に違反し、2007~09年に再雇用を拒否された元教職員。』
(2015年5月25日朝日デジタルニュースより)
http://www.asahi.com/articles/ASH5T5HQ6H5TUTIL03G.html

国歌国旗法が成立した当時の小渕首相は国会での答弁で下記のように述べている。教職員を罰した当時の石原都知事や都教育委員会が首相答弁を逸脱していることは明らかである。小渕首相の答弁を受けて、文科省が指導すべきは教職員より都の方であり、今回の判決は当然であろう。

小渕首相の答弁内容は次のBLOGOS記事より転載
http://blogos.com/article/73128/

<政府の見解は、政府としては、今回の法制化に当たり、国旗の掲揚等に関し義務づけを行うことは考えておらず、したがって、国民の生活に何らの影響や変化が生ずることとはならないと考えている旨を明らかにしたものであります。なお、学校における国旗と国歌の指導は、児童生徒が国旗と国歌の意義を理解し、それを尊重する態度を育てるとともに、すべての国の国旗と国歌に対して、ひとしく敬意を表する態度を育てるために行っているものであり、今回の法制化に伴い、その方針に変更が生ずるものではないと考えております。>

<法制化に伴う義務づけや国民生活等における変化に関するお尋ねでありましたが、既に御答弁申し上げましたとおり、政府といたしましては、法制化に当たり、国旗の掲揚等に関し義務づけを行うことは考えておらず、したがって、現行の運用に変更が生ずることにはならないと考えております。>

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔
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矢田稔さん最後の朗読会5/30@北青山・山陽堂書店

2015-05-26 16:51:29 | イベント情報
今朝の東京新聞・最終面に矢田稔さんの朗読会が記事になっていました。
ご自身の体調を考え、今回が最終回とのこと。事前申込が必要なので、下記の通り転載いたします。

+++++ 矢田さん最後の朗読会 +++++
※定員25名、先着順
日時;5月30日(土)、3:00pm(15:00)~
場所;山陽堂書店2Fギャラリー(港区北青山3)、電話03-3401-1309
交通;(地下鉄)表参道駅下車、A3出口近く
会費;1,500円
申込先;同書店 、電話03-3401-1309
++++++++++++++++++++++

この朗読会は同書店のイベント期間中に開催されます。その案内を併記いたします。(同書店HPから転載)

+++++++++++++++++++++
 「山の手空襲から70年-青山周辺の景色、戦前・戦中・戦後-」
70年前の5月25日、青山表参道一帯は空襲で焼け野が原となりました。あの日の山の手空襲から70年、焼け残った建物(オリンピック道路拡幅で3分の一になりましたが)の2階で戦前・戦中・戦後の青山周辺の写真や地図を展示します。 ・・・
※焼け残った建物=同書店だと思います

期 間:5月12日(火)~6月5日(金)(日祝休) 月-金 11時~19時
※イベント開催のため、下記展示時間が変更になります。
5/23(土) 11時~14時 (午後3時よりジャーナリスト渡辺みどりさんのお話)
5/30(土) 11時~14時 (午後3時より俳優矢田稔さんのお話)
++++++++++++++++++

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
猫家五六助
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政治言語の耐えられない軽さ!

2015-05-25 09:53:56 | 安倍内閣
昔、「存在の耐えられない軽さ」という映画がありました。1966年の「プラハの春」に題材をとった米国映画。筋書きは、以下に詳しい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%AE%E8%80%90%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E8%BB%BD%E3%81%95_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
(ウイキペデイア)

主人公の軽薄なプレイボーイ、トマシュと彼に翻弄され、政治情勢に翻弄される女性二人の物語です。そのうちの一人テレサが、トマシュに残した別れの手紙「私にとって人生は重いものなのに、あなたにとっては軽い。私はその軽さに耐えられない。」という台詞が、いまだに記憶に残っています。

安倍首相やその取り巻き連中・橋下市長やそれをよいしょする連中の言葉、これは軽薄なプレイボーイ、トマシュの言葉と同じです。いつのまにこんなに政治の言葉が、軽くなったのでしょう。

それでも、プレイボーイの言葉は、まだ一人の女性の存在に配慮しています。ところが、安倍首相たちの言葉は、国民の存在に何も配慮していないばかりか、意図的に『騙す』事を目的としているのです。戦後の歴史で、これほど意図的に国民騙しを行っている政権はありません。

アベノミクスが典型ですが、要はじゃぶじゃぶの金融緩和(QE)で国がみせかけの株高(景気)を演出している砂上の楼閣です。多くの経済学者が指摘しているように、このようなバブルはいつかはじけます。政治の言葉とは裏腹に、いつ崩壊してもおかしくない薄氷を踏むような経済政策です。

政策説明での安倍首相の言葉は詭弁の典型です。たとえば、岡田民主党党首との党首討論で何度も繰り返された「海外派兵が一般に許されないという従来からの原則も変わりません」という言葉を考えて見ましょう。

まず、現在の日本国憲法では、軍隊の存在を認めていません。海外派兵というのは、軍を海外に送る事です。そもそも、現在の日本国憲法下ではありうるはずがないのです。

PKOなどで自衛隊が海外に送られるケースは、【海外派遣】という用語が用いられました。安倍首相は、それを分かっていて、慎重に【海外派遣】という言葉を避け、【海外派兵は許されない】といっているのです。そして、【海外派兵】ではなく【海外派遣】だという名目で自衛隊を送りだそうと言う狙いなのです。

さらに言えば、特段の理由もなく海外派兵した国など歴史上一つもないのです。すべての海外派兵は「自国の存亡にとって死活的に重要である」という大義名分から行われてきました。首相の言う「一般に許されない」というのは「特段の理由があれば許される」ということを意味します。これは過去様々な国が海外派兵をする時に使った常套手段なのです。

安倍首相が今回の安全保障法案を提出した時の演説からもう一つ。
・・「日本が武力を行使するのは日本国民を守るため、これは日本と米国の共通認識です。もし、日本が危険にさらされたときには、日米同盟は完全に機能する。そのことを世界に発信することによって、抑止力はさらに高まり、日本が攻撃を受ける可能性は一層なくなっていくと考える」・・

「抑止力はさらに高まる」と熱弁をふるっていますが、そもそも戦後日本はどこからか攻められたでしょうか。その時米軍が助けてくれた経験があるのなら、【さらに高まる】という言葉も意味を持ちます。しかし、戦後日本はそのような経験を一度もしていません。つまり、「さらに」という言葉が何を基準としているのか、全く分かりません。つまり、この言葉は、何の根拠もないのです。

この演説からもう一つ。
・・・「まるで、自衛隊で殉職している方がいないかのような認識を持っている方がいらっしゃるかもしれないが、自衛隊発足以来、今までも1800人の方が殉職されている」・・・

この言葉。反対論者の言う【自衛隊は、戦後一人の戦死者も出さなかった。この法制が決まったら、自衛隊の戦死者が出るのは確実】という反対論が念頭にあったのでしょう。

しかし、よく考えれば分かるように、警察でも海上保安庁でもどんな組織でも毎年一定程度の殉職者は出ます。自衛隊の年間殉職者数はここ数年ほぼ一桁台です。ほとんどが災害派遣と訓練中の事故です。22万人の隊員で一桁というのは、組織としては、立派な管理だと言えます。

反対論者の主張は、【戦死者が出る】というところに力点があるのですが、安倍首相は災害派遣や訓練中の事故と同列にして、【戦死】という言葉のインパクトを薄めようとしているのです。この発想は、自衛隊員のリスクを一切語らない、という姿勢と通底しています。

政治家、まして一国の総理の言葉が、この種の誤魔化しや詭弁に満ち満ちていて、その国民は幸せでしょうか。何度も言いますが、国や国民の道義や倫理も退廃します。

政治家やメディアなどの政治言語のあまりの軽さこそが、現在の日本の危機を象徴していると思います。

「護憲+コラム」より
流水
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「ポツダム宣言」も知らずに「戦後レジームからの脱却」を目指すとは?

2015-05-23 16:58:30 | 安倍内閣
安倍首相が鉄面皮にも党首討論でポツダム宣言を読んでいない、内容を知らないということを白状して、そのことが発覚したわけであるが、流水さんが指摘するように、彼が「戦後レジームからの脱却」を目指すと繰り返していることが全く論理破綻であり、政治家としての最低の資質も有していないことがあきらかになる。

戦後レジームの最も大きな発端となる歴史的文書(中学生用の教科書にも載っている)を知らないで「戦後レジームを変更します」というのは言語道断であり、このような人物を一国の首相に据える政権与党も腐りきっている。安倍首相の存在自体が憲法違反(「憲法尊重擁護義務条項など)である。

マスコミは(もう崩壊したメディアではあるが)、この件を引き続き追及すべきであり、野党も国会で追及するべき案件であろう。

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
名無しの探偵
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唖然・呆然 !安倍首相ポツダム宣言を読んでいない?

2015-05-22 20:57:44 | 安倍内閣
先日久しぶりに行われた党首討論。わたしはTVで見ていたが、あまりの答弁にあきれ果ててものも言えない。共産党志位委員長からポツダム宣言についての認識を問われ、「ポツダム宣言を受諾し、敗戦となった。ポツダム宣言をつまびらかに読んでいないので直ちに論評することは差し控えたい。」と信じられない返答をした。

ポツダム宣言は戦後日本の出発点になった重要な文書であり、政治家なら、この文書を読んでいないとか知らないでは通らない。政治家としての基本的資質を問われても仕方がない。

「ポツダム宣言」(外務省訳 原文)
http://home.c07.itscom.net/sampei/potsdam/potsdam.html

まして、安倍首相は、口を開けば、【戦後レジームからの脱却】を念仏のように唱えてきたのだから、他の政治家が知らないというのとわけが違う。ポツダム宣言に込められた連合国政府の歴史認識・理念に対して堂々と私見を述べられないで、何が『戦後レジームからの脱却』か。

この程度の知識や歴史認識で戦後日本の先輩たちが積み重ねてきた歴史を足蹴にする。ましてや、戦後日本の叡智が込められている日本国憲法を空洞化させたり、改憲を強行しようというのだから、唖然とする他ない。

ブッシュ(ジュニア)大統領がイラク戦争を始めた時に感じた「歴史を逆なでし、歴史に逆行」し、先人の知恵を「無視し、ないがしろ」にする歴史修正主義者の危険な香りと同じものを感じる。

百山さんの指摘にあるように、岡田民主党党首との論戦でも、「はぐらかし」の答弁に終始、ほとんど内容のある答弁はなかった。以前、小泉首相の時にも指摘したが、国会論戦で【はぐらかし】や『詭弁』を権力者が濫用するようになると、その国の倫理・道徳は退廃する。権力者なら、どんないい加減な理屈を並べても通る、という事になれば、国民は、物事に真摯に対処しようという気持ちがなくなる。【魚は頭から腐る】のである。こういう人間どもが、道徳教育を強調するのだから、世も末と言わざるを得ない。このような安倍首相の答弁や資質について、メディアはもっと厳しく論陣を張らなければならない。

昨日、IS(イスラム国)に殺された後藤さんなどの日本政府や安倍首相の対応についての検証が発表された。御用学者や御用評論家どもで行われたこの検証のお粗末さは国辱ものである。わざわざ中東まで出かけ、国民の税金を散財し、ISを刺激し、怒らせ、名指しで『お前のせいで殺すことにした』とまで言わせた演説をしたのは安倍首相である。その発言が、人質事件に何の関係もない、という事を書くために、わざわざ検証委員会を開いたのであろう。まあ、もっともらしい嘘をでっち上げるのが、この国の有識者の資質らしいので、なにをかいわんやだが、恥を知れと言いたい。この種の恥知らずが大きな顔をするのが、ファシズムの特色である。

安倍政権の危険な本質については、どうやら日本のメディアより、はるかに外国のメディアの方が信用できる。先日、イギリスの「エコノミスト」に非常に分かりやすい日本の言論統制の解説とマスコミが安倍首相に土下座している風刺画が掲載されている。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6553.html

何をとち狂ったか、安倍首相は、さらに危険な決定を行った。13兆2000億円のアジア向け投資支援、安倍首相が正式に表明!ADBと連携してAIIBに対抗!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6576.html

国内では、物価の高騰・医療費・年金の減額などなど、弱者いじめの政策を強行しながら、他国には13兆円もの金をばら撒く。中国のAIIBに対抗するつもりなのだろうが、火遊びが過ぎる。中国封じ込めなど、無理も無理。世界の潮流に逆らい、国富を浪費する安倍政権こそ、本当の意味で我が国の『存立自体を脅かす』存在である。

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
流水

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「安倍ポツダム知らない宣言」をテレビ各局はどう伝えたのか?

2015-05-22 18:02:43 | マスコミ報道
東京新聞朝刊を読み、党首討論にて「安倍首相がポツダム宣言の内容を熟知していない」件を知り、この人は何を根拠に国際政治のかじ取りをしているのだ?共産党のツッコミ、ナイス!と。

さっそくネット上、ツイッターでは話題もちきりの様子。そして、その件を「テレビメディアはどう伝えたか」について比較検討したネット記事がありました。
http://www.mag2.com/p/news/16073/2

その結論、「まともなTV報道はテレビ朝日だけ。NHKは編集で周到にカット!」とのこと。

NHKの偏向報道は、ひどすぎます。早く籾井会長を引きずりおろして「公共放送」を取り戻さなければ!

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
猫家五六助
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