今から1300年ほど前の天平13(741)年に、聖武天皇が国分寺建立の詔を発し、全国各地に国分寺が建てられました。高松市国分寺町に建つ「讃岐国分寺」もそのうちの一つであります。
当時の建物は、残っていませんが、当時の伽藍の礎石は残っています。

中門と金堂を回廊で結び、回廊で囲まれた内側、金堂の向かって右手前に七重塔が建つ、大官大寺式伽藍配置です。石造りの復元模型(1/10)もあるので、とても分かりやすくなっています。

実物大の築地塀も一部復元されています。

現国分寺伽藍を含むこのエリアは、国の特別史跡に指定されています。
さて、現国分寺です。

上の写真の山門をくぐって少し歩くと、右手に鐘楼が建っています。

この鐘楼に吊るされている銅鐘は、創建当時に近い平安時代前期の鋳造で四国最古級でもあります。国の重要文化財に指定されています。
本堂も、国の重要文化財に指定されています。鎌倉時代後期の建物で、桁行五間、梁間五間の入母屋造の建物です。

とてもバランスの良い、美しい建物です。

◆『讃岐国分寺』詳細データ
住 所:香川県高松市国分寺町国分2065
宗 派:真言宗御室派
本 尊:千手観世音菩薩
創建年 :天平13(741)年以降
開 基:(伝)行基
当時の建物は、残っていませんが、当時の伽藍の礎石は残っています。

中門と金堂を回廊で結び、回廊で囲まれた内側、金堂の向かって右手前に七重塔が建つ、大官大寺式伽藍配置です。石造りの復元模型(1/10)もあるので、とても分かりやすくなっています。

実物大の築地塀も一部復元されています。

現国分寺伽藍を含むこのエリアは、国の特別史跡に指定されています。
さて、現国分寺です。

上の写真の山門をくぐって少し歩くと、右手に鐘楼が建っています。

この鐘楼に吊るされている銅鐘は、創建当時に近い平安時代前期の鋳造で四国最古級でもあります。国の重要文化財に指定されています。
本堂も、国の重要文化財に指定されています。鎌倉時代後期の建物で、桁行五間、梁間五間の入母屋造の建物です。

とてもバランスの良い、美しい建物です。

◆『讃岐国分寺』詳細データ
住 所:香川県高松市国分寺町国分2065
宗 派:真言宗御室派
本 尊:千手観世音菩薩
創建年 :天平13(741)年以降
開 基:(伝)行基