老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

参議院選挙と野党共闘

2022-07-12 10:28:00 | 選挙
参議院選挙が終わった。殆ど想定内の結果だった。ただ一点安倍元総理襲撃事件は想定外だったが。

立憲民主党はボロ負け。辛くも野党第一党の座は死守したが、維新の躍進を許した。

西日本新聞が以下のように分析をしている。
『参院選で勝敗を大きく左右する32の改選1人区だが、与野党による事実上の一騎打ちの構図は今回、11選挙区にとどまり、全選挙区で野党統一候補が擁立された2016年、19年の参院選と様相を異にした。政権批判票が分散する背景には、立憲民主党を軸とした従来の選挙共闘が調わなかったことに加え、独自路線を強める日本維新の会が、前回はゼロだった1人区に積極的に進出している戦術もある。・・・』
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd6db9d9fdf83735641220a0e41c3d27578b2b8a

国民の生活を考えた政策、日本の社会に今ある困難さ、それと闘うためのマニフェストに裏打ちされた野党共闘なら良いと私は思う。

野党共闘が成されなかった結果、一人区では立憲民主は2勝26敗という大惨敗を喫した。昨年の衆院選では10勝22敗だったのにね、だから言わない事じゃない。

今回後退してしまった野党共闘と選挙結果について報道した局は殆どなかった。TVでは、昨年の衆議院選の時は「大惨敗、失敗だった」との大連呼していたのに、今回の結果はスルーしている。

それにしてもTVで話題になった人は強い。激戦とネットで言われていた人達も皆当選した。これからはTVの露出度とネットでどれだけ情報を拡散出来るかがポイントになるかも知れない。

山本太郎の言動は賛否両論あるけれど、既に40年前になるが、あるコピーライターをしていた方から「例え悪目立ちしたとしても何の話題にもならないよりはずっとまし」という言葉を聞いた。山本太郎を支持する人達は「彼は凄く勉強しているし日本の事もよく考えている」と言っていた。支持者が言う事う事だから話半分としても。

自民党には知名度と数合わせのために存在しているとしか思えない人達もいる。それに比べれば、何かを始めようとしているだけましではないかと私は思う。

これから三年間は国政選挙はない。さっそく、消費税上げも何処かの誰かがコソコソ、ヒソヒソ囁いている今だから、今回の選挙結果が私達の生活と日本の社会にどんな影響を与えるのか、忘れないでみつめて行きたい。

「護憲+コラム」より
パンドラ

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