![]() | 「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学筑摩書房このアイテムの詳細を見る |
書評には以下のように記載してます。
われわれは、どんなときに「あ、わかった」「わけがわからない」「腑に落ちた!」などと感じるのだろうか。また「わかった」途端に快感が生じたりする。そのとき、脳ではなにが起こっているのかー脳の高次機能障害の臨床医である著者が、自身の経験(心象・知識・記憶)を総動員して、ヒトの認識のメカニズムを、きわめて平明に解き明かす刺激的な試み。
本の以下のように構成されています。
はじめにーわかる・わからない・でもわかる
第1章 「わかる」ための素材
1 絶えず心を満たしているもの
2 すべては知覚からはじまる
3 知覚を研ぎ澄ます
4 区別して、同定する
5 心はからっぽにはならない
第2章 「わかる」ための手がかり ー 記号
1 記号の役割とはなにか
2 言語の誕生
3 心理現象を共有する
4 記号の落とし穴
5 「わかる」の第一歩
第3章 「わかる」ための土台 ー 記憶
1 記憶のいろいろ
2 意識に呼び出しやすい記憶
3 意識に上りにくい記憶
4 記憶がなければ「わからない」
第4章 「わかる」にもいろいろある
1 全体像が「わかる」
2 整理すると「わかる」
3 筋が通ると「わかる」
4 空間関係が「わかる」
5 仕組みが「わかる」
6 規則に合えば「わかる」
第5章 どんなときに「わかった」と思うのか
1 直感的に「わかる」
2 まとめることで「わかる」
3 ルールを発見することで「わかる」
4 置き換えることで「わかる」
第6章 「わかる」ためにはなにが必要か
1 「わかりたい」と思うのはなぜか
2 記憶と知識の網の目を作る
3 「わからない」ことに気づく
4 すべて一緒に意識に上げる ー 作業記憶
5 「わかった」ことは行為に移せる
6 「わかった」ことは応用できる
終章 より大きく深く「わかる」ために
1 小さな意味と大きな意味
2 浅い理解と深い理解
3 重ね合わせ的理解と発見的理解
面白そうでしょ!っちゅうことで、この本を読み始めました。
おいおいまとめていきたいと思います。