life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

そうこうしてる間にシリーズ開幕

2008-11-01 23:04:05 | 【野球】ペナント日誌 2008
 気がついたらとっくにWSも終わっていて、田口さんは出番が来なかったけどフィリーズおめでとう、ガンちゃんは残念だったね。とか言ってる間もなく田口さんが戦力外になったそうです。うう。

 さて、というわけで巷では上原氏はどうやら初戦で投げるらしいよという噂が出ていたのですが、どうやら本当でした。が、しかし、ポストシーズン絶好調度ではどうみても涌井の方が高いと思うのですが……本当にぶつけていいのかしら……と個人的には懐疑的ではありました。
 いや、先発として投げられるレベルには、とりあえず五輪以降はなっていたので、絶対値では問題はないと思うんですが。ただ、今の涌井が相手だということを考えると、相対的にはどうしてもね。

 そんな感じで迎えた試合、ある意味予想通りに先頭打者片岡にヒットを打たれるところから始まりました。その片岡を牽制で刺したと思ったら打者栗山には四球を出すという若干ちぐはぐな状態。
 が、そこからは落ち着きを取り戻したのか状態がだいぶ上がっていきました。まあ今季初対戦でもあるので、1巡目は向こうも絞りきれてないのかな? という印象もなきにしもあらず。けど上原自体は悪くはなかったと思います。結果として四死球2にはなったけど、全体的には制球の乱れはほとんどなかったと思うので。

 ただ、打たれ方はいつもの心配がそのまま形になってしまいました。
 被弾2発、先制してもらった直後と致命傷の勝ち越し。しかも両方ともほぼほぼ同じコースに投げて同じようにやられているというのはどういうわけでしょうか。結果がすべてとはこのことですよ……orz
 涌井がこのくらいの結果を出すであろうことはCSの結果を見ていれば予測できたことであるので、打ってくれないのも仕方ないことだと思っておかねばならないのに、虎の子の1点先制直後のあっさり1発同点はないでしょーってのが正直なところ。
 それでもその1点で、同点のまま降りるんであればまだ良かったんですが、これまた直後の6回になかじの1発なので、やはり何かこう、甘さを感じてしまうんですよね。単なる数字としての結果は悪くないとは思うんだけど、相手を考えたらもう1ランク上の投球が見たかった、というのが本音です。
 正直、今日の試合をチームとして勝つ、という点で見たら、上原であろうと誰であろうと先発に勝ちはつかなくても良かったんです。ただ、涌井が投げている間だけは「負けない投球」をしなきゃいけなかった。今日に限って言えば先発の仕事は最終的にはその1点だけだったと、個人的には思ってます。ぶっちゃけ、始まる前は、実際は涌井が降りてからの勝負に持っていかなければ巨人側に勝つ確率はほとんどない試合だろうと思われたので。
 でも結果として今日の上原はそこまで投げきれなかったなぁと、その点が残念でなりません。

 まあ、それでもこれだけ投げられるようになって、曲がりなりにも「エース対決」みたいな言われ方をするまでに戻ってこれたのは、今年1年を通して見た上ではものすごく喜ばしいことなんですけどね。だからこっちの要求もまた上がってしまうのよね(笑)
 それにしてもこの後はどうなるんでしょうかね。巨人ファンではない上原ファンとしては興味があるのはもはや、もう1回登板機会が巡ってくるかどうかだけなんですが。……ないような気がするなぁ。

 ところで話は全く変わりますが、オリ村松←→大村さん@鷹の、年齢もさほど変わらない左の外野手同士という、どうにもこうにも今さら何やってんの感ありありのトレードに何者かの作為を感じるのは私だけですか。そうですか。


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