老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「浅野史郎氏、東京都知事選出馬へ」

2007-02-28 20:21:30 | 選挙
http://www.kahoku.co.jp/gougai/2007/g200702280301.pdf 
<<号外>> 浅野史郎氏、東京都知事選出馬へ ※週明けにも表明
 
明朗会計の東京都に、清冽な風を。情報公開は勿論、弱者に手厚い公共サービスを、都民にと願ってやみません。魁(さきがけ)を務められますように。多くのファンも頼りにしながら。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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路地裏の散歩者

2007-02-28 16:09:46 | 安倍内閣
近頃は人がやっとすれ違えるような小道も舗装されていて、マンションや分譲住宅そして駐車場がやたら増えています。もうひとつ目立つのが苗字の違う表札を掲げる家の多いこと。

私の前のお宅は3階に娘さん夫婦、2階に老人夫婦、1階は共用スペース、庭はシベリアン・ハスキー夫婦?とすっきり住み分けていて、ローマ字表記のしゃれた表札が2枚並んでいます。

またいつもおいしいお米を運んでくれる農家のHさんの息子さん二人は、どちらも会社員となって家を継ぐ気はさらさらなく、Hさん夫婦もいずれは農地や山林を処分するか委託するしかないと言ってました。

すでに老後を子供と同居したくない人の比率は50%を超えて娘との同居を選択する人も多く、安倍首相の復古趣味をあざ笑うかのように、明治憲法の家制度は音もなく崩壊しつつあります。

民主主義という禁断の果実を一度でも味わったが最後、誰も封建主義やファシズムへ回帰したいとは思わないのだから、安倍さんにはすんなり退陣してもらいたいものです。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
宮天狗
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「吉田万三さん」に関して

2007-02-28 14:02:41 | 選挙
>私たちのブログに「共産党からの立候補者・吉田万三さんについて、マスコミもほとんど取り上げず、皆もマスコミに踊らされて、黒川だ、民主党だ、浅野だ、とうかれてる」というご批判コメントがありました。(引用:「吉田万三さん」by笹井)

コメントしてくださった方のおっしゃるとおりだと思いますよ。前回の都知事選でも、共産党の候補者(若林さん)は、早々と名乗りを上げていたのに、マスコミは完全に無視。「東京新聞」の「発言」欄に抗議の投稿をしたほどです。(でも反応なしで、ますますアタマにきた!)

あのときは、土壇場になって樋口恵子さんが出てきました。でも私は、若林さんに投票しました。誰より先に石原都知事に挑戦してくれたからだけど、それ以外、もちろん、人間としての彼に共感したからです。

彼に投票することで、反石原票が割れてしまうのではないかと、最後の最後まで悩みました。でも、まったくの杞憂でした(苦笑)。樋口さんと若林さんと2人でかかっても、ぜ~んぜん歯が立たなかったのだものねぇ。

とまれ。共産党の候補者が「共産党だから」という理由で敬遠されるということは、私なりに、よ~く理解できます。でも、その人が訴えていることが空回りせざるをえないという都知事選事情とは、選挙民にとって、なんとも不幸なことだと思います。

考えてみれば、東京には革新の美濃部都政という時代があったのです。評価は大きく分かれますが、私など、「たかが地方選挙じゃないの。共産党の知事をトライするくらいの太っ腹になれないのかい、え、東京都民のみなさん?」と言いたいところなのですよ、本当は。

「護憲+BBS」「都知事選ウォッチ」より
ゆるふんネコ
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吉田万三さん

2007-02-27 21:05:04 | 選挙
私たちのブログに「共産党からの立候補者・吉田万三さんについて、マスコミもほとんど取り上げず、皆もマスコミに踊らされて、黒川だ、民主党だ、浅野だ、とうかれてる」というご批判コメントがありました。(邪論さん、有難うございます。)

確かに、これまで吉田万三さんのこと、視野に入ってないんですよね。やはり一度きちんと検証した方が良いことは確か。ということで吉田さんの「都知事選出馬表明」の記事をご紹介します。

http://www.manzo-y.jp/pledge/061024_hyomei.htm

良いこと言ってますよね。見た目も穏やかそうで良い感じ。

(#浅野さんが知事になって、吉田さんが副知事になる、という裏協定?で選挙協力なんてことは、有り得ないんですかね?)

「護憲+BBS」「都知事選ウォッチ」より
笹井明子
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都知事選ウォッチ

2007-02-27 20:57:42 | 選挙
東京都知事選挙の時には日本にいないので棄権という情けない都民です。

それにしても、前回と同じで、共産党以外の政党からは、いまだに誰も候補者が名乗り出てきていないのですよね?

都知事って、政治家にとって、そこまで「おいしくない」ポストなのでしょうか?それとも現職(名前を言うのもおぞましい)の圧倒的強さの前に、皆びびっているの?

「この人に任せたい」という候補者があってこそ、選挙民は燃えます。そういう「意中の人」が決まるまでには、複数の候補者をふるいにかけるとうプロセスがなきゃならないはずです。

なのに、選挙までたった2ヶ月しかないというのに、候補者さえ出揃わないんじゃ、選挙民はどうすればいいの?限られた時間内で決めろなんて、そんないい加減な!選挙民をばかにするな、と怒鳴りたくなっちゃいます。

都知事選とアメリカの大統領選挙を比べることなどできっこないけど、ひとつはっきりしているのは、前者は「選挙民無視」、後者は「選挙民との長期の対話ができなきゃ勝てない」という意識の違いだと思います。

選挙民にとって、どっちのほうが「大切にされている」気持ちになれるか。答は明白ですね。

浅野史郎さんが出馬するつもりなら、もうごちゃごちゃ言わず出て来い!と一喝したいところです。

「護憲+BBS」「都知事選ウォッチ」より
ゆるふんネコ
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「戦争と憲法」について

2007-02-27 20:52:55 | 憲法
庶民の中でも、平均的庶民以下で文献などに縁のない男は、本にお世話になる暇もなく有名人には全く縁がなく、庶民感覚でしか話せません。

最近、感じていることは、憲法でも「武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する」だけを庶民感覚で考えると、武器は刀一つ持っても国際紛争地域には行けない。と言うことは丸腰でしか紛争地域には行けないとしか解釈できません。と言う事は復興支援しかできないと言うことでしょう。

でも賢いお方は、この短い一文でもいろいろ解釈しますから、憲法などは解釈次第でどうにでもなるという、いい加減な書類としか考えられせん。しかし、近代国家では憲法が必要だと言うこと、憲法学者にとっては9条は良きテーマですね。

戦争とは何だろう。特に日本は戦後大きな紛争はないと言うことは、日本民族が紛争による犠牲者が全くなく、戦争を知っている人々が少なくなり、戦争に対しての対する考え方が、180度変わってきた感じがしています。

今、憲法を論じている方々の殆どは戦争を知らない人々です。その人々が語る憲法論、私には難しいことは分かりませんが、戦争の経験のない人の憲法9条論面白いですね。

最近、面白い現象を発見しました。政党支持のアンケートの支持率で、戦争を知っている私以上の年代が、憲法改正の自民党の支持率が高いので不思議でたまりませんでした。最近政治に関係ない集まりが3回ほどあり、その中で年寄り連中に色々聞くと、軍隊がなければ、近隣諸国にばかにされるという答えが多かったのです。

と言うのは、先の戦争の辛さは頭の中から消えて、北朝鮮のロケットに核実験竹島、先覚列島、中国のガス田や原潜、北海道の漁船拿捕、などが老人の気持ちを変えてしまった気がします。近隣諸国が日本人の心を変えてしまったのは、近隣諸国かも分かりません。

と言う事は、日本の軍備を批判している国が、日本国民に憲法9条を変え、自衛から軍隊に変える手伝いをしていることになります。世の中は不可解なことが多すぎます。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
ごまめの翁
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戦争と憲法

2007-02-27 18:22:33 | 憲法
現在、「憲法9条と立憲主義」というテーマで卒論を書いているが、現在の憲法学者で「憲法9条と立憲主義」を正面から論じている人は少ない。長谷部恭男氏がかなりアップトゥーデイトな主張を精力的に各地で(多数の著書の中で)提言されているくらいである。

長谷部氏の主張の骨子は次の点にある。すなわち、

『憲法9条は、戦争の放棄を定め「武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する」(第一項)とし、「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」と規定する。

憲法学会の多数説は、憲法は前文の平和的生存権と相俟って、日本国憲法の解釈から、日本において軍隊は禁止され、武力の行使は絶対に禁止される(絶対平和主義)と解している。

しかし私(長谷部氏)は、この絶対平和主義はおかしいと解する。なぜならば、多数説によれば「憲法9条は一切の武力の行使と軍備の保持を禁止する」と言うが、この解釈は立憲主義と抵触する(衝突する)。立憲主義の要請では、何人も自分の価値観を他人に強制できない。自分の価値観を強制できないことから深刻な対立を避けることが出来るのである。

9条を裁判規範として憲法政治の基本であると解釈することは、自分の価値観を他人に強制することになり、立憲主義に反する。では憲法9条はどういう規定かというと、立法の指針にすぎず、根本規範ではなく単なる法制上の細目にすぎない。』

こうした有力な考え方が長谷部氏から提出されており、早晩憲法学者の多数は長谷部説に賛同すると推測される。長谷部氏(1956年生まれ)より上の世代、例えば樋口陽一氏などは、絶対平和主義の看板を下ろすことはないだろうが、憲法9条は建前に過ぎないと考える同世代の学者は看板を放棄するだろう。こういう現状が憲法学会で形成されつつあると思う。

しかし、長谷部氏の立憲主義は憲法9条の要請と抵触するという思考は妥当なのであろうか。(法学の世界では正しいという表現は論理的ではない。)

長谷部教授に代表される憲法学者は、近代憲法以後の歴史に重点を置いて憲法解釈の参考にしている。確かに「近代戦の歴史だけ」を射程に入れると、長谷部学説はかなり妥当であると言える。

しかし「国民国家」を自明の前提にして憲法の解釈の根幹的な思考とすることは、国民国家以後の戦争の歴史を自明のものとすることで、大きな陥穽に落ちることになろう。

近代戦以後、国家(国民国家)は市民を徴兵して国防軍に参加させて近代戦を遂行したといえるが、このような市民を徴兵して国民として兵役の義務を課すようになったのはフランス革命の成立以後のことである。それ以前は、軍隊は傭兵制度などが中心だったのであり、徴兵制度はたかだか200年の歴史しかない(参考文献:「反戦軍事学」(朝日新書・林信吾著)。

確かにフランス革命などの市民革命の結果、「普遍的な人権」という意識が成立したということは否定できないが、フランスなどのヨーロッパにおいてのみ基本的人権が適用可能だったのであり、植民地などにおいては、人権は国境の外部の問題だった。こうしたことはフランスによるアルジェリアの植民地化が最近まで自明のことだったことから分るであろう。

近代の戦争の歴史の大きな特徴は、植民地の獲得を巡る列強の闘いにある。国民国家こそが、未開とされていた地域を植民地にして、その植民地開発競争の結果出来した「戦争」によって、先進国と従属国・従属地域を相関関係的に成立させたのである。

広く世界を見渡せば、自衛権の行使と称して軍隊を派遣するが、内実は侵略戦争だったのであり、その辺りの事情はまさに現代までの歴史においても貫かれている。

以上から、「国民国家」を自明の前提にして近代戦を不可避の出来事、歴史であると考えることはできない。従って、武力の行使を禁止する憲法9条と憲法前文が一定の価値観の押し付けになる(長谷部説)という結論は自明のことではない。

「憲法9条が一定の価値観を押し付けることになり、裁判規範とは考えてはならない」という見解は、これから検証されるべきであり、憲法9条を「近代世界システムの成立」(ウォラーステイン)の中で再考することの端緒が開かれたというべきであろう。

「護憲+コラム」より
名無しの探偵
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浅野さんを都知事選に・・・

2007-02-26 11:39:47 | 選挙
「浅野さんのハートに火をつけよう」というブログに集会の様子が載っていますね。そこから「らくちんランプ」というブログに行くとビデオも見られるようですね。

その記事の下にあった、募集広告には笑っちゃいました。26日の3・9イベント実行委員会に参加を呼びかけるチラシだそうです。

 求人広告 急募!新しい都知事
 募集1名
 資格・・・
 (↑これ必見!・・・)
  ★いばったり、どなったりしない方
  ★15回の海外視察に、税金を2億4千万円も使って、
   13万円の部屋に5泊もしない方
  ★都立の病院を半分に減らさない方
  ★親バカでもいいけど、都政に持ち込まない方・・・・
  等々と続きます。

 そして
 経験者優遇!
  
詳しくはらくちんランプさんの記事をご覧ください。(チラシはクリックすれば大きくなります。わたしは印刷してじっくり見ちゃいました)

浅野さんのハートの火をつけようブログ

らくちんランプさんのブログ

「護憲+BBS」「都知事選ウォッチ」より
コナシ
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浅野氏一転、出馬に含み(東京新聞2/26)

2007-02-26 09:41:36 | 選挙
2月26日の東京新聞によれば、昨日の「浅野さんのハートに火をつける会」で、浅野さんは『「びっくりした。感激して言葉がない。ただきょうは何もしゃべるつもりはない」と延べ、出馬に含みを残した』とのこと。また民主党幹部は『動向を注視する考えを示し、・・推薦せずに支援していく意向を示唆した』とのこと。

何か脈がでてきましたね(喜)!

ちなみに、浅野史郎WEBサイトで紹介されている「疾走12年 アサノ知事の改革白書」の帯は、私の一押しの寺島実郎さんが「浅野史郎ほど爽やかに筋を通す人物を知らない。彼の知事としての12年は地方の在り方だけでなく、日本の進路にとって示唆的である」と書いているとのこと。浅野さんが出馬して、寺島さんがブレインになったら最高!http://www.asanoshiro.org/news/06shissou12nen.htm
とりあえず、この本を読んでみようと思います。

「護憲+BBS」「都知事選ウォッチ」より
笹井明子
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オスロ・クラスター爆弾会議

2007-02-25 10:30:43 | 戦争・平和
昨日投稿したクラスター爆弾の禁止を目指す国際会議の続編です。

その「オスロ・クラスター爆弾会議」は、23日、08年末までに〔クラスター爆弾の使用、製造、移動、備蓄の禁止・爆弾の廃棄・不発弾の除去・被害者支援の国際的な枠組みを創設〕--するための条約つくりを目指す「オスロ宣言」を採択して閉幕しました。
 
参加49カ国中、日本、ポーランド、ルーマニアの3国が宣言不参加。英、仏は、一律的な禁止に消極的だったが、対象を「民間人に受け入れがたい苦痛を与えるクラスター爆弾」とすることで賛成に回ったということです。米、中、露はもともと会議に不参加。

といった報告が今朝の各紙にでていました。日本はまた、独立国ならぬポチであることを世界に示してくれました。 
 
護憲+では、蔵龍隠士さんの資料館に、前からの経過を示す記事が保存されています。詳しくはそちらをお読みください「護憲+資料館」キーワード検索 ☆キーワードに「クラスター爆弾」とインプット☆

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
松林
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