老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

フト思ったこと---機械対人間 パート2

2022-11-11 17:41:03 | 暮らし
園児をバスに置き去りにする事件が社会問題になっている。昨日の東京新聞にこの話題が載っていた。

政府は園児バスに安全装置を導入することで対応するとして、来年4月から対策費234億円を予算案に計上したという。バス一台あたり18万円で、対象バスは5万台程という。

前回にも指摘したように、人が何らかのサービスを受けたいときには、そのサービスをしてくれる相手は人間であって欲しい、と思う。

機械音痴とか情報弱者と言われる人は多いと思う。また年を重ねれば誰もがそうなってくると思えば、みんなにとっても切実な問題だろう。園児にとってもことは同じだろう。

今回のケースに対しては、果たして機械だけで安全性は担保されるのだろうか。相手は掴みどころのない幼児なのだから尚更懸念される。

どうして機械に頼り切らない対応策を考えようとしないのか、不思議でならない。

一方で、国民年金だけが頼りで生活に苦労が大きいという高齢者が多くいる。またウ―バー等の不安定な職に携わっている人も多い。

例えば、園児バスの確認作業に先生だけでは難しいのであれば、機械だけに頼るのではなく人の目も活用する方が良いのではとの思いから、そんな場面に役に立つ善き仕事を、必要とする人に提供するビジネスチャンスを何故発案しようとしないのか?

更に言えば、コンビニのトイレを一般に開放し、町のトイレ不足解消を狙った動きが以前にあった。

また障害者の横断歩道の安全向上策として、スマホにその場の情報を提供するシステムを構築する予算化を警察が検討している、という話が数年前にあった。

一方は人手不足が問題で進んでいない模様だし、もう一方は困っていて助けを求める人の相手が、相も変らぬ先ず機械、という問題を抱えている。

何を施策化し予算付けするにも、先ずメ―カ―の仕事作りを第一におもんばかっている、としか見えない現在のシステムを何とかできないものか?

血の通った温かみのある施策作りに汗をかく政党・政治家は何処にいるのだろうか?

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
yo-chan

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