デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



年末に録画しておいた映画『東京オリンピック』を見た。
時代を感じさせる1964年のオリンピックは、懐古の心理が働いたあげくの映像の妙ゆえかもしれないが、どこかのんびりしているなぁと思った。競技なので誰しも1位を目指しているし、観衆は自国の出場選手を応援していたろうし、選手たちも国を背負って臨んだ大会だったことには変わらないだろうが、今のオリンピックも50年前のようならばいいなぁと思わせるものがあるように思う。大会がプロの参入を認め商業ベースになってから、やっぱり大会が殺伐としたものになっていると思うのは、おそらく私だけじゃないだろう。
もちろん、緊張感が増しておもしろくなったという意見も分かる。でもプロ同士のぶつかりあいは、種々のワールドカップや世界選手権などの思う存分プロの対決を堪能する機会で十分じゃないかと思う。映画を見てそんなことを考えた。

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