2006/12/11(月)
★シューマン没後150年の2006年もあとわずかとなりました。
ことし6月、アナリーゼ(やさしい楽曲分析)講座≪シューマン 夢想の中に生きた天才作曲家≫を
開きました。
9月、≪バルトーク ミクロコスモス&バッハ・インヴェンション≫のアナリーゼを開き、
20世紀音楽に辿り着きました。
20世紀音楽を考えるとき、ドビュッシー、ラベル、そして≪シェーンベルク≫を抜きには
考えられません。
★シェーンベルクに最も影響を与えた作曲家は誰か?
≪ブラームス≫です。
★1月28日、≪ブラームス・ピアノ独奏曲≫について、アナリーゼ講座を開きます。
すべて珠玉の作品ばかりです。
少し聴いただけで「ブラームス」と分かる、あの≪ブラームス・トーン≫の正体とは何か?
≪ブラームス・トーン≫について分かりやすく分析いたします。
★ちなみに、ブラームスの作曲の師は誰か?
≪シューマン≫です。
ブラームスの作品を詳細に検討していきますと、シューマンの大きな影が、彼の一生を覆っています。
(音楽作品のみの話です。文学的に語られることの多い私生活は関係ありません)
≪ブラームス・トーン≫の形成過程を見るとき、シューマンなくしては全く語れません。
★19世紀後半をヴィーンに生きたブラームスは、ピアノ製作者・ベーゼンドルファーとも
交際があったそうです。
★どうぞ、お気軽にお出かけください。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
■第8回アナリーゼ講座 ≪ブラームスのピアノ独奏曲≫ ■
~バッハの小川から生まれた『ブラームス』は、地下水脈となってシェーンベルク、20世紀音楽へと流れる~
ブラームス(1833~1897)は、ロマン派の作曲家のなかで、保守的な作風とよく言われます。
しかし、果たしてそうでしょうか?
彼は、古典を極めたがゆえに、ロマン派を突き抜け、最も革新的な世界に到達しました。
そして、それを引き継いだシェーンベルクが20世紀音楽の扉を開くことになるのです。
「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」Op24は、バッハ「ゴールドベルク変奏曲」にも匹敵する曲です。
ここで「変奏」の極致を体得したブラームスは、中期の「2つのラプソディー」Op79で、
彼独自のソナタ形式も創造し、後期のOp116~119の小品集で、変奏と対位法の技法を集大成し、
これ以上ない精緻な作品に昇華させます。
講座では、この流れを分析いたします。
これにより、今まで気付かなかったブラームスの新たな世界が浮かび上がります。
自分で弾いたり聴くことがより楽しくなります。
《 講座で取り上げる主な曲 》
● 「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」Op24(1861年)より一部
● 「2つのラプソディー」Op79(1879年)の第2番
● 「7つの幻想曲」Op116(1892年)より第5番インテルメッツォ
● 「3つのインテルメッツォ」Op117(1892年)の第2番、第3番
● 「4つの小曲」Op119(1892年)の第4番ラプソディー
● その他
※ 資料もご用意いたします。
ピアノを学んでいらっしゃる方、指導されている方、さらに一般の音楽愛好家も
十分楽しみながら理解できる講座です
・ 講 師 中村 洋子(作曲家、日本作曲家協議会会員)
・ 日 時 2007年1月28日(日) 午後1:30 ~ 午後4:30
・ 場 所 日本ベーゼンドルファー東京ショールーム Studio
・ 受講料 3,000円(資料代含)
■ お申し込み:日本ベーゼンドルファー東京ショールームまでご連絡ください。
(先着順受付 定員になり次第締切)
Tel:03-5351-1591 Fax : 03-5333-8827
e-mail:tokyo@bosendorfer-jp.com
★シューマン没後150年の2006年もあとわずかとなりました。
ことし6月、アナリーゼ(やさしい楽曲分析)講座≪シューマン 夢想の中に生きた天才作曲家≫を
開きました。
9月、≪バルトーク ミクロコスモス&バッハ・インヴェンション≫のアナリーゼを開き、
20世紀音楽に辿り着きました。
20世紀音楽を考えるとき、ドビュッシー、ラベル、そして≪シェーンベルク≫を抜きには
考えられません。
★シェーンベルクに最も影響を与えた作曲家は誰か?
≪ブラームス≫です。
★1月28日、≪ブラームス・ピアノ独奏曲≫について、アナリーゼ講座を開きます。
すべて珠玉の作品ばかりです。
少し聴いただけで「ブラームス」と分かる、あの≪ブラームス・トーン≫の正体とは何か?
≪ブラームス・トーン≫について分かりやすく分析いたします。
★ちなみに、ブラームスの作曲の師は誰か?
≪シューマン≫です。
ブラームスの作品を詳細に検討していきますと、シューマンの大きな影が、彼の一生を覆っています。
(音楽作品のみの話です。文学的に語られることの多い私生活は関係ありません)
≪ブラームス・トーン≫の形成過程を見るとき、シューマンなくしては全く語れません。
★19世紀後半をヴィーンに生きたブラームスは、ピアノ製作者・ベーゼンドルファーとも
交際があったそうです。
★どうぞ、お気軽にお出かけください。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
■第8回アナリーゼ講座 ≪ブラームスのピアノ独奏曲≫ ■
~バッハの小川から生まれた『ブラームス』は、地下水脈となってシェーンベルク、20世紀音楽へと流れる~
ブラームス(1833~1897)は、ロマン派の作曲家のなかで、保守的な作風とよく言われます。
しかし、果たしてそうでしょうか?
彼は、古典を極めたがゆえに、ロマン派を突き抜け、最も革新的な世界に到達しました。
そして、それを引き継いだシェーンベルクが20世紀音楽の扉を開くことになるのです。
「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」Op24は、バッハ「ゴールドベルク変奏曲」にも匹敵する曲です。
ここで「変奏」の極致を体得したブラームスは、中期の「2つのラプソディー」Op79で、
彼独自のソナタ形式も創造し、後期のOp116~119の小品集で、変奏と対位法の技法を集大成し、
これ以上ない精緻な作品に昇華させます。
講座では、この流れを分析いたします。
これにより、今まで気付かなかったブラームスの新たな世界が浮かび上がります。
自分で弾いたり聴くことがより楽しくなります。
《 講座で取り上げる主な曲 》
● 「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」Op24(1861年)より一部
● 「2つのラプソディー」Op79(1879年)の第2番
● 「7つの幻想曲」Op116(1892年)より第5番インテルメッツォ
● 「3つのインテルメッツォ」Op117(1892年)の第2番、第3番
● 「4つの小曲」Op119(1892年)の第4番ラプソディー
● その他
※ 資料もご用意いたします。
ピアノを学んでいらっしゃる方、指導されている方、さらに一般の音楽愛好家も
十分楽しみながら理解できる講座です
・ 講 師 中村 洋子(作曲家、日本作曲家協議会会員)
・ 日 時 2007年1月28日(日) 午後1:30 ~ 午後4:30
・ 場 所 日本ベーゼンドルファー東京ショールーム Studio
・ 受講料 3,000円(資料代含)
■ お申し込み:日本ベーゼンドルファー東京ショールームまでご連絡ください。
(先着順受付 定員になり次第締切)
Tel:03-5351-1591 Fax : 03-5333-8827
e-mail:tokyo@bosendorfer-jp.com