老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

コロナウイルス騒ぎの中に暮らして

2020-03-07 21:47:34 | 暮らし
コロナウイルス騒ぎで大揺れの今、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

私の場合、参加しているいくつかの趣味の場が軒並み休止になり、好きな美術館や展示館も休館が相次いで、行き場を失った感があります。

今は夫々に「とりあえず休みは3月いっぱい」と言っていて、これは2月24日に安倍首相が専門家会議で言った「ここ1、2週間が極めて重要」の言葉が、目安となっているようです。

つまり、2月24日で起算すれば、そろそろ収束の目途が見えてくるころで、大事をとっても3月いっぱいには正常な日常が戻るはずという見立てに依っているようですが、実際には、その後今に至るまで安倍首相の口からは折に触れ「ここ1、2週間が・・・」という同じ言葉が語られ、「山」がずるずると先延ばしされていて、全く見通しが立っていないと思わざるを得ません。

仕方なく私は、今のところ、積んであった本を読んだり、Amazonのプライムビデオを見たり、近所を散歩したり、散歩ついでにドラッグストアやスーパーのトイレットペーパーの在庫状況をチェックして回ったりして日々を過ごしています。

ちなみに、トイレットペーパーはず~っと在庫切れが続いていて少々焦りましたが、ようやく昨日あたりから夕方まで在庫が残る状態になってきて、皆の極度の不安、パニック状態も少し落ち着いてきたのかな、とその点ではほっとしています。

それにしても、この間の政府の右往左往、いきあたりばったりの対応には唖然とさせられます。しかも科学的根拠を重視した国民の安全確保の施策ではなく、自己の権力保持、更には災難に乗じて国民の自由を権力下に置こうとする露骨な方策ばかりが目につきます。

私たちも、外から帰ったら手洗いやうがいをする、バランスの良い食事(とお酒)を美味しく味わう、面白い本、良い音楽や映画(ビデオ)を楽しむ等、日々の暮らしの中で、必要な用心をし、心身の免疫力を培い、不安に付け込んで「自由」や「人権」を制限しようとする政治的意図に乗せられることのないよう、冷静な判断力を維持していきたいと思います。

今が踏ん張りどころ。皆さん、頑張りましょう!

「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より
笹井明子

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天災ではなく人災である | トップ | 自由人権のススメ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

暮らし」カテゴリの最新記事