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金閣寺【京都市北区】

2020年03月16日 23時17分10秒 | 建物
京都市北区の金閣寺です。正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)です。臨済宗相国寺派の寺です。慈照寺(銀閣寺)と同じで、相国寺の山外塔頭寺院となります。下の写真は、金閣寺のシンボルと言える舎利殿(金閣)です。2008年に訪問した際のものになります。慈照寺銀閣、西本願寺飛雲閣とともに京の三閣のひとつにあげられる建物です。


【鹿苑寺 舎利殿(金閣) Canon EOS Kiss Digital N 2008年6月1日撮影】

 金閣はほかの二つの建物と違って、文化財には指定されていません。もともとは国宝に指定されていましたが、昭和25年(1950年)に焼失し、昭和30年(1955年)に再建されたものになります。焼失前の建物は、明治37年~39年にかけて解体修理が行われていたので、その際に作成された図面をもとに復元されています。建物は1層目が寝殿造り、2層目が和様、3層目が禅宗様という特異な形態の楼閣建築となっています。
 鹿苑寺は、室町爆部三代将軍である足利義満によって建てられた寺院です。もともとこの地には、鎌倉時代に藤原公経(西園寺公経)が西園寺を建立していましたが、荒廃していたのを、義満が手に入れて整備したものになります。義満時代の形態を残すものは金閣のみで、その他の建物は、義満の死後、解体されたり、応仁の乱などの戦火にあい焼失したそうです。
 


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