life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

カンザスシティから。進まない歩み

2009-05-18 22:01:12 | 【野球】ペナント日誌 2009
 今朝は……ええと何時でしたっけ。とりあえず上原氏は今日もこちらが起きたら投げ終わってるのパターンでした。
 結果だけ言うと勝敗つかず。朝のニュースで一瞬だけ様子が流れたんですが、それも連打で都合4失点という情報でした。ううっ。

 数字的には5.0回を94球。ちょっと前にもありましたね、この感じ。これが中6日空けてもらっての結果だというのはどういうわけですか、とちょっとがっくり。
 被安打は6なんですけど、うち4本が降板した6回先頭からの4連打。しかもツーベースが2本なので、そりゃ簡単に点が入ってしまいます。この回が11球だから、5回までが83球ですか。四球2があるからとは言えやっぱり多い。そして防御率3点台も遠いです(泣)。
 なんとなーくわかってはいましたが、どうやら今季8試合で1~5回の被打率.215に対し6~7回が.398で、終盤崩れる傾向が顕著とのこと。ていうか.398って、4割ですがな。序盤の倍打たれてますがな。どれだけ調子いいぞと思っていても、80球が見えてくるとお約束のように危なくなる今の上原氏。なので、どうしても6回7回に同じ現象が起きてしまうことになるんですよね。もう毎度毎度この話をしたくないですよ(笑)。バベルの塔の如く聳え立つ終盤の壁です。

 投げると減る肩とか言いながらも(笑)ミスター完投状態だったのも今は昔。私自身はその時代に惚れてから今に至るわけなので、もどかしい結果が出るとどうしてもそういう一種の黄金期のことを思い浮かべずにはいられない……のですが、今の上原氏にそれを求めても仕方がない。

 だが、次回登板でも「最初からいく」と話した。「今年はこれでいきたい」とペース配分するつもりはない。あくまでも、自分の信じる投球スタイルで結果を出すつもりだ。(共同)

 ……というわけで、試行錯誤を繰り返しつつも、自分の持てる力を信じて。まあ、じりじりさせられるのはこれが初めてじゃないですし(笑)まるっきり結果が出ていないわけではないのも事実ですから。
 投げ込んできた数万球が体に刻んだ10年の年輪と、その中で蓄えた智慧を総動員して自分の中にある壁に向かっていくのを、じっくり追わせていただきたいと思います。早く6月になってくれないかな本当に。(笑)



話は日本に帰って、

 土曜日登板というか当番になっている隈が、前回でよーやっと今季初完投! だそうです。何故か知らないが福岡だと思い込んでいて(前日の試合ちょびっと見ていたのに)さらに何故かナイターだと思い込んでいて、友人からお知らせをもらって知りました(笑)。115球1失点、上々ではないですか。でも良く守り切れたなぁ。しかも勝ち越しの山崎のホームインはタイミング的には全然アウトだったし(笑)

 隈は前回も途中で降りたものの、続投を志願したところを点差(と球数かな?)から監督が降ろしたとのことで、いよいよリミッターを外せるところまできたか、という期待はありました。なのでその次の登板となった今回でこの結果が出たのは何よりです。監督のぼやきも「期待としか聞こえない」と、流しつつも受け止めるべきところは受け止めていたしね。
 今年は何しろWBCとの兼ね合いもあったから、4月はシーズンを通して投げ抜くための雌伏の時期だったとも言えます。じりじりさせられたのも事実ですが(笑)自分の果たす責任を見失っているわけではない。「投げないと投げる体力はつかない」という言葉が、その意識を表していると思います。というわけで隈には交流戦以降も当然、期待をしておきます。
 しかし、「あそこで打たないと隈に怒られる」とか言っていた同点打の藤井ですが、やっぱりそうか。と思いましたよ(笑)←何が

 それにしても大矢さんの辞任(じゃなくて一応休養らしいけど「復帰はないと思う」とも言ってましたね)何故今ごろなんでしょうねぇ……出だしはともかく、ここまでは去年より悪くない状態に見えるのになぁ。まあ、外側からだけでは分からないこともたくさんあると思いますけれども。